友人

2020年10月22日 (木)

同期の桜

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある男から電話が鳴った。

  以前の企業の同期の桜。

転職して十数年経過するが、いまだに交流してくれることはありがたいことである。
同期入社とは概ね学校を卒業して新入社員時に、同じ年に入社した者を言う。

  特に新年度に一斉に新入社員教育を受けて入社した者。

そこから新入社員として顔馴染みとなり、店舗配属後も何かと集まる機会の多い間柄となる。
もっとも配属前の研修が数か月にも及んだ我々の生鮮部門の連中は尚更繋がりが深かったと言う経緯もある。

  そんな連中とはその後も数ヶ月に一度は飲み会で会合した。

当時の新入社員は総勢で百人以上はいたであろうか。
よって、同期の桜としてその後のつながりも何かと心強い存在でもあった。

  逆にいろいろな相談も受けたりもした。

今にして思えば、同期の連中の存在がキャリアを積み重ねていく間に非常に重要な位置を占めていたことを思い出す。

  彼らとの関わりがあったから今の自分がいると言う存在感。

もちろん、上司や同僚、部下達との交流の中からも多くのことは学んできたのであるが、同期と言う安心感と親近感は何ものにも変え難い存在ではあった。

ここ昨今の新入社員が数名と聞いて、同期の桜を思い出すことが多い。

  “同期との交流がほんの数人か”

もっとも現代の子たちからすると、ネット上での繋がりの方が多いだろうから、リアルに同じ年に入社した人間の数自体が少ないからと言って落ち込む必要もないし、それが当たり前の時代にはまた別の繋がりでありネットワークなりが構築されているのではあろう。

  新入社員の減少とは逆に中途採用者は増加している。

かっては、年代が若い=素人、と言うわかりやすい構図であったが、現在はその構図に、中高年=素人、もしくは、中高年=新入社員、の構図も有り得ると言うことであろう。

  しかしその新入社員が自分以上に有能な人間である可能性も高い。

有能であるにも関わらず、新入社員であるから自社の基本を学んでもらわなくては困る。
そこに今後の一律な教育課程の再構築が必要になっていくのかもしれない。

  現在では中途採用者はほとんどが現場での教育がメイン。

当然、以前も同様の企業に在籍していた方がほとんどであろうから、ある程度の技術は有してはいるが、とは言っても企業毎にその部門での作業の流れは異なるものだ。

その流れを以前の技術を如何に放棄せずに取り入れられるかが問われるのであろう。

  同期の桜に代わるネットワークの構築。

従来のキャリアや技術を全く更地にして、同時に平等にスタートすると言う仲間達。
そこには、以前の地位や職位は関係なく、全くの平等な立場で明日を目指す仲間等。

  新入社員だろうが中堅だろうがベテランだろうが定年後であろうが。

同じ志を持つもの同士のネットワーク。
そのようなものが益々重要になっていくのではないだろうか。






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2016年12月 6日 (火)

苦言?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある友人から言われた。

  「最近のブログはつまんねぇ〜なぁ〜」

その友人は30年来の付き合いで、お互いに歯に衣着せぬ話が出来る間柄(笑)。
だから、彼の話は聞いていて痛い部分もあるが、それはそれでそう言ってくれる貴重な存在でもある。

  「それは具体的に言うと、どんなところだ?。」

彼が言うには、以前の記事にはもっと言い切った表現があり、自信に満ちていたと言う。
更に、販売面の記事が多く、その成功事例が主体であり、記事を読む方も多いに参考になり、自分でもやってみようかと言う気にさせられたと言う。

  “なるほど!”

