マネジメント

2017年8月15日 (火)

腹痛

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦前。

  謎の腹痛に襲われた。

腹痛とは言っても、胃や腸の痛みではなく、痛烈な下痢である。

  “胃腸炎か?”

まずは、そう疑った。

  以前の胃腸炎が蘇った。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-d466.html

しかし、胃腸炎の季節でもなければ嘔吐も無い。

  あるのは強烈な下痢のみ。

暑い日中に、28度の冷房の休憩所の一室で机に座って仕事をしていた時のこと。

  急にお腹が痛くなってきた。

お腹が冷えたような症状であり、冷房を切れば元に戻るだろうと思って、冷房を切ったがそれ以降も腹痛は収まらなかかった。

  その後、店舗でトイレに2回。
  早番通しから帰って家で2回。

翌日の朝も2回ほどトイレに行って、ほとんどすべての水分が体外に出てしまったと思われるほどの下痢が続いた。

  “どうしたんだ?”

そう思っていたら、女房が私に言った。

  「◯◯も吐いたのよ」

◯◯とは息子のこと。

息子も私と同様に、昨日の同じ時間帯から体調を崩し、同様に今現在も下痢が続いていたとのこと。
逆に、二人で同様の症状を同時刻から発症していたことで、事の原因がつかめやすくなったのかもしれない。

  二人で何か悪いものでも食べたか。

息子と同じ食事だったのは、前日の夜に食べたネギトロ丼。
女房は刺身が苦手だから食べなかったが、息子と同じ食事はこの丼だけであった。

  食中毒。

感染型の食中毒でも色々なタイプがある。

  潜伏期間が2日〜10日と長いタイプもある。

同じ食事をしても、その中も何が原因かという選定は難しい。
しかし、症状は間違いなく食中毒の症状であろう。

  とにかく、水分を吐き出した後の体のだるさは最悪。

その日一日はほとんど寝て過ごした。
女房も色々と病院を当たってくれたが、結論は出すものも出なくなった段階であるから、安静にしているのが一番良いという結論に達した。

  ようやく夕方になってから食欲も出てきた。

そして、オナラも出るようになってから、体調が回復に向かっているという実感が湧いてきた。

  返す返すもお盆商戦真っ只中で良かった(笑)。

しかし、一度壊した胃腸は簡単には戻らない。

  食欲は湧くのだが胃腸が正常に機能しない。

少しずつ少しずつ食事をして、少しずつ胃腸で消化して体の内部を浄化していくしかない。

とはいえ、正常に戻りつつある体調になるまでの長いこと長いこと。

  永遠にこの気だるさが続くのではないか。

そんな不安が、人間を襲ってくる。
これは、健康体では決して感じない感覚であろう。

  健康なる精神は健全なる身体に宿る。

このようなことわざは、不健康になってみないとわからないことである。

  大病、浪人、投獄。

この三つの経験によって、人間の軸がしっかり確立されると言った方がいた。

  いずれも人間の究極の瀬戸際。

後のない背景を背負って初めて人間は自分を見つめる。

決して、そんな心境にはなれなかったが、回復することによって、生への感謝というものが湧いてきたのは確かである。





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2017年8月 8日 (火)

週末休日という条件

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この業界に土日休日という文字は無い。

  サービス業とはそういうもの。

そんな環境で育ってきた我々世代にとって、週末の休日とはよほど特別な日でも無い限り有り得ないものだと思っていた。

  その延長線に採用時のこだわりがある。

「土日休日を望むのであれば、当社では採用できません。」

  これは小売業が人材採用する上での必須条件であった。

必須条件であった、という過去形には理由がある。
過去に2度の新店の採用面接を実施した際に、その必須条件を反故にして採用したのを契機に、週末休日という条件を私なりに消去したのである。

