心のあるべき姿

2023年3月 9日 (木)

引きずらない

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


人間には、必ず紆余曲折がある。

  そしてそれに呼応してトラブルが発生する。

いや、トラブルや障害の無い人生などない、と言った方が正しいであろう。

  人間にはかならず想定外のトラブルが降りかかってくるものである。

そして、その都度、悩み、苦しみ、もがきながら、なんとか前を向き始め、リ・スタートを切るのである。

  如何に早くリ・スタートが出来るかどうか。

それによって、その人間の価値がわかるのではないだろうか。人間とは場数であり経験を積むと、同様の事態に対してある程度の余裕が生まれてくるものである。

  “これはあの時と同じだな”
  “この程度の事では大丈夫”
  “この後はこうなるだろう”

そうやっていろいろと経験してくると、その後のストーリーも見えてくるから、居ても立っても居られないというよなうな心理状態から解放されるのである。

  が、・・・ 。

それが若いころであれば、本当に居てもたっても居られない状態だったと思う。おそらく周囲に当たりちらし、周囲とトラブルになり、そして一つのきっかけから大きな揉め事に拡大していったのであろう。

  そういう意味でも失敗と言う経験は人間を強くするものだ。

出来れば、トラブルであり揉め事であり、そしてアクシデントは避けて通りたいものであるが、それとて避けられない場面が多い。

  “なったらなるようにしかならない”

最近は、そう思えるようになってきたから不思議である。

  それだけある程度のトラブルを経験したということだろうか。

やはり、人生の変わり目を何度か経験してみると、肝が据わるのであろうか(笑)。

  大学入試の失敗。
  就職活動の失敗。
  昇格競争の遅れ。
  転職による挫折。
  独立による孤立。

人生の分岐点においての決断と、その後の挫折による心理的困憊(こんぱい)を何度も経験してくると、いつしか「なるようになる」という開き直りの心境が芽生えてくるものである(笑)。

  悩んでも解決しないこともある。

特に、過去を悔やむことで過去に戻れるなら戻りたいが、それは叶わぬ夢である。ならば悩んでも時間の無駄なだけだ。

  ならば前を向こう。

そのような心境になれる時間が速まってきてように思えるのである。

  しかし若い世代にそれを言っても通じないかもしれない。

自分が同年代の時に味わった挫折感や無能感は、やはり同じ心境になってみなければ解決策は見い出せないのかもしれない。しかし、そんな経験談を聞くか聞かないかでは、絶対に聞いておいた方が、心のゆとりが異なってくるのではないだろうか。

  “あの時あの人はあのように言っていたなぁ~”

それが、自分が同じ境遇に陥った時に、ふと頭に浮かぶのである。

  これが重要なのではないだろうか。

それだけでも、上司や先輩の失敗談は、自分にとっての処方箋となるのではないだろうか。






食品商業4月号が発売されました。
20234
当方の執筆は以下の通りです。

1.「ヤオコー宇都宮初出店」
    ヤオコーとヨークベニマルの戦い

2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。




PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(3月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(2月編)ダイジェストの視聴はこちら



イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。






| | コメント (2)

2023年2月 3日 (金)

きっかけ

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


人間、いかなる時に覚醒するかわからない。

  あるきっかけで人生をは変わるのである。

今現在はコンサル業を生業としているが、

  思えば、なぜこの業界に足を踏み入れたのか?
  思えば、なぜ現在の住まいの地に越したのか?
  思えば、なぜあの時に企業先を決定したのか?
  思えば、なぜ定年一年経過後に独立したのか?
  思えば、なぜ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・?