更に続けて言われたのは、売れているお店で攻めの姿勢を感じられたと言うこと。

  その通りだと思った。

以前にもこのブログの記事でも記した通り、最近の記事はマネジメントの部分が多くなってきたように思う。

  それは、自分の取り組みがそうなってきたからだろう。

従業員がある程度成熟しており、パートさん達もベテラン勢が整っている環境にあると、再びマネジメントと言うよりも従業員の能力を最大限に発揮させる為にも、より販売面に目を向け攻撃的な売場作りを先導し、結果その反動としてお客様の購買の反応が明確にリアクションとして返ってくる。

  以前はそんな記事が多かった。

しかし、最近は新店や新店間も無いお店が多く、どちらかというと人材確保や人材育成が主とした役割となり、販売面に関しては果実や刺身、切身といった分野に限定されてしまっていたような気がする。

  それも店長としての役割であり経験であろう。

だから、販売面を期待している読者の方にとっては消化不良であろうし、マネジメントを期待している方にとっては共感する部分も多いのかと思う。

  そして企業としては人材確保と育成に期待する部分が大きい。

販売面は全面的に本部商品部が一括して担い、店舗の店長には採用競争に勝つ抜いてほしいと言う思いはあるだろう。

まして、こんな時代背景である。

  人材確保が企業の運命を左右する時代が迫っている。

現場の店長には、人材確保と人材育成のプロとして従来にも増して期待される存在になっていくだろう。

そんな近未来の姿が予想されるだけに尚更ブログ記事もその方向へ向かわざるを得ないと思ってもいる。

  しかし、販売になかなか目を向けられない寂しさもある。

やはり、小売業は「売ってナンボ」の世界。

  販売を見失ったらこの世界は終わりだ。

そして、現場にはこの二つが同時進行で両立させなければならない世界。

  だから、販売というOJTを教育に有効に活用するのだ。

一人のパートさんが販売に目覚めようとしている。

  自分で食べて美味しいと思った商品をどう販売拡大させるか?

それが、従業員教育のスタートであり、店長も販売に関われる為、店長の強みを活かせる構図となろう。

そんな構図で従業員教育であり、商売人育成をこのブログで記していければ、現場の方々も興味を持っていただけるのではないだろうか。

そんな意図を持って、このブログを継続していきたいものである。





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2016年2月 8日 (月)

ある旧友からの電話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、本当に久しぶりに、旧友から携帯に電話が入った。

  携帯に表示される名前を見て思った。

“どうしたんだいったい!”

  それだけ、メールのやり取りはあったが直の電話は久しぶり。

「おい、どうした?。」

  「また一緒に酒が飲めるぞ(笑)。」

「なんで?」

  「お前、今度新店なんでってな?。」

「なんで知ってんだ?。」

  「いろいろとな(笑)。」

「まさか、近くに赴任か?。」

  「ああ、一番近い店だ(笑)。」

その時、つくづく思った。

  “世の中、本当に狭いものだ”

世の中にこれほどスーパーがある中で、お互いの企業に属する店舗どうしで一番近い競合店としての位置付けになる店舗の店長に、旧友が赴任してくるという事実。

  それも悪友とも言えるほどの仲だった奴だ(笑)。

彼が赴任する店と新店との間には、一店舗別の競合店が存在するが、とは言っても競合になることは間違いないし、商圏内の配置を見ると、意外に影響し合う関係になることは間違いない。

  それを聞いてもこちらはまだ余裕ではある。

直接現場の店長として競合関係にある現状であれば、人事の異動後に即数値が変動する可能性もあるが、こちらはまだ出店はしない。
そして、新規出店から一年間は予算には縛られるが昨年の実績が無いため、売った実績が昨年に受け継がれていく。

  しかし彼はそうはいかない。

こちらの出店後から数値対策である。
いや、もっと前からの対策が始まるだろう。

  それも含めてしっかり観察させてもらうか?。

そんな余裕がどこかにあるのは事実だ。

  しかし、競争相手として張り合いが生まれたのも事実。

孤独な戦いの中で、一筋の光のようなものを授かったような安堵感。

  “競合店の店長の存在がそこまで自分を変えるのか?”

