競合店

2016年10月 6日 (木)

◯◯戦争

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、信州方面への旅行を記した。

  その折に、ある地域をMRしてきた。

大型ショッピングモールが新規参入し、地域の老舗スーパーとの対立が話題になっている地域。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合にある。

Facebook等でも登場しているとあって、一度は見てみたいと思っていた。
旅行の一環であったので、あまり時間は取れなかったが、それぞれの企業が持つ強みをしっかりアピールした型での営業をしていた。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合関係が意外に多い。

この地以外でも、愛知、茨城、栃木、長野等で会のメンバー同士競合関係になっている。

  しかし、会での交流は絶えない。

企業としての競合関係はあろうとも、現場での交流はメンバー同士の交流を以前とはして図られている。

  現場ではお互いに相手を砥石として自らを磨こうとしている。

私もかってはトップに言われた言葉がある。

  「同じ営業の仲間として交流を図れ。」

要は、企業としては競合関係にあろうとも、現場同士では同じスーパーの現場の仲間としてお互いに交流を図り、良さを学び合えということだ。

  企業のトップ自らそんな言葉で交流を促進する。

だから現場もより積極的に交流を図り、情報を得る環境が整う。

  “そんなことをしたら情報が漏れるだろう”

そう言って、危惧される方もいるだろう。
しかし、現場同士の交流で情報交換したところで、大した情報など無いし、小売業としての情報などどこも同様な出どころでの情報でしかない。

  それよりも売場はもはやお客様に公開されているのだ。

そして企業毎の裏話等も、既に自社でも経験している内容がほとんどであり、どのスーパーも同じ悩みで現場担当者は悩んでいることを知るのである。

  逆に店長として部下に言えないことの情報共有が出来る。

孤独な店長の話し相手が競合店の店長だったりするのだ(笑)。

そんなメンバー同士競合店が凌ぎを削る店舗をMRしてきた。

  お互いの強み。

その強みがしっかり活かされていた。

  その企業が考えるあるべき売場。

それはやはりその企業の強みを活かした売場になっていくのだろう。

  特にオープン当初は、その傾向が強い。

そして、受けて立つ企業も自社の強みで対抗しようとする。
だから、自社の強みを明確に認識出来なければ、競合対応は出来ないと言って良いだろう。

  その考え方の違いがお互いに勉強になるのだ。

それはてっちゃん会のメンバー同士の会話でも明確に発揮される。

  縦横斜めの陳列線を崩さない企業。
  丸や半円を取入れ変化を出す企業。
  商品を積み上げ陳列量で売る企業。

商品陳列だけでも上記のような企業のあるべき姿が違うのである。
しかし、その上で色々な企業文化に触れるという経験は重要だ。

  自分の立ち位置が見えてくるから。

井の中の蛙では、自社の強みや弱みが逆に見えてこない。

  色々な位置の中でも自社の位置付け。

それが、自社の強みなのか弱みなのか。
それを、同業他社との付き合いの中から発見し、自社の強みや自分の強みを更に推進していく。

  そんな関係を築いていきたいものである。







| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年8月27日 (土)

競合店との懇親会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、周辺の競合店長との懇親会があった。

  店舗が存在する地での飲み会。

知り合いの店長と初顔合わせの店長と私の3人。

  同じ店長として話題は尽きなかった。

そして、このような機会を得て毎回思うのは

  “企業は違えど店長の悩みや不安は同じだなぁ〜”

