「てっちゃん会」

2023年10月11日 (水)

てっちゃん会第26幕

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会。

  コロナ禍でこのブログでは告知はしてこなかった。

しかし、コアメンバーによって、細々とではあるが継続してきたのも事実。

  とは言っても再開は昨年からではあるが。

コロナ禍が大きく騒がれ出す前の2020年2月にてっちゃん会第22幕が開催されて以降、2022年までのその開催を停止していたのである。

  その間はzoom等リモート活用にて面を合わせていた(笑)。

そして、満を持して昨年末から今年にかけて、23幕~24幕~25幕と約4カ月毎に開催してきた。従来のペースに戻してきたわけである。開催場所もこのような状況でも快く引き受けてくれたメンバーには大いに感謝である。

  この二年間のギャップがもたらしたもの。

この3回の開催で、このギャップを大いに感じさせてくれたのである。

  メンバーの成長。

私がこのような表現をすると僭越に思ってしまうが、常に顔つき合わせてお付き合いする時間が無かっただけに、尚更そう感じてしまったのかもしれない。しかし、幹事企業やメンバーのプレゼンの中身やまとめ方、そして最大の成長は実績をたたき出すという実践力である。

  この実践力と業績達成能力の高さ。

この3回のてっちゃん会では、メンバー一人一人のその能力の高さに感動したのである。

  もちろん幹部や店長一人だけの能力ではない。

確かに幹部や店長という存在は重要であるが、その能力を部下の従業員の行動に連動させ、それによって部下一人一人が店長の示すコンセプトを十分に理解し、信じ、そして自らの意志で実践継続してきた結果の業績である。

  だからこそ継続可能な勝ちパターンが構築されるのである。

店舗の業績とは、部下の実践力そのものである。そしてその実践が継続され続けて初めて顧客の伝わるのである。

  よって実践~業績へと連動するのにはタイムラグが生まれる。

だからこそ、そのタイムラグを業績に変えるまでの継続力持続力が重要となるのである。

  そこに店長と部下との信頼関係が重要な要素となるのである。

そして、企業毎に店舗毎に自らの構築した「勝ちパターン」が定着していく。その勝ちパターンは組織員たちを大きな自信を与え、それが次への創造力となってブーメランの如くに戻ってくるのである。

  これが所謂上昇スパイラル。

上昇スパイラルに乗るか反るか。ここが企業間格差の分水嶺。分水嶺に乗るまでは相当の持続力を要する。だから大概はこの分水嶺を滑り落ちていくのである。

  そんな事例を3回のてっちゃん会で示してくれた。

そして、26幕を迎えようとしている。

  今回もまた大きな学びを得るであろう。

だがしかし、まだこのブログでは告知は出来ない。

  それは来年から復活させていきたいと思うのである。






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食品商業11月号が発売されました。
202311
当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

2.「POP大賞」における優秀賞作品等へのコメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
  
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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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2023年7月10日 (月)

25幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


以前のブログでも記載した「てっちゃん会第25幕」。

  先週の木金で開催された。

ある地域のある店舗での開催。

  当然、てっちゃん会メンバー。

参加総勢18名程度であったろうか、前日の午後に周辺店舗を視察し、そのまま懇親会。
翌日午前で主役店舗の視察と有志によるセミナー、そして主役店舗支援への意見交換。

  てっちゃん会本来は単なるオヤジの飲み会。

しかし、いつしか回を重ねる毎にその内容も密になっていき、二日間の開催で、その中に前座や後座と称しての勉強会も兼ねることとなっていったのである。

今回もメンバーからの内容の濃いスライドが報告された。

  ・エリアの商圏分析
  ・2023年問題
  ・AI活用による情報収集
  ・永続する小売業とは

このような内容が、それぞれの参加メンバーからスライドにて発表があった。それだけでもかなりの内容である。

  そしていよいよ意見交換会。

本来、この時間に90分を計画していたが、スケジュールが圧してしまい、30分での意見交換の時間配分となってしまった。

  “到底収まらないだろうなぁ~”

