店長の仕事

2017年5月 9日 (火)

元気な70代

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新たに、70代の男性を採用した。

  70代!。

そう思う方も多いだろうが、実際に面接してみると、確かに70代の貫禄と落ち着きはあるが、体力的にも、60代男性に負けない屈強な体格をしている。

  運転手とい職業を長らくやってきた。

そのような経緯である。
特に、企業の役員の運転手として活躍してきた方らしいので、接客という面でも問題はないだろう。

  「なんでもやりますよ(笑)。」

その笑顔となんでもやれるという自信は頼もしい。

以前にも記したと思うが、ある企業でも70代の方も大歓迎と新店出店時にメッセージをチラシに入れた途端に、多くの方の応募があったとのこと。

  そして店内で一番元気なのが70代の方らしい。

戦中・戦後の混乱期に生まれた世代。

  生きるという意味が現代とはかけ離れた時代。

そんな方が店内で一緒に働いてくれるだけで、周囲の従業員が何かを得られればいいと思っている。

  核家族化で3世代同居が激減している。

祖父や祖母と共に暮らすことの意味。
職場でそのような体験を通して、お互いに触れ合うことでお互いがいい経験を積めればいいのではと思っている。

もっとも、スーパー業界の定年年齢も年々上昇しているのも事実。

  特に都内のスーパーは75歳まで再雇用を引き上げているという。

要は、現在働いてくれているパートさんや従業員の年齢が高齢化して、60歳を超えても同様に働いてもらわなければ店舗運営が成り立たないのが現実だからであろうが、これによって、働きたいけど従来は定年によって強制的に退職させられたことを考えると、働く側にとっても嬉しい制度ではある。

  更に、70歳でも元気な方がまだまだ沢山存在している。

今回採用した方も、毎朝散歩がてらに小高い階段1000段を上り下りしているという。

  本人からすれば健康維持と小遣い稼ぎの一挙両得なのであろう。

そして我々も、ゆくゆくはそのような存在になっていきたいものである。

  “あのお爺ちゃん元気だね(笑)”

そんな風に歳をとれたら幸せなのであろう。
今回採用した方から、色々と人生を学んでみたいものである。






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2017年4月29日 (土)

健康診断から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年恒例の健康診断。

  嬉々交々(ききこもごも)の診断結果。

以前は、オールAの時期もあったが、最近ではその下のランクが続いている。

  “まぁそれでも大きな不安の無い結果か”

毎年、総コレステロールの指数は基準値をオーバーしているものの、ここ数年の傾向としては低下している。これは人間の体質にも影響を受ける数値でもあろうから、特段の心配はいらないのだろう。

  普段の生活に対しての警鐘を鳴らされた。

そう認識しておく必要はあろうが、とは言っても店舗勤務になってからは、健康上の大きな問題は皆無となった。

  本部勤務になると健康診断の結果が悪化する。

これも概ね当たっているようだ。
それだけ、本部勤務者の健康診断の結果は良好とは言い難い。

  店舗勤務から本部勤務に異動になる。

一番の違いは「歩かなくなること」。
この生活習慣の変化は、体内の機能に影響を与えるのであろうか。

  本部勤務の方々にも健康上の配慮をして頂きたいものである。

しかし、人間の健康とは不思議なものである。

  他人から見たら不健康そのものでも本人は至って健康。

誰とは言わないが、Facebook仲間達の投稿を見ていると、休日は昼からどころか朝から日本酒とぐい呑みのコップで飲っている方々もいるが、彼らほどこのような健康診断になると良好な結果となっているようだ。

  不健康な飲料。

それだけで不健康と片付けるのは早計なのであろうか。
その不健康な飲料を摂取すると言う解放感が、その人間を健康に至らしめていると言う事実もあるのだろう。

  「酒は百薬の長」とは昔から言い伝わる諺。

その諺をヨシとしてその気にならないで欲しいものではある(笑)。

  さて、当店でも健康診断の結果が配布された。

意外に結果が良くない従業員が多いように思えた。

  店長ほどいい結果ではないか。

中には、最悪の結果だった方もいる。

  「治療継続」

現状の症状に対して、今後とも治療を継続していきなさい、と言う結果。
これに対して本人に聞いて見た。

  「何か、心当たりはあるのか?。」

   「いいえ、全然分かりません💦。」

通常であれば、このような結果に対して、従来から治療している状況やら最近体調不良を認識していると言うようなコメントがあるはずだが、当人は至ってケロッとしているのである。

