ピンチはチャンス
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前にも「ピンチはチャンス」をアップした。
https://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-8316.html
その時は、生かつおのアニサキスの問題で生かつおの刺身が売れずに、腹身の部分を切り身にして販売。
また同時に惣菜にて唐揚げにして販売し少しでも刺身以外の食べ方を提案して底上げを図るという記事だった。
このように我々業界を取り巻く環境は刻一刻と変化していく。
最近で言うと、消費増税における税率8%から10%への増額により消費の落ち込みであり、更に生鮮部門では野菜の相場安による単価ダウンからの売上低迷というピンチの到来であろうか。
環境に対応し続ける経営と店舗運営。
そう考えると、まさに売場は生き物であり、常に強い意志を持って環境を先取りし今の売場に対応し、それがリアルに来店されるお客様に支持され続けることが商売であり経営であると言えるだろう。
世間にはピンチに弱い人間とピンチに強い人間がいると言われる。
ピンチに弱い人間とは、上記のような環境の変化に対応できずに新たな環境に出くわすと必ず失敗する人間である。
逆にピンチに強い人間とは、環境の変化というピンチに対して、同様にピンチを迎えている人間に先んじてそのピンチという状況をフォローの風に変えてその波に乗れる人間のことである。
問題はその風をフォローにするかアゲンストにするかだ。
そこにピンチはチャンスという言葉が生まれるのである。
例えば野菜の相場。
思えば、野菜の相場とは今に始まったことではない。
年に何度かの相場高、相場安が繰り返されるものだ。
青果担当者であれば、その繰り返しを何度も何度も経験しながら青果担当者として成長してきているはずである。
そして、相場という視点で言えば、相場には4つのステージがあると思っている。
相場上昇時。
相場最高時。
相場下降時。
相場最安時。
そして相場とは常にこの4つのステージの繰り返し。
この4つのステージを如何にチャンスに転換できるか。
これが相場という外部環境をピンチとするかチャンスとするかの分かれ道となるのである。
そしてこの4つのステージ毎にピンチをチャンスに変えることだ。
それを常にステージ毎に繰り返して実行することによって、お客様の口コミが広がり、それがストアロイヤリティーとして定着し絶対的な存在として認知されていくのである。
そのことによって相場に振り回されずにチャンスに変えることができるのである。
消費増税と軽減税率の導入も同様だ。
税金が上がる。
しかしこの業界は軽減税率により8%据置。
軽減税率の是非はともかく、せっかくの税金据置であるから、軽減税率の導入によって人々の暮らしがどう変わるかに仮説を立てれば、どうすべきかが見えてくるであろうし、その仮説に沿った対応を自信を持って行動することによってお客様を確実に獲得することができるのであろう。
重要なのはその仮説に対しての自信を持った行動だ。
ピンチの時ほど自信を持って仮説への検証をすることにある。
11月はその検証が正念場を迎える月となろう。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
小さいお店ほど店長の売場作りという手腕が大きく業績を左右させるであろうし、これが大きくなればなるほどに店長の手腕に商品に携わるバイヤーとの連携や本部との連携という分野を如何に有効に活用できるかというコミュニケーション力が有効になっていくでしょうし。
但し、何れにしても自分のお店をどのようにして競争力を高められるかという仮説を常に持ち続けていけるかが重要だと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2019年11月 7日 (木) 14時55分
そうですね。このような時節だからこそ仮説からの実践が全てだと思うのです。話題から離れますが先日後輩から地産品フェアの相談を受けました。私は「所謂地域の土産物を並べても売れないよ。購買動機が違うから。土産物は買う物では無く貰う物だから定番商品を掘り起こした方が受けは良いと思う」と。購買動機を如何に高める売場を創るのか。その積み重ねが店舗をお客様に支持される楽しい売場に変えてくと思うのです。52週MDと本部提案は基本としての最低遵守事項。そこに個店独自の魅力を如何に加えるかが横並び競争から脱せるポイントでしょうか。
投稿: dadama | 2019年11月 7日 (木) 12時34分