会議でのリーダーシップ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
企業によって異なる店長会議。
いろいろなスタイルがあろう。
① 一方的に話し手と聞き手に分かれて、情報伝達を主体とするタイプ。
② 話し手と聞き手の店長とが円卓にて、お互いに情報交換するタイプ。
③ 小グループに分かれてチームリーダー主導にて全員参加するタイプ。
上記のスタイルをテーマ別に取り入れる流れもあろうか。
①は全体集会のスタンスで、伝達者の一方通行により、より効率的に情報が伝達される場面であろうか。
②は上記の後にエリア別にエリアマネージャー主導にてエリア特性を踏まえてのミーティング形式となる。
③は完全に店長グループ内でリーダーを選出して意見交換から結論を出し、自店においてそれを実行する。
③のスタイルを取る企業や組織もあろう。
③においては参加型の店長会であり、自らが意見を出して結論に導かれたストーリーもあり、自店に戻ってからの実践確率も非常に高まることになろう。
それでも尚課題は残る。
グループ内のリーダーとしてのリーダーシップによって、グループ内での参加意欲に大きな差が生まれるということであろうか。
グループリーダーの役割。
自店内では、店長という職位がら自らリーダーシップを発揮して店舗運営を図ることが自らの使命として行動している方が多いであろう。
しかし店長同士の店長会という場でのリーダーシップは異次元の世界であろうか。
店長会という受け身の場という認識と、店長同士の年齢差、経験差、業績差からくる遠慮という認識が常に壁となって思い空気を醸し出す場合が多い。
店長という同等の立場という認識。
本来はそれが当然のことのように認識されようが、意外に過去の関係から店長会でのお互いの人間関係には微妙な空気が流れるものが。
かっての上司と部下。
そんな関係がゴロゴロしている訳である。
昔上司としていじめられた関係。
昔部下として自分が育てた関係。
そんな関係が複雑に絡み合い、どうしても年下であり元部下の関係にあった店長同士においては、店長会とは言えどもどうしても傲慢と遠慮の渦が巻くのである(笑)。
しかし若手店長はそれをも推してリーダーシップを発揮しなければならない。
そしてそのような空気を克服してこそ、店舗のリーダーとしてのリーダーシップが身についていくのである。
同じ店長として組織的により良い企業の柱を積み上げていく。
逆に言うと、若手店長ほど小グループのリーダーとしての経験を積みながら年上を如何に組織的に活かすかと学んでいかなければならないのではないだろうか。
年上の存在を如何にリードするか。
そこには、先輩店長としての尊敬や経験を引導する交渉力、そして、とは言えリーダーとしての決定力をどう分配して小グループをまとめるか。
そこにその若手店長のリーダーシップが組織的に鍛えられていくかどうかが隠されているのである。
店舗での存在とはまた別に店長会でのリーダーシップが問われるのである。
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