モチベーション

2017年11月30日 (木)

提携の落とし穴

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業界の業態を超えた業務提携が盛んである。

  従来は同規模レベルのスーパー同士の提携が主だった。

しかし直近では、ユニ・ファミリーマートとドンキホーテとの提携や、ゼンショーグループの食品スーパーの提携等、小売業界での合従連合は後を立たない。

  如何にこれからを生き残るか。

その模索の結果が、企業のトップ同士の相乗効果を期待しての異業種同士の業務提携であろうか。

  業務提携から企業買収へ。

当初は提携というソフトな関係からスタートするがいずれは買収へ進む可能性も秘めている業務提携。

その行く先は静観していきたいところであるが、そこで生まれるデメリットも甚大であろう。

  企業には必ずDNAが存在する。

良くも悪くも企業が生まれた時からの創業精神は必ず脈々といき続けるのである。

  そのDNAを拠り所にして従業員は成長していく。

働く目的とは?。
商売とは?。
店舗運営とは?。
上司の存在とは?。

  企業毎に異なるあらゆる定義。

違うDNAで育ってきた人間同士が、同じ土俵で仕事をしようとした時に、必ず発生する衝突。

  それがDNA問題であろう。

“DNAを同じにすればいいじゃないか”

  そう簡単には絶対に行かないのがこの問題だ。

従業員がそこの企業のDNAで価値観を構築し自らの仕事観を養い成長してきたのである。

  その仕事観を失うということは働く目的を失うに等しい。

特に、その企業のトップであったりトップを支える存在のスタッフたちにとってのDNAの転換は自らの存在価値を問われる問題なのである。

  それは現場のリーダーでもある店長にも影響してくるだろう。

業務提携によって、店舗運営の基準が変わった。

  簡単に言うが、これは店長のスタンスに大きく影響するだろう。

そのDNAを拠り所として、店長は店舗運営にあたり、部下を指導してきたのである。

  その基準が大きく転換せざるを得ないと言う状況。

その状況にぶつかった時、その仕事観の信念を曲げられない人間は悩むだろう。

  “自分は新たな組織の中で自信を持てない”

そのような方が相当数、出るのではないだろうか。

  競合店の組織も今年大きく変わった。

その方の言葉を借りれば、「何もするなと言われているのです(笑)」との返答。

  従来ならば店長として競合対策により手を打つと言う行為。

それが、提携先のトップからは、個店では何もするな、と言う指示。

  黙って組織としてのトップダウンに従え、のスタンス。

従来から自ら動いて行動してきたこのお店の店長としては、大きく仕事観を変えなければならない。

  食品スーパーとは大なり小なり店長の行動力にかかってきた。

そして、それが店長の最大の魅力として店長職を担ってきた人間としては、この状況の変化をどう捉えているのだろうか。

  もし自分がそのような環境下に置かれたら。

そう考えると、ゾッとする。
それだけ、その話を聞いた時は身近な問題として入ってきたからだ。

  また、企業の明日を担うと目されてきた人材の流出。

それもまた聞こえてきた実話。
彼を慕うベテラン従業員も多いと聞く。

  そのような方達を巻き込んでの業務提携問題。

自分なら、このような状況にどう対応するだろうか、と考えさせられた。








  

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2017年11月23日 (木)

