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2026年7月20日 (月)

競合出店からの数値検証

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日のテーマ競合出店。

  そしてその「検証」法。

今や日常茶飯事となった「競合店の出店」。

  初年度は流石に厳しい数値状況に陥る。

しかし企業や店舗によっては、競合出店にも関わらず売上金額昨年比を割らずに切り抜ける店舗も存在する。

  しかしやはり出店一年目は昨年を割るのがほとんど。

そして色々と対策を打ちながらも、ようやく一年が経過していく。

  私はそこからの数値状況を最大限に重視してきた。

初年度は商圏内の環境が大きく変化し、顧客の選択肢が一つ増えたことによる売上金額という絶対的な数値は間違いなく変化すると思われる。

  理想はなんとか三桁の業績を維持したいが。

とはいえ、ここからが重要なポイントであるが、トップがそこまで要求すれば現場は間違いなく疲弊していくであろうし、現実を放棄して去っていく方も少なからず出てくるであろう。

  しかし現実に売場での対策は実施しているのは確か。

それが顧客に伝わり、その顧客が売場に変化でありサービスの向上に気付き、そこから口コミにて評判が広がり、結果として売上という業績につながっていくのには、半年ぐらいのタイムラグは間違いなく生じるであえろう。

  重要なのは半年後からの売上トレンドである。

しっかり売場に反映させている店舗は、間違いなく半年後からの数値トレンドが上向きに変化していくのである。

  もしかすると三桁を超えてくるかもしれない。

そんな店舗をいくつもみてきたし、先日のコンサル先でもそのような事例報告が為された。

  やはり半年後である。

そして、半年後からなんとか三桁に近い数値が継続されていくことで、ようやく長かった競合出店からの一年が経過するのである。

  ここまでは昨年対比が目安。

しかし、一年経過後からは、昨年対比で検証するのか、別の指標で検証するのかで、そのお店のモチベーションが大きく変化するのも事実である。

  ここから先は「一昨年対比」である。

一年経過してからの昨年対比はいって当たり前。その当たり前の数値に対して現場は現状維持に甘んじてしまうもの。

  重要なのは一昨年対比で検証すべきである。

要は、競合出店以前の売上に戻せるかどうか、という検証である。その数値検証を競合出店以前から店舗内で共有することで、一年後の店舗従業員のモチベーションが継続して高いレベルで維持されていくことになるのである。

  競合出店を無きものと位置付けられるかどうか。

そして競合出店に際し、店長でありリーダーはそんな未来予想図を想定したストーリーを描けるかどうか、にかかっているのである。





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9月度開催セミナーのご案内

セミナーの概要やスケジュールは以下の通り。

セミナーの目的
 ・本講座では、店長が「青果」「鮮魚」「精肉」「惣菜」「グロサリー」の各部門特性を理解し、売場と商品を顧客目線で正しくチェック&コン
  トロールできるようになるためのための基礎知識を学びます。
 ・各部門の実務に精通した5人の講師を招聘し、店長に必要な部門別知識を1日で習得していただくことを目的とします。

本講座が目指す店長像
 ・地方の10店舗クラスのローカルスーパー。MDを構築して安売りから脱却し、各部門の売場レベルを高めることでお客様に選ばれ、利益を
  確保できる店づくりを目指している。

「店長像」として以下の4つの能力を発揮できる店長の育成を目指します。

  1.【人】チーフと信頼関係を築ける店長
   専門外の部門でも、ベテランチーフやパート社員に流されず話ができ、優先順位を付けた指 示出しにより信頼関係を築く

  2.【商品・売場】顧客に支持される売場を見極められる店長

   各部門の売場・商品について最低限の知識を持ち、顧客目線で「商品の価値や魅力が正しく 伝わっているか」の明確な基準を持って売場
   をチェックできる。

  3.【オペレーション】最適なオペレーション管理ができる店長
   各部門の作業を把握した上で、各チーフによるシフト管理をチェックし、効率的かつ効果的な人員配置や作業割当ができる