  企業的には好ましく無いかもしれないが(笑)。

それは、今までのブログでもなんども書いてきたことでもある。
採用難にあって、週末勤務可能の条件は、現在では非常に高いハードルであると言わざるを得ない。

  この条件を満たす方は子育てを完了した方に限定される。

しかし、一番生活費に苦労するのは子育て世代でもある。
特に、三世代で同居しているような家庭ではなく、単独で生活している家庭においては尚更だ。

  どうしても学校の休日に見てくれる場所が無い。

そんな家庭の若いの主婦が働くとすれば、平日のみ。

  そんな条件の方と面接をすると採用したくなるのも事実。

やはり若いし行動力がある。
それに、この業界に応募してくれるだけでも有難い存在ではないか(笑)。
ということで、前々回の新店時からスタンスを変えた。

  “勇気を持って採用してみよう”

勇気を持ってとは?。

  それは他のパートさんとの関係。

他のパートさん達は週末休日は基本的に認められていない。

  どう、協調させていくか。

しかし、それも意外に杞憂に終わった。

  彼女達の仕事ぶりに異論を挟む余地がないから。

それだけ、自分の就業条件の弱みを仕事ぶりという分野で十二分にカバーしてくれたからだ。

  ただし、平日だけの勤務。

この業界で一番忙しいのは週末とお盆年末の際時期。

  残念ながらそのタイミングでは勤務不可。

しかし、それを十分に理解しているのだろう。

  平日の勤務ぶりは人一番頑張ってくれている。

更に、彼女達は、ここぞというタイミングでは積極的に週末でも参加してくれるのである。

  当初は平日のみの勤務という契約。

しかし、彼女達も仕事が見えてくると、ここぞの時の自分の存在を認識してくるようになる。

  仕事への責任感。

それも高くなってくると、自分の家庭との調整も敢えてやってくれるのだろう。

  まさに侠気(おとこぎ)のある行動をしてくれる。

週末は勤務できないという自分の弱みを、それ以外のところで克服しようとする強みに変換してくれているのだ。

  ほとんどの方がそのような働きぶりを示してくれている。

こちらの期待に応えてくれる働きぶりには感謝である。

  “採用して良かった”

今後ますます、このような条件の方が応募してくるだろう。

  採用するか不採用にするか。

何れにしても、店長のさじ加減ひとつに委ねられているのである。




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2017年8月 4日 (金)

花火大会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


日本の夏の風物詩。

  花火大会。

この時期、全国の至る所で花火大会が催されている。

  7月末から8月上旬がピークだろうか。

子供達に浴衣を着せ、家族4人で見る花火の豪快さ。

  家族4人の一生の思い出ではないだろうか。

しかし方や遠方の方の交通手段は毎回考えものである。

  特にクルマの駐車場の問題は深刻。

そこで格好の餌食になってしまうのが小売業他の大きな駐車場(笑)。
普段は閑散としているスーパーの駐車場が、無料の大駐車場と化してしまうのだ。

  花火大会は一方ではスーパーの駐車場対策でもある。

特に、花火大会の会場から近いスーパーや小売業は、毎年の悩みの種であろう。

  当店もまさにその問題に毎年悩まされる(笑)。

何せ、その花火の振動が直に店舗内に爆音とともに激震(笑)として体感出来る距離なのだから。

  “打ち上げ花火ってこんなに激しいんだ!”

まさにそれを体感出来るほどの距離であるから、その駐車場からの花火の眺めの絶景である。

新店で開店した昨年は、その対策として警備員を数名配置していたため、大きな混乱はなかった。

  逆に大混乱を予想していたのが嘘のようだった。

その経験から、今年は警備員の配置を省いた。

  “多少花火見物に使われてもヨシとしよう”

逆にどんな理由であれ、このお店の駐車場でクルマを止めて花火を見た、という事実を体に刷り込んでいただき、普段の買い物でもこのお店に駐車するという反復運動に転化できればいいとも思った。

花火大会は午後7時30分からだったため、午後5時ごろまでは通常の来店客に応じた駐車台数であったため、今年も何事もなく混乱もなく終わるのであろうかと安堵していたのだが、・・・。

午後6時30分をまわった頃からであろうか、駐車場の遠目の端からどんどんクルマが駐車していくではないか。

それが花火開始時には障害者エリア以外は満車状態となってしまったのだ。

  “これはヤバい!”

