心のあるべき姿

2025年5月10日 (土)

ファミリーヒストリーから

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日ではないが、テレビネタをひとつお伝えしたい。先日のファミリーヒストリー。

  「佐藤浩市のファミリーヒストリー」

言わずと知れた俳優の佐藤浩市である。

  そしてその父親は三國連太郎。

こちらも戦後の名俳優である。

  三國連太郎と佐藤浩市。

親子でありながら、その関係はあまり多くは語られていない。

  佐藤浩市は三國連太郎を父を認めていない。

いつしか、そのような関係性で世間に認識されてしまっているのではないだろうか。

  私もそんなマスメディアの噂を信じていた。

このドキュメントを見ていても、佐藤浩市が11歳の時に三國連太郎と母は離婚している。更に撮影で忙しい三國はあまり家にいなかったと佐藤浩市も話をしている。

更には佐藤浩市の三國の話をする言葉使い。

  「あの人は、・・・ 。」

とても自分の父親を語る言葉使いではないのだ。

  “これってドキュメントになるのかなぁ〜”

そんな風に見ていたのであるが、やはり三國連太郎という役者は、戦争経験も含めていろいろな経験(いい事もわるい事も嫌な事も辛い事も)を10代の時から重ねて人生を歩み、そして俳優としてデビューし、その生き様が今ドラマ化しているのだと知った。

  通常であればこのドキュメントは60分番組。

しかし、三國連太郎をヒストリーとして取り上げた今回は70分以上を費やした時間でまとめられていた。

  60分にまとめるにはドラマ過ぎる。

そしてそれをリアルに視聴する佐藤浩市の存在。

  知る事の無かった事実が次から次へと明かされていく。

このドキュメントの中で、佐藤浩市は父三國連太郎との関係性を語った場面があった。

  「マスコミ的には我々は仲悪い方が都合がいいんです」

そんなインタビューが流れてきた。佐藤浩市にとって三國連太郎は多くの影響を受け、そして目指す目標でもあり、超えていくべき俳優でもあったのだろう。

  だからこそ俳優としてのリスペクトは大きい。

しかし、父としての存在としてはどうなのだろうか。

  俳優としてのリスペクト。

とは異なる、親族としての、一人の人間としてのリスペクトとなると、それはまた別の話なのではないだろうか。

  とは言いながら父と同じ道を歩む人生。

そして佐藤浩市の実子である佐藤寛一郎も祖父や父と同じ俳優として活躍している。

  やはり血は脈々と受け継がれているのであろう。

見ていて感動すらした今回のファミリーヒストリーであった。





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今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

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そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

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2025年5月 2日 (金)

カスハラ防止条例

皆さん、こんにちは。
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2025年4月1日

  一部都道府県で「カスハラ防止条例」が施行された。

とは言っても、それに対しての罰則は設けられていない場合が多く、指針やガイドラインで実効性を高める条例である。

  しかしその効果は高いのではないだろうか。

それに対しての、顧客側の抑止効果もあるだろうが、それ以上に小売側の意識の変化の方がより効果が高くなるのではないだろうか。

  「お客様は神様」

その呪縛に縛られ続けて数十年。

  “とにかくお客様は神様”

お客様の声も神様の声とばかりに、どんなクレームでも容赦の無い罵声でも受け入れてきた過去からの流れが、この業界を取り巻いてきた歴史は重い。

  誰かが声を挙げなければ収まらない。

そんな想いはあった。

  自分が現役の頃は?。

お客様は神様、という以前に、私自身は

  人間は平等。

これを貫いてきた経緯がある。それがあって初めてお客様の声をしっかり商売として受け止め、業績改善の一因にしていくというスタンスであった。

  だから理不尽な要求には否を貫いた。

それによってお互いに犯罪に問われることはない。あくまでも販売側と消費者側との区別であり、金銭の流れは商品の流れと同じであり、そこに上位も下位も生まれないものである。