  4.【数値管理】業績低下の原因を突き止め、対策を打てる店長
   売上や利益が落ちている部門に対し、業績不振の原因を突き止め、立て直すための打ち手を考えて実行できる。

当日のタイムスケジュール
  < 開 会 > 10:00〜10:10 ガイダンス……ファシリテーター:三浦慶太
  <1限目> 10:10〜11:10(60分) 青果部門のツボ……講師:代田実
  <2限目> 11:15〜12:15(60分) 鮮魚部門のツボ……講師:福田典夫
        ※昼休憩(60分)
  <3限目> 13:15〜14:15(60分) 精肉部門のツボ……講師:調整中
  <4限目> 14:20〜15:20(60分) 惣菜部門のツボ……講師:畑山和彦
  <5限目> 15:25〜16:25(60分) グロサリー部門のツボ……講師:大越鉄夫
  <まとめ> 16:25〜16:45(20分) まとめ……ファシリテーター:三浦慶太

  日時:2026年9月29日(火)10:00〜17:00
  会場:東京都立産業貿易センター台東館
  対象:店長、副店長、副店長候補、店舗運営部長、経営者

申し込みはこちらからどうぞ←




著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

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食品商業2026年8月号が発売されました。
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コメント

駄球さん、返しコメントありがとうございますね

この取り組みは衝撃でしたね。
ピンチはチャンス。まさにその通りですね。

投稿: てっちゃん | 2026年7月21日 (火) 11時53分

今日は褒めて頂いたのでこの延長話を(笑)。
星取表をつけていると黒や赤のひが有ります。
その主因は「雨」。雨の日はパートさんもがっかりする。なら、雨を味方につける事は出来ないか?それが店長の使命ではないですか?そんな事は出来ます!!事実雨の日に前年の108%出しました(笑)。理由は簡単、顧客に「あ!
雨だ!あのお店に行かなきゃ!!」のスイッチを入れるだけ。何事もど真剣に考えればネガティブな要因がポジティブに変わりますよ。

投稿: 駄球 | 2026年7月20日 (月) 18時05分

駄球さん、コメントありがとうございます。

大変参考になるリアルなストーリーを披露していただきありがとうございます。

ここに全てのリアルな人間模様が描かれていますね(笑)。

まさにこのストーリーに
 
 「売る楽しさ」
 「売れる喜び」

が凝縮されていますね。

投稿: てっちゃん | 2026年7月20日 (月) 08時07分

私が現役時代(笑)星取表を作り毎日パートさん達にシールを貼らせていましたね。90%未満は黒、90.1-95%赤、95-99.9黄、100-109.9青、そして110%以上はキラキラシール(笑)。私が異動してからも続き知る限りでは3年間継続されました。事務室の壁面上部は星取表が一周し10メートル近くになっていたと思います(笑)。そこには3年間の店歴が残されています。色々な色は混ざるものの総じて青色。その中にキラキラシールのダイヤが輝く。
結果3年間は毎年103-105%の伸びを出していました。こんな事で何故か?パートさん達がワイワイ言いながらシールを楽しんで貼っているのです。「やったー!キラキラシール貼れるよ🎵」「あー、あとあそこの売場を治してたらきキラキラシール貼れたのにー!」と言う会話がどんどん膨らんでいく。私はその姿を見ながらニコニコしてだだけ。更には「店長!今日売場直したいから10時から1時間指名予約だからね!」「えー!ずるいなぁ」「早いもん勝ちだわ(笑)」と私をロボット扱い(笑)。
こんなロボットなら幾らでもなってあげたかったしやはり店長は現場で一番汗水流す姿を見せないとパートさん達も本気になりません。
本気になったパートさんの力は凄いですよ(笑)。ニャゴヤはアマゾネス化してますがそのような環境を知っている女性の残党ですね(笑)。

投稿: 駄球 | 2026年7月20日 (月) 06時54分

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