リーダーとしての態度

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ここにきて、店鋪毎の業績格差が明確になってきている。

  業績好調店舗と不振店舗。

競合店の新規出店や逆に競合店出店してから一年が周った店舗、更には改装により二桁成長のお店や競合が改装により80台のお店等々。

  全ては競合の与件での数値変動。

如何に競合店からの影響が甚大であるかがわかる数値である。

  そしてその格差がますます拡大しているという現実。

それは、店鋪の業績だけではなく部門の業績も同様の事である。

  業績の良い部門と厳しい部門の格差の拡大。

それはおそらく、リーダーとしての店長や部門責任者の部下への態度がもたらす結果なのではないだろうか。

  業績低迷であれば知らず知らずに渋い表情が多くなる。
  業績好調であれば知らず知らずに笑みがこぼれてくる。

リーダーのそのような態度が、いつしか店舗内や部門内に蔓延し、部下の行動や態度にも現れてくるのだろう。

  結果として活気のある店舗と沈んだ店舗。

この違いがますます業績に反映してくるのだろうと思う。

  上司やリーダーの態度はその組織に蔓延するものである。

業績の厳しさと態度の暗さを一致させてはならない。

  特にその組織のリーダーはそこで踏ん張らなければらない。

それがリーダーとしての最初の階段ではないかと思うのだ。

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2017年8月21日 (月)

バイトが笑った

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


当店に在籍するアルバイト。

  総勢15名ほどいるだろうか。

以前に、女子のアルバイトの接客態度の良さを記したが、今回は男子を記してみたい。

  男性アルバイト。

どちらかといえば、女子よりもドライである。

  お金の為、学費の為、趣味の為。

そんな明確な目的を持って働くアルバイトが多い。
だから、男性アルバイトは全て大学生だ。

  働くスピードは早くテキパキしている。

しかし、その態度は接客業で働くというよりも、お客様との関係も無機質であり機械的な印象を拭えない。

  先日、お盆の抽選会があった。

毎年、8月12日〜13日に実施する当社のお盆のイベント。

  通称「ガラポン」。

今では懐かし、中から玉の出る抽選機を使用するレトロな企画。
この抽選機、希少価値がついて、今では5万ほどもするという。

  抽選機を製造する職人がいないらしい。

本格的に木造りのこの抽選機は味わいがあり、今後10年も20年も活躍するであろう頑丈が作りである。

  そしてそれを運営するのがアルバイト。

人員不足のお店は最悪の場合、この抽選機を副店長が朝から晩まで付きっ切りで対応せざるを得ないお店もあるという。

  しかし当店はアルバイトが比較的豊富。

よって、副店長に抽選会をアルバイトの応援で運営させるよう指示をした。

  一番の目的は、副店長をフリーにさせることである。

それによって、お盆商戦という年に何度もないイベントにおいて、副店長もフリーな立場で参加できるからである。

よって、各部から集められたアルバイト5名で抽選会が運営されたのである。

  そして当日。

いつもは真面目な男性アルバイトが、ゲラゲラ笑いながら抽選会をしているのである。

  私はその男性アルバイトが笑ったのを初めて見た。

それも、本当にゲラゲラ声を出して笑っているのである。

  “この子も笑うんだ”

その男性のアルバイトが大学生だが、面接の時から物静かであまり感情を表に出さないタイプの男性であった。

当初は、副店長について黙々と抽選会をこなしていたのだが、その男性が終了間際に近寄ってみると、その男性アルバイトとお客様がなにやら談笑しながら抽選会をしていたのである。

その後に、その男性アルバイトに声をかけた。

  「抽選会は楽しかったか?。」

そしたら返答が帰ってきた。

  「すんげ〜、楽しかったです(笑)。」

楽しいという前に「すんげ〜」という形容詞を付けてきた。

  「また、やってみたいか?。」

    「はい、是非。」

そう返してきた。
男性のアルバイトにとって、お客様とは言っても、無機質な存在なのだろう。

働く目的はお金のためであり言われたことをしっかりこなすことが最優先。

  そんな先入観を持って働き始めた小売業の世界。

しかし、抽選会を通して人間の感情を露わにするお客様に接する機会を得た。

  “お客様も喜怒哀楽を思い切って表すんだ”

その表情に触れた時、自分も同じように喜んだり悲しんだり、がっかりしたり。

  お客様も人間。

そう感じた瞬間、仕事の楽しさが見えてきたのかもしれない。

後日、今回参加したアルバイト全員にアンケート用紙を配布した。

  抽選会での感想。
  こうしたかった。
  人生にどう役立つか。

このアンケートから、アルバイトの仕事を見直して見たいと思った。





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2017年8月 2日 (水)