いろいろな分岐点で、なぜがあって、その分岐点を右か左かで迷い、その都度都度にその分岐点で立ち止まり、そこで決断して自らの歩む方向を決めるのである。

今でも思うが、なぜあの時、あのようなきっかけが自分を襲ったのか。あのきっかけがなかったらあの時どのような判断をして今なにをしているのだろうか。そう思うと、人生とは不思議な出来事の連続なのだとついつい思ってしまう。

  きっかけが直接の要因
  きっかけが関節の要因

その分岐点を右に行くか左に行くかでも、その場で直接のきっかけから判断したこともあろうし、間接のきっかけからの判断で決定したこともあろう。

  いずれにしても何かのきっかけはあるのである。

そしてそのきっかけとは、ある人と会ったとか、ある事柄を経験したとか、ある研修会で学んだとか、どこでそのきっかけと出会うかはわからない。

  その時の自ら置かれた環境ときっかけが融合したとき。

その時に、そのきっかけは自らの決断に非常に大きく関わっていくのであろう。

  もしも同じきっかけが違う場面で遭遇したら。

おそらく、そのきっかけは単なる出来事でしかなかったかもしれない。

  しかし状況が変わるとジャストミートする。

それがきっかけなのであろう。

  そして誰のどのきっかけに自分が関わるのか。

もしかすると、ある人物のきっかけに大きくかかわる出来事に遭遇するかもしれないし、一度だけの遭遇が大きなきっかけとなるかもしれない。

  一期一会。

人生は人間との出会いで成長し進化し、人生が切り開かれていく。

  そこに自分の存在が大きく関わるかもしれない。

そう考えると、セミナーとか講演とか店舗クリニックというこちら側は大勢を前にして話をするが、相手は大勢の中で私一人の話を聞くのである。

  “今の一言が彼の人生のきっかけとなる”

そう思って発することはないが、それも念頭に置きながらセミナーでの講演をしなければならないのかもしれない。

今年もまたいくつかのセミナーや講演の日程が決まりつつある。

  “受講生の転機のきっかけとなれるか”

そんな想いを念頭において、毎回の講演に臨みたいと思うのである。






食品商業2月号が発売されました。
20232 
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。



PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメント(2月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメント(1月編)ダイジェストの視聴はこちら



イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





| | コメント (2)

2023年1月26日 (木)

個食のリスク

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は、「仲間の定義」を記した。

  共に食事を摂れる人間。

そこまで突っ込んで定義をしてみた。いろいろと異論はあるだろう。しかし我々のDNAには、そのような長い歴史を刻んできた血が流れているのは事実である。

  そして今日のテーマは「個食」。

個食とは、ここでは限定して「一人で食事を摂る」ということにした。その場合にも、いろいろな場面が想定できる。

  独身者・単身者が一人で家中で摂る食事。
  会社での休憩中に一人で車中で摂る食事。
  家族がそれぞれに家中で一人で摂る食事。

いろいろな場面が想定される。特にここ数年はコロナ禍という環境の中で、従来であれば企業内での休憩時間に、仲間と休憩室や外食にて共に食事をする時間が激減してきたのではないだろうか。更に独身者や単身者は就業後に従来であれば仲間と帰宅前に一杯という習慣も、ここ数年は全く途切れてしまっているかもしれない。
もしかすると、家族内でもコロナ感染中は一人一人が個食で別々の部屋で食事を摂るという環境になっていた家族もいるかもしれない。

  いずれにしても急増している個食の場面。

それが、コロナ禍以降どのように従来に戻っていくのだろうか。

  ここは未知数である。

しかし、昨日記したように、人間は火を起こし、そこで料理を囲みながら共に食事を摂り、そして会話をし、そこからいろいろな知恵が世代を越えて伝達され、その積み重ねから文化が発展してきたのである。

  全ての進化の源は一つの食事の場面から。

そして人間は、人間同士の会話でありコミュニケーションを頻繁にとることから刺激を受け、自ら持つ探求心に火を付け、そこからいろいろな行動を起こしながら進化してきたのである。

  その原点が今縮小している。

これは大きなリスクなのではないだろうか。私自身もコロナ禍が始まった2020年からの一年間を現役の店長として店舗で過ごしたが、その一年間はほぼ車中での昼食であった。従来であれば店舗の従業員と共に休憩室で昼食を摂っていたが、一転して車中での個食の毎日となった。

