競合視察の共有から
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
競合店の視察。
現役店長の時は同じ店に何度も行った。
慣れてくると、競合店の店長とも情報交換できるようになり、何気ない会話からいろいろな情報交換できるようになっていく。
何故この商品がトップ平台なのか?。
何故この商品を価格訴求するのか?。
何故この商品はメガP化するのか?。
それらの疑問が、競合店の店長から直接耳にすることにより、その理由が明白になり、競合店の内部情報が明確になるのである。
競合店長とのコミュニケーション。
ここに入り込めば入り込むほど、その重要性は身に染みて理解していくのである。
最近始めたコンサル先での競合視察。
コンサル前日を競合店視察日として、翌日のクリニック店の店長と共に影響のある競合店を共に視察し、情報を共有する研修スケジュールを策定し、先月から実践しているが、お互いに試行錯誤ながらなんとなくそのスタイルが見えてきた。
と同時に店長同士の事前コミュニケーションも構築されてきた。
先日での競合店舗視察時では、クリニック店長が競合店の店長に本日視察に行きますと打ち合わせしていたらしい。
“おいおいそこまで詳細に告知しなくても(汗)”
と心配するぐらいの情報交換にまで進化しているという。
良いことではある。
そしてそこから見えてくる競合店の裏側の真実。その情報交換が重要なのである。これは何も相手を陥れる為の裏切り行為ではなく、正々堂々とお互いの強み弱みを共有し、そしてそこからお互いのリスペクトに進化し、自社にはない強みを共有し取り入れていく前向きなスタンスとなっていくのである。
と同時にコンサルと同じ売場を共有。
そのことで、後日の競合対策等に一気に転換できるのである。
同じ売場を共有する。
これは何もコンサルと店長との関係と同時に、店長と部下との共有に進化していくことで、その対策のスピード感は加速していく。
その加速が店舗力への原動力となるのである。
そして共に店舗視察をし、そこで展開されている競合店の売場作り。
同じ売場の共有だからこそ明確に強み弱みが視覚できる。
そして私からのアドバイスに対して、同じ現場を確認している店長の理解度、納得度、改善案がスピードを持って活動していくのである。
“この流れは理想的だなぁ”
そして翌日は副店長メインの研修。セミナー室に集まるのは店長ではなく副店長。
過去二年間の店長セミナー。
そこで基本と販売力の両面を学んで、三年目でいよいよ本格的な競合マネジメントへとステップ。
と同時に副店長がファイブマネジメントの基本に着手する。
この流れから、個店の実践力は破壊的に爆進していくであろう。
「店舗強化戦略セミナー2026」の開催
このブログでも上記のような告知にて開催予告をしていた
「店舗強化戦略セミナー2026」
先日の2月17日の火曜日に開催された。
参加者総勢約30名。
参加企業の方々も食品SM関連の方々を筆頭に、データシステム業界の方、販促提案企業の方、DX開発業界の方、地場野菜開発業界の方、更には水産業界の方等、多岐に渡る業界の方々の参加を得た。
当日のスケジュールは以下の流れで進めた。
10:30-10:50 〜 自己紹介等の参加者交流
10:50-11:50 〜 52週MD継続の仕組み化
11:50-12:00 〜 休憩(10分程度)
12:00-13:00 〜 4つのハードルの実践法
13:00-13:45 〜 休憩(昼食等)
13:45-14:50 〜 新店に見る今年の商品戦略
14:50-15:00 〜 休憩(10分程度)
15:00-16:00 〜 店舗視察の提案(都内店舗)
16:00-16:00 〜 今年の方針への意見交換会
この時期、どの企業も新年度の企業方針を受け、そこから店舗運営部方針、そしてそこから各店店長が自店の店舗方針を順次策定していく時期。それに合わせて、店舗方針でありストアコンセプトでありをどう策定し、そこからどう52週MDを継続させていくのかの仕組み作りをセミナーの筆頭に設定。
そして、具体的に売り場作りの考え方を、4つのハードルの考え方にて説明し、具体的な顧客の買い物の流れによる現場感度での改善手法の講義を入れた。あくまでも翌日のデータから課題を探るのではなく、そのデータの元となった前日のリアルな売場でどう実践するのかがテーマ。
「4つのハードルはわかりやすいですね。」
そんな感想が嬉しかった。
午後からは、昨年オープンした話題の新店の品揃えのトレンドから、各部門のコアな顧客をそれぞれどう獲得するのか、その為にどのようなカテゴリーに特化した強化ポイントを示し、商品面での具体的な展開を提案。
最後は都内の伸長している企業と店舗を具体的に示し、そこでの取り組み事例を考え方、具体的店舗運営手法等の解説にて講義は終了。
その後今年の方針についての意見交換タイム。
そこで他企業の考え方や具体的強化項目等の意見交換があり、今年の自店の運営に活かせる学びを得て終了となった。
今回も受講生の真剣な眼差しが印象に残るセミナーであった。
おそらく次回も同様の時期に、同様のテーマで「店舗戦略強化セミナー」を開催したいと思うのである。
セミナーご参加の皆様、ありがとうございました。
そして是非、このセミナーからの学びを自社自店で大いに活かしてほしいと思います。
以下、セミナー風景です。
著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
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製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
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