3人とも、似たようなチェーンストアの店長であるから、出身部門がありそこから副店長、店長の道のりで現在に至っている。

よって、概ね似たようなマネジメントスタイルを取る企業の店長同士である。

  だから、店長として求められるものも大差はないだろう。

そんな中で、自分が店長として抱える葛藤は、お互いに話していて共感できる部分が多い。

  人材不足、業績対策、部下とのコミュニケーション等々。

いろいろと話をしていると、出身部門によって仕事に対する考え方に微妙な差が生まれるのかと思うことがあった。

  私は鮮魚出身。
  彼らは精肉出身。

鮮魚や青果は相場や時化、天気で商品の入荷が大きく変化する。
精肉は大きな相場の波はあるが概ねは安定した相場で入荷する。

鮮魚出身の私は、どちらかというと「無いものは無い」と割り切って、今日の相場や入荷で新たな売場を早急に変えると言う発想を持つ。

精肉出身の彼らは、定番管理といマネジメントを重視するから、あるべき売場を優先して日々安定した売場作りを理想とする。

  いい売場の根本的な視点の違いがあるようだ。

どうしても、自分の出身部門で培った仕事の仕方や善悪がどこまでも付いて回るのはあるのだろう。

そしてそれは、定位置管理などへのこだわりにも関わってくるようだ。

  その日に売り込む商品に目がいく店長。
  定番内の品揃えや欠品に目がいく店長。

仕事で優先的に重視する視点も、このように違いが出てくるのだろう。

  これも意見交換することによって見えてくる違いである。

しかし、店長と言う立場。

  部下の強み弱みから、どう自分に無い強みを引き出すか。

それもまた重要な店長のマネジメントであるだろう。

  自分が持つ強みと弱み、部下が持つ強みと弱み。

そこをどう活かして、お店全体のレベルを上げていけるか。
それを、店長の店舗運営マネジメントに活かしていきたいものである。












| | コメント (6) | トラックバック (0)

2015年11月17日 (火)

都内MRから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会の当日と翌日。

  毎回恒例のMRをしてきた。

首都圏内の話題の店舗。
毎回恒例はつくばのお店。
そして今回は当日と翌日を利用して今年オープンした話題のお店もたっぷりと時間をかけてMRしてみた。

  開発がどんどん進む首都圏内の新興住宅街。

通常のスーパー、ショピングセンター内のスーパー、ディスカウント系量販店等、色々なスタイルの店舗を見て回り、その企業の最先端の店舗スタイルを知ることができた。

  その企業の旗艦店ではないかもしれない。

それは必ずしも売上の旗艦店ではないが、その企業の最新店舗でもあり今後の出店を模索する店舗でもあったので、非常に参考になった。

いずれも、その企業の最新店舗だけあって、新規ショッピングセンター内に出店しており、高い集客力を誇る条件の店舗、更には若年層の夫婦が暮らす地域であるのか、ベビーカーを押す若い奥さんが多かった。

  よって、洋風の売場アレンジの目立つレイアウトが多かった。

“私の地域のこの提案はちょっとなぁ〜”

そんな印象は否めなかったが、この流れと提案がこれからのトレンドになっていくのだろう。

  そして、影を潜めたのがいわゆる「単品量販」の売場作り。

以前であれば、これ見よがしに単品を広大なスペースに高く積み上げ、これでもかと大陳する単品量販の売場が意外に影を潜めてしまったようだ。

  逆に幅を利かせているのだ洋風色を連想させる提案型売場。

この取り組みに今回見せて頂いた店舗はしっかり取り組んでいる。

  特に目を見張ったのはつくばのお店。

このお店は過去2回ほど、仲間達で見に行っていたが、今回もどのように進化しているのかを観察してきたが、更にお客様に小慣れてきたという感じがした。

  何が小慣れてきたのか?。

売場に無理が無くなってきたのだ。
新店の開店間際は、当然ながら企業の総力を挙げて派手に無理をしてでも商品を積み上げる売場作りでボリュームでお客様を圧倒しようとするが、時が経ち本部スタッフも消えて本来の店舗だけのスタッフで計画から売場作りをしていく過程の中で、いよいよ店舗の力量が問われてくる。

そんな中でも、このお店は本部主導からバトンを受け店舗主導に切り替わっても、逆に売場を自然な形で運営していることろが素晴らしいと思う。

本部の商品提案を受けて、店舗のパートさん達が自分の知恵を発揮して売場の提案を考え売場を作り商品陳列しているのだ。

そして、時間帯別に来店客数や売れ数を把握して売場の陳列数量や時間帯別の商品化を責任者と共に考え実施している。

新店開店からは見えなかった、本当のお客様の姿に追随しようとして常に鮮度を強化し続ける姿勢。

  それが、つくばのお店には発揮されていた。

それが、鮮度の追求なのだろう。
鮮度といえば、仕入れや産地を思い出すが、それを店舗で如何に鮮度を殺さずにお客様に届けられるかを忠実に実現すようとしている飽くなき姿勢は素晴らしいと思う。

そんな内面的なことから、売場の品揃え等の外面的なものまで、多くを学ぶことができた今回の都内MR。

自分のエリアや企業とはかけ離れた商品であり陳列技術であり備品什器ではあるが、そこから何を学び、何を実行していくか。

自社の強み、自店の強みを殺さずに、逆にそれを武器に更に競争できる分野を広げていく。

そして思うのは、自分に不足しているグロサリーについての知識を知恵に変えていくだろうか。





| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年4月16日 (木)