何としても障害者駐車場だけは確保してやらないとと思って、そこからは外での対応となった。

  しかしこのエリアだけは譲り合いの精神が働くのだろうか。

このエリア以外はほぼ満車状態なのに、このエリアだけはほとんどのクルマは遠慮して他へ回る。

  このエリアのお客様の特性であろう。

返す返すも、いいエリアに出店したものだと嬉しくなってきた。
しかし、花火が上がり始めてからは、このエリアにも駐車しようとする方が出始めた。

  午後7時30分から午後8時30分の1時間。

この一時間は障害者エリアのみの空きスペースであったが、やはりそれでも十分にお客様用としては十分であった(笑)。

一部の方には、張り紙をさせていただいた。

  障害者エリアに無断駐車された方。

しかし、この方達も、店舗へ来てお詫びの言葉を添えて買い物をされた方が多かった。

今回は、当店の駐車場がいい無料駐車場と化してしまったわけであるが、このようなお客様が多く存在する限りは、必ず次へのステップへ移行出来るだろうという匂いを感じた瞬間であった。







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2017年8月 1日 (火)

夏バテ解消法

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


梅雨明け後の猛暑。

  毎年の定番だが、今年は少し様相が違う。

逆に梅雨時の天候に逆戻りしたようだ。

  “こんなに涼しくていいのか?”

逆に心配してしまうほどの気温の低さ。

  梅雨明け後である。

逆に梅雨時の方が最高気温35度とか熱帯夜とかが続いていたような。

  今後の天気予報を見ても曇りや雨が続く。

最高気温も30度に届かない日が多い。

  “今年は夏バテ対策は不必要か”

そう思ってしまうほどだ。

  しかし、地球はどこかで帳尻を合わせてくる。

このまま夏が終わるハズは無い。
どこかで、猛暑がぶり返し、人々の暮らしに障害を与えるだろう。
このこのままの方が暮らしやすいといえば暮らしやすいが(笑)。

  そして、私の夏バテ防止法。

以前は夏バテといってもそれほど意識したことは無かったが、今年は夏バテに際しての食事の大切さがようやく分かってきたような気がする。

  これも年齢による体の変化なのか。

体が、暑さや湿気を敏感に感じ取るようになってきたからなのだろうか。
何れにしても、今年は意識して体を冷やす食材を積極的に食べているような気がするのだ。

  まずは新生姜。

新生姜を酒のおつまみにする方も意外に多いのでは無いだろうか。

  新生姜をほうばってから喉越しを通るビールの美味いこと。

更に、新生姜の発汗作用によって体を冷やしてくれるのも、湿気の多いこの時期には嬉しい作用であろう。

  この新生姜によって体が生き返るのである。

これは私だけの感覚であろうか。
だから、週に二度の晩餐の場面には必ず新生姜が登場するのである。

  そしてなぜか新生姜をつまむと悪酔いしないのもいい(笑)。

幸いにして、当地には近くに岩下食品が地元企業として頑張っておられる。

  「岩下の新生姜ミュージアム」にもよく行く。

新生姜は身近な存在でもあることが食べるきっかけでもあろうか。

更に、飲料では「黒酢ドリンク」であろうか。

  お店で安価で販売されている「黒酢で元気」。

色々と黒酢ドリンクはあろうが、私的にはメロディアンの「黒酢で元気」が一番体にあっているようだ。

以前は女房が梅ジュースを手作りで作ってくれていたが、最近ではこのドリンクが一番体がすっきりとして元気になるようだ。

  夏バテ。

特に湿気のある夏場は、人によっては耐えられない人もいよう。

  特に湿気の少ない地域で育った方には耐えられない。

私は盆地育ちのせいか、夏の湿気や蒸し暑さにもある程度は耐えられる体質になっているが、これが湿気の少ない高原や浜で育った方には地獄以外の何物でも無い(笑)。

そんな方にオススメなのが体をキリッと復活させてくれる飲料では無いだろうか。
本来であれば、梅ジュースが最高なのだろうが、なかなか手作りの梅ジュースを作る機会も減ってきているだろうし、コストもバカにならない。

  皆さんも、色々な夏バテ対策があろう。

それぞれの対策で、この夏も乗り切っていきましょう。









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2017年7月20日 (木)