そう思われる方もいるだろうが、これも事実。
敵とは言え、やはり誰よりも身近な存在なのかもしれない。

  意外に競合店の店長同士、本音を言える存在でもある。

これも現場の店長として競合店の店長とのつながりの中から生まれる友情のようなものが存在するのである。

  企業同士は競争相手だが現場では同じ営業の仲間。

そんな仲間意識が生まれていくもの。

  何れにしても、世の中の狭さと奴でよかったと言う安堵感である。





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2015年10月 2日 (金)

山口先生との出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしております「てっちゃん」です。


先日、ある方と初めてお会いした。

  山口茂 さん。

コトPOPを世に広める第一人者。
業界で超有名で、その名のを知らない者はいないほどの人気を誇る。

以前にもこのブログで彼の著書を紹介したブログを記載した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-0d51.html

わかりやすい言葉で、更に理論と実践を現場の実際にコトPOPを担当されている方の事例も紹介され、コトPOPによって仕事の楽しさを享受できるようになったことに対する喜びが伝わって来る本である。

私も購入して、楽しく読ませていただいた。
そして、当店にテナントで入っている花屋さんで、毎日売場に花を運んでくる女性にその本を差し上げた。

  売場と連動してコトPOPを作成していたから。

「このPOP上手いねぇ~。コトPOPの山口先生って知ってる?。」

  「いいえ、誰ですか(笑)?。」

とのことだったので、思わずその本を見せてあげてしまった。

  大喜びである(笑)。

それほど、自分が売りたい商品を説明するPOPは重要であり、担当者は悩んでいるのである。

それをある程度論理的に、そして感応的に説明してあるのが、この本であり、それを著作したのが、山口茂さん。

山口先生は、フェイスブックの友達であり、てっちゃん会のフェイスブックグループの一員でもある。

当会のdadamaさんやかわらいさんはじめ、山口先生とお会いして直接薫陶を受けた方はてっちゃん会でも多い。

  しかし、私は未だにお会いしていなかった。

それが私の行動力の足りなさでもあるのだろう。

そして、たまたま今回こちらのお越しの情報を得て、メールを差し上げてお会いする機会を得たわけである。

  柔らかな物腰。
  聞き取りやすい言葉と表現。
  
日々全国を回り、コトPOPのセミナーを開催されているだけあって、会話での的確な応対は、時間を忘れてお互いに話し込んでしまうほどであった。

フェイスブックでは毎日のように山口先生のアップやコメントを見ており、お会いしても全く違和感の無いコミュニケーションをする事が出来た。

また、そのような事前の情報から、想像通りの方であったことも違和感なく普段の会話ができた要因でもあろう。

  山口先生の、話しやすい雰囲気作りもまた流石である。

相手をまず認めて、そこから相手を受容しながら会話を進めていく術は、大いに学ばせて頂いた。

それに対して、こちらも何のストレスもなく、内面をさらけ出してしまう(笑)。

  “コーチングを極めていらっしゃるのでは”

そう思えてしまうほど、何のストレスもなく相手の想いを吐き出させてしまう。
思えば、今回お会いしてお話させて頂いた内容には、あまりコトPOPに関しては会話は無かったような気がする。

  どちらかと言えばスーパーの店長としての位置づけに関しての意見のやり取り。

そちらがメインだったような気がする。
それだけ、山口先生のコーティング術が優れていたとも言える。
私の、その術に誘われるまま、内面を気持ち良く吐露させていただいたのだろう。

  今度は、POPのセミナーに直接参加させていただきたものである。




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2014年9月20日 (土)

仲間達の活躍

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ブログをきっかけにしたネットワーク。

  更に、Facebookを媒介したネットワーク。

リアルに顔突き合わせなければ繋がらなかった20年前とは異なり、現代は遠く離れていても仲間が持てる時代。

  とは言っても、一度や二度のリアルな出合いはある。

現実の出合いの後にネットでの繋がりが生まれるのか、ネットでの繋がりの後にリアルな出合いが生まれるのか。

それは、どちらが初めでどちらが後かは別にして、リアルとネットの融合によって、より広範囲により親密に日々のお互いの行動や思想が頻繁にネット上で交錯させることが出来る時代である。

