競合店

2018年5月17日 (木)

競合対策プロジェクト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある企業のプロジェクトチームと意見交換する機会があった。

  競合対策プロジェクトチーム。

今年から新規で立ち上げたプロジェクトチームらしい。

  競合対策。

どの企業もどの店舗も直面する課題であり、取り組む手法も企業毎にある程度のフォーマットがあって、そのフォーマットに則って個店の店長が情報を収集し、基本の徹底を土台とした上で、その上に競合の弱み強みから自店では具体的にどんな手を打つか。

  それが個店の店長の競合対策であろうか。

そんなプロジェクトチームと数社のメンバーが意見交換をした。

  自社の競合対策。

意見交換をしてみると、他社と自社の競合対策への取り組み方には雲泥の差があることに気づく。

  ある企業は店長がフォーマットを利用して具体策。
  ある企業は店長毎に独自のフォーマットにて対応。
  ある企業は店長は本部に報告して本部の対応待ち。

一昨日のブログで、業績を左右するものを記した。

  それは競合店の存在。

そして、今日の内容はその対策。

  しかし、企業毎にその取り組み方には雲泥の差。

ここに、企業の業績の差や売場レベルの差、そして個店の店長の役割と力量が明確な差となって売場に反映され、業績に反映されてくるのであろう。

  競合対策は個店の店長が責任を持って取り組む課題である。

その取り組みを如何に支援するかが本部の役割。

  競合対策のフォーマットは本部が作成しよう。
  商圏調査に必要な資料等も本部が提供しよう。
  
しかし、そこから先は個店の店長がそのフォーマットを教科書として、部下に店舗で実現する具体策を練り、店舗ですべきことと本部に依頼することを明確に分け、確実に実行することが要求される。

  ある企業ではその報告会を定期的に行う企業もあるようだ

そこまでの仕組みを整えるから、競合対策の仕組みが定着し、企業文化に昇華していくのだろう。

  もはや競合対策は全店の課題と言える。

基礎商圏に競合が無い店舗は無いと言っても過言では無いだろう。

  競合店に左右される自店の業績。

そう考えると、個店の店長の業績対策のほとんどは、競合対策と言ってもいいだろう。

  その第一歩を踏み出した競合対策プロジェクトチーム。

今回の情報交換会から、自分達が進む方向性が見えてきたのではないだろうか。

  企業は違えど、同じ営業の仲間として応援したいものである。








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2017年12月13日 (水)

攻めに強くなる体質

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


攻める。

  その言葉の意味は広い。

攻める。

  競合店に対して攻める。
  単品を仕掛けて攻める。
  荒利を下げて薄利多売。

いろいろな意味で「攻め」という言葉が使われる。

  しかし、攻めればリスクも高まる。

一般的に、攻めるということは我々業界では数を売ることに直結する。

  数を売るということは在庫を持つということ。
  在庫を持つということは利益を圧迫すること。
 
利益を圧迫するリスクを負ってでも売上を上げる為に在庫を持つこと。

  これが「攻める」という言葉の裏側である。

この裏側があるから、「攻める」という行為を遠ざける意識が働くことも現実である。

  客数の多いお店は攻めのリスクが低減される。

それは、後々の客数が「攻めた」商品の在庫を捌いてくれるから。
しかし、客数の少ないお店は「攻めた」商品を捌いてくれる客数にも恵まれず、より大きなリスクを背負って攻めなければならない。

  だから客数の低い店舗ほど攻めには勇気がいるものだ。

この環境を是正する為に、人事異動がありいろいろな環境で従業員を教育していく必要がある。

  そこがチェーンストアのもう一つのメリットと言えよう。

そんな経験を繰り返しながら、我々がすべきことは、常に攻める行為と守る行為を実践しているということである。

  急に攻めろと言われても。
  急に守れと言われても。

どう攻めるのか、どう守るのかがわからないから、即行動できない。

  常に攻めて守っていれば、いざという時に行動できる。

常に攻めていれば、何をどう攻めるのかが直感でわかる。
常に守っていれば、どこをどう守るのかが数値でわかる。

  そして言えることは、攻めれば守れるということだ。

だから、薄利多売が攻めることではないことに気づくものだ。

  利益商材やカテゴリーを攻める。

これが最大の防御にもなるということ。

  常に攻めて守れば同時進行できるようになれる。

つまり、攻めるということは、防御も意味するということが理解できるようになっていく。

そう考えると、瞬間的な単品量販だけが「攻める」という行為ではないことがわかってくるだろう。

  攻めは最大の防御であり最大の利益安定につながるのである。

それが、商売の醍醐味である本質でもあるのだ。





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2017年12月 8日 (金)