  あるのは誠意のみである。

たまたま販売側のミスによって売価が異なっていたり、商品の痛みがあってもそれは故意によるものではなく、こちらの誠意ある謝罪があれば、お互い様という認識である。

  そこから先の流れはこちらが判断する。

それが、人間として平等性を維持しているのか、逸脱しているのか。

  人間として判断し行動してきた。

いっ時は物別れになった時もあろう。そして本部にクレームとして話が伝わる。それでも話がわからない顧客は、それで終わりとなる。

  顧客が要求するものが得られないと判断されたのであろう。

しかし、逆にそこから固定客になっていく方も多い。

  誠意がお互いに伝わり合った後の関係。

そんな顧客の方は、その後も店舗に来店してくださり、お互いに名前で呼び合い、関係が進化していくもの。

  だからこそお互いの関係に妥協は出来ない。

今回のカスハラ防止条例とは、このような関係を築けていけることを教えてくれるのではないだろうか。





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2025年4月16日 (水)

本音の意見交換

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昨日は、セミナー受講生同士の意見交換を期した。

  本日は企業内の意見交換がテーマ。

企業内や自組織内の意見交換ほど難しいものはないかもしれない。

  忖度、遠慮が取り巻く雰囲気。

逆に他企業の方との会話の方が、上記のような思惑の無い意見交換が可能となる場合が多い(笑)。

  企業内部での意見交換。

上司と部下の意見交換であれば、特段意識することはない。

  上司から部下への一方通行(笑)。

それは意見交換という表現ではなく、指示命令という表現に置き換えてもいいかもしれない。しかし幹部同士が集い、各人に関わる内容に関して一つの方針を決定しなければならない場合の意見交換は疲れるものがある。

  なかなか本音が出てこないのが実態。

そのような環境の中で、自由闊達なお互いの意見が出てくるような環境とは?。

  外部の人間の存在である。

その組織内に何の損得勘定も無い人間が存在し、意見効果を主導した場合に、周囲の内部の人間達の自由な発想と意見交換の場が生まれていくのである。

  コンサルを交えた本音の意見交換の場。

そんな場になると、上司と部下という関係や役職の違いによる関係性とは異なる、明るい未来の組織作りに対する率直な意見がその場で発信されていくのではないだろうか。

  そんな場になると皆が冷静に熱い意見が続々と出てくるものだ。

その後の意見交換の場が高い満足感とともに参加者に浸透し、その後の自らの行動を促進し、そこから組織内のスピードが加速していくのである。

  雨降って地固まる。

地が固まる過程の中に、必ず上記のようなストーリーが隠されているのである。

  よって「雨」は重要な要素となる。

そこで、誰が敢えて「雨」を降らすのか。組織内には必ずそんな役割を担う人間が必要なのである。

  自らそんな役割を担える存在。

トップもそのような存在に期待するのである。




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2025年4月 1日 (火)

挫折と復活

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人生、挫折を何度味わうであろうか?

  大小合わせると幾多の挫折を味わうもの。

とは言っても、社会人になってトラブルに巻き込まれたり自らの過失で左遷の人事を甘んじる場面もあるだろう。

  “上司に睨まれて左遷”
  “業績を落として左遷”
  “自らの過失にて左遷”

社会人としての人事上の左遷(格下の職位に降格)となれば、チーフ以上、特に店長やバイヤーが左遷となれば、その要因は抜きにしても本人の絶望感は察して余りあるものである。

  “何故、俺が?”
  “その理由は?”
  “不公平では?”

いろいろと、その原因と左遷という対応に不満はあるものである。

  コンサル先でもそんな話は聞こえてくる。

私は、人事異動(左遷も含む)とは大いなるチャンスであると思っている。

  私自身も数多くの人事異動を何度も経験してきた。

そんな中で、幸いにも左遷と言えるような人事異動は無かったが、理不尽に思える人事異動は無かったとはいえない。

  理不尽な人事異動?