そして、ブログの繋がりからFacebookの繋がりで更に広範囲に仲間を作る事が出来た。

  その仲間達が輪になって「てっちゃん会」が発足。

そんな「てっちゃん会」の仲間達がどんどん活躍している。

  嬉しい事である。

そして、そんな仲間達の活躍や努力がFacebook等にアップされる毎に、こちらまでも胸騒ぎを押さえる事が出来なくなっていくのが分かる。

  “負けてなるものか”
  “追いつかなくては”

そんな胸騒ぎだ。

  良い刺激である。

そんな相乗効果が、更に仲間達を行動に駆り立てるのだろう。

  そんなお互いの相乗効果。

その相乗効果が、仲間達を行動に駆り立て、行動するから結果を生み実力を得る。
更にその行動力が、より広い仲間達の輪を生む。

  こんな世界を誰が想像出来たか?。

少なくとも、私は想像出来なかった。
そう言う意味では、単なるブログ仲間、Facebook仲間がどんどん発展していく世界。

それが、ネットの世界の先に存在する世界なのかもしれない。

ネットの世界だけの繋がりだけでは、お互いのリアルな身近さが伝わってこない。
だから、お互いに表面上の感心はあっても、自分の行動に直結しない。
しかし、リアルな繋がりを一度でも持てば、その身近さから仲間意識が強くなり、その関係がお互いの刺激を強化する。
そして、お互いにその行動力を強め合い、刺激しあい、結果を伴う実力を共有し合える。

  どうせなら、そんな仲間を持ちたい。

それが、結局は自分を高めていく存在になっていく。
そんな仲間は、自分を映し出す鏡となるからだ。

  お互いに、自分を映し出す鏡になりたいものだ。

そんな彼らが、いろいろな表舞台へどんどん進出している。

  嬉しい事である。





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2013年6月26日 (水)

「大地のブログ」リンクのご案内

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は、新しい仲間をご紹介致します。

 「大地のブログ」

http://ameblo.jp/daisan110/

 あるスーパーマーケットの経営者。
 いや、経営者の卵かな(笑)。

私の故郷に本拠を置くスーパーマーケットの次期経営者。

先日の「てっちゃん会」第二幕で出会った方です。

正確には、それ以前にわざわざ私の店舗に来て頂きました。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-eeb0.html

 そして、先日じっくり?とお話させて頂きました。

その中で、自分もブログを書いているとの話題になり、dadamaさんのコメントにも案内があったので早速開いてみました。

 “実像と同様に行動的な内容だなぁ〜”

一人の男として、経営者として、企業の幹部として、一家の長として、いろいろな場面での出来事を簡単にまとめられたブログです。

ブログにコダワリ続ける私と違って、Facebook等もされておられるのだろう。
ブログ更新は月に半分ぐらいか。

先日の「てっちゃん会」でも、Facebookでの繋がりでの会話の盛上がりの高さから、そちらでの時間の費やす割合が高くなっているというこの世の流れなのだろうか。

わたしなどは、ブログ以外時間の使い方を知らないため、毎日更新を務めと思っているのだが、そんな時代も過去の事になっていくのだろう。

 しかし、ブログはブログ。

こちらはこちらで、是非参考になりチェックすべきブログとは積極的に関わっていきたいと思います。

 それでは、「大地のブログ」。

http://ameblo.jp/daisan110/

よろしくお願い致します。







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2013年4月19日 (金)

突然の訪問者

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるセミナーの帰途の途中に当店へよって頂いた方々がいた。

 店内に怪しい人物がいたのは知っていた。

しかし、新店オープンしてからいろいろな方がMRをされている様子ではあったが、一度それらしき人に名刺を差し出して問いただしたところ、全くの目的違いでただの買物途中だったかただと分かってからは、露骨にこちらから詰め寄る事は避けていた。

 “やけに熱心刺身をみているなぁ〜”

そんな様子ではあった。

 “しかし、違っていたら迷惑だろうなぁ〜”