  個食によって何が変わったか。

従来の食事では、同じ時間に休憩をする従業員との会話、情報共有、そして何気ない会話からの感情移入等、毎日が変化に富んだ時間が持てた。

  個食になると毎日が同じ時の流れ。

これはこれで、これで良しとする人もいるかもしれない。

  しかし毎日がつまらない(笑)。

要は、他者からの刺激が無いのである。他者からの刺激とは、ある意味重要な情報なのではないだろうか。

  それは飲み会でも外食でも同様である。

飲み会ともなれば、多少?のアルコールの助けも借りて、意見交換の場があり、それがまた結構なストレスの解消にもなる。

  そしてそれを通しての信頼感も生まれてくる。

一部には、リモートでの就業や非接触による生活を肯定する意見もあろうが、我々の仕事はリアルな人間同士の接触を前提にした業界である。

  リアルが人間同士の接触に強い人間。

それが、リアルな売場に強い人間として成長する近道ではないのだろうか。






食品商業2月号が発売されました。
20232 
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。



PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(1月編)ダイジェストの視聴はこちら



イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





| | コメント (2)

2022年11月28日 (月)

常に前を向く

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「ドーハの歓喜」を記した。

  今回のワールドカップドイツ戦から学ぶこと。

そして、メンタルというワードを使用した。

  メンタル面の強さ。

この言葉も結構よく使う言葉ではないだろうか。

  メンタルの強い人弱い人。

そのような表現で、精神的な強さ弱さに例えたり心の強さ弱さに例えたり、人間の内面を現す言葉として最近使用されるようになってきた。

  そして昨日はそのメンタル面の強さについて記した。

メンタルとか心の強さとかというのは、どういうことなのであろうか。よくメンタル面が強いとか弱いとか、精神的に強いとか弱いとか言われるが、同じ人間でもメンタルが強くなるときもあれば弱くなるときもあると私は思う。常にどんな時でも強いメンタルを持ち合わせている人間はいないと思っている。

  それではメンタルが強くなる時とは?。

それが、昨日の場合では攻めに転じた時ほどメンタル面が強くなる、と記した。逆に守りに入った時ほど、メンタル面が不安定になるのである。

  守りとは?。

後ろ向きに考えているときである。

  更に言えば

後ろ向きになるような不幸が続いた時である。
  
  業績が悪化した。
  クレームをもらった。
  従業員がコロナになった。
  家族と揉めた。
  交通事故を起こした。

等々、二つ以上のアクシデントが重なった時ほど、メンタル面がやられる時は無い。

  そして意外にアクシデントが重なることが多い。

これも、その人間の本質をあぶりだそうとしているのか、と勘繰るほどにアクシデントが続くのである。

  不思議なものである。

そして、そのようなアクシデントが続いた時に、人間はメンタル面が非常に衰退してしまうのである。

  後ろを向く時間が長くなるからであろう。

だから、そんな時ほど極力前を向き続けてこれからの事に集中する必要があるのだ。そして攻めるというスタンスを失わないことである。更には攻め続けるという継続性が自身を救うことになる。そのような心持ちを維持することで、必ず現状の状況から解放され、業績向上や現状打破が可能となるのである。

  根本的にメンタルが強い人間などいない。

私はそう思う。

  重要なのはメンタルが強くなれる環境を自ら創造することである。

その為には、常に前を向く習慣を積み重ねるコトであり、それはこの業界では「攻める」瞬間であり、攻め続けることでメンタルが強くなる環境が整う事であり、その継続が結果的に安定した環境を作り出すということなのである。




PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(12月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(11月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業12月号が発売されました。
12
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。


イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。








| | コメント (2)

2022年11月26日 (土)