それはあくまでも本人の認識でしかないのである。その裏側では企業幹部やトップの意図があり、それが本人の為にもいろいろな経験をさせておきたいとの意向も十二分に存在するからである。

  自分自身にとっても人事異動はチャンスであったと思っている。

しかし、それはあくまでも結果であり、今振り返ってみると、という意味であり、それじゃその当時、その人事異動をチャンスと捉えていたかと問われれば、それは「否」である(笑)。

  それだけ当事者としての受け取り方は消極的。

しかし、とは言っても振り返って思い出しても、あの時の人事異動で新たな地であり新たな職位について見て初めて見えてくる景色に触れることで、新たな発見があり、その発見がとりも直さず「学び」なのである。

  学びは至るところに転がっている。

しかし、その学びを学びのまま自分の内面に抱えたままの方が多いのではないだろうか。

  学びを行動に転換する。

このことで、その学びが自分の引き出しとなって技術に転換されていくのであるが、それはまた別の課題ではあるが、とは言っても学びのチャンスを得た、という意味では人事異動を自らの視点を変えられるチャンスである捉えることが重要なのである。

  自らの過失による左遷も同様である。

自らの過失に対しての反省は必須であるが、左遷の場に赴いた場合でも、このチャンスを大いに活かすというスタンスに立つと、知らず知らずに前向きの視点が身につき、それが新たな気づきとなって色々な学びを得ることが可能となる。

  その学びを実践に転換する。

その継続が新たな自己評価を生み、新たな評価からの新たなステージをもたらしてくれるものである。

  その結果想うことは?。

チャンスという言葉は、他の誰でもない、自分が自分に対して放った言葉であったことを知るのである。

  “あれは自分に向けて言った激励だったんだ”

その通りである。常に自分で自分を激励する為に、色々な方からの言動を借りて自分に放つものなのである。





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2025年3月28日 (金)

バイヤーへの思い出

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食品SMという業界。

  本部と店舗の存在が当たり前の時代。

本部に商品部のバイヤーが存在し、バイヤーが設定した品揃えや企画に対して店舗の部門チーフがより具体的な毎日の売場計画に基づいて発注、商品化、そして陳列からの販売にて結果を出すという関係。

  いつしか上位のバイヤーと下位のチーフという位置関係

そんなイメージが付きまとう本部と店舗の関係であり、それはある意味事実でもある。

  だからこそバイヤーへの憧れも強いのであろう。

この業界に入社したときは、将来の夢はバイヤーという新入社員は多い。

  しかし店長という夢はほとんど聞かない(笑)。

そういう私も新人時代はバイヤーに憧れた。しかし時が経つにつれて、バイヤーへの憧れが薄れていったのである。バイヤーに対しての外側のイメージが強くなり過ぎたからである。

  バイヤー = 怖い存在
  バイヤー = 責任重大
  バイヤー = 論理思考
  バイヤー = 注目の的

そのようなイメージが強くなり過ぎ、自分には不向きでは無いだろうか、という諦めの気持ちが優っていったのである。

  そしてチーフに昇格した。

昇格後の初年度のことだった。

  年末商戦でのこと。

当時の鮮魚部門は「練製品」も鮮魚部門の管轄であった。年末の練製品といえばおせち商材である。

  かまぼこ、伊達巻、ナルト等。

特に地方では上記のようなおせち商材が爆発的に売れるのである。このような状況の中でおせち商材は10月頃に年末発注をしなければならない。

  “昨年同様の数量計画にしよう”

そうして、上記商品を昨年実績を参考に数量を記載していった。

  なると 25日 〜 50ケース
      27日 〜 50ケース
      29日 〜 50ケース

そんなイメージで特段何も考えずに数量を書き込み、バイヤーの手渡した。

  当時の練り物バイヤーは大御所だった。

威圧的で上から目線で腕っぷしも強そうな大御所的な存在。

  “このバイヤーには逆らわずにいよう”

そんな存在のバイヤーだったから、尚更昨年並みの数量であまり目立たぬように数量計画したのである(笑)。

  25日に50ケース入荷した。

その途端に、何も考えずに数量記入した商品が今目の前に在庫として積み上げられているのを見て、想った。

  “これは売れない!”