そう思って、見守って(?)いた。
そして、バックヤードに戻って時間帯別の売上をチェックしていたときだ。

サービスカウンターから私を呼ぶ店内放送があった。

 “お客様が店長にお話しがあるそうです”

クレームか?。
そう思ってサービスカウンターへ向かった。

 男性2人。

先ほどの怪しい人物。

 “業界関係者か”

「初めまして、㈱○○の者です。」
差し出された名刺を見て、懐かしさが込み上げてきた。
私の出身地に所在するスーパーの方だった。

聞けば、昨日までのセミナーの帰途だと言う。

 「わざわざこんな山中に?。」

セミナーの懇親会で「てっちゃん会」の話題になったらしい。
そこで、所在を知り来店したらしい。

それにしても、これからのスーパーマーケットの状況を考慮して危機感を募らせ学んでいる方達の熱心さは別格である。

個人が自ら学ぶという行動は末端の現場に人間一人一人が持ち合わせなくてはならないが、組織のリーダーとして大切なのは、自社自企業が学ぶ組織をどう作り上げるかという課題も存在する。

 同じ感動を全員で享受する。

組織のリーダーがすべき事は、このように同じ目線をどれだけ環境つけられるかだと思う。

 その為に同じ講義を全員で受ける。

これが一番早くその感動が浸透し学びが現実に実践できる最速の手法だと思う。

 そんなセミナーの参加の帰途。

わざわざこの地に寄って頂いた。
これも「縁」である。

 縁は金では換えられない。

だから大切にする。
特に、誰かに紹介されてというものではなく、自ら足を運んで来てくれた縁は大切にしたい。

 そして、「てっちゃん会」。

5月から6月にかけて、早くも第2幕(dadama流)が開演される、かもしれませんので、ご期待ください。






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2012年12月 5日 (水)

ひがしんさんとの出会い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


熱い男だった。

 ひがしんさん。

またひとつの出会いである。
意外に多くの方が読んでおられるが、実際にお会いする機会に恵まれる方は少ない。

 今まで何人の方とお会いしたろうか?。

せいぜい、10人程度であろう。
しかし、その方々全てにおいて、熱いものを持っておられる方達だった。

自分の読者の方々の多くが、熱く煮えたぎったものを持っておられる事は、こうやって記事を書いて載せていて本当に嬉しいものである。

 “この記事で更に熱くなって頂きたい”

そのな想いが募ってくるものだ。

 そして、ひがしんさん。

本当に遠い所を訪ねてきて頂いた。
売場の一角でお話させて頂いたが、同じ、いち店長として同じ立場で会話出来る事はお互いに学びの多い時間を共有出来る事でもある。

 遠くからやってくる。

その事だけでも、多くの熱を持っておられる。
そして、それが真剣な眼差しとともに、会話の一つ一つから伝わってくるのだ。

また、競合店の出現によって脅かされる自店の状況。
その克服の為に、何かしらのヒントを探す。

 転んでもただでは起き上がらない。

そんな危機意識も含めて緊張感を持って聞き入る姿に、こちらも感動してしまう。
実際に見て頂いた売場は、まだ私の色が出し切れていない状態だった。

それでも、果実、切身魚等で初めてのチャレンジをしてはいた。
たったそれだけの見せ場ではあるが、どう伝わったか不安でもある。

 以前のコメントでは、接客を挙げておられた。

いろいろなシチュエーションを想定してのロールプレイングを利用した接客訓練。

 その効果が少しは現れていたのだろうか。

色を出せない売場よりも、そちらを評価された事は、誇りに思いたい。

そして、またゆっくりとお会いしたいものだ。

更に、何かの機会を利用して、リアルにお会いした方や未だお会いしていない方も含めて、どこかで一度飲りたいものである。





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2012年11月28日 (水)