販売に陽の目を当てる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーマーケットで仕事をする。

  憧れは本部のバイヤー。

そのような夢を描いてこの業界に入社された方は非常に多いのではないだろうか。
スーパーマーケットの応募に関して、各企業も入社に際しての案内の中では必ず商品ぶのバイヤーに視点を当てて紙面を割いている。

  特に若手のバイヤーや女性バイヤー。

だから、どうしても入社前から夢はバイヤーという憧れを抱いて入社してくる若手は多い。

  それは我々世代の頃からのずっと続いていた。

だから、業界人全般に本部であったりバイヤーであったりという存在にどこかコンプレックスを持っているのがこの業界の常識であろうか。

  本部は偉い、現場は格下。

裏側では個々人の中にそのような認識が横たわっているのである。
そしてそれは、我々業界人と仕事上取引のあるメーカーや問屋さんでもそのような認識であろう。

  要は、業界内外を問わず現場は格下という認識。

しかし、最近そのような常識が崩れてきたような気がする。

  メーカーが現場へ直にコンタクトを取るようになってきた。
  業界紙が積極的に現場の店長等の活躍を描くようになった。
  企業自体も店舗従業員の仕事の壁を取り除く目線になった。

もっと現場の目線に立って、一人一人が現場で活躍するために、そこに立ちはだかる壁を取り除くことに主眼を置くようになってきたのである。

  現場力を高め競争に勝てる組織を目指すようになった。

以前からそのような目線があったのかもしれないが、最近はとみにそのような視点を内外に強調してきているような気はする。

  現場に陽の目を当てようとする姿勢。

その姿勢が最近とみに強調されてきているように思えるのは嬉しい限りだ。
以前から何度もこのブログでも記してきたと思うが、仕入れと販売はもともと一人の人間が行なっていたものだ。

  今でも個人商店では仕入れと販売は一人であろう。

それがチェーンストアとして役割を分担するようになってから、バイヤーという役割ができたのである。

  バイヤー = 買い付け人。

読んで字の如しだが、バイヤーは買い付け人であってはならないと私は思う。

  あくまでも売りために買うのがバイヤー。

売るために、買う。

  バイイングと何が違うのか?。

買い付け人は、いかに条件良く仕入れるかが最大の目的となる。

  お店で売れるかどうかよりも仕入れ条件を優先する。

更には、自分に寄ってくるメーカーと仲良くなる。
徐々にお店で売れるかどうかという視点から遠ざかっていく。

  知らず知らずにそうなっていくのである。

だから、そこにバイヤーと現場を取り持つスーパーバイザーという役割が大切になっていくのである。

  私はこれからはスーパーバイザーの時代だと思っている。

色々な意味でスーパーバイザーが決定権を担う時代が到来すると思っているのだ。

  しかしその前に現場が自立しなければならない。

それは、個店個店で商売の取り巻く環境が異なる中、如何にバイヤーと現場が一体となって競争力のある売場を実現出来るかがポイントとなる。

そういう意味で、現場に陽の目を見させるような施策は今後非常に重要となっていく。

  それが現場の自立を促していくだろうから。

先日、企業グループの機関紙を見ていたら、ある企業の店長にスポットライトを当てた記事を載せていた。

  今後、各企業の店長の存在価値を取り上げていくようだ。

これなどは非常に良い企画である。

  店長ほど千差万別のマネジメントも無い。

それは、ブラックボックスといってもいいほどの見えない世界が店長のマネジメントであるからだ。

  そこにスポットライトを当てる。

難しいが読み応えのある記事が特集されることになるだろう。




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2017年7月 3日 (月)