新米チーフとして、初めての年末に自ら発注したなるとの数量を現実に目の当たりにして気が動転したのであった。

  “これは絶対に売れないや”

その瞬間に、あの大御所バイヤーに電話していたのである。

  “どれだけ叱咤されるだろうか?”

相当怒鳴り散らされて、最後は自分でなんとかしろ!と言われるかもしれないなぁ〜と思いながら、バイヤーの返事を待った。

  「分かった!、センターに返品していいぞ。」

予想とは全く違った返答であった。それも何の文句もなく素直に引き受けてくれたのである。

  そして数日後。

私は事もあろうに、同じ大御所バイヤーに再び電話をした。

  「以前返品したなるとをもう一度送ってもらえませんか?」

以前に返品後、急速になるとが売れ始め、不足気味になってきたのである。思い切って大御所バイヤーの叱咤罵倒必死で再び電話を入れたのである。そこで思わぬ返答が返ってきた。

  「だろうと思ったよ(笑)」

と言いながら、そのまま同じ数量を送り返すよ、との返答だった。後日他のバイヤーから聞いた話では、このように目の前の練り製品の在庫を見た途端に気が動転する新米チーフのアルアル話なのだという。それを知っている大御所バイヤーは私の返品のお願いも見込み済みのことだったようなのだ。

その瞬間に私は誓った。

  「俺は絶対にこのバイヤーには付いていくぞ!」
  「俺は絶対にこのバイヤーの商品は売込むぞ!」
  「俺は絶対にこのバイヤーの指示には服従だ!」

そう誓ったのだった。

  組織とはそういうものではないだろうか。



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2025年3月24日 (月)

ケンカの作法

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今日のテーマはケンカ。

  ケンカと喧嘩は違う。

喧嘩は殴り合いであり、ケンカは口喧嘩とも言う。

  要はケンカは交渉力である。

どう相手を自分の領域に引き込み、自分の意のままに操るか?。

  逆に相手は自分に操られる訳である。

そうと知れば、そう易々と相手だってこちらの意のままにはならないであろう。そしてそこには必ず冷静な判断が下される場合が多い。

  “相手は俺を操ろうとしているな”

お互いに冷静な意見交換の場合には、冷静に相手を見透かす視点を持っている。しかし人間とは不思議なもので、その冷静さを失い情に走り出すと自らの冷静な視点を失っていくものである。

  情を交わす。

昔からよく使われる言葉でもある。情を交わすとは二つの意味があろう。

  温情を交わす場合
  激情を交わす場合

温情はなさけであり、激情は憎しみである。しかし情けも憎しみも同じ情なのである。

  情を交わすとは親しい関係になると言うことでもある。

親しい関係となり情を交わす親近感から、時に相手に対して激情を生むことにもなる。

  鬼嫁との激情も同様(笑)。

とは言いながら、激情を交わした後でも普段の仲の良い夫婦の会話に戻るのである。これも情があるからこその関係である。

  親しい間でも必ず激情の場面が存在する。

そしてその激情から親近感が生まれ、そして相手の率直な意見をありがたく感じる場面が生まれていくのである。

  “俺に本音を言ってくれた”

そのような視点に必ず戻っていくのが、情なのである。

  そんな激情の場面を経ての二人の組織内での関係。

この方程式をどう使いこなすか。

  それが上手いケンカの作法(掟)なのだ。

昨今は、人間としてケンカを避ける傾向にある。それが裏側で拡散し、いつしか自分が誤解されていく社会風土がある。

  しかし意見交換というケンカは重要である。

その後の二人の関係において、必ず情を交わした相手としての信頼関係へと発展していくのである。

  激しい意見交換。

恐れずに戦って欲しいものである(笑)。




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  時間 ー AM10:30~PM16:30
  会場 ー 東京都立産業貿易センター浜松町館

このセミナーに参加された方には、当方執筆の「勝てる!店長塾 ファイブマネジメント編」をもれなく無料配布したいと考えております。

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今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

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2025

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1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
   一時限目 〜 「ファイブマネジメント」
   二時限目 〜 「52週MDマネジメント」