競合MRから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日。

  久しぶりに周辺競合店を一周してきた。

以前にもブログで記したが、競合店の店長が数名異動になり、かっての知り合いの店長が2名入れ替わっており、どんな売場を作っているのかのチェックもあったのだ。

当店の業績も安定してきており、一応競合店の売場をチェックして参考にしておきたいとの想いもあった。

  従来は利益対応した売場が目立っていた。
 
それは、当店の出店や競合各社の出店、リニューアルにより地域競合のレベルが高まり、売上面での厳しさから売上重視から利益重視に移行した売場作りが目立っていた店鋪もあったが、そのへんのチェックもしておこうと思ったのである。

そして、一周してきて見えたこと。

  “うかうかしてられないなぁ〜”

率直な意見である。

  以前とは桁違いに売場が良くなっている。

それは、1店舗2店舗の世界ではなく、店舗チェックした全てのお店のレベルが格段に高まっているのだ。

  店長が変わって視点が変わったのだろう。

従来の売上志向から利益思考に至った結果の売場の状態。

  しかし客観的に見ると課題の多い売場。

その客観的な目は新任の店長でなければ見出せないのだろう。

  その為の人事異動。

そうやって、新たな視点からの気付きを喚起したいという想いからの人事異動。
頻繁な人事異動は弊害をもたらすが、必要な人事異動は換気をもたらす。

  新たな風が競合店に流れ始めた。

現在の好調を維持するには、この競合店の進化に勝る当店の進化が為されなければ、いずれ早い段階で止まってしまうだろう。

  そういう意味では気付きをもらった競合MR。

当店と同様に新店の競合店は、パートさん達の技術が向上してきたのだろうか、売場の維持レベルが以前とは比べものにならないほどに進化している。

その店舗に近い競合店はともに青果周りの展開が豊富になり、店長の意図が明確に伝わってくる。

以前からの付き合いのある店長の店舗はロス対策重視からきめ細かい売場と媒体の連動で総合的にレベルが上がり始めてきた。

  いずれこれらのレベルアップはお客様に伝わっていくだろう。

その伝達に負けない当店のレベルアップをしていかなければならない。

  今、自店での弱みはどこか。

その弱みの中で、最優先で解決すべきところはどこか。

  それは本当にお客様に良い事なのか。

そんな視点で自店を再チェックしてみる。

  課題の時間帯は「朝」なのか「昼」なのか「夜」なのか。
  課題の部門は「青果」なのか「鮮魚」なのか「惣菜」なのか。
  課題の曜日は「日曜」なのか「平日」なのか「イベント」時なのか。

しかし、普段の生活の部分に一番多く関わる我々の商売。

  普段の平日の日中のど真ん中でどう改善していくかという視点。

これが我々の課題の着眼部分であることは、我々の仕事上の原理原則である。

  一番のボリュームゾーンで勝負する。

これが我々の仕事である。
そこでの課題を見出し、そこで解決して、競合店と勝負していく。

  この部分での原理原則は普遍であるといえよう。







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2017年10月17日 (火)

テナントの出店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の記事で、敷地内のテナントの出店を記した。

  個人のベーカリーの出店。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-bd93.html

そして先日の水曜日に、そのベーカリーのテナントがオープンした。

  開店を待つ長蛇の列。

更に開店してからも店内の混乱を防ぐ為に入口で入場制限をかけているようだ。

  「行列を作る・・・屋さん」

敢えてそんな印象を持たせようと、意図して入場制限をかける飲食店もある。
そんなイメージでオープンさせようと思っているのだろうか、と疑ってしまったほどだ(笑)。

  しかし、店内を視察するとそれがわかった。

売場スペースの狭さ。

  “これじゃ店内に入れられないなぁ〜”

もともとそれほど広いスペースではないと思っていたが、そこにベーカリー特有の設備であるオーブンやドウコンなどを室内に入れると、必然的に売場は狭くなる。

  それらに圧迫されて売場は8尺程度であろうか。

価格も個人商店が故に二百円弱がメインであろうか。

  “当店のベーカリーとは別の商売だなぁ〜”