やりがいパート編

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の鮮魚研修会。

  如何にパートさんが辞めない仕組みが出来るか。

そんな話をフリートークの時に、同じ班の他企業の鮮魚トレーナーの方と意見交換をした。

その方も直近までは鮮魚チーフ。
更に、新店立ち上げを経験したという。

  私と同じような環境にいたのだ。

新店の時の始めが肝心という点で意見が一致した(笑)。
どういうことか。

  初めての部門運営で辞めない仕組みが出来るというものだ。

鮮魚部門は、刺身、切身、盛付け、値付け、品出し等と役割が明確になっていて、その役割毎に異なる技術を要する作業が発生する。

  一度身につけた役割から外れることが少ない。

刺身はずっと刺身、盛付けはずっと盛付け、値付けはずっと値付け。
企業の特色もあろうが、一般的には上記のように役割が固定してしまうものだ。

  一度覚えた役割を変えることの大変さ。

それを知るから、部門チーフもなかなか変えたがらない。
何度も同じ苦労をしなければならないから。
だから、パートさんも刺身は刺身、値付けは値付けの自分の役割以外はやれない、やらしてもらえない、やりたがらないという循環に陥ってしまう。

  自分の仕事の苦労は誰もわからない。
  他人の仕事の苦労も私はわからない。

だから、自分の仕事が順調に進んでも、他人の仕事には干渉しないしできない。
このことが、結局はチームで完結する売場作りなのであるが、個々人がマイペースな仕事ぶりに終始してしまう結果となる。

  彼は役割をローテーションで回したという。

この手法は当社も実施している役割の回し方。

  要は、一人3役でも4役でも回していくこと。

最終的には、どの役割も平均的にこなすことを目標とする。

  “そんなことうまくいくはずがないだろう”

ベテランのチーフほどそう思い込んでいるものだ。
しかし、そのことによって、他人が今担っている役割の辛さがわかるのである。

  だからいつしか自主的に応援に回る気風ができるのである。

自ら手が空いたら他の大変な役割を手伝いに回る。
逆に辛い役割になっても他社が応援に来てくれる。

  この自主的な応援体制が鮮魚チームの絆を強くする。

その関係は仕事を超えた私的な関係でにも発展する。
その初代チーフが抜けても、何かと相談されたり飲み会に呼ばれたり。

  そうなると退職者は激減するという。

パートさんの仕事の楽しみって何なんだろう?。
そう問いかけてみると、パートさん達のメインは家庭の主婦であり母であり、両親の介護であろう。

  何れにしても家庭がメイン。

だから職場とは彼女らにとってはサブ的な存在である。

  決して収入だけではない。

だから、家庭から一歩外に出てくる目的は、家庭という世界以外の職場の世界での自分の存在価値を如何に楽しめるかという目的が主となろう。

  職場での人間的な関わり。

そこに一番こだわっているのではないだろうか。

  職場に家庭や家族以外の楽しみを求めるのである。

要は、家庭や家族を離れた人間的な繋がりや楽しみを職場に求めてくるのであろう。

  だから職場の人間関係が一番の課題となる。

家庭や家族では得られない楽しみや生きがいを職場に求めてくる。
それは個人個人での格差もあろうが、職場での人間関係の延長線上に個人個人の楽しみの格差を穴埋めしてくれるショックアブソーバーのような役割があると思われる。

  部門内の人間関係。

店長や部門チーフが商品とはまた別に目を向けるべき側面であろう。







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2017年6月 7日 (水)

進化・深化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業人としての成長。

  それを進化と表現することもできる。

それでは、成長と進化はどう違うのか。

  成長とはある領域内で守備範囲が広がること。

それが進化となると、その領域を超えて守備範囲を広げていくことだと私は思う。

  例えば、チーフから店長へと守備範囲を広げていくこと。

それが成長と呼ぶことにする。

  成長とは守備範囲の広がりを指す。

それでは、守備範囲の広がりを伴わずに進化していくことはなんと呼ぼうか。

  それを深化と私は認識している。

進化と深化。

  言い方は同じだが、意味は違う。

進化は守備範囲の広がり。
深化は専門分野の深掘り。

守備範囲を広げながら、スーパーの従業員として成長していく。

  それがある意味キャリアアップと言えるだろう。

しかし、それが嵩じてくると、守備範囲を広げることに主眼を置き、自分が受け持つ守備範囲において、より専門的に商売を突き詰めるという意欲が減退していくリスクを生じてしまう。