ドーハの歓喜

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


ドーハという地域は、我が国日本にとって関わり深い地名なのであろうか。

  ドーハの悲劇。

かって日本はこの悲劇によってワールドカップ出場を逃した。

  あの時のメンバーは豪華だった。

フォワードに、長谷川健太、中山雅史、三浦知良。
ミッドフィルダーに、森保一、ラモス瑠偉、吉田光範。
ディフェンスに、堀池巧、柱谷哲二、井原正巳、勝矢寿延。

  錚々たるメンバーが揃っていた。

しかしご存じの通り、今でいうアディショナルタイムで失点して、結局はワールドカップ出場を逃したのである。

  その後、ジョホールバルの歓喜によって初出場を果たすのであるが。

とは言っても、そのワールドカップでは三浦知良は呼ばれなかった。

  ドーハの悲劇から30年目。

同じカタールのドーハで開催されているワールドカップの初戦で日本がドイツに逆転勝ちを収めた。

  もはや皆さんもご存じの今更の結果であろう(笑)。

メディアによっては、ドーハの奇跡との呼称もあるが、奇跡という言い方は彼らにとって不本意な表現かもしれないので、今回のテーマは歓喜としておきたい。

  今回の勝利をメンタル面での強さと表現する方も多い。

確かに、0-1で不利な状況での逆転劇は能力以上のものがあったことは否めない。

  しかし今回はそのメンタル面が強くなれたチームマネジメントが主要因であろう。

そしてそこに日本人の強みも発揮されたのではないだろうか。

  日本人の強み。

それこそ、チームマネジメントの強みだと私はいつも思う。要はチームプレイにおける日本人の強みである。

  要は「チームの中の自分」というモチベーション。

それがあるからこそ、チームの勝利に向かう時の日本人はメンタル面でも強くなれるのかと思うのである。そして今回のドーハの歓喜を生んだ要因は、そのチームマネジメントの主役である森保監督ではないだろうか。

  彼の中での今回の逆転劇は組み立てたストーリー通りだったのだろう。

前半凌いで、後半に一気に攻めに転じる。

  人間攻めに転じた時のメンタル面は強くなるもの。

特に日本人はその特性が強くなる。後半の攻めの段階から、サムライブルーの面々のメンタル面が一気に強まったのではないだろうか。

  攻撃は最大の防御。

スポーツの世界だけではなく、これは人間の生き方にも通ずることであるし、企業の組織内でも言えることである。

  売れなければ利益は生まれない。

いくら作業改善をしても、働き方改革をしても、我々の業界は最後は売れてナンボ。

  要は、攻めて攻めて攻めて売上が拡大して顧客の支持を高めること。

と同時に、作業改善であり働き方改革であり業務改善という方向に向かわねば、いずれは衰退していくのがこの業界の生業である。
そして、そのような組織マネジメントがチームメンバーのメンタル面を強くしていくのではないだろうか。

  それが今回のドーハの歓喜から学ぶべきことだと思うのである。




PS
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長塾(2022年9月14日~16日)での講演を行いました。
  将来企業の経営幹部を育成する目的で開催される年五回の店長塾。
  地域の競合店に勝ち抜く店舗運営の手法を講義致しました。



競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 


52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(12月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(11月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業12月号が発売されました。
12
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。


イプロス「都市まちづくり」にも、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。







| | コメント (2)

2022年10月31日 (月)

妥協の良し悪し

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は、朝ドラ「舞い上がれ」がテーマだった。

  今日は「妥協」がテーマ。

昨日のブログで取り上げた朝ドラである「舞い上がれ」。

  このドラマにビズリーチの女優が出ている。

ビズリーチを一躍有名にした女優の「吉谷彩子」が出演しているのである。そしてその役柄が、妥協しないで自らの目的に対してストイックにトレーニングを続ける学生という役柄。

  男性顔負けのストイックさにサークルメンバーも一目置く存在。

そんな彼女の空への想いと、空を飛ぶ楽しさがいずれ福原遥に伝わり、その結果として福原遥はいずれパイロットを目指して自らの夢を果たしていくストーリーであると思われる。

  ストイックな性格と行動。

ストイックとは、自身を厳しく律し、禁欲的に己を持するという意味のこと。 わかりやすくいうと、さまざまな欲求に左右されず、自分で定めた基準を厳守して行動する、という意味である。