そんな印象を強く持った。
出店前から、そこのオーナーが来店して挨拶していったのだが、当初より当店のベーカリーとはバッティングしない商品構成で出店するとは言っていたが、まさにその通りで食事パンを中心にした展開である。

  “相当意識して品揃えをしているなぁ〜”

そんな感想を持った。
そして、数日が経過。

  当店への影響は全く無い。

当初、店主が言っていたように、競合する品揃えを避けてくれたことが最大の要因だろうか。

  競合する品揃えを避けたのかそれが本来の姿なのか。

その辺は本人に直接当たっていない為なんとも言えないが、当店との品揃えの違いは歴然である。

  当店のベーカリーは菓子パン系も多い。

食事パン、惣菜パン、菓子パンのカテゴリーで括られることが多いベーカリーの品揃え。

  その中での菓子パンのウェイトは高い。

どちらかというと、食事の為のパンではなく、おやつやデザートとしての食べられ方が多いパンの品揃えを豊富にもつ。

  これらのパンは華やかである。

この時期だと「ハロウィン」に因んだ商品群が盛りだくさんである

  子供が食べたがる菓子パン類。

前回のてっちゃん会北関東支部会でも、当店を訪れた諸氏がこぞって当店のベーカリーの菓子パン類を購入していってくれた。

  「菓子パンが美味しそう」

当店のベーカリーの支持は業界関係者にも何故か好評なのである(笑)。
その辺の住み分けが、今回出店した敷地内のベーカリーとの相乗効果につながっているのだろうかと思うのだ。






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2017年9月 6日 (水)

競合を考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店。

  今ではごく当たり前の存在の競合店。

自店から直線距離でだいたい2k〜3kに存在する同業のスーパーを競合店と言っていた。

しかし、最近では堂々と(?)と直線距離1k未満に出店する同業他社も見受けられる(笑)。

更には、直線距離だけではなく、1k商圏での商売の成立を見越して隙間隙間に出店していくる昨今の競合店。

  最近では異業種との関係も微妙になってきている。

ドラッグストア、ホームセンター、コンビニ等々の出店も影響は必至。

  競合の出店により商圏の狭まりと密度の薄まり。

このような状況下で、如何に業績を維持していくか。

  個店でどう対応していくか。

このような、競合店という一番大きい個店対応に対して、それぞれの店長がどう対応していくかによって、個店の業績が大きく左右されていく時代である。

  競合店をどうマークするか。

このことに対して、企業によっても個人の店長によっても、それぞれに違いがあるから、競合に強い企業や店長が区分けされていくのであろう。

  競合に強くなる。

それは、お客様の目線で立場で両店を比べた時に、どちらで買い物をするかという判断で競合店と自店を比べた時に、どう認識しどう行動し、如何にお客様にそのことを伝えるかを明確に自分に確立されていくかが重要であろう。

  何をいくらでどのような品揃えで販売しているか。
  アクセスは駐車場は店内の明るさは商品の鮮度は。
  旬や歳時記に対して地域特性に合わせての展開は。

色々な角度から比較した時に、競合と自店との差を冷静に認識し、そこからどう手を打つか。

  自店と競合の強みと弱みからどこに絞って手を加えていくか。

どんな競合店でも、必ず「強み」もあれば「弱み」もある。

  店長が知るべき一番初めの分析はそこからだろう。

その分析があるから、自店の強みを更に伸ばすのか弱みを克服するのか。
そのことによって、競合店のどこにボディーブローの効果を発揮できるのか。

  その方向性が定まるまではしっかり競合店をチェック。

しかし、方向性が定まり具体策を部下に明示したら、足元の店舗で定着させることが本業となる。

  脇目もふらずに店舗の中軸になること。

それも店長という店舗のリーダーの最大の役割となる。
常に店長が競合店や周囲の環境の把握に店舗を空ける方もいるが、どうなのだろうか。

  そのような競合対策にマニュアルはない。

あるべきだとも思わないが、自店をマネジメントするには、極力わかりやすく明確な強化ポイントを絞って集中して推進していくことが大切かと思う。

  競合店の存在。

相手とて、出店により店舗としての利益を創出して地域貢献の延長線に企業貢献を果たしたいと考えている。

  お互いにしのぎを削って地域貢献に励む。

そんな関係の中で、お客様がどちらを選択するのか。
または、どの部分を自店で選択してもらうのか。

その為にはどうしても競合店をしっかりチェックする必要はあろう。




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2017年7月 8日 (土)