流石に私は言った。

  「有給休暇を使っていいから診察してこい。」

再審査とは言っても、なかなか思い切れないであろうから、こちらから有給を利用して言ってこいと言わなければなかなかその気になれないのも事実。

  有給休暇とはこのような場面で活用するのだろうと思う。

自分の健康を管理する。

  高齢化が進むこの業界。

健康診断で発見される兆候。

  敏感になりたい時期である(笑)。








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2017年4月19日 (水)

旬の捉え方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「旬」。

  何も「生鮮」だけが旬を語れるものではないと思う。

「旬」を今、採れたての生鮮の食材に限定すれば、旬を語れる商品は主通路の生鮮、特に「青果」「鮮魚」に限られてしまう。

  しかし、私はそうは限定しなくないと思う。

「旬」を加工品にまで広げると、もっと商売の楽しさが広がっていくのではないだろうか。

先日、バイヤーからある商品が投入された。

  商品は、「ふきのとう味噌」。

毎年、この時期になるとバイヤーから送り込まれる商品である。

  この時期の期間限定商品。

春の代名詞でもあり、青果の野菜売場で「春野菜」をテーマにした売場で登場してくる「ふきのとう」。

そのふきのとうを味噌漬けにした商品であり、手作りでもよくご家庭で作られるメニューでもある。

  そのふきのとうを使った期間限定の加工食品。

私はこの商品は「旬」として捉える季節限定の商品として店長として単品量販すべき商品だと捉えた。

  だから投入とともに春野菜と連動して売り込む。

これを、グロサリーチーフが判断して展開しようとすると、どうしても自分の領域内だけで判断して設置してしまう。

  せっかくの「旬」の商品が目立たずに埋もれてしまう。

生鮮だろうと加工品だろうと、「旬」の位置付けで期間限定で販売するような商品に関しては、上記のような展開を店舗として実施すべきであろうと思う。

  ふきのとうの旬の時期。

その時期に野菜のふきのとうを見て「旬」を感じる方は多いだろう。

  しかし、感じただけで終わってしまう。

それを、加工品を同時に展開するだけで、旬を感じた人が「食べてみよう」と実際に購入へ行動する方の確率が大幅に高まるのが関連販売の醍醐味であり、関連販売の意図するところである。

  当然陳列後早々に売り切れ御免となった。

早速、バイヤーに連絡して追加投入してもらう。
旬の期間限定商品とはいえ、問屋には在庫は多少あるはずである。

バイヤーにしてもこのようなリクエストは嬉しいものだ。

  “現場が理解してくれた”

そんな意思疎通を感じる瞬間であろう。

  それができるのは店舗内で店長のみ。

副店長もそのような存在ではあるが、部門チーフから期間を経ていない副店長がそこまで踏み込んで店舗内で部門横断的な判断と行動はしにくいだろう。

  こんな時ほど部門間の縦割り意識が貪欲に出るものだ(笑)。

その縦割りを横割りに串を刺すのが店長の役割でもある。

こんな時ほど私は堂々と青果売場に加工品や他部門のタイムリーな商品を関連展開する。

  全ては旬の提案という強いメッセージ。

結果的には、青果のふきのとうよりも圧倒的に販売でき、粗利額も圧倒的に高い利益商材となっている。

  そして何よりお客様の支持を得られる。

「旬」というテーマ。

  商品全般を見回してタイムリーに仕掛ける。

そこに、部門の壁など存在させてはならないと思うのである。








  

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2017年4月18日 (火)

新生活の季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ベーカリーの購買率が上がってきた。

  購買率?。

部門を利用した客数に対して、店舗全体での客数に比率。

  要は部門を利用したお客様の割合。

ベーカリーの購買率が4月になって急速に高まってきた。
早速、ベーカリーチーフに問いた。

  「ベーカリーの最近の単品量販が支持されたきたか。」

すると、ベーカリーチーフはあっさりと返答した。

  「バイヤーが言うには、この時期高いらしいですよ。」

なんでも、3月後半から4月にかけては、新生活が始まり、朝食材料や新規流入者の学生や新社会人の発生にて、パンやベーカリーの売り上げが高まるのだと言う。

  “そう言われればそうか”

妙に納得してしまった。
今まで散々パラ部下に語ってきた新生活のスタート。

  新生活者に当店を選択してもらう為の売り場作り。

その競合店との優劣が、その後のゴールデンウィーク後の生活の安定後に自店の定番化を促す意味で、今が一番大切な時期だ、と言ってきた結果が、先ほどのベーカリーチーフの言葉にも現れているからだ。