  要は妥協しない行動とも言えるか。

ストイックはどちらかというと肯定的な意味合いが強く、妥協というと否定的な意味合いが強くなって用いられることが多い。

  ストイックな性格が自身の成功につながった。
  妥協しない性格が周囲とのトラブルを生んだ。

同じ言葉の意味ではあろうが、「ストイック」と「妥協しない」には微妙な違いがあるように思える。


  この違いはどこに由来するのであろうか。

おそらく、ストイックとは全てにおいて個人に終始する関係の中での個人の行動を図る言葉としての意味合いが多い。
逆に妥協とは、組織内での関係において、完璧を求める度合を図る言葉としての意味合いが多いのではないだろうか。

  ストイックとは個人競技における自らの判断基準。
  妥協とはチームプレーにおける組織内での共通項。

だから、妥協というワードが使われる場面では、組織内での目標という大前提の中で、組織内での個人個人の目標に対してのアプローチの度合やレベルの認識に違いから生まれる人間同士のトラブルやチームワークの乱れという認識に至るのではないだろうか。

  チームとしての最大公約数をどこに持つか。

よって、一人の妥協しない姿勢がチームにどう影響するかという微妙な人間関係が問わることになるのである。

  それだけチームという組織運営は困難が伴う。

しかし、それ以上にチームがまとまることによって、一人一人が自分の能力を超える能力を発揮できる可能性も高まるのである。

  だから個人競技でのタイム差ほどチームでのタイム差は無くなるのである。

極端な言い方をすると、個人競技は個人のストイックの度合いで結果が出るが、チームプレイとなると個々人のストイックと同時にチームでの妥協という認識の一致性とお互いの信頼関係からの個人のモチベーションの総和がチームの結果となるのである。

  そこを理解しながらのリーダーのマネジメントが鍵となるのである。





PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(11月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(11月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業11月号が発売されました。
11
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。






| | コメント (4)

2022年10月29日 (土)

終わりからの始まり

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


物事とは常に連続しながら繋がっていく。

  昨日の業績もそうだし52週のMDも同様だ。

業績対策の最大の要因となる競合対策も同様。競合店の存在が無くなるまでは競合対策は永遠に続くものだし、もしその競合店が閉店となっても、その後に入居した競合店が更に強豪となる可能性も低くはない。

  52週MDもたった一年の流れでしかない。

要は、この業界で生きていく限りは、終わるということは次への始まりであり、一時完全にその関係が終わったとしてもそれはいつか来る次への橋渡しであることも多い。

  例えば定年後からのつぎ。

全く異なる業界へ行く方もいれば、そのままその企業に残る方もいる。そして私のように独立して同じ業界に関連する職を起こす人間もいよう。

  要は物事は必ず繋がっていくということ。

それは、この世の成長や進化も同様であろう。

  市場でのセリがいずれネット上のオークションとなった。
  リヤカーでの行商がやがてとくし丸となって甦ることに。

このように、物事が進化していく過程でも、必ずその段階で不便な部分が改善されて、より多くの人に役立つスタイルとなって蘇っていく。

  だから終わりとは次への始まりなのである。

そして逆に、始まりは終わりへとつながっていくことも知らなければならない。

  永遠に続く関係や流れはない。

だから、我々は常に変化へ対応しながらその変化に乗ってより遠くへと自社や自分を運んでいかなければならないのである。

  波に乗るにはボードがいる。

そして、一人で乗るボードから手漕ぎのボートに乗り移り、そしてスクリュー付きのモーターボートに乗り移り、最後は大型クルーズで世界一周を目指すことになるという人生もあろう。

  人生も生まれて始まっていく。
  そしていずれ死を迎えて終焉。

そしてその終焉がいずれまた人生の始まりとなる、のかな(笑)。

  そこが不安だから皆死を恐れるのであろう。

よって、この流れの中には、進化はあれど退化は無い。

  全ては進化という波に乗れるかどうかなのである。

それは、自らが生み出した進化もあれば、他人が生み出した進化に乗ったり掴まったり、更にはその進化に押しつぶされたり。とは言っても、いずれまた復活して、再び進化を生み出す人も多い。