MCの私は、覚悟を決めた(笑)。

  “本来の90分に延長だ”

覚悟が決まったので、安心して地固めからの意見交換会のスタートが切れた。

  予想通り、意見が出るわ出るわ(笑)。

でも、それがこの会の醍醐味であり、そこに自らの個性の確認が出来るのである。

  以前にも書いたが「個性」とは「自立心」。

だからこそ、自らの立ち位置の確認の為に、自らの意見を堂々と表明することが重要なのである。

  そしてそれを受け止めてくれた主役店舗に感謝である。

私的には、主役企業と主役店舗側の最期の笑顔が、何よりの土産であったと思っている。

  そして参加メンバーにも感謝である。

今回は初参加ながら、初日・翌日、ともに日帰りで参加してくれた女性メンバーもいた。そしてその彼女も満足して頂けたことが嬉しい。
今回も、いろいろな学び、そして気付き、そこから感じる危機感。2024年問題などその典型であろうか。

  “5年後に向けてどう難局を乗り越えていくか”

それも今回の25幕で大いに感じた部分である。そしてもう一つ頂いた理論。

  「T&T理論」である。“何それ?”

と思われる方も多いと思う(笑)。

  テトリス。

知る方も多いであろう。ちなみに私も言葉だけは聞いたことがあると発したら、「やったことないの?。珍しい人」と返された(笑)。

  いろいろな課題が積み重なって身動きが取れなくなると負け。

そんなゲームらしいが、その上から「てっちゃん会」という課題が降りてくると、全ての重荷が解消されるという理論。

  名付けて「てっちゃん会テトリス理論」らしい。

この会に参加することで、現場や職場で積み重なる主にが全て解消され、解放され、そして身軽な心持ちで再び自らの現場に戻れる、というストーリを「T&T理論」と名付けたという。

  主催者側の最終報告があった。

ある意味、的確な表現なのかもしれない。そして、そんな会合をコロナ明けから再び復活していきたいと思うのである。





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食品商業8月号が発売されました。
20238_20230703142001  
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1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

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AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


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2023年6月30日 (金)

3年ぶりの復活

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会。

  かっては定期的に年3回の開催をしていた。

しかし、2020年の2月を以って、コロナ感染拡大に伴い開催を延期していたのである。

  “今なら出来るか?”

コロナが第三波、第四波、第五波と終息~拡大を繰り返していく中で、結局は開催の踏ん切りがつかずに今まで延期延期となっていたのである。

  正確には有志で集まったりもしていたが。

この度、第25幕を開催することとなった。

  とは言えまだ有志のみの会合となってはいるが。

よって、次回の第26幕あたりから、参加応募の公開をしていこうかとは考えている。

  未だによくわからないコロナ感染症。

しかし、政府の第5類への移行により、感染縮小と同時に世間的にもコロナへの過敏は反応が無くなり、個人的なマスクの着用義務なども解消され、街中でのマスク不着用も数多く見受けられるようになってきた。

  “そろそろ開催の公開も可かな”

そんな想いもあって、本日はてっちゃん会第25幕の開催の公開をしたのである。とは言っても、場所や日時は有志のみが知るところであるが。

  よって参加メンバーも少しずつ増えているであろうか。

今回もコアメンバーを中心に会合するのであるが、過去の開催の反省から、勉強会も発表者が一方通行的な報告が中心であったが、今回からはある一つのテーマに沿って、参加メンバーのフリーが意見交換に時間を割いていこうという意見が多くなってきたのである。