  と言うことは、ベーカリー部門は今が勝負期。

今しっかり売り場を充実させて、新生活者が定番として利用してもらえる売場になるかどうかの瀬戸際が今なのである。

  一日を通しての品揃えを見直す時期。

どうしても、ベーカリーや惣菜といった製造して販売する部門は、夕方には売りべらしてロスや廃棄を無くして利益を確保しようとする部分が多い。

  当然といえば当然。

ましてや、真冬を越してのこの時期であるから、冬の商売のスタイルが定着している時期でもある。

  早く新生活スタイルの商売に移行せねば。

そしてそれが、今後のベーカリーやお惣菜の売り上げを左右するのであるから。

  そう考えると、商売とは常に現実との格闘である。

今がどうの明日がどうのではなく、今目の前のお客様が明日の売り上げを作ってくれるということだ。

  だから今現在を手を抜くわけにはいかない。

製造部門ほど、常に今現在の売場が問われる部門である。
その連続が、新生活という今の現実に対して、次への希望を生み、明日への切符をのたらすのである。






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2017年4月16日 (日)

ある送別会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、ネタ切れ。

  よって、別ネタで(笑)。

先日、ある送別会に招待された。

  競合企業の人事異動に伴う送別会。

異動される方と懇意にしていただいていた関係上、その送別会を企画された部下達から招待されたと言う流れである。

招待されたのは私だけでなく、別の競合企業の方達も数名招待されていた。

  “そんな送別会って有り得るの?”

そう思われるだろうが、それも彼の人徳でありこの地域の関係性であろうか。

  そう言った関係が他地域でもたくさん事例として存在する。

てっちゃん会での繋がりで言えば、そんな競合関係にある他企業同士の懇親会など頻繁に行われている地域もある。

  企業は違えど同じ小売の仲間。

現場ではそのような関係性を保ちながら、とは言っても競合としての存在は自社や自店の業績を大きく左右する関係でもある。

  しかし、競合として存在する事実は変えられない。

だから、隣のお店の販売の仲間として受け入れ、お互いに競争を通じながら学び合う関係として、企業人としての長い人生の一時の出会いとして有意義に関わり合うという思考は賛成である。

  さて、その送別会。

別に、相手企業の内情の探りあいとはかけ離れた会話となった(笑)。

  単身赴任。

リージョナルチェーンの企業は単身赴任が当たり前。

  「俺なんか10年も単身赴任ですよ(笑)。」

私もその苦痛から逃れたいという願いが転職理由の一部であったことは否めない。

  なかなか会えない子供の顔と会いたい。

そんな会話で弾んだ。
そんな中で、単身赴任中の彼が言った。

  「女の子のうんちは臭くないんですよ。」

そこで概ねの父親たちは頷いた(笑)。

  自分の子供、特に女の子のうんちは臭わない。

これこそ親バカの証明であろうか。
しかし、そこの父親と子供たちの関係が明確に現れた言葉ではないだろうか。

そんな話の流れから、そこに同席した他企業の参加者の方の話になった。

  「こいつは今同棲してるんですよ。」

その同僚の店長が、横に座る後輩の店長の現状を話した。
30歳前のその競合店の店長は今現在、ある女性と同棲をしているという。

  それも、もう3年も。

そこで、周囲の親バカ店長たちが食ってかかる。

  「その父親の気持ちになってみろ!。」

先ほどから、自分の子供、特に女の子のうんちは臭わないというほどの親バカぶりを発揮していた周囲の父親経験者たちから、烈火のごとくに非難が集中したのである。

  そんな流れになるとは思いもしなかった彼はシドロモドロ。

そんな会話が10分程度続いただろうか。

  「これを機に結婚に踏み切りたいと思います。」

よもや、ここで結婚宣言をさせられるとは思いもしなかったことであろう。

  それでは、仲人は「てっちゃん」でお願いします(笑)。

それこそどんな関係だ。


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2017年4月15日 (土)

一人体制が始まって

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「一人体制の構築」を記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-2868.html

いよいよ、今月から一人体制の部門が合計4部門発生した。

  一部門は他店舗からの援助体制が組まれている。

その他三部門は完全に店舗でのパートさんが代行する仕組みである。

  当然、パートさん達ほど不安の日々が続いただろう。

「チーフ不在で本当にやっていけるのだろうか?」
「もし何かトラブルがあったらどうしたらいいのか?」

  そんな不安の中でチーフ不在の営業日を迎えた。

ある部門は、多少の品揃えの遅れはあったものの、全員が活気を忘れずマイク放送をしながら出来立て焼きたてをお客様にアピールし、試食や売り込みを図り、通常の同曜日よりも高い売り上げを記録した(笑)。