ストアコンパリゾン3

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店とのストアコンパリゾンとしてスタートした定点観測。

  3ヶ月が経過しようとしている。

それは以前の記事「ストアコンパリゾン2」として記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-3c91.html

  格上の競合店とのストアコンパリゾン。

それによって、商品の品揃えや価格面、販促面だけでなく、売り方を学び取り入れていく手法。

それも、自分が担当するごく狭い範囲で集中的に深く掘り下げて調査し、具体的に何が違うのか、どんなところを学び取り入れていくのか。

それを繰り返してきた。
そして、少し見えてきたこと。

  狭い範囲の限定すると勝っている部分にも気づいたということ。

位置付けは格上であるから、店舗トータルとしてみれば学ぶ部分はたくさんある。
そして、お客様の支持も圧倒的に高い。
しかし、狭い範囲で、「品揃え」「SKU」「販売価格」「販売スペース」等を詳細に比較してみると、当社の品揃えや販売スペースのほうが勝っているカテゴリーがあるといことだ。

以外に、品揃えアイテムは当社の品揃えアイテムのほうが多かったりする。
また、その品揃えアイテムの中でも、これば便利と思われる商品が品揃えされていたりもする。

  それでは、何が不足しているのか?。

最大公約数的商品の品揃えと売り方である。

品揃え型商品は、以外に当社のほうが充実したりしている。
細かい商品の品揃えで、お客様の購入幅は広がるだろう。
しかし、現場の負担も大きくなる。

  逆に、これからが旬の商品の鮮度品質価格。

これだけ見ても、先を越されている。

  鮮度品質がよく、価格で負けている。

たかだか、一品のグレープフルーツであるが。

  たかがグレープフルーツ、されどグレープフルーツ。

この一品の評価で、果実の選択店舗が決まるほどの単品となりうる商品ではある。
この差は、如何ともし難いものである。

  企業力の差、バイイングの差がありありである。

更に、苺の販売等も徹底して小粒の露地物を低価格で攻めてくる。

  売上への執着であろう。

苺に関しては、昨日も記した。
ここに来ても、苺の販売の手は緩めない。

  “流石だなぁ〜”

こればかりは、バイヤー個人の力量とばかりも言えない部分ではある。

  逆に言えば、この部分を売り方でどうカバーするか。

我々の使命はそこにあるのではないだろうか。
そう思わない限りは、この壁を越えることはできない。

  販売力で勝ること。

販売力で圧倒的に負けている現状を踏まえても、敢えてこの課題を克服しなければ我々の未来は無い、そんなストアコンパリゾンの結論である。





| | コメント (4) | トラックバック (0)

2014年9月13日 (土)

果実商に徹する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ソロモン流」。

  千疋屋の取り組み。

その前の「ソロモン流」は西川隆さんによる、店舗デザイナーの取り組み。
以前はあまり「ソロモン流」を見ていなかったが、西川さんのところから見始めたがなかなか見応えのある番組である。

  そして今回も同様だった。

千疋屋総本店の果実と商品開発に賭ける情熱の物語。

  千疋屋。

私のイメージから言えば、フルーツデザートのギフト商材のメーカーさん。
しかし、本来の姿は老舗の果実商。

  当初は安売りの商売。
 
しかし、次代毎に高品質を取り扱う商売へ転換していく。
そして、次代毎に自らの品揃えの幅を上げていき、その為の商品知識を高め、取引先の目利きも高めていく。

品揃えの幅を高め、付き合う相手の目利きを高め、お客様の信頼と嗜好を獲得していく。

  「千疋屋さんなら間違いない」
  「千疋屋さんなら最高の品質」

そのようなお客様の信頼を勝ち得てきた。
そうやって、果実に関しては、日本一の品質と味を誇る小売業となっていく。

  千疋屋と言えば「メロン」。

マスクメロンで1個2万円。
そんな品揃えが、平気で店舗に並ぶ。
更に、さくらんぼ、マンゴー、桃、すいか等、千疋屋には日本の最高の品質が並ぶ。

  果実の品揃えと販売。

この部分に関しては、私自身も相当の興味のある分野だ。
だから、果実という原点に関しての千疋屋の取り組みとこだわりに関しては、大いに興味のあるところだった。

だから、最高の味を求めて日本中を飛び回る千疋屋常務の行動力と発想には大いに学ばされた。

  しかし、我々は食品スーパー。

その役割は全く違う。

舌の肥えたお客様が、日本一の味を求めて千疋屋へ足を運ぶのと、食品スーパーに果実を求めて来店されるお客様の果実に対する認識は全く異なる。

  “さて、どこから果実に興味を持ってもらうか”