シフト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーにおいての出勤計画。

  出社日と出社時間のスケジューリング。

この組み合わせにチーフは頭を痛める。

  本来欲しい日と時間にズレが生じるからだ。

従業員それぞれに家庭の事情等からの契約時間や出社日の曜日契約が存在する。

  その組み合わせで月間スケジュールを作成する。

仕事のやり溜めができる部門はそれほど悩まないだろう。

  例えばグロサリー。

デイリー商品以外は日持ちのする商品が多いから、人材が居るときに集中して品出しや事務作業をこなすことができる。

  逆にいうと商品入荷日に合わせてスケジューリングが出来る。

しかし、その日に製造してその日に売り切るような惣菜や鮮魚、更にはタイムリーにレジを解放させなければならないレジ部門などは、その曜日のその時間に適性は人員が必要となる。

  ここでシフト組みに悩むのである。

レジの夕方以降が足りない。
惣菜の午後が足りない。
鮮魚と精肉の朝が足りない。

  等々の時間帯別の人材不足が発生するもの。

特に、ここ数年の人材不足が深刻であり、シフトどころではない店舗や部門も多い。

  10年前はそれほど悩まなくても応募があった。

だから、それなりに優秀な人材を選別できたが、現在は応募していただけるだけでありがたい存在でもある。

  店長としても人員を揃えたい気持ちや山ほどあるが。

とは言っても、応募が来ない限りは面接や採用の段階へは進めない。

  今いる人員をどうシフト変更出来るようにお願いするか。

人員が午前中に集中しているのであれば、週に一回程度午後に回ってもらえないか。
人員が平日に集中しているのであれば、月に一回程度は日曜日の出社ができないか。
ご主人の扶養から抜けて、ロングで働けないか。

  個別の対応は店長としても働きかけ続けなければならない。

しかし、働く従業員も人の子である。
周囲からの働きかけによって、自分の環境を多少変えて契約時間を自ら変更してくれるパートさんがいるのも確かである。

  本当に有難いことである。

しかし、それでも限界はあろう。

  そんなときはどうすべきか。

現実に合わせた作業スケジュールを変更していくしかないだろう。

  人員がいる時間帯にすべきことを集中させる。

または、店長として、部門の壁を取り払って応援体制を構築できるか。

  レジとグロサリーで一つの括りをもつ。
  惣菜とベーカリーで一つの括りをもつ。
  生鮮3部門でアルバイトの括りをもつ。

等々のブループ別シフトを構築して人材の作業割り当てを構築していくことが必要となっていくであろう。

  個人別の契約をどう微調整できるか。

当初契約の条件とは、年々変化していくものである。

  子供が大きくなって日曜日も出社できるようになった。
  ご主人が定年して扶養から外れられるようになった。
  仕事が楽しくなって長い時間でも苦にならなくなった。

そう考えると、当初合わない契約時間であっても、優秀な人材であれば採用しておくべきなのであろう。

  従業員の契約時間。

その都度、個人に働きかけることが重要である。






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2017年7月14日 (金)

開店メンバー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店メンバーがまた一人消えていく。

  人事異動で他店舗へ。

開店から一年。

  8名が異動により姿を消した。

そして新たに1名が入れ替わる。

  社員16名で立ち上げ、現在12名。

人員的には、ほぼ既存店と同等の人数になった。
従来よりも早いペースで既存店の人員に落ち着いてきたが、それだけパートさんの人員が揃っているということだろう。

  今回はレジチーフの異動。

良くも悪くも、女性だけの部門。
その部門がから開店メンバーが異動となる。

  開店メンバー。

特にチーフという職位の場合は、部門のパートさんたちの反響は大きい。

  “次のチーフはどんな人なのだろうか”

開店の時のチーフというのは、部門にとってもマニュアルであり教科書でありゼロから始まる店舗の柱でもある存在。

  その柱が入れ替わる。

それは、部門のパートさんにとっても私にとっても大いに不安である。

  “従来の仕組みや絆がどうなるのだろうか”