  「チーフには当面休んでもらうか?。」

冗談でパートさんとそんな冗談を交わせるほどの好調ぶりだった。

  しかし、パートさん達の心中は如何に。

相当のプレッシャーを受けながらの出社であり営業であっただろう。
また、別の部門は急遽チーフが日曜日に休日となってしまったが、通常通りの弁当売場に商品が並ぶほどに製造過程が確立されたオペレーションを実施していた。

それに先立ち、2ヶ月前から一人体制に移行していたグロサリー部門では、チーフ不在時でもトラブル対策として、特売商品の欠品対策やタイムサービスへの対応等も自分たちで対処する仕組みが整ってきた。

  なぜ、そこまで細部に渡って対応できるのか?。

グロサリー部門に関しては、当初からチーフ不在時でも店長や副店長ん頼らずに自分達だけで対応することを指示してきたから。

  チーフ不在時は自分達で解決しなければならない。

この危機感というか責任感というものが全員に培われたからだろう。

更に、当店では早朝タイムサービスや夕刻のタイムサービスを実施している。

  夕方のタイムサービス時にはマイク放送を義務化している。

そのマイク放送もパートさん達が実施しているのだが、それもスムーズにできる体制が整ってきた。

  男性よりもマイク放送を得意とするパートさん達。

どこかで鍛錬してきたのではないかと思われる方も少なくない。

  1日ぐらいならなんとか凌げる仕組み。

そんなものがなんとか形になりつつある状況。

  任せてみなければわからない。

それと、実際にやってみなければ始まらないという流れ。

  やるぞという脅しと実際にやるということの違い。

この違いは決定的である。

  やるぞという脅しには甘えが付き物。

しかし、実際にやるとなると覚悟がつく。

  諦めと言っても良いかもしれない(笑)。

この覚悟が、本当の仕事を変えるのであろう。

  それは誰でも同じこと。

自分が直面する課題に本当にぶつからないと本当の仕事は覚えられない。

  それが、覚悟というものだ。

覚悟が決まれば、スピードは早い。
そこに、一人一人の販売意欲を加えていきたいところである。






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2017年4月13日 (木)

売場を育てる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人を育てる。

  新入社員、若手社員、パートさん等々。

人が育った分だけ、業績が上がる。
これは間違いないことだ。

  人が育てば販売意欲が高まる。

販売意欲が高まれば、仕事へのモチベーションも高まり、商売の楽しさを理解し、離職というパターンも減少していく。

  人が育つと企業が繁栄する。

今も昔もこれは組織の原理原則であると言える。

  そして同様に、売場も育っていくのである。

意外と思われる方もいるだろうが、これは現実そうなのである。

  売場も育つもの。

逆に言うと、売場も育てるものだ。

  売場が育つとは?。

それは、我々の売場作りに応じて、お客様のその売場への認識が確立されていくと言うことである。

  この売場はいつもお買い得品が並ぶ。
  この売場はいつも美味しい物が並ぶ。
  この売場はいつも新規の商品が並ぶ。

等々、お客様がその売場を固定概念で認識していく過程を言う。

今現在、あるパートさんと日付管理が1ヶ月と比較的短い和菓子の単品量販を実践している。

  春彼岸で売り込んでみよう。

そう思って、パートさんと発注数量や売場作りを共に関わってきた商品。

  「500個仕入れて、販売してみよう」

500個とは、約5万円の販売金額。
たった5万円ではあるが、通常1日売れて10個程度の販売数量の商品。

  通常であれば、完売するのに50日はかかる。

賞味期限30日であれば、約20個は廃棄となる。
それを、敢えて500個仕入れて、売場を作った。

  必死である(笑)。

通常のバラ販売以外に、6個パックも盛り付けて販売した。

なぜ、ここまでしてチャレンジするのか?。

  当店だけの差別化商品だから。

そして、この商品の美味しさをパートさんが認めているから。

  当社だけのオリジナル商品で尚且つ美味しい。

これは売り込むべき商品である。
そんな想いから、パートさんと共に売場を作り、売り込んだ結果。

  わずか20日で完売。

追加発注に至っているのだが、そのパートさん曰く。

「店長、この売場をお客様は美味しい商品を売っている売場と認識し始めたようですよ(笑)。」

それは、ある程度売り減らしを図る過程で、別の美味しい差別化商品を同時に陳列したら、その差別化商品も動きが良好なのである。

  美味しい物を売る売場。

そんな評価が固定化されたような商品の動きを示すようになったのだ。

  人も売場も育っていくもの。

まさに、商売の醍醐味であろうか。







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2017年4月12日 (水)