我々の役割は、ごく普通の庶民の方に、果実という商材を如何に認識して頂き、その時々に適値でより最高の美味しさを提案する業務である。

  日本一の味より庶民の味。
  日本一の価格より庶民的価格。

だから、仕入れの基準も異なる。
一般的な価格を固定にしてでも、その範囲で最高の品質と味を追求する。

  そしてそれを52週毎に繰返していく。

それが我々の使命でもある。

この番組を見ていて、その事が明確に見えてきたのである。




| | コメント (6) | トラックバック (0)

2014年9月 4日 (木)

休日のMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店のMR。

  勤務日のMRも休日のMRも両方実施している。

基本的には、業務上の仕事であるから勤務日にMRするのが当然ではあるが、休日にMRする場合も多い。

  一日に数店舗のMR。
  遠方への話題店MR。

これらの場合であれば、ある程度ゆっくりと時間を取って休日にMRする場合もある。

しかし休日のMRには、それなりの理由もある。

  頭が切り替えられているから違った視点でMRできる。

私的には、これが一番の理由である。
業務上であれば、どうしても次の仕事や帰ってからの仕事が頭に浮かび、どうしてもゆっくりと目の前の売場や商品をお客様目線で見る事が困難になるときが有る。

しかし、休日に仕事の事を頭から離してMRすると、いろいろなものが見えてくる。

  店全体のレイアウトと関連性の優位性。
  商品を消費者の目線で購入検討する目。
  店内の諸々のサービス面の有無の確認。

要は、時間の制限が無いから、お客様としてその店舗を利用した場合に、店舗内外の存在価値を見出す事ができるのだ。

  この視点は私にとっては非常に有意義。

それは、業務上のMR時には意外に見落としてしまう部分でもある。

  お客様目線で競合店をMR。

業務上のMRの場合は、品揃え、鮮度、品質、売価、ボリューム感等、どうしても画一的に商品面中心の見方になってしまうが、休日になると、それら商品以外にも、従業員の態度、照明の切れ(笑)、掲示板の内容、店舗外の清掃面や立地等、お客様のそのお店への来店動機も感覚的に分かってしまうような視点を持つ事が出来るのである。

  私にとってはこれが非常に有意義だ。

単なる商品だけの調査ではなく、お客様として来店したときの「また来てみたい」という感度。

この感度を尺度としてお店のバランスを見る事ができるのである。

  休日のMR。

常にオススメする事は出来ないが、たまには業務を忘れて競合店をお客様目線でじっくりとMRする事も、いろいろなものが見えてきていいものです。

PS
但し、てっちゃん会の面々は業務だろうが休日だろうが、ガンガン他社他店舗をMRしている連中がほとんどです(笑)。
これはこれで、学びたい部分でもありますね。






| | コメント (4) | トラックバック (0)

2014年8月20日 (水)

ドラッグストアという競合店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ドラッグストア。

  店舗周囲に続々と乱立していく。

ドラッグストア。

  本来は薬屋さん(笑)。

しかし、近年は雑貨、酒、菓子、食品はもとより、デイリー、冷食、アイス、更には生鮮3品まで品揃えしている店舗まで出現。

そして、それらカテゴリーを食品スーパーの販売価格以下で価格訴求してくる。
海外では、グロサリーストアというカテゴリーなのだろうか。

  ドラッグと組んでいるという組み合せが強い。

なぜか?。

  健康をテーマにした来店動機を得られるから。

いずれ食品スーパーというカテゴリーとドラッグというカテゴリーは同一のフロアで、健康をテーマにしたワンセットの売場になっていくと思っている。

  だから、ドラッグストアは脅威に思っている。

しかし、ドラッグストアのみで+グロサリーを品揃えした店舗が多く出店しても脅威には思えない。

  生鮮3部門とのセットがあくまでも基本だから。

だから、ドラッグストア単体での出店は、意外に食品スーパーへの影響は少ない。

  しかし、雑貨は別。

雑貨だけは、もろに影響を受けてしまう。
そして、酒、菓子等も微妙な影響を受けているのかもしれない。
更に、生鮮まで品揃えが増えていったら、本来生鮮主体の食品スーパーが食と健康をセットにした未来型の食品スーパーの先手を奪われてしまう。