競合MR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、競合店の店長から電話が掛かった。

  「最近うちに来ているのか?。」

自分のお店がオープンする前やオープンしてからの半年間は頻繁に近隣店舗と合わせて彼のお店へも都度MRして売場を拝見していたものだが、最近はとくと行かなくなってしまった。

  「なかなか行けなくて(笑)。」

事実でもあるし、そうでない部分もある。

  当然、知らない部分を知るという使命感はある。

しかし、開店前から見続けて一年ほど経過すると、概ねの競合の状況は理解できるのである。

  このイベントではどの競合がどのような売場を作っている。

それを知るということは非常に大切だとは思う。

  しかしもっと大切なのはそれに対して自店はどうするか。

そのことである。
自店の売場作りに活かしてこその競合MRなのである。

  この半年で競合を見なくなった最大の理由。

それは、自店をどうするか、自店を競争力のある売場に仕上げるにはどうするかという、自店に対する内向きの存在に徹していたからでもあろう。

ご存知のように、スーパーマーケットとは、時間帯ごとにお客様は変化し売れ筋も変化する。

  時間帯で穴を作れないのがスーパー。

そう考えると、敵に対して、今何をすべきかをしっかりと半夏生のように自店に根を下ろして売場を作る必要があるのだ。

  当然、外出する機会や時間は減る。

その結果として、外部情報が減っていくデメリットはあろう。
しかし、それよりも自店での存在価値を高め、そのことにより、より競争力の高い売場を目指すことを優先する。

  それもまた店長として意識しなければならないことではないか。

敵を知る。

  もっと大切なのは、自分を知ること。

そして、敵に勝る売場が安定して維持継続されていること。

  その為に、今店長は何をすべきか。

その結果としての競合MRの減少。
結果として、競合の環境の変化に多少の遅れがあることは否めない。

  しかしそのデメリットを補う店内での存在。

店長とはあくまでもそのバランスをどう取るかを見ることを要求されるのだろうと思う。

  オープンして一年が経過。

ある程度の数値環境は整ったように思う。

  “再び外部を見るか”

再び、そのように思うこの頃である。






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2017年4月 6日 (木)

再開店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるディスカウントストアがオープンした。

  駅ビルに入るグロサリーのストア。

このディスカウントストア、以前にも同じビルに入居していたが、ビルの所有者が代わり一旦退去したそうだが、地域住民の要望を受け再び再開店したとのこと。

  生鮮の無いグロサリーストアの再開店。

当店からも至近距離であり、直線距離で1k程度であろうか。
しかし、生鮮を持たないディスカウントストアで、まして駅ビルの中への出店ということもあり、あまり重要視はしていなかった。

  どちらかといえば雑貨に支持のあるディスカウント。

生鮮はやってこないだろうと甘く見ていたが、当日売場を視察してみると、キャベツ、大根、ふじりんご等、せいぜい5品ぐらいではあるが、しっかり相当な安価で品揃えしているではないか。

  “やってきたか!”

そうは思ったが、せいぜいこの程度である。

  “この程度ならいっそのことやらない方がマシだろう”

そして、やはりこの青果物をカゴにするお客様は皆無であった。

  期待していない品揃え。

そうとでもいうべきか。

  “そんなことよりもっとやるべきことがあるだろう!”

お客様を代表して言わせていただくと、レジ待ちをなんとか解消しようとする姿勢を示せと言いたいところである。

開店時であるのに、レジ5台を解放するものの、増設レジも無くレジ待ちのお客様は20人近くにも上っていた。

  それでも誰もレジ対応しようとする姿が見えない。

この状況に並ぶお客様は、ほとんどがお酒や調味料といったこの日の目玉商品を購入するお客様がほとんどであるが、私なら二度とこのお店には来ないだろう。

  それを想定した対応なのかもしれない。

しかし、我々食品スーパー関係の開店時の対応とは180度の違いがあるものだ。

  “本当にリピーターを期待しているのだろうか”

ディスカウントストアとはいえ、リピーターのお客様が繰り返し来店してこその利益であり営業であろう。

  しかし初日からこの対応にはどんな意図があるのだろうか。

駅ビルに入居するディカウントストア。
ある程度、来店客数を想定して、それ以上は望まないとう姿勢がありありの出店。

  それはそれでありなのだろう。

しかし、当店への影響はその後もほとんど見られない。

  なんと無く拍子抜けする競合の出店であった。







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2016年10月 6日 (木)