  非常に良いことであると思う。

発表するメンバーが固定されてきたように思える昨今のてっちゃん会の後座。

  初日 ~ 店舗視察
  夕方 ~ 懇親会
  翌日 ~ 勉強会

そんな日程で過去から続いてきたてっちゃん会である。そして翌日の勉強会においての意見交換会が今回からメインとして位置付けられていくのかと思うのである。

  よって答えは一つではない。

一つのテーマに対して、いろいろな意見があっていい。大切なのは、その場で体験してきた自分なりの回答をぶつけあうことなのである。

  そこから各々が自分の環境に置き換えて答えを導いていく。

そんなスタンスである。おそらく、この3年間で各メンバーが新たに学び、組織内の勝ちパターンが変化した方も多いであろう。

  従来の勝ちパターンがこう変化した。

そんな意見がどんどん出てきそうな気がするのである。

  同時にメンバー自身の立場も変わった方が多い。

所属企業のM&Aにより、メンバー自身の立場の変化、所属企業の変化も相当数の上っている。そんな方々の自らの経験談や勝ちパターンの変化もいろいろあるだろう。

  当然私も人の事は言えないが(笑)。

そして、酒量もだいぶ皆さん落ちてきているのではないだろうか。そのような場も少なかったであろうし、年齢的にも無理は出来ない年齢となってきているのではないだろうか。

  血気盛んな年代を過ぎて。

定年を迎えたメンバーも相当数に上ってきた。

  いろいろな意味で再びの乾杯となるであろう。






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2020年4月23日 (木)

第二回リモートミーティング顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、第二回リモートミーティングを開催した。

  懇親のあるメンバーでのリモートミーティング。

第一回目の顛末記は先日記載した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-e4e5ab.html

今回は参加全員の時間調整ができずに、時間差によるミーティングとなったが、私自身と会話したリモートミーティングメンバーは総勢で11名に達した。

  使用ツールは前回同様「Skype」。

前回は3名での開催であったため、MacBook Pro上に映し出された相手の画像はパソコン上の画面に大きく二等分されて映し出された。

  “これなら使いえるな”

そんな印象を持ったが、問題は人数が増えたときにどの程度の使い勝手になるかが普段ではあった。
更に、途中で相手の画像が固まり、音声も不通になってしまう場面が発生したことも不安材料であった。

  その原因が何か?。

しかし、誰もが(3人)Skype初心者であり、FacebookやLINE、メッセンジャーのように普段から使い慣れているツールではないため、Skypeが何人まで参加できて、何人の画像が画面に映し出されるのかも全く皆目がつかない。

  “とりあえず参加を呼び掛けてやってみよう”

そんな思惑で前回の3名が共通認識を持ち、今回の開催となった。
前回も記したが、Skype上でメッセージのやり取りも出来るため、前回参加者及びSkypeグループ参加者にはそのグループ内でのメッセージにてメールのやりとりをして開催日時を通知し、更にFacebookのグループにも同時に通知してミーティングの開催日時を告知した。

  まずはフライングミーティングから(笑)。

フライング?。

  そう、通知時間より早くグループに参加した方が居た。

Skypeのアプリは、そのグループに入った方が一人でもいると通知してくれるようだ。
それを確認し、Skypeアプリを開き通話を開始すると、その方にも通知されるようでお互いの画像が確認できる、会話がスタートできるのである。

  個人毎に異なる自分の時間。

よって、リアルなミーティングによりそこに集合する場合は、必然的に同時にそこで皆と会話が出来るのであるが、このようなリモートミーティングとも慣れば、それなりに自分の都合の良い時間を利用することになる。

  よって開始時間に都合が合わない方もいるだろう。

そんな方が今回はフライングと称して入ってきたのである。
帰宅直前にそれを確認した私は、勤務先にて少時間彼と会話を楽しんだ。

  更に指定時間からは私を含めて3名の方と小時間楽しんだ。

その中の1名は先ほどの私同様に勤務先からの参加であった。
勤務先の店舗は閉店していたが、帰宅時間と被るため、勤務先からの参加となった。

  その方は当地とはかなりの距離のある方。

Facebookでは日々会話のやり取りがあるが、このように相手の方と画面を通して面と向かってリアルな会話を楽しんだのは初めてである。
もっとも、てっちゃん会メンバーの方々も全国に分散しており、年に数回の会合以外はお会いする機会は無いのであるが、それでもこのような画面で久しぶりにお会いするメンバーの方々には親近感が湧いてくる。

