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2025年7月11日 (金)

マネジメントの転換

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会。

  大いに学べた一日だった。

それは、私だけでなく参加者全ての方が同感ではないだろうか。

  ただ個々人毎に学んだ部分は異なるかもしれない。

私的にはマネジメントの転換に関心が大きかったかと思う。

  店長としての人事異動。

チェーンストアに勤務する人間として、店長の人事異動は何年かのサイクルで発生する。

  大型店、小型店、既存店、新店、新任昇格、降格等。

それぞれ異なる環境からの現店舗への異動。そんな中で視察店舗の店長は

  小型店→大型店

への人事異動を経て、現店への勤務となった。

  「現店に異動してマネジメントの変更点は?。」

そんな質問を受けた時の店長の回答に関心したのである。

  「小型店の時はワンオペを店長主導で実践しました。」
  「大型店では各部担当者の意見を尊重しております。」

との回答であった。

  ワンオペとは部門の縦割りから横割りへの管理。

よって、店長や副店長クラスが部門横断的な人員配置を実践することで、低い売上をカバーする生産性への対策となるのである。そういう意味では店長主導によるリーダーシップを発揮し、毎日のオペレーションに横割りの人員配置を実践し、作業割り当てに店長が大きく関わるスタイルである。

  部門の意志の尊重とは権限委譲のマネジメント。

よって、人員管理も部門の縦割りを優先し、自部門で確立した作業割り当てにて日々の販売計画により近づいたオペレーションと結果を誘導するスタイルである。とは言いながら開店前の研修期間に、十二分に担当者と開店に向けてのMDや競合対策、更に地域商品の導入等において打ち合わせを積み重ねてきたに違いない。

  本人としてはようやく本来のマネジメントに戻れたと(笑)。

店長とはどうしても以前の成功事例を振りかざしたくなるものであるが、上記のような店舗条件の変化に応じて自らのマネジメントスタイルを変えられるのが素晴らしいし、学ぶ部分ではないだろうか。

  更にもう一つ学ぶ部分があった。

それは、開店前に立てたMD、の中で開店後にズレた部分。開店前に立案したMDであるがどうしてもオープン後にそのMDとのズレが生じる部分はあるだろう。

  そこをどう埋めていくのか?。

そして帰ってきた回答は、生じたズレに即対応するのではなく、当初立案したMDを信じて、今後数年間はそのMDを継続していきます、とのことであった。過去の同社の新点からも当初のMDを継続することで、即効果が生まれるのではなく、顧客に認識されるまでの数年間は苦戦したが、その後三年後あたりから我慢して継続してきたMDが支持を集め、いずれ周囲の競合店が閉店に追い込まれていった経緯から学び、自店でもその方向で進めていくこととしていた。

  我々の仕事は「商い」。

これは「飽きない」でやり続けるということでもあるし、それを知る先代等からの脈々と続く商売観である。

  その後の視察店舗の動向が楽しみである。




第2回店舗運営力強化セミナーのご案内
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JOFリンク様との共同開催となる「店舗運営力強化セミナー」

  日程 ー 2025年10月8日(水)
  時間 ー AM10:30~PM16:30
  会場 ー 東京都立産業貿易センター浜松町館

このセミナーに参加された方には、当方執筆の「勝てる!店長塾 ファイブマネジメント編」をもれなく無料配布したいと考えております。

  是非、参加のご検討をしていただければと思います。

参加申し込みはこちらから←

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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←


是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。



食品商業2025年8月号が発売されました。
20258
当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
   一時限目 〜 「ファイブマネジメント」
   二時限目 〜 「52週MDマネジメント」




YouTube公開動画
食品商業2025年7月号ファイブマネジメント「部門特性を活かした販売力強化(戦略的安さ感の獲得術編②)」の動画を公開致しましたので、ご視聴ください。

「戦略的安さ感の獲得術②」動画のご視聴はこちら←



月別52週MD

 52週MDマネジメント(8月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
 52週MDマネジメント(7月編)のダイジェスト版をアップ致しました。



研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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JOFリンク様と業務提携致しました←

スーパーマーケットゼミナールと業務提携いたしました←



イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。



 

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コメント

花咲爺様、本日も返しコメントありがとうございます。

  五感。

私もこのワードを顧客の来店動機として、更には競合店との比較において、顧客視点で差別化するためのワードとして五感を用いています。

我々はあくまでも「待ち」のスタンス。我々以上に能動的な顧客がリアルに来店されて感じることができる売場作り。

そこに我々は能動的になっていくべきかと思うのです。

たかだか5分程度の視聴でしたが、更に最後まで視聴してみたいと思います。

情報提供、ありがとうございます🙇‍♂️

投稿: てっちゃん | 2025年7月12日 (土) 15時14分

今日もお返しを(笑)。
もう一つご紹介致します。
最近私が良く述べる文武両道、知行合一。
これらはPDCAと同義ですよ。
もし宜しければご覧下さい。15分程度なので
偶にはドラマ以外の動画も刺激になりますよ(笑)。日曜日の芸能ネタのコメントにすれば良かったかも(笑)。

https://youtu.be/P9vd9W5CMMA?si=H4rDg4zlCGHHUC1V

投稿: 花咲爺 | 2025年7月12日 (土) 15時05分

花咲爺様、コメントありがとうございます。

 →どうせやるなら、好きになれ!

いい言葉ですし、その通り!。

やる前から「それ嫌い!」「俺に向かない!」「俺は苦手!」とはじめっから毛嫌いでは自分の幅は広がりませんね。

自分が好きで就いた仕事でも、好きなことばかりが目の前に訪れるわけではない。むしろ細部では嫌いな手法や手段、そして選択が訪れるもの。

  だからどうせやるなら好きになる

やってみると、はじめはきついですが、徐々に好きになっていくもの。

  そこはタイパとこは異なる世界観

好きになることを前提に、回り道が大切かと。

投稿: てっちゃん | 2025年7月12日 (土) 07時33分

より大きなマネジメントを任せられると自ずから人との関わりも大きくなりますからね。
人間十人十色ですからコンピュータのようには計算出来ない。環境が変われば環境に合わす努力が自分を成長させる。
私の極悪尊師?(笑)の言葉を送ります。

https://youtu.be/FxkKZrFSax0?si=n6nno63_P460X7Kv

投稿: 花咲爺 | 2025年7月11日 (金) 10時57分

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