食とは本来生きる為の基本的な行為。

  食べる=生きる

が従来の食のイメージだったが、近年は、

  食べる=健康維持。

が昨今の食に対する認識である。
それは、世間的にそのような指向になってきたのだが、元を正せば日本の高齢化がそのような指向を生んでいると言える。

そこで、今までは食べる=生きる為の品揃えとしての、市場での流通ルートに準じた品揃えのレイアウトから、食べる=健康維持という顧客の食に対する認識に準じた品揃えのレイアウトに変更していかなければならない。

  食=味=素材
  食=豊=要素

そんな方程式から考えると、美味しさを提案する素材のコーナーに、その素材が有する健康要素が含まれるサプリメントが同時に品揃えされ、顧客の目的に沿った健康要素が素材と共に陳列される売場レイアウト。

  全ては食=健康維持。

そして、お客様はそのような健康への知識も豊富になってきている。
従来は、野菜のサラダで体に摂っていた要素を、サラダと共に品揃えされた健康食品で摂る事も出来る提案。

そんなコトを考えると、ドラッグストアとは、我々食品スーパーと手を組んでいかなければならないと思っている。

  “どうしてドラッグ単独で出店するんだろうか”

もっと業界同士で手を組めないものだろうか。






| | コメント (4) | トラックバック (0)

2014年5月28日 (水)

競合の改装

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店が近々改装する。

  スタンダードへの回帰。

ディスカウントタイプのお店を、同社スタンダードタイプの品揃えやサービスへ回帰させ、顧客満足の復活を図る。

以前に、敢えてディスカウントタイプの店舗に改装して、企業としてもディスカウントタイプの店舗から人材教育と販売事例を学び、既存のスタンダードタイプの店舗へも波及しようという意図だったのだろうと思われる。

  一年間は効果抜群だった。

しかし、それ以降は景気の波に関係なく厳しい状況が続く。

店舗の業績とは、企業の総力が結集して店舗というお客様との最前線で結果という数値に直結するものである。

このプラットフォームといも言える店舗のスタイルがいろいろと違うという事実は、考えるほど簡単ではないということだろう。

商品を調達するバイヤーだって、2面性を持つ商品の手配を一手に引き受けて実現させるという技は至難を極めるのだろう。

初年度は珍しさや安さ感を感じて支持していくれたお客様ではあるが、やっぱり普段の買物を継続していくと、そこにはスーパーマーケットに対してのワンストップショッピング性を求めてしまう。

  そこで食材の全てが一度に揃う。

その利便性は、買物時間の短縮を求めるお客様からすれば最優先事項。
品揃えを絞り、ディスカウントに傾くということは、それだけワンストップショッピング性を失うことになりかねない。

そこの評価が二年目以降にはっきりと数値に現れてきたのだろう。

  “もう一度スタンダードに戻して再生”

企業として、極めて当然の結論なのだろうと思う。
そこで、改装により、既存の品揃えに戻して再スタートを図ろうとする決断。

店舗とはその地域の中で、長い歴史を歩みながら、普段の食材の提供という使命を果たしながら存続する。

  以前の品揃えや役割が変化する。

この事自体が、従来のお客様を裏切ることにはなる。
しかし、新たなお客様の獲得の可能性も高まる。

改装オープン初日から数日間はセールの影響で集客も高まるだろうが、落ち着いてからの普段への回帰である。

ディスカウントに対応した店舗側のオペレーションと作業効率のバランス。
店舗としては、この部分をどう再生していくかだろう。

  ディスカウントを指向しコストカットを図った従来。

この部分も、スタンダードに再生していかなければならない。
お客様の意識も変えなければならないが、働く従業員の意識も変えなければならない。

それが、改装という店舗の性格を変える意味である。

  そして我々も新たな競合との戦いが始まるのである。








    

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年1月17日 (木)