そんなこんなで大勢のメンバーが集まって同時にミーティンが始まってからの最大の同時参加者は9名まで増加した。

  画面は4分割+上記に小さく表記。

その4分割に入るメンバーが時折入れ替わり変化するその原因も皆が分からずに、なぜかなぜかと不思議がるレベルである(笑)。

  結局は使用機器の好き嫌いで選別されるのだろうという結論(笑)。

更に、途中で退出した後に参加すると画面が全員分共有できたとかの報告もあった。
但し、途中で画面や音声が固まってしまう方も数名発生してしまうのも、結局は原因不明のままであった。

そして、個人個人が参加するために使用した各家庭の部屋への話題になった。

  リモートミーティング。

しかし、それぞれの家庭には「居間」もあれば「書斎」もあり、「寝室」もそれぞれにあるだろう。
そして、それぞれがそれぞれの都合により、居間を使う方もいれば、書斎を使う方もいれば、寝室を使う方もいた。

  居間を使う方は家族から白い目で見られていることを告白。
  更には嫁さんに追い出されて自車の中から参加の方も(笑)。

そして酒量。

  リアルな会合は団体戦。
  リモート会合は個人戦。

そんな表現をしたメンバーがいた。

  リアルに会合する場合は全員の勢いで酒量が決まる。
  リモートミーティングは個人の采配で酒量が決まる。

よってリアルな飲み会の場ではその場のメンバーの勢いが自らの酒量を引き上げてしまい、その反動が翌日に襲いかかり後悔するのであるが、このようなリモート飲み会の場では、飲むペースはあくまでも手酌で飲むために、周囲のメンバーの場としての勢いを借りることは出来ない。

  よって酔いのペースが早まるようである。

そして個人個人の酒量が明確にパソコンの向こう側の画像に映し出されるのである。

  “あっ、コイツ相当酔いが回っているな”

それが画像からはっきりと伝わってくるのが手に取るようにわかるのである(笑)。

そして結局は、もっといろいろなツールを試してみようということになり、次回はzoomを使用したリモートミーティングの開催を予定してミーティングは終了したのである。




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2020年4月18日 (土)

Skype飲み会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


自治体トップの宣言と要請。

  そしてリモートワークも定着してきたようだ。

もっとも我々業界はリアル店舗故に出社7割減とは無縁の業界であろうか。
ましてや社会的な使命により逆に人材不足に陥っているのが現状であろうか。

  そしててっちゃん会他の会合も無期延期の状態。

とは言え、黙って指を加えて見ている連中でも無い(笑)。

  なんとかして会話をしたい。

それもアルコールをたしなみながら。
そんな思いから、リモート飲み会を模索していたのだが、先日ようやく第一回目のリモート飲み会が実現した。

  メンバーはdadamaさんとhataboと私の3名。

共にMicrosoftのアカウントを取得し(事前に取得していばそれを使用)、Skypeをインストールしてスタート。
参加メンバーがSkypeに対する知識が少なく、試行錯誤の連続ながらも、最近のパソコンやスマホの性能も向上しているのだろうか、音声や画像も大きく乱れたり途切れたりすることなくリモート飲み会(というよりミーティングと言ったほうが妥当だろうか)を実施することが出来た。

  従来は一か所に集まるところからスタート。

そこには時間的にもコスト的にも大きな負担を強いていたのだが、リモート飲み会であれば、自宅で自由な飲料を自由なつまみと共に開始できる。

  空間のリアルさは無いが画面からの反応がある。

よって、リアルにお互いを意識しながら相手の存在感と共に会話をするという従来の飲み会から、今回は画面を通して音声と画像を相手に、自らの手酌で飲みながらの会話となった。

  リアルな会合と違って酒量は今回の方が少量であろうか。

それだけリアルな飲み会は勢いと相手の酌によって必然的に進んでしまう酒量と違い、マイペースで進められる酒量は流石に適度な量となるようだ(笑)。

  その分会話は密になる。

参加人数も計3人であるから、会話自体は濃密な内容となるのは必然であろうか。

  リモート画像でのリアル感はどうだろうか。

音声は良好で聞き取りやすい音声がMacBookから流れてくるのだが、音声と画像に多少のタイムラグが発生するのは致し方無いのであろうか。
そこに私は違和感を覚えたのであるが、それも慣れの問題か。