◯◯戦争

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、信州方面への旅行を記した。

  その折に、ある地域をMRしてきた。

大型ショッピングモールが新規参入し、地域の老舗スーパーとの対立が話題になっている地域。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合にある。

Facebook等でも登場しているとあって、一度は見てみたいと思っていた。
旅行の一環であったので、あまり時間は取れなかったが、それぞれの企業が持つ強みをしっかりアピールした型での営業をしていた。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合関係が意外に多い。

この地以外でも、愛知、茨城、栃木、長野等で会のメンバー同士競合関係になっている。

  しかし、会での交流は絶えない。

企業としての競合関係はあろうとも、現場での交流はメンバー同士の交流を以前とはして図られている。

  現場ではお互いに相手を砥石として自らを磨こうとしている。

私もかってはトップに言われた言葉がある。

  「同じ営業の仲間として交流を図れ。」

要は、企業としては競合関係にあろうとも、現場同士では同じスーパーの現場の仲間としてお互いに交流を図り、良さを学び合えということだ。

  企業のトップ自らそんな言葉で交流を促進する。

だから現場もより積極的に交流を図り、情報を得る環境が整う。

  “そんなことをしたら情報が漏れるだろう”

そう言って、危惧される方もいるだろう。
しかし、現場同士の交流で情報交換したところで、大した情報など無いし、小売業としての情報などどこも同様な出どころでの情報でしかない。

  それよりも売場はもはやお客様に公開されているのだ。

そして企業毎の裏話等も、既に自社でも経験している内容がほとんどであり、どのスーパーも同じ悩みで現場担当者は悩んでいることを知るのである。

  逆に店長として部下に言えないことの情報共有が出来る。

孤独な店長の話し相手が競合店の店長だったりするのだ(笑)。

そんなメンバー同士競合店が凌ぎを削る店舗をMRしてきた。

  お互いの強み。

その強みがしっかり活かされていた。

  その企業が考えるあるべき売場。

それはやはりその企業の強みを活かした売場になっていくのだろう。

  特にオープン当初は、その傾向が強い。

そして、受けて立つ企業も自社の強みで対抗しようとする。
だから、自社の強みを明確に認識出来なければ、競合対応は出来ないと言って良いだろう。

  その考え方の違いがお互いに勉強になるのだ。

それはてっちゃん会のメンバー同士の会話でも明確に発揮される。

  縦横斜めの陳列線を崩さない企業。
  丸や半円を取入れ変化を出す企業。
  商品を積み上げ陳列量で売る企業。

商品陳列だけでも上記のような企業のあるべき姿が違うのである。
しかし、その上で色々な企業文化に触れるという経験は重要だ。

  自分の立ち位置が見えてくるから。

井の中の蛙では、自社の強みや弱みが逆に見えてこない。

  色々な位置の中でも自社の位置付け。

それが、自社の強みなのか弱みなのか。
それを、同業他社との付き合いの中から発見し、自社の強みや自分の強みを更に推進していく。

  そんな関係を築いていきたいものである。







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2016年8月27日 (土)

競合店との懇親会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、周辺の競合店長との懇親会があった。

  店舗が存在する地での飲み会。

知り合いの店長と初顔合わせの店長と私の3人。

  同じ店長として話題は尽きなかった。

そして、このような機会を得て毎回思うのは

  “企業は違えど店長の悩みや不安は同じだなぁ〜”