  それはどういうことだろうか。

守備範囲の広がりだけを価値だと思い込むと、自分が受け持つ守備範囲を効率よくこなすことにだけ目を向け、より人時をかけて売れる売場を実現し売上を拡大させることへの貪欲さを失ってしまうということだ。

  売場作りはそつなくこなすだけ。

そうなってしまうのである。

  要は、結果が伴わない仕事に終始すること。

逆に言うと、結果に拘らない仕事に終始すると言うことだ。

  結果に拘らなければ結果は出せない。

私はそう思う。

  結果に拘るからこそ、より良い結果が出せるのである。

その結果として、その領域内で深化していくのである。

  深化とは結果へのこだわりから生まれるのである。

その結果、守備範囲の単品を知り、売り方を知り、結果との因果関係を知るのである。

  それが、商売だ。

たかが、一品を売ることにこだわること。

  その積み重ねが全てである。

私は、そう思うのである。
  
  だから、進化の前に深化なのである。

自分の守備範囲内での深化を、是非図ってほしいものである。






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2017年6月 5日 (月)

バイヤーのアプローチ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


バイヤーと店長との関係。

  意外に個人的な繋がりが強い。

特に、単品を如何に量販するかと言う事柄に関しては、バイヤーとチーフと言う関係よりもバイヤーと店長という関係の方がよりダイナミックな数量を決定することができるだろう。

  なぜか?。

それは、よりリスクを持った数量決定が出来るから。

  単品量販にはリスクが伴う。

そのリスクを推してでもより大量に仕入れ数量を決定出来るのは、店舗全体に数値責任を負う店長の方が決定権を持つからだ。

  それは店舗レイアウト上での決定権があるから。

部門チーフの場合は自分の部門の売場内でしか売場計画が出来ないが、店長は店舗全体で考えることが出来る。

  部門の枠を超えられるのは店長だけだ。

だから、よりリスクを負うということは、より店舗内の広い範囲で、時には部門の売場を超えて売場設定できるのも店長という職位の優位性であろう。

最近、数名のバイヤーが店長会でのアプローチを変えてきた。

  店長に直接単品量販の数量を決めさせるようになった。

その前に店長達に試飲や試食をさせて(飴を与えて)から、数量決定(ムチ)を決めさせるのだ。

  「じゃぁ〜100ケースください!。」

    「じゃぁ〜、てっちゃんは何ケース?。」

そんな会話を交わすうちに、久しぶりにワクワク・ドキドキ感を感じたのは私だけでは無いだろう。

  それが商売の原点であると思う。

いくつ売る。
人より多く売る。

  その為に、何をする。
  どんな、売場を作る。

自分だけで数量を決定して販売するよりも、人ととの競争の中で販売数量を競うことが何より楽しいし、何より知らず知らずのうちに販売技術を進化させられることである。

そんな競争意欲を刺激する形でバイヤーが意図する商品を如何に店舗の意思を重視した形で最大の販売計画数量を獲得できるかにシフトしてきたのである。

  他社では以前から取られてきた手法かもしれない。

本部主導型か現場主導型かで、発注形態も違うであろうが、そのような現場重視型の発注形態に変わろうとしていることは単品量販が定着していく上で大切なことであろう。

  自分で発注して自分で売り込む。

そこに店長が関わり、店舗というより広い販売エリアを有効に活用していく。
以前は、バイヤーの政策の説明に終始していた商品部の報告だが、最近では試食と次月度の単品量販の数量決定の場になりつつある。