  しかしリモートでの会合の可能性もかなり高いと思えた。

リアルなてっちゃん会であれば、東京周辺や名古屋周辺、最近では遠方での会合も広がりを見せ、徐々にリアルな参加メンバーが絞られていたが、このようなリモート会合であれば距離の問題は一気に解消できる。

  よってFacebookのつながりからよりリアルな繋がりへの可能性は高い。

距離の問題でリアルにお会いしたことはないが、このようなリモート機能を活用すればよりリアルに近い会話を交わすことが出来、個人の本質により近づけることができるであろう。

そういう意味では、遠方の方とのリモート会合は大いに期待したいところである。

  この人はどんな考え方を持ち行動し会話に参加してくれるのだろうか。

その可能性を非常に高めてくれるのがSkype等のリモートツールであろうか。
そしてこのような状況において、リモートワークが一般的になっていくにつれて、より高度なツールがどんどん出てくるであろう。

  そいういう意味でもこの分野には可能性が広がっていくだろう。

楽しみなことではある。






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2020年3月24日 (火)

Skypeを試す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


コロナによる移動制限。

  先週の週末には大阪〜兵庫館での要請があった。

政府からの外出を控える要請。
市町村からの移動制限の要請。

  そんな状況だから人との会合も皆無の状態。

よって、てっちゃん会等の仲間との交流も大きなものは取り敢えず延期の状態。

  そこで以前からリモート飲み会なるものを模索してきたのである。

そのリモート飲み会のリーダー格のhataboからSkypeでのやり取りの打診があった。

  Skype?。

名前を聞いたことがあるが、馴染みは無い。
てっちゃん会は当初より「リアル」を求める方々の会合であるから、リモートワークなども全く人ごとのこととして捉えていた。

  ましてやリモート飲み会などもっての他と捉えている方がほとんどであろう。

よって誰もがそのようなツールの存在など知る由もない。
そこで誰もが無知状態であるが故に、そのお鉢がhataboに回ってきたと言えようか(笑)。

  そこでhataboからのSkypeの提案。

早速自分でもSkypeをインストールしてみた。

  Microsoftのアカウントが必要なのを知った。

よって、Microsoftのアカウントを持っていないと、新規登録しなければならないので多少面倒ではあるかもしれない。
しかしこれを登録してSkypeをインストールしてみると、これが全くわからない。

  初めてのソフトであるから試行錯誤は覚悟の上。

しかしSkypeとは相手が必要であるし、その相手とリアルに同じ時間を共有する為、自分の都合だけではSkypeでのやり取りは出来ない。

  あくまでも相手と同じ時間を共有するという意識が必要である。

例えばブログであれば、この場の共有としては当方も自分の自由な時間に自由な事を書き込むだけ。
それがリアルにアップされるのか、当方のようにある決められた時間毎にアップを設定するのかも自由である。
そしてそれを読まれる方もそれぞれが自分の都合に合わせて読まれるし、途中で読むのを止めるのも本人の自由である。

例えばチャットなどもやりとりもできるが、それでも自分の自由な時間毎にお互いのやり取りが出来るわけであるから、返信が遅れることもままあるし、どこかのタイミングでそのチャットが終了することにもなる。

  しかしSkypeは自分と相手との時間の共有が必須。

よって事前にお互いに自分の都合の良い時間を打ち合わせをしてから、その時間に自分がインストールしているSkypeのパソコンかスマホに向かって相手が映し出される画面を見ながら会話をすることになる。