  潰されて終わったところが始まりだったのであろう。

そんな人生観を持って自分の人生を全うしたいものである。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業11月号が発売されました。
11
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。









| | コメント (2)

2022年10月27日 (木)

吐き出すことの大切さ

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、ある友人と会話した。

  久しぶりのリアルな会話であった。

このブログにも以前にはコメントを頂いていた仲間でもある。

  7年ぶりのリアルにお会いしてのお話。

話は尽きなかった(笑)。

  当時の事。
  現在の事。
  商売の事。
  企業の事。
  家族の事。

やはり7年も経過すればお互いに当時との変化もあるし、お互いの成長もあろうか。そして、その年月の間に蓄積されてきた想いが宿っていくものである。

  想いが宿る。

そう、いろいろなしがらみから蓄積されてきた想い。それが心の中に宿っていき、そしていつの間にか知らず知らずに壁となって周囲が見えなくなっていくものである。

  だからどこかで吐き出さなくてはいけない。

しかし問題は、どこに吐き出すか、である(笑)。

  吐き出すには相手がいる。

しかし、その相手が誰でもいいのかというとそうではない。

  吐き出させてくれる人間が必要なのだ。

安心して、吐き出せるか、という問題。安心して吐き出せるには、それ相応の信頼がいるのである。

  私もこのような仕事に就きいろいろな場所へ行くことが増えてきた。

そこで、以前からブログのコメンテーターであった彼と久しぶりに彼の地でお会いした。そしてなんとその彼は、同じブログのコメンテーターの方ともつい一週間前にお会いしていたのである。

  “世の中狭いなぁ~”

そう思わずにはいられない偶然である。

  そんな偶然からの吐き出し。

このブログの仲間達は、企業は違えど同じ志を持つ同志であり仲間であり、そしてライバルでもある。そんな関係から構築された信頼関係が、自らの想いを吐き出させてくれるのである。

  自らの想いを吐き出させてくれる相手。

それが家族であれば、理想なのかもしれない。

  しかし家族では解決しない想いもあろう。

だから、信頼を寄せられる相手が必要なのである。

  吐き出すことの重要性。

それが健全な体を構成させていくのだと思うのである。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業11月号が発売されました。
11
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。



| | コメント (2)

2022年10月17日 (月)

ファーストペンギン

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今期のドラマで放映されている「ファーストペンギン」

  毎週水曜22時より日テレにて放映。

今日は日曜日の芸能ネタではないが、昨日もkazuさんからのコメントで、今期の中では数少ない面白いドラマということである。

  ファーストペンギン?。

誰もが初めはそう思うであろう。

  ペンギンはペンギンでもファーストとは?。

ネット検索してみると分かった。

  ファーストペンギンとはベンチャー精神。

ペンギンは常に集団で行動するが、、群れを統率するリーダーやボスはいない。
よくテレビなどで、氷上をペンギンたちが隊列を組んで移動する姿が映されるが、なぜあのような行動がとれるのかというと、最初に行動を起こした1羽に皆が従う習性があるからだという。

餌をとるために海に入る時も同様で、最初の1羽が飛び込むまで、群れはお互いに牽制し合うような仕草を見せ、決して各々勝手に飛び込もうとしない。しかしこの最初の1羽には、リスクばかりがあるわけではなく、群れの仲間に先んずる分、より多くの餌にありつける可能性もある。

ビジネスも同様で、他に先駆けることで、より大きな利益に結び付く可能性を秘めるのである。

  企業としてもファーストペンギンの存在は重要である。

しかし、そのファーストペンギンとなった人材の活かし方が出来ない企業がほとんどではないだろうか。

  ファーストペンギンを活かすという企業スタンス。

このような企業スタンスを持つ企業は、小売業界よりもITベンチャー企業に多くみられる傾向なのだろうと思う。

  ファーストペンギン = アウトロー。

そんな見方もされるであろうか。

  しかし、アウトローがいるから発見があるのである。

そして、そんなアウトロー的なファーストペンギンの存在を評価している企業が、今大きな存在感を表してきているのも事実である。

  現状を打破できない中小にも存在するファーストペンギン。

そんなファーストペンギンを見出し、そして正しく挑戦させ、新たな発見からの新たな原理原則を創造していければ、店舗力を更に競争力のある企業や店舗に高めていけるのではないだろうか。