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2025年3月21日 (金)

身の上話

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


コンサル先でのセミナー。

  午前セミナーの午後リアルクリニック。

ある程度コンサル先の企業や店舗との関係性が親近感を覚えてくると、プライベートなやりとも増えてくるものでもある。

  先日のコンサル先での出来事。

一つの講義が終わった段階で、MCの販売部長が言った。

  「何か質問ありますか?」

その時の講義内容はファイブマネジメントの自分がテーマであった。私自身の経験談の内容も盛り込まれていたのである。その時にある受講者が私に質問したのである。

  「てっちゃんはなぜ転職したのですか?」

非常にプライベートな質問であった(笑)。通常このような質問を受講生がすることはない。そしてあってもそれはプライベートな内容だからと言ってうまくかわす場合が多いのであるが、その時な何故か当時を振り返って語りだしたのである。

  それだけ質問者に対する親近感が生まれたのであろう。

実はその質問者も一度その企業を退職したにも関わらず、再び出戻り(笑)として企業に復帰した逸話を持っていた。

  “気持ちが通じるかな?”

そんな親近感があったのかもしれない。

  普段は恥ずかしくて話せない。

でも、今の講義の後に私自身のプライベートな身の上話をすることで、更にこの講義の内容が伝わるだろうなぁ〜と思った瞬間に、語り始めていたのである(笑)。

  皆の真剣な眼差し。

同じ内容を単に文章にして活字で受講生が読んだとしても、同じ共感は得られない。

  リアルだからこそ伝わる共感力。

この共感力が人間の意志を高め、その高い意志が自らの行動を突き動かすのである。

  それがリアルセミナーの真髄である。

私自身の新たな発見であった。




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 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

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2025年3月15日 (土)

同期の退職

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、ある同期入社の人間の送別会に呼ばれてきた。

  共に新入社員として入社。

そして同じ部門に配属された同期の社員。

  同じ部門の同期。

ある意味友人でもあり、ライバルでもある。そんな同期入社の人間達が続々と生え抜きの会社から去っていく時代が来た。

  去っていくとは言え社に残る人間がほとんど。

それは65歳というルールによって社に留まる機会を得ているからであり、65歳以降になれば完全にフリーとして、自らの進路を選択しなければならなくなるのである。

  私はそれ以前に自らの進路を選択した。

しかし、この業界に身を置いた人間であれば、おそらくそのまま定年(60歳?)後も年金支給対象年齢になるまではそこに留まる人間がほとんどであろうか。

  しかし必ず人間は65歳を迎える。

そこに至らずに自らの進路を選択する人間もいれば、その後もそこで出来る限りの仕事をこなしていく人間もいようか。

  お互いにその過渡期の年齢になったということである。

共に同じ時期に同じ部門に就業し、その後私は別の組織に就き、彼は育ってきた部門で要職に就いていた。

  よって送別会にはそんな部下達が大勢参加した。

同じ部門での送別会であるから、私も顔馴染みの人間達が大勢いた。

  「おぉ〜、久しぶり。元気だったかぁ〜?」

そんな会話をあちこちで交わすことになった。私から見れば、彼らの姿は全て鮮魚チーフのイメージである。

  それも「出来の悪い鮮魚チーフ」としての顔(笑)。

それがいつの間にか、店長?、バイヤー?、スーパーバイザー?、そしてマーチャンダイザー?、である。

  全く私の期待を裏切っての現職となっていた(笑)。

しかし、交わす会話は当時のまま。時間を飛び越えて当時のままの続きからの会話が始まるのである。

  腹が出てきたな〜
  顔の皺増えたな〜
  坊様になったな〜

等々、外見の変わり様は凄まじかったが、会話をしてみると当時のままの話す時のクセや呑んだ時のクセはそのままである。

  だからこそ時を超えて懐かしいのであるが。

こうやって、この企業からも顔見知りが消えていくのであろうかと思うと、寂しさは拭えなかった。


 

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 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

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2025年3月11日 (火)