訪問者達

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回の開店に際しては、実に多くの方の訪問を受けた。

 直接影響を受ける競合各社の方々。

更に、遠方の同僚は元同僚。
そして、ブログ仲間達。
更には、メーカーや市場の方達等々だ。

 本当にありがたい事です。

そして、何も対応出来なかった事が悔やまれる。

 また、ブログでも応援メッセージが相次いだ。

コメントへの御礼にも遅れをとってしまい、失礼をしてしまったが、多くの方の関心の高さが理解できた。

 そして、今回も初めてお会いする方がいた。

大変な「勇気」だと思う。
おそらく、自費で駆けつけてくれたのだろう。

 その勇気と行動力には脱帽だ。

まだまだ私の色にはなっていないが、企業として何を打ち出したいのかというコンセプトは明確になっていたと思う。

そして、彼の訪問者の来店という事実は、全て私のエネルギーになっている。

 私のお店を見に来るという情熱。

これが私に伝わるのである。
そして、その勇気とパワーを頂き、この新店を更に自力で完成させていきたいとい具体的行動に繋がるのである。

人間とは、他者との関わりの中で強くもなり、弱くもなる。
自力で全て解決出来ればそれに超した事は無いのだが、とはいっても一人というのはどこかで弱い存在でもある。

実際に会う機会はすくないものの、今回も多くの方々から支援のコメントを頂いた(返答まで時間がかかりましたが)。
そして、それは私にとっても多くの勇気と癒しをくれたのである。
今回の、店舗への訪問者も同様である。

 “わざわざ来てくれたのか!”

これは、本当に嬉しい事である。
今後も、いろいろな方が来てくれるだろう。

 しかし、店舗援助もいなくなる。

自前の本当の実力を試されるのもこれからの事だ。

 自信を持って招き入れられるかどうか。

今後の、私の試金石となる。






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2012年10月27日 (土)

きっかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、懐かしい友人を飲んだ。

 同期の友人。

共に入社し、一時代を生きてきた。
私はその後転職したが、彼は現役を続けている。

同期の人間はたくさん残っているが、意外に現在活躍している人材には意外な類似点が多い。

 入社当時はグレていた。

入社前にある新入社員による研修会があるのだが、その研修会で概ねの新入社員の顔を性格が一致するのだが、その時の印象で「活躍するか、すぐ退職するか」が概ね分かるものだ。

その中で、「こいつは一ヶ月も持たないだろう」と思っていた連中が、現在活躍しているのである。

逆に、「こいつは真面目で頑張りそうだな」と思っていた連中が意外に伸びてこない。

 この差は何か?。

久しぶりに会った彼に、率直に聞いてみた。

「入社当時、お前は即退職するだろうと思っていたのだが、その後心を入れ替えて頑張れるようになったきっかけは何だ?。」

 「ある組織(労働組合)との出会いです。」

そこで、組織的なマネジメントを得たのだと言う。
それまでは、自己流の考え方と仕事で得たマネジメントを組み合わせて仕事上の組織運営をしていたが、組合の執行委員を経験する事によって、組織論を学び実組織でそれを実践する事を学んだ。

 この経験は大きい。

実際には仕事上の組織とは別組織であるが、現実の人、物、金を与えられ学んだ組織論を武器に実践で使える場はそう簡単には得られない。

それを、休日返上とはいえ、与えられた組織を有効に活用して活動する場。

ここでの経験は自らのマネジメント力を養う上で覆いに役立ったらしい。
それからの彼は、独特のコミュニケーション能力も発揮しながら仕事上でもメキメキとその手腕を発揮してきた。

更にそれ以前に学んだ販売技術も擁しながら、その技術を部下に伝え組織的にその販売技術を広める事が出来、トップからの信頼を得ていった。

 “グレるというパワーをどう方向転換するか”

先ず以て、パワーを持ち合わせている事は非常に重要な事なのだ。
それを、その後の自分の努力から、どう方向転換しながら企業の方向性と会わせていけるか。

方向性が同じなれば、あとはそのパワーを乗せるだけ。

 部下のパワーの方向性を合わせてやる。

店長にとって重要な部下の能力開発であろう。





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