更に、途中検証や売場展開事例の情報交換がバイヤーを軸として交わされるようになってくると、更に単品量販を加速させる結果につながるだろうし、その経験が次への単品量販への布石にも繋がろうだろう。

更にそのことが、店長とチーフとのコミュニケーションの深化にも繋がり、部門チーフのやりがいにも繋がっていくだろう。

  単品量販を通じて築かれる店舗内の組織強化。

この流れが働く従業員のモチベーションに繋がっていくのであろう。







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2017年5月29日 (月)

Be your own boss 

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、通勤途中のラジオを聞いていた時のこと。

  Be your own boss.

この言葉を推奨して従業員に提示しているIT企業を紹介していた。
どこのIT企業かはわからないが、自主的に仕事をするべく従業員に対して就業の姿勢を提示しているという。

直訳すると

  「貴方自身の上司となりなさい」

私流に訳すと

  「自律心を持って行動しなさい」

となる。

  自律心?

自立心ではない。

  自立とは自ら立つ。

そう考えると、我々はもはや自立しているのである。

  自ら仕事に就き自立して生活している。

自分の力で収入を得て自分や家族の力を得ながら家族全体を支え生活しているのである。

要は生まれた赤ん坊が親から独立して自らの生活を養うことである。

  しかしそれは、自立であって自律ではない。

自律とは、読んで字の如し、自らを律すること。

  自らを律するとは?。

自らの価値観や信念、信条に則して行動すること。

  自らの信念にブレないということでもある。

それは、目的意識を明確にした信念であり、小売業で働く我々にとっての目的はお客様満足の追求であり、その信念に対してブレないということは、お客様の変化に対応して自らの行動を変えていけるという変化対応力を身につけていくことでもある。

  組織に属しながら自律心を持って行動する。

このことが如何に難しいか。
 このブログの読者の方ほどそのことに挫折した経験を持っているのだろうと思う(笑)。

自立した個人は、組織から与えられた問いに対しては組織から喜ばれる答えが用意できる。

しかし、自律した個人は、組織を超えたお客様の価値観に即した答えを用意して組織を変えていく強い力を持っている。

自律した個人とは、答えの無い問いに対して、自ら考え自ら行動して自ら答えを引き出し、この状況に応じた最適な答えを状況に合わせて臨機応変に回答できる人間である。

  Be your own boss.

そんな人間、そんな生き方を目指したいものである。






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2017年5月15日 (月)

一年で一番気持ちの良い季節

皆さん、こんにちは。 
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ゴールデンウィークが過ぎ、母の日も過ぎ。

  日本が一年で一番気持ちの良い季節が到来した。

日本が一年で一番気持ちの良い季節?。

もちろん、それは地域にもよるだろうし個人にもよるだろう。
しかし、一般的な日本人であればほとんどの方はそう感じているはずだ。

  最高気温26度。
  最低気温14度。
  
梅雨入りまではまだ間があり、夜は窓を開けると心地よい風が湯上りの体を冷やしてくれる。

まだまだ昼と夜の寒暖の差もあり、昼間の日差しの強さを感じながらも、夜は冷んやりとして、かけ布団も夏用の薄手のものと冬用の厚手のものを迷う時期。
こたつの布団も撤去して暑苦しさを撤廃するかどうか迷うのもこの時期。

外の気候は明らかに春を過ぎ、初夏を迎えているのだが、室内も冬の様相から初夏の様相に切り替えていきたい気持ちが急速に感じられるのもこの頃。

山は新緑の緑が眩しく、休日のドライブに出かけると澄んだ空気が最高である。

Facebookでは、過去の同月同日のアップが再び「過去の思い出」として登場してくるのだが、この時期になると那須方面や日光方面へのドライブの思い出のアップがやたら登場してくることからも、如何にこの時期がドライブ日和だったかがわかる(笑)。