競合店の戦略

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店のスタッフとの会話。

「お互いに力を合わせて、このエリアに集客させましょう。」

当店が出店して、このエリアが過激な競合状況に陥ってしまった。

 しかし、競合店は発想を転換。

このエリアに同業の競合店が出店するという事は、このエリアのお客様からすれば、比較できる店舗が増えるという事であり、喜ばしい事。

このエリアで以前から商売をしてきた店舗としては、他社の参入は喜ばしい状況ではないが、発想を転換して視点をお客様に移した場合はより選択肢が増えるという事。

そして、この2店舗の存在によって、更に広範囲のお客様の集客を期待できる状況に好転することも可能だ。

お互いに品揃えや価格面での競争が発生すれば、売場の状態も良くなり、他エリアから比べても価格面でも優位性を発揮出来る。

そうやって、2店舗合わせて従来より、より広範囲に集客を計りお客様の満足を得られれば客単価は下がるものの客数を維持でき、そのことで将来的な可能性も拡大出来るという発想。

そして驚くべき事は、この競合店のスタッフの方々がこぞって同じ台詞を私に投げかけてくるとう事だ。

 “トップからの方向性が統一されているなぁ〜”

決して、相手を叩いて我が社を生き残させようとする発想ではなく、お互いに共存していこうという発想。
そして、切瑳琢磨してお互いの企業の力量を高めていこうという発想。

 この方向性が徹底されている。

この姿勢は、学びたい。

ワンストップショッピングを目指して、店舗規模や品揃え、サービスを練り上げて出店はするものの、これだけの競合が存在すれば必ず買い回りは発生する。

 買い回りを利用して我が社の特徴を打ち出していく。

その打ち出しの善し悪しが、お客様の支持を得られるかどうか。
その試行錯誤が、企業を強くしていくのだろう。

 従来は、企業毎に競合対策を実施してきた。

しかし、中小同士が連合して、他エリアから集客を図るという発想。
今年は、この事にもチャレンジしてみたいとも思っている。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年1月14日 (月)

前橋南エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食費スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。




昨今話題の「コストコ」。


 海外資本で成功している稀な小売業であろう。


近辺に無い、年会費がウザい、単品単価が高い、等々の理由でいままで拝見した事が無かった。


特に、年会費の壁は私にとっては高く、“どうして高い金払って買物に行くのか?”の疑問はなかなか晴れなかった。


しかし、昨年末に女房が友達と行ってきて果実等を買い込んできたものを食べてみて、その疑問も少しずつ晴れていった。


 “意外に、美味しいじゃん”


そう、味が良いのだ。
その時は、輸入ぶどうを買い込んできた(1パック680円で大量に輸入ぶどうが入っていた)。


 “こんなに買い込んできて!”


特に輸入ぶどうは自店でも売っているが、いつも鮮度劣化で私が売場から外す役割を担っていた。


 しかし、食べてみて一転した。


その美味しさは一目だ。
鮮度、糖度とも申し分なく、まして皮ごとたべれるからボリボリ食べてしまった。


そんな経緯がある「コストコ」。
今回は、たまたま女房、子供達も含めて休日が重なったため出かける事にした。


そして、年間会費を払っての入店。一回の入会登録で家族カードももらえ、更にそのカード1枚につき2名の連れ添いが可能の為、子供達も入店できた。


 “IKEAそっくりだなぁ〜”


第一印象。
食品が販売されている。
しかし、その品揃えは「どう見てもワンストップショッピング」が可能なレベルからは程遠い。


しかし、絞られた中での試食販売品はなかなかの美味しさである。


 “ここが、コストコの売りか”


更に、牛肉の販売方法やアイテム作りは参考になった。
このアイテム作りは流石に牛肉の本場の商品化である。


 “しかし、我々食品スーパーとしてはここまでか”


そして、ほぼ隣の「B社」。


 今まで見た「B社」の中で一番集客していた。


何故か?。


 隣のコストコとの比較で。


生鮮食品を交えてのワンストップショッピング性では、日本人が普段の食生活を満たす買物は、どう見ても「B社」である。


 入店してすぐ、キャベツが68円!。


やっぱり、これだ。
刺身コーナーには、間違いなく「まぐろ」が品揃えされている。
精肉コーナーには、国産の豚肉が普通に品揃え。


 極当たり前が、新鮮に見えてしまう。


これが「コストコ」の隣のお店のメリットか。


そんなこんなで、初のコストコMRでした。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/maebasiminami/











 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