3・11を振り返る

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


本日は、3月11日。

  いわゆる3・11。

2011年14時46分。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震。

  特に東日本の各地が甚大な被害を被った。

あれから既に10年の歳月が過ぎ、今年で14年が経過。

  社会人として経験していない方も多いだろう。

私もこの業界に就業以来、いろいろな場所で大きな地震を経験はしてきたが、これほどの地震には遭遇したことは無かった。

  従来の地震の経験から咄嗟に行動したこと。

それは、いち早く「お酒」コーナーの特に瓶物の通路に赴き、ワイン、日本酒等のケースを押さえた。幸いに私のお店の揺れはそれほど大きくは無かった為、瓶物が落ちて割れるという被害には遭わずに済んだ。

  その後レジ方面を確認。

そこではレジ担当が自らの判断でレジ待ちのお客様を店外に避難させていた。

  本来店長の第一優先はそちらであったのだが(笑)。

その時に思い知らされたのは、普段からの避難訓練の有り難さである。毎年一回でもこのような訓練をしていると、自然に体が動くのであろう。そして咄嗟の出来事にも関わらずレジ担当者が私の指示を待たずに顧客の避難をしてくれていたのである。

  その後何事もなく通常営業に戻った。

しかし後々の情報から、同社の他店では甚大な被害が発生していたのである。

  数時間店舗閉鎖はまだ良い方だった。

店舗によっては数日間の店舗閉鎖に追い込まれたお店もあったのである。そしてそれらの多くの店舗では事件発生直後のお客様の為に、停電にも関わらず電卓で手打ちで商品を精算して買い物を完了させる行動を取っていたのである。

  “当たり前じゃないの?”

しかし、その場に直面した時に、本当にそれが出来るかどうか。

  “俺だったらどうしたろうか?”

そしてこのような美談?を聴くたびに、今後の自分の行動の戒めにしなければならないと誓うのである。

  そしてその後のインフラとしてのこの業界の使命。

人間は「食」がなければ生きていけない。その「食」を扱い提供する仕事。それがこの業界だ。

  在庫を最終顧客に提供する仕事。

この尊さを根本的に担うのがこの業界。それを、このような環境に置かれて初めて知るのでは無いだろうか。

  この日が来るたびにその使命を覚悟するのである。



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2025年2月20日 (木)

説得力

皆さん、こんにちは。
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昨日は「自らのハードル」を記した。

  現場に合わせて自らのハードルを下げる。

その事によって、コンサル先の現場の人間がコンサルに近づき易くなり、そこからコミュニケーションが活発になっていく、という記事であったろうか。

  今日のテーマは「説得力」。

昨日のテーマの延長線とでも言えようか。

  身近な存在からの提案。

そこから説得力が生まれていくのではないだろうか、とコンサルとしての私の私見である。それは私が現場のチーフの時から感じている事でもある。

  だから店長になっても説得力を意識してきた。

その奥深くに「お互いのハードル」を意識してきたのかもしれない。

  ハードルが下がればお互いが身近な存在となる。

その結果、その存在からの提言や提案が自分の腑に落ち、そこから自身の行動に移行し、そして実践力が高まり結果に繋がる。

  そんな連鎖を意識した自らのハードルの意識。

お互いのハードルが下がれば、どうなるのか?。

  特に格上的な人間の経験談が交わされる。

それは時として自慢話になるかもしれないが、そこのハードルを上司が意識することで、部下への説得力が生まれるような上司の体験談として伝わることで、部下への説得力が非常の高まるのである。

  コンサル先でもハードルが下がると現場との共感が生まれる。

その共感こそが、現場の店長や部門チーフとの仲間意識であり、現場を知ってくれているという親近感となり、それが話を傾聴しようという無意識な感情となり、そして自らの行動に繋がっていくのである。

  “この人も現場でこんな実践を積んできたんだ”

ならば、俺も実践してみよう、という強い信念が生まれるのである。

  ハードルを下げる事で生まれる説得力。

特に「格上」と思い込まれている方は、意識してみてはいかがであろうか。  




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