3人とも、似たようなチェーンストアの店長であるから、出身部門がありそこから副店長、店長の道のりで現在に至っている。

よって、概ね似たようなマネジメントスタイルを取る企業の店長同士である。

  だから、店長として求められるものも大差はないだろう。

そんな中で、自分が店長として抱える葛藤は、お互いに話していて共感できる部分が多い。

  人材不足、業績対策、部下とのコミュニケーション等々。

いろいろと話をしていると、出身部門によって仕事に対する考え方に微妙な差が生まれるのかと思うことがあった。

  私は鮮魚出身。
  彼らは精肉出身。

鮮魚や青果は相場や時化、天気で商品の入荷が大きく変化する。
精肉は大きな相場の波はあるが概ねは安定した相場で入荷する。

鮮魚出身の私は、どちらかというと「無いものは無い」と割り切って、今日の相場や入荷で新たな売場を早急に変えると言う発想を持つ。

精肉出身の彼らは、定番管理といマネジメントを重視するから、あるべき売場を優先して日々安定した売場作りを理想とする。

  いい売場の根本的な視点の違いがあるようだ。

どうしても、自分の出身部門で培った仕事の仕方や善悪がどこまでも付いて回るのはあるのだろう。

そしてそれは、定位置管理などへのこだわりにも関わってくるようだ。

  その日に売り込む商品に目がいく店長。
  定番内の品揃えや欠品に目がいく店長。

仕事で優先的に重視する視点も、このように違いが出てくるのだろう。

  これも意見交換することによって見えてくる違いである。

しかし、店長と言う立場。

  部下の強み弱みから、どう自分に無い強みを引き出すか。

それもまた重要な店長のマネジメントであるだろう。

  自分が持つ強みと弱み、部下が持つ強みと弱み。

そこをどう活かして、お店全体のレベルを上げていけるか。
それを、店長の店舗運営マネジメントに活かしていきたいものである。












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2015年11月17日 (火)

都内MRから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会の当日と翌日。

  毎回恒例のMRをしてきた。

首都圏内の話題の店舗。
毎回恒例はつくばのお店。
そして今回は当日と翌日を利用して今年オープンした話題のお店もたっぷりと時間をかけてMRしてみた。

  開発がどんどん進む首都圏内の新興住宅街。

通常のスーパー、ショピングセンター内のスーパー、ディスカウント系量販店等、色々なスタイルの店舗を見て回り、その企業の最先端の店舗スタイルを知ることができた。

  その企業の旗艦店ではないかもしれない。

それは必ずしも売上の旗艦店ではないが、その企業の最新店舗でもあり今後の出店を模索する店舗でもあったので、非常に参考になった。

いずれも、その企業の最新店舗だけあって、新規ショッピングセンター内に出店しており、高い集客力を誇る条件の店舗、更には若年層の夫婦が暮らす地域であるのか、ベビーカーを押す若い奥さんが多かった。

  よって、洋風の売場アレンジの目立つレイアウトが多かった。

“私の地域のこの提案はちょっとなぁ〜”

そんな印象は否めなかったが、この流れと提案がこれからのトレンドになっていくのだろう。

  そして、影を潜めたのがいわゆる「単品量販」の売場作り。

以前であれば、これ見よがしに単品を広大なスペースに高く積み上げ、これでもかと大陳する単品量販の売場が意外に影を潜めてしまったようだ。

  逆に幅を利かせているのだ洋風色を連想させる提案型売場。

この取り組みに今回見せて頂いた店舗はしっかり取り組んでいる。

  特に目を見張ったのはつくばのお店。

このお店は過去2回ほど、仲間達で見に行っていたが、今回もどのように進化しているのかを観察してきたが、更にお客様に小慣れてきたという感じがした。

  何が小慣れてきたのか?。

売場に無理が無くなってきたのだ。
新店の開店間際は、当然ながら企業の総力を挙げて派手に無理をしてでも商品を積み上げる売場作りでボリュームでお客様を圧倒しようとするが、時が経ち本部スタッフも消えて本来の店舗だけのスタッフで計画から売場作りをしていく過程の中で、いよいよ店舗の力量が問われてくる。

そんな中でも、このお店は本部主導からバトンを受け店舗主導に切り替わっても、逆に売場を自然な形で運営していることろが素晴らしいと思う。

本部の商品提案を受けて、店舗のパートさん達が自分の知恵を発揮して売場の提案を考え売場を作り商品陳列しているのだ。

そして、時間帯別に来店客数や売れ数を把握して売場の陳列数量や時間帯別の商品化を責任者と共に考え実施している。

新店開店からは見えなかった、本当のお客様の姿に追随しようとして常に鮮度を強化し続ける姿勢。

  それが、つくばのお店には発揮されていた。

それが、鮮度の追求なのだろう。
鮮度といえば、仕入れや産地を思い出すが、それを店舗で如何に鮮度を殺さずにお客様に届けられるかを忠実に実現すようとしている飽くなき姿勢は素晴らしいと思う。

そんな内面的なことから、売場の品揃え等の外面的なものまで、多くを学ぶことができた今回の都内MR。

自分のエリアや企業とはかけ離れた商品であり陳列技術であり備品什器ではあるが、そこから何を学び、何を実行していくか。

自社の強み、自店の強みを殺さずに、逆にそれを武器に更に競争できる分野を広げていく。

そして思うのは、自分に不足しているグロサリーについての知識を知恵に変えていくだろうか。





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