入社して、ゼロから他店舗で教育を受け、新店の開店時からは初めて自分たちだけで店舗運営をする経験から携わってきたチーフという存在。

  異動する本人にも部下のパートさんにも思い出深い存在。

幸いに今回は部下が持ち上がる為、気心の知れたチーフという存在は不動ではあるが。

  「急ですね?。」
  「早くないですか?。」
  「あと一年はいて欲しかった。」

惜しまれて異動するというのはやはり理想の姿であろう。

  逆に、周囲が喜ぶ異動もある(笑)。

チーフや店長で上記のように部下たちが内面的に喜ぶ異動。

異動する本人からすれば、敢えて厳しく接した結果の周囲の捉え方だと認識している人もいるだろうが、そのほとんどはそこに気づかないものである。

男性の責任者であれば、周囲もその部分は割り切って付き合うことが出来るだろうが、女性の責任者の場合はそうはいかない。

  責任者とはいえ同性の女性。

そこに同性同士のメンタルな気持ちの整理つかない場合が多い。
女性同士のパートさん達のトラブルに対して、どう公正に対処してきたか。

  そこに部下達からの女性責任者の評価がある。

既存店での勤務の場合は、過去の流れを知らないでいきなり異動によりその店舗での仕事となるが、今回のように一人一人の入社の経緯やそれ以降の成長、そして人的なトラブルまで含めて把握している人材が開店メンバーである。

そこには、どうやっても引き継げないたくさんの情報が詰まっている。

  人事異動には大なり小なりそこが欠落するもの。

そこを店長や副店長がフォローすることになるのだろうが。

  人的情報をどれだけ引き継げるか。

しかし、先入観を持ちすぎてもよくない。
一番難しい引き継ぎ項目であろう。






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2017年7月12日 (水)

私語

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私語厳禁。

  従来の小売業のバックヤードでの標語。

極力、私語を慎み、仕事の効率を最大化する姿勢を表した標語である。

  しかし、・・・。

私が入社した当時から、ある程度の私語を交えながらの和気藹々とした雰囲気はバックヤード内に漂っていたと思う(笑)。

しかし、やはり企業としてのルールがあり、表面上は「私語厳禁」を遵守する姿勢が表向きはあった。

  それでも私語を交えた会話は横行した。

そして、その部門の責任者であるチーフも自ら私語を率先して発していたように思う。

  ただし、手や休めなかった。

いくら私語を交わしても、手足の動作は休めない。
だから、私語を交わしても作業効率が極端いおちることはなかった。

  現在のバックヤードはどうだろうか。

私語が外まで伝わってくる部門もあれば、一切私語を交わさずに黙々と作業を進める部門もある。

  それはチーフの意識で変わるのだろう。

バックヤード内で自由に情報交換を交わすことに違和感を感じないチーフとそうでないチーフがいるだろう。

  私も自由に会話を交わした部類に入るだろう。

それは、その方が楽しいから。

  楽しく仕事をする。

これに勝る仕事へのモチベーションは無い。
ただし、これが作業効率を妨げる結果になることもある。

  その時は注意する。

オンとオフ。

  頭はオフだが体はオン。

そうさせてきたつもりではある。

  それは黙々と作業に没頭した方が絶対に効率は良いだろう。

しかし、そのことによって仕事上での息苦しさであり、人間同士の不信感が募る場合もある。

  私語は会話であり意思疎通のツールでもある。

このことによって人間同士の絆が生まれ、わだかまりの無い部門内の作業が生まれ、そのことがその部門内で、またはバックヤードで気持ちの良い仕事になり、それが生産性向上に結びつくと私は思う。

  また人間不関係からの退職もなくなるだろう。

そう考えると、ある程度の私語は許されてしかるべきでは無いだろうか。

  そこから生まれる爆笑が次への活力にもなっていく。

今日の記事は、仕事中の私語を奨励するものではありません(笑)。

  あくまでも仕事の効率は高める努力はしなければなりません。

但し、仕事の効率と私語との関係はその場面だけの問題ではなく、そのことからくる人間関係やモチベーションを念頭に置いた時に、部門の人間がお互いに気持ちよく働ける環境の整備でもあり、それによって継続して働く意欲に繋がり、そのことで長く働く従業員が退職することなく、高い生産性を保持できる土壌にもなるということです。





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2017年6月28日 (水)