部下の結婚式から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の土曜日。

  桜も満開を迎えた頃。

元部下の結婚式に招かれた。

  かっての新店の時のメンバーである。

今回の新店もそうだが、かっての新店も思い出多いお店であった。
当時の新店メンバーはチーフクラスでも独身者が多かったせいか、よく飲んだ(笑)。

オープン前から時間的余裕もあったせいか、駅前のお店で月一回のペースで会を催していた記憶がある。

店舗は山岳地帯にあったのだが、皆んなの居住地は駅近くであったせいか、仕事を早めに終了して駅前の飲み屋に集合して時間を持った。

  皆、独身という身軽さも手伝っていたのだろう。

そんな店舗からいち早く人事異動したのが私だったが、今では全員がその店舗から異動して他店舗で活躍している。

  そんなメンバーの一人が結婚式を挙げた。

実におめでたいことである。
彼は、どちらかといえば、この時の仲間たちの中では「いじられキャラ」。

  真面目だが不器用。

そんな彼だから、披露宴の前の式からの一挙手一投足から彼の緊張感が伝わってくるのだが、それがまた彼を知る我々からすれば「ウケる」のである。

そのお陰で、祝辞を任された私はすっかりその内容が頭から飛んでしまって、アドリブ状態で祝辞を述べることになってしまった(笑)。

  結婚生活。

今まで違う人生を歩んできた二人にとって、一つ同じ屋根の下で過ごすということは、二人の人生観のぶつかり合いの連続と言ってもいいだろう。

また、二人の降りかかる問題や壁も周囲の誰も理解出来ない二人だけの問題でもある。

  その問題を二人で解決していくのが結婚生活。

それは、我々の仕事にも似ているところがある。

  我々の仕事はお客様商売。

その日のお客様の来店に応じて、日々の仕事が変化していくもの。

  更に天候や気温によっても微妙に売れ数が変化する。

その日のその状況に合わせた臨機応変が対応が求められる。

  その対応力は結婚生活の対応力に似ている部分が多い。

仕事で培った適応力を結婚生活に活かす。
結婚生活で培った対応力を仕事に活かす。

  家庭を持つことで仕事観は大きく変化する。

家族を背負うという責任感を感じながら仕事に向き合う。
また、家族との生活から実感する商売という世界。

  独身の時には知りえなかった食卓という世界。

この世界が、大いに仕事に活かされるのである。
結婚によるメリットは、我々の仕事には多大である。

  是非、結婚によって仕事の励みにしてほしいものだ。

そう思いながら、祝辞を終えた私は一仕事を終えた安堵感からか、いつのまにかシャンパンを二本も空けてしまっていたのである。







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2017年4月10日 (月)

中性化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗での社員とパートの比率はおおよそ 2:8。

休憩室でも男性社員は隅っこの方で大人なしく弁当をつつき、パートは堂々とど真ん中でアハハ、オホホと大騒ぎ。

狭いから尚更、肩寄せ合って隣近所と大声で話しをしている。
先日も、こんな会話があった。

  「私サァ〜、更年期だから体がだるくてさぁ〜。」

  “俺の前でそんな話やめてくんねぇ〜かなぁ〜”

そう思いながらも、会話を聞いていると、さらに周囲からこんな会話が混ざっていく。

  「私なんか40から更年期だったヨォ〜。」

  “40からの更年期は早すぎるべ!”

思わず、私もこの会話に参加してしまった。

  「40はなんぼなんでも早いべよ。」

しかし、そのパートさんが言うには、旦那さんと死別したり別れたりすると、更年期が早く来るらしい。

  「そうなんだ。」

どう受け答えしていいのかわからなかったが、周囲のパートさんたちは惜しげも無くそのようなプライベートな話をワイワイガヤガヤと続けている。

  “俺もよくそんな話題に乗れるな(笑)”

最近は、このような際どい話題にも、平気でパートさん達と交わすことができるようになった。

  かっては意識的に避けてきた話題や会話。

最近では何のストレスもなく、このような話題に平気で彼女らと会話が交わせるようになった。

  変な意識がなくなったからだろう。