まだ相手と私と言う二人の会話を経験しているに過ぎないが、これが3人以上の会話となるとどのような画面でどのような音声での会話となるのかが未知の世界ではある。

  果たしてそのような環境でリモート飲み会が出来るのだろうか(笑)。

飲み会といえば、リアルに相手の存在や表情、そしてリアルに返ってくる会話を交わしながら解放された自分と相手の共有の場である。

  そのスタートラインが、まず初めの一杯の「乾杯」の瞬間であろうか。

飲み会の場面での乾杯の一口の美味しさは格別である。
そんなリアルな飲み会の楽しさをどこまでSkypeで共有できるのであろうか。

  やってみないと始まらないであろう。

そしてそれは周囲に自分一人であれば何の違和感も無いが、周囲にリアルに人が存在するのであれば、自分だけがその空気から離れてリモート先の相手とグラスを片手に会話をしながら飲み食いをしていると言う状況。

  これもリアルな現場としてはなんとも言えない違和感であろうか(笑)。

色々な不安はあるが、まずはやってみないと何も見えて来ないであろう。





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2020年2月17日 (月)

22幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会第22幕が終了した。

  今月の12日〜13日。

トレードショーを兼ねた開催日ではあったが、如何せん地方巡業となる開催地の為、どうしても参加者が限られた格好だった。
そして私は、午前8時に家を出てクルマで現地に向かった。

  そして到着時間は午後2時。

途中、昼食をとあるスーパーで弁当を買ってクルマで摂った為1時間程度は延長したが、クルマを運転する時間だけで正味5時間弱は費やした。

  現地に着くまでに本当にヘロヘロになってしまったのである。

それから、仲間たちと旅館で待ち合わせし、総勢で今回の幹事企業と競合店を視察した。

  とは言っても今回の基幹店舗と競合店はかなりの距離がある。

よって、厳密には競合店というよりは、参考店舗として視察すべき店舗であったろうか。

  一店舗は価格を打ち出した大型店。
  もう一店舗は地域密着の中型店舗。

どちらかといえば、中型店舗の方がきめ細かな商品化と売場展開によりお客様が多かったように思えたのである。

  なんとその中型店舗のバイヤーもてっちゃん会のメンバーなのである。

そんなつながりの地域で今回は22幕が開催された。
それは以前のブログでも紹介しているのであるが。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-28b4f2.html

この時のブログは、実際には開催前の段階で私の予測の記事であったが、今回は顛末記として報告させていただくとした。

今回もメンバーのお店を舞台にした売場作りを視察し、その後メンバーの取り組み報告がパワーポイントで説明され、その後に会のメンバー数人による成功事例、取り組み事例等が報告された。

  今回の舞台のお店はこだわり商品が半端なく展開されていた。

そしてそのこだわり商品をメーカーや問屋と交渉し導入し、そしてコトPOPにて売り込む役割がパートさん達であることが素晴らしいのである。

  逆に店長は商品導入にはあまり介在しないらしい(笑)。

いつの間にか自分の売場が縮小され、パートさん達の導入商品に横取りされていることもしばしばらしい(笑)。

  それだけ仕入れから売り込みまで責任をもって望んでいるということだ。

そんな報告会と質疑応答後に、食事があり、その後の会のメンバーによる事例報告の段階になると、10名程度のパートさん達や社員達も同席してその事例を視聴するという場となった。

  なんと積極的な姿勢であろか。

これも店長の差し金なのか自ら手を挙げて参加したのかは不明であるが、いずれにしても積極的な姿勢であることだけは間違いない。

  そしてこのような志の高い従業員を如何に育てるか。

ここに店長を含め企業の幹部は集中すべきなのだろうと思う。

  そこにこそ企業存続の鍵があるのだから。






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2020年2月13日 (木)

全員参加の後座

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日はてっちゃん会第22幕の二日目。

  いわゆる、後座の日。

昨日は周辺の店舗見学と懇親会。

  そして今日は後座と称する勉強会。

最近は後座を重視するあまりに地方巡業が多くなり、参加人数という視点で見ると多少寂しい部分があるが、何度も言うが数の問題ではなく参加される方とその習得度の問題である。