決め方の手法

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしているてっちゃんです。


店長の店舗での判断業務。

  本部マニュアルに照らしての判断。

そのような絵に描いたような事例の場合の判断業務は簡単だ。
その事例に則って機械的に右か左かを決定すれば良い。
そしてそれは店長が不在でも副店長でもレジチーフでも同様の判断に沿って意思決定をすれば良い。

  問題はイレギュラーな場面。

そして、店舗ではこのようにマニュアルには無いイレギュラーな場面の連続であるのも事実である。

  このような状況はマニュアルには無いぞ。

そんな場面設定の連続なのが店舗運営の実態である。

  そんな時ほど店長の個人的な志向が出てくるものだ。

そして、部下はこのような時の店長の意思決定の仕方に大いに学ぶのである。

  例えば、クレーム。

クレームの中身は千差万別。
商品の痛みや賞味期限切れ等のクレームであれば、どう対応するかはある程度本部のマニュアルに載っているだろう。

しかし、他のお客様が吐いた嘔吐物に他のお客様が触れてしまって、そのクリーニング代の請求をされた時などは、そんな状況のマニュアルなどないからその場に対応した店長や副店長が独自に対応しなければならない場面が多い。

  その時に、どう判断してどう対応するか。

これは、誰も教えてくれない。
店長が独自に判断して独自に決断しなければならない。

以前にも書いたが、私はこんな時ほど相手を一人の人間として判断することにしている。

  人で判断するのか?。

そう思われる方もいるでしょう。

  しかし、相手も人間。

このような場面では、お客様と従業員という区別をすると逆に間違ってしまう場合が多い。

  お客様 〉 従業員

直感的にこのようなイメージを抱いてしまうのが、相手がお客様という関係。

  お客様は神様。

三波春夫が発した言葉がいつのまにか業界の内外に錯覚を生んでしまったのだろう。

  お店とお客様はあくまでも平等。

その姿勢を貫くから、店舗側もより競争意識がついていくのだろう。
そんな視点でイレギュラーな判断をするならば、都度都度の判断業務はさほど難しいものはない。

同様に、対競合店に対する自店の対策をどう進めるべきか。

  一年後にどれだけのリピーターが付いてくれるか。

そのような視点に立つとすれば、今何をすべきかという問いは容易に出てくるはずだ。

  状況に対して自ら判断基準を持つ。

この訓練が、状況に合わせて自らの判断基準を素早く整理することができるようになっていくのだろうと思う。

  決める勇気。

確かに決める場面での勇気は必要だが、それ以前にブレない軸が自分に確立されているのであれば、必然的に答えは目の前に現れてくれるだろう。






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2017年6月26日 (月)