  10月の紅葉。
   5月の新緑。

いずれも高原地帯をドライブするには最高の季節。
特にこの時期の新緑は目に染みるほどの輝きを見せる。

そしてこの時期を表す有名な俳句。

  目には青葉
  山ほととぎす
  初鰹

まさに、この時期を表す代表的な俳句であろう。
江戸時代の当時は「初鰹」は非常に高価な魚であったらしい。

  注〜今年のカツオも高価であるが(泣)。

こんな初夏の気持ちの良い日に、生姜やにんにくの薬味が効いたカツオをさっぱりと食べる。

  初物は75日の長生きをもたらす。

とも言われてきた。
当時の江戸っ子は、この粋で高価な初鰹を、やせ我慢をしてでも購入して食べていたのだろう。

ということで、生かつおは風物詩としてもしっかり売り込みたいところである(笑)。

そしてスーパーの店頭には、酢漬けや果実酒用のビンや氷砂糖や酢が並べられ始めた。

  これもこの時期の風物詩。

これも地域性が強い提案であろうが、特に内陸部では果実酒をつけるご家庭が多いように思う。

  手作りの梅ジューツはどんな栄養ドリンクよりも効果抜群。

私はそう思う、というかそう感じた。

  あの体の芯から漲る活力。

特に、梅雨時期から夏場にかけては最高の飲み物となる。

  そんなゴールデンウィーク明けの、歳時記である。





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2017年4月21日 (金)

誕生日を迎えて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、無事誕生日を迎えることができた(笑)。

  50代後半の誕生日。

10代の誕生日であれば一段一段大人になっていく実感があった。
20代であれば学生から社会人になり経験が成長感を感じさせた。
30代であれば家族と仕事の板挟みに苦しみ成長感など皆無の時。
40代になるとようやく人生の意味を誕生日ごとに理解し始める。

しかし50代の誕生日は従来の時とは大きく異なる。

  従来とは何が変わったか?。

カウントダウンが始まるのである。

  “後何年働けるのか?”

要は、自分の残り時間を意識し始めるのである。

  特に50代半ばからはその意識が高まる。

それと同時に、一年一年を充実させて生きようという意識が高まるのである。

  そこにFacebookの仲間達の影響。

そのような環境が重なったからであろうか、50代半ばからの加速感は就業してから初めての経験である。特に、残り5年を切るとその意識は顕著に現れる。

  なぜもっと早期からのこのような意識を持てなかったのか。

逆に後悔してしまうほどのここ数年間の充実度。
それはどのような部分に現れているかというと、自分の強みを周囲の部下に如何に伝承しておくかという意識であろうか。

これは、動物が持つ遺伝性の論理にも通じているのであろうか。

  自分の遺伝をより多くの部下に伝えておきたい。

そんな意欲であろうか。
そして、そのような意欲を後押ししてくれているのが、このブログを通して得た仲間達やFacebookの仲間達であろう。

  自分の周囲にも頑張っている方達がいる。

そのような方達との交流を通して、私自身の力になっていることは間違いない。

  もし彼らとの交流がなかったなら。

この加速度的な仕事への欲求も得られなかったかもしれない。

  もっと早くこのようなメンバーと交流していれば。

しかし、交流できただけ幸せなのかもしれない。
このような時代背景もあるだろう。

  従来であれば絶対に交流することのないメンバー達。

このネット時代に突入して、見知らぬ人ととの交流が可能となってきた。
そのメリットをいくらでも享受できる時代である。

  そこから先の見知らぬ世界に飛び込む勇気。

その勇気を持って飛び込んだ人間にもたらされる世界。

  その世界を垣間見れた幸福。

それが時代の流れに乗れたということであろうか。

何れにしても、どんな状況においても自らの勇気と行動だけが、自分をあるべき姿に導いてくれるということであり、それを支える周囲の人間関係が自分を強くしてくれるということであろう。

  そんなことを想う今回の誕生日であった。





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