  いろいろな事情の中で後座に参加するという機会。

その機会に恵まれた方が、その報酬を最大に活かせるような後座の中身。

  そこに拘りたいと思っている。

そして今回の後座も、メンバーの店舗から参加者、店舗メンバーお互いに学び合える会合としていきたいと思っている。

  今回は店舗のパートさん達も参加するという。

なんか店長と親しい人達がたくさんやってきて、何やら店内やバックヤードにズカズカと入ってきて粗探しみたいなことをやっている。

そんな団体さんとしての迎えられかたではなく素性をしっかりと把握していただくには、パートさん達も含めての後座の参加が理想といえよう。

  そして今回はその理想型が実現されようとしている。

この記事を書いているのが2月7日現在であるから、今回の幹事長の目論みであろうが、おそらくその目論み通りに事が進められていくであろう。

  これは楽しみである。

さて、どんな意見が出てくるのか。

  その前に店舗視察が楽しみである(笑)。

店長主導とは言え、それを飛び越してパートさん主導で仕入れ、売場計画、発注、そして売り場作りがされているという店舗。

  男性社員では及ばない細部の売り場が至るところで見られるのではないだろうか。

そういう意味では、話題のチェーンストアのMRもいいが、今回のようなローカルでフレンドリーな地域密着型のお店も見応えはあるのではないだろうか。

  その後の意見交換会。

全員とはいかないだろうが何人かのパートさんも参加されるらしい。
そこで参加された方に聞いてみたいことがある。

  「仕事の楽しさって何?」

スーパーマーケットの仕事で自分が受け持つ売場を担当しながら、どこに仕事の楽しさを見出しているのか?。

  それぞれ個人個人で違うかもしれない。

それでも、個性豊かな売場を作れるのであるから、そこには独自の楽しみ方が存在するのであろう。
先日もある若手社員と会話をした。

  仕事の楽しさについて。

我々は小売業という業界に従事している。
金融業や製造業、営業マンとしてではなく、小売業の従業員として。

  そしてこの業界が大好きになってきた。

そして一部商品の製造部門も有しながら、自分で仕入れて自分で調理加工し、そして自分で売場に陳列して自分の結果として即さま実績が見える。

  こんなにダイレクトな仮説・検証の場はない。

私はそんなダイレクトさが何よりも楽しいのであるが、個性的な売場を作るパートさん達の仕事の楽しみとは?。

  それも含めて非常に楽しみな後座である。







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2019年12月 5日 (木)

店長視点の違い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長という職位。

  他店舗の店長がどのようなスケジュールで仕事をしているのか?。

それを垣間見ることはほとんど無いであろう。
部門の担当者やチーフ時代に、自分の上司である店長の姿は毎日見ていたであろう。
更には副店長時代には朝から晩まで上司の店長の行動スケジュールを見て手本としたであろうか。

  しかし自分がいぜ店長となった暁には。

さんざんと上司である店長の姿を見てきたにも関わらず、いざ自分が店長となった暁には店長としてどう行動すべきかということが全て吹っ飛んでしまう。

  “こんな時には店長としてどう行動すべきか?”

店長になりたての頃は、毎日がこのような疑問と闘っていたのではないか。
そうやって、店長になって初めて体験するところから店長という仕事を自分という器にフィットさせる作業を繰り返しながらその職位をこなしていくのであろう。

  よって店長それぞれに自分なりの視点を持って行動するようになる。

その行動規範が店長それぞれによって異なってくるのである。
そうは言っても企業毎にある程度の店長としての行動スケジュールが設定されているだろう。

  概ねはそのスケジュールに沿った時間帯別の行動パターンは存在する。

しかし、日々異なる時間帯別の状況に応じて行動パターンが変化したり、自分が思うあるべき店舗運営やあるべき売場の状態、更には競合対策に応じての自店のあるべき姿の違いから、その場その場での行動は100人の店長がいたら100通りの違いがあるだろう。

  その違いを知るという機会は皆無である。

しかし、今回新店が来年に開店するにあたり、一番近い当店において新店の店長が面接等で当店に出入りする機会が増えた為、その店長なりに空いた時間で当店の手伝い等をしてもらっているのであるが、そこで見る自分以外の店長の姿を見ることが出来るようになった。