昨今の販売計画

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしているてっちゃんです。


商売には付き物の販売計画。

  計画の無い売場など無い。

鮮魚出身の私ではあるが、日々の販売計画だけはきちっと作っていた。

  当然、生の部分は当日しか決められない。

しかし、生以外の塩干品や加工品、冷凍品は事前に計画が立案される。

  どこで何をどのようにしていくつ売る。

その計画の精度が、売上もそうだが、在庫やロス、そして粗利を大きく左右させる。
人員不足による弊害は、この販売計画の精度にも現れてくるものだ。

  逆にいうと一番初めに精度が落ちていく部分かもしれない。

売場作りは何をおいても優先される。
しかし、その反動が事務的な作業にしわ寄せとして影響していく。

  清掃、接客、そして計画。

計画面でも特に数量計画は発注という現実に迫られているからそこそこの精度を保つが、利益計画となると相当精度が落ちてこよう。

  今日の販売計画の相乗積はいくらか。

以前であれば、この問いにほとんどの部門チーフは答えられた。

  「今日の平均値入れは40%入ってます。」
  「今日は強烈な特売なので35%です。」

その事前計画によって、ロス率をマイナスしながら当日の粗利率を想定して夕方の売り切りや追加の意思決定を日々行えた。

  要は自信を持って一日の売り込みをかけられたのである。

そして、粗利率予算に対してもほとんどブレずにコンマ数パーセントの世界で荒利率を稼ぎ出すことができたのである。

  荒利率の精度が大きくブレるのが現在の特徴。

特に、鮮魚部門のこの特徴が際立ってきているのでは無いだろうか。

  販売計画に手が回らない。

特に、荒利計画には更に手が回らない。
だから、本部商品部の売価設定が大きな鍵を握ることになり、ますます店舗側や現場の販売担当者が考えなくなっていく。

  かっての時代を経験したベテランなら感が働いた。

精密な計算をしなくても、体で覚えた感で荒利調整を多少のブレとともに矯正できたのであるが、そのベテランもどんどん姿を消していく。

  その経験の無い若手に荒利コントロールの感は無い。

だから、大きなブレが発生するのである。

  このギャップを矯正するのがパソコンの活用であろう。

以前のパソコンの無い時代に我々は荒利コントロールの販売計画を鉛筆と消しゴムで作成していたのである。

  なんと時間のかかる作業をしていたのか。

現代のエクセルを使えば、コピーアンドペーストで簡単に荒利コントロールができ、その原紙を何回も繰り返して使用することができる。

更に言えば、本部一括で作成した販売計画や商品計画に売価や荒利を打ち込んでおけば、販売計画もその原紙を応用して自店の計画に単品毎にコピーして使用できる。

これを使用すれば、簡単に以前よりも精度の高い販売計画、荒利計画が日々や期間毎に作成できるのである。

  そして、この繰り返しが現場を強くするのである。

更に、常に販売数量と荒利コントロールの考えが体に染み付いて感として自分の仕事に備わっていくのであろう。

  人不足の時代。

ますますパソコン等の販売ツールを現場に積極的に投入する時代なのである。







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2017年6月15日 (木)

一枚岩

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


組織がまとまっている様を形容していう言葉。

  一枚岩。

企業や店舗の組織構成員が一致団結して、どんな危機的状況にも一人一人が組織から離れることなく組織の為に全力を尽くすこと。

概ね、上記のような意味合いであろう。

  我々世代は上記のような言葉や組織論が好きである(笑)。

それが戦後の焼け野原から驚異的に復興を果たした最大の要因かもしれない。

  一枚岩の組織力で成長してきた歴史。

それがあるから、一枚岩の組織を作ることが最大の目的となり、組織のリーダーの最大の賞賛も一枚岩の組織や店舗を作ることだという認識であった。

  今後もその方向で組織は強くなっていくのだろうか。

そのような問いになると、急に一枚岩が否定されていくのも目に見えている(笑)。

  一枚岩を目指すのか。
  結果的に一枚岩なのか。

この違いを大きいだろう。
そして、従来の日本が高度成長を遂げたのも、結果的に一枚岩であったからなのである。

  決して一枚岩を目的としたのではない。

もしそれが目的化してしまったら、再び悲しい歴史を繰り返すことになるだろう。

  結果的な一枚岩。

だからこそ、強い組織には柔軟性があり、一人一人の自由な発想があり、それを活かされる組織風土があり、上司と部下にお互いの信頼関係が築かれるのである。

  そしてそれはやはりリーダーの資質に委ねれるのである。

一人一人を活かして組織を強化し、結果として一枚岩の組織として競合他社に負けない売場や売り方を売場に実現させ継続させていく。

  構成員の心を継続させていくことも大きな要因であろう。

時代の応じて、お客様の生活スタイルの変化に応じて売場や売り方は変化するが、最適を常に追い求める姿勢と行動がどれだけ維持継続させられるか。

  これがリーダーの最大の手腕であろうか。

一枚岩という形容詞をいただければ、それは嬉しいことではあるが、かといってそれを鵜呑みにして喜んでばかりもいられない。

  “一枚岩として柔軟性に欠けていないのか”

そのような自問自答もしなければならない。

  一枚岩を強要しているのであれば崩壊へのスタートでもある。

自分が常に先頭に立たなければ部下は行動できない組織。
それは、常にその組織にリーダーが健在で常駐していればいいのだが、上司とていずれは人事異動で入れ替わる。

  その上司から学んだ部下が成長できるリーダーシップ。

そのリーダーシップを学ぶことが、一枚岩として上司が入れ替わっても組織の価値基準にしたがって行動できる強力な個人の存在を強固にしていくのであろう。






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