ファーストペンギンに特有の行動とは。

  それは「有言実行」である。

出来る出来ないは後回しにして、まずはやってみる。

  その前に有言してから行動すること。

それが、ファーストペンギンへの道ではないだろうか。

  有言にて覚悟を決める。

だからこそ、スピードある行動に移行し、そして何としても成功させるという高い志が備わる。

  それがファーストペンギンへのスタートライン。

そんな従業員をいかに育てられるか。そして見守られるか。

  そこから中小は盛り返していくのではないだろうか。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。

  52週MDマネジメントセミナー(10月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら



食品商業11月号が発売されました。
11
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント

お楽しみください。



| | コメント (2)

2022年9月27日 (火)

敬老の日

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


9月のイベントが過ぎ去ろうとしている。

  “今年の9月の52週はどんな反省だったか”

そして、その反省から次年度への対応や今後の対応を検討していく我々の業界。

  敬老の日もその一つ。

従来の敬老の日は曜日に関係なく9月15日であった。ただ近年は、敬老の日は9月の第3月曜に設定されたため3連休の最終日という色合いが濃くなっていた。

  よって敬老の日は秋の3連休の一環。

そんなイメージであった。だから、以前よりも敬老という意味合いで行動する方も少なくなっていると思われる。ましてや核家族化が進み、おじいさんやおばあさんと暮らす日常からもかけ離れているという現実もあろう。

  それが私の敬老の日のイメージである。

そんなイメージを打破される事件が、先日起きたのである。

  娘から女房に電話があった。

明日は、家にいるのか、との問い。

  自分もお父さん(私)もいるよ。

単に、その確認の電話。なんのこっちゃ?、と不思議でいたが、翌日、娘と婿様が孫を連れてやってきた。
仕事をしていた私が、それに気づいて下の居間に降りていったときに、娘と婿様が私たちに言った。

  「孫の〇〇からのプレゼントです(笑)。」

孫って言ったって、まだ稼いでいないゼロ歳児である。それが私たち夫婦にプレゼントだという。

  要は、孫からの敬老の日のプレゼントだという。

完全に、娘夫婦の計らいであることは一目瞭然であるが、私たち夫婦が敬老の日といういことで、孫からお祝いをされるという祝日。

  今まで自分が敬老の日で祝福されるとは思ってもみなかった。

それは、商売人としての単なるイベントとして、その対象の方達に対して、どのような売場を計画して実践していくかを考える立場でしか考えてこなかったことであるが、まさか今回のようにお祝いされる立場になってしまった突然の日であった。

  女房は大喜びであったが。

私は、どうも釈然としない。それは娘たちの気持ちは嬉しいに決まっている。しかし、自分が敬老の日としてお祝いされることへの心理。

  慣れの問題かもしれない。

だから、まだそのような自分の存在に慣れていないのであろう。

  娘たちもそこを配慮して「孫」をだしに(笑)。

はやく、自分の存在を慣れさせ、敬老の日を素直に受け入れる立場に慣れさせていこうと思う。

  そして子供たちには本当に感謝だ。

そのような配慮は本当に嬉しい限りである。

  敬老の日。

この祝日への捉え方が変わった日であった。




PS
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  7月21日開催「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  4月20日開催「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

8月3日(水)開催の「52週MDセミナー」(9月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(9月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(8月編)ダイジェストの視聴はこちら
  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら 

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。



食品商業10月号が発売されました。
10
当方の執筆は以下の通りです。
「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
  一時限目 ~ ファイブマネジメント
  二時限目 ~ 52週MDマネジメント
「値上げラッシュ時代の販売強化策」
  グロサリー全般の6つの利益対策

お楽しみください。


| | コメント (2)

より以前の記事一覧