  そこで垣間見えるのは自分との視点の違い。

今、この状況で、店長としてどう行動するのか?。
そこに私とは明らかに違う姿を見るのである。

  “あの店長は今ここを見ているのか”

その視点の違いは明らかに私とは違うのである。
それは企業としては、どちらかというと良いことではないのであろう。

  視点の違い。

その視点が、同企業の店長であれば、同じ視点でなくてはならない。

  それが理想であろうか。

しかし現実には、個店の店長毎にその視点は微妙に異なるのである。
それが、100%同じ視点になることが理想なのではあろうが、それはどの企業で同様に難しいことでもある。

そしてその視点の違いはどこから来るのかと言えば、自分が思うあるべき理想の姿に対しての違いなのだろうと思う。
更に付け加えれば、今現状の自分が関わってきた店舗においての課題に対して、常にそこに視点を置いて行動を起こしてきた習慣が、今現在の優先事項となって行動を取ることになっているのだろう。

  その行動パターンを店長同士で共有する。

それが店舗クリニックという作業において店長間の視点の違いを意見交換という形で統一していくことが大切なのであろうか。








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2019年11月21日 (木)

共有できたこと

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、こんなブログを書いた。

  「共有」。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-b40a9c.html

  自腹で遠方から集まる要因を共有すること。

その要因を深掘りすること。

  それは非常に大切な今回の私なりの項目だった。

何故か?。

  組織力を追求することになるから。

組織力とは「求心力」とも言い換えれるのではないだろうか。

  組織の中心に纏まろうとする力。

その力が強ければ強いほど、黙っていても人が集まってくる。

  そこに組織の強さ、固さ、大きさが決定していくのではないだろうか。

当然、この会は営利を目的とした組織ではない。
個々人が無償で集まる自主的な会であり、組織としての体も成していないであろう。
Facebookとしての参加人数では200人を有するが、常にこの会の催し物に集まろうとする仲間は50人前後であろうか。

  とりわけ巨大な組織ではまったくない。

しかし、自分の都合が合えば無償で自腹で集まってくるメンバーが多い。

  そこにこの会の本質があるのだと思う。

無償で自腹であるが故に、自ら学ぼうとする姿勢はハンパではない。
そして、その本質は何に由来するのか?。

  それは自らが属する組織では得られない価値があるのだろうと思う。

自らが属する組織とは自らが所属する営利企業であり、そこにはどうしても経営理念が存在し、同じ理念に集う組織のメンバーと共に仕事をすることになる。

それはそれで、同じ想いを持つ仲間と日頃から仕事を通して同じ職場で屋根の下で働くのであるから、考え方や行動まで似たり寄ったりとなっていくのである。

  そこにはメリットもデメリットも存在するもの。

同じ理念であるから非常に効率の良い作業がとり行われ、どこの店舗でも同様の結果としての売場作りがなされていくのである。

  しかし逆を言えば殻を破れないというデメリットもあろう。

そんな時に、その組織の殻を飛び出してこの会に来ると、自分と同様の志を持つもの同士が集い、そこに自分と違う価値観やフォーマットを持つ仲間との会話の中から、自分の位置付け存在を確認でき、更に自分の立ち位置を認識し、新たな視点で物事を見る目を養うことが出来るのだろう。

  そこに気付いたメンバーが黙っていても集うのである。

それが今回、この場に身を置いた時に色々な方から放たれた言葉なのである。
そして、それがこの会の求心力であり、いつまでもそれぞれのメンバーにとってそんな存在価値を提供し続けられる組織でありたいものである。

  人は誰も自ら身を置く組織自体を離れることはできない。

しかし自らの意志でこのような外部組織に参加してみる。

  企業の意志ではなく自らの意志で参加するという前提。

そこに自らの参加意識が自らを変えてくれるのであろう。
またそこに、自分には無い気付きを得ることもでき、素直にその違う文化を受け入れ自らの懐を深めていくことが出来るのであろうと思う。




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