強みを捨てるとは
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
企業が持つ強み・弱み。
そこまでの歴史。
それを知る者は、苦労して獲得してきた強みの有難さを知っている。よってそう簡単にその強みを放棄することは有り得ない。
逆にそこに関わらない者は切り捨ても早い。
いや逆に、企業の強みすら見えない場合もあるし、その強みが仇となってこれから進めようとする新規マネジメント者の実践項目の壁となる場合もあろう。
そんな時に以前の強みが捨てられていくのである。
上記のような理由で企業の強みが捨てられていくこともあれば、人員的な壁や売上的な壁にぶつかり敢え無くその強みを放棄する場合もあるだろう。
企業の強みとは何だろうか?。
強みとは個性でもあり競合対策としての武器でもあり、組織内でのよりどころでもある。強みを維持するために一致団結する心の絆でもある。
私は強みとは鎧(よろい)だと思っている。
強固な鎧を纏っているから、競合が攻めてきても傷を負わないのである。要は影響を極力少なくすることが可能であると考えるのである。
強みの鎧を脱いだらどうなるか?。
隣の足軽店舗にも容赦なく切り付けられ、やがて討ち果てるであろう。組織のトップである大将でもその鎧を脱いだらただの足軽。いや足軽よりも防御力は劣るのではないだろうか。
強みを捨てるとはそういうことだ。
だから簡単に考えてはいけないのである。が、外部から買収された企業にはそんな理屈は通じない。全ては買収企業の強みの押し付けになり、それ以外は無駄なマネジメントと見なされていくのである。
そんなシーンを見続けてきた。
同じ業界内の競争とはそういうことである。強みを捨てたらその強み分後退する、と言うものではない。
一歩後退したら競合は二歩も三歩も攻め込んでくる。
それが競合の世界である。もし私が競合の店長だったら、上記のように隣の競合店がその強みを捨てるのを発見したら。
“今がチャンスと店舗一丸となって攻め込むであろう”
それだけ、企業の強みはお客様だけではく競合企業もよく知る強みである。だから競合企業ほど相手の強みの有無を認識し、それに対応するスピードを持ち合わせているのである。
相手の強みが消えたらそこに突け入る。
それも、二歩も三歩も突け入ることを理解しなければならない。
自社の強み。
それは永遠ではない、ということを理解し、それを捨てたのちの世界を、危機感を以って想像しなければならないのである。
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コメント
老害老兵さん、コメントありがとうございます。
また新たなニックネームを公開して頂きありがとうございます。
以前、dadamaさんという方が毎日コメントをくださってましたが、新たに老害老兵さんが、途切れずにお付き合い頂き、当方もこのブログを1万回更新し続ける覚悟ができました(笑)。
老害大いに結構。是非、忌憚のないご意見をアップして頂ければと思います。
投稿: てっちゃん | 2024年10月23日 (水) 12時20分
老害老兵良いですね(笑)。生産性数値を目的、手段、結果と捉えるか?
目的(目標)数値に対して如何なる手段(手法)を屈指し結果を導くか?手段手法を現場で魂を込めるか血の通わないマニュアル通りに実践するのか。マニュアル通りは楽ですから忠誠心の強い店長はそうするでしょうね・・・戦前の日本みたいに(笑)。でも負けたらどうしましょう?意外と蝙蝠目線のアウトローが活路を見出したりして(笑)。何れせよ多角的視野を持ち脳みそを柔らかくしておきたいですね。
私は萎縮するばかりですが(笑)。
投稿: 老害老兵 | 2024年10月23日 (水) 09時13分
老兵さん、コメントありがとうぞざいます。
後日記しますが、生産性改善の過程で店舗の一体感へと導き、退職者が激減するというメリットもありますから、単に数値合わせだけでなく、組織内、人間関係内でのメリットデメリットも考え方次第で変わってくるもの。
数値合わせだけの生産性改善なら、間違いなく資本力のあるところがその強みを発揮して効率化を図るでしょう。
そんな目線で老兵さんの今後も楽しみですね。
ちなみに、ロウヘイと入力しようとすると、ロウガイとかヨウヘイとかと間違えそうで怖いです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2024年10月23日 (水) 08時19分
人時生産性、作業割当を強みにする企業はどんどん精度を上げれば宜しい。人件費が上がったらその分の効率を上げる。部門横断による余剰時間の削減も有効な手段となるでしょう。作業を単純化すれば誰でもすぐに戦力化出来るので標準偏差より低いメンバーは切り捨て新たなメンバーを雇う使い捨て労務も有りですね。
私が人時生産性に馴染めないのはこの様な考え方を持つトップや企業が多いからでしょうか。
限られた作業指針を時間を定規にして人間を評価するのは如何なものかと。例えば学校給食で時間内に食べられない子は落ちこぼれですかね?このような考え方を持つスーパーは短期的には強みとして発揮は出来て来たでしょうがこれからはどうなりますか。勿論カイゼン手法等問題提起解決する風土が有る企業も強みとなるでしょう。但しヤラセで無く自律的でなければ砂上の城となり得る。スーパーはパートさんやアルバイトが人員や人件費にかなりのウェイトを占めるのですから店長が幾ら吠えても彼女等が共感してポジティブに動いてくれねば店舗の活性化は期待出来ませんね。お陰様で予備役通知を頂いた身、シニアアルバイトもまた楽しで多いに蝙蝠目線を楽しみますよ(笑)。
投稿: 老兵 | 2024年10月23日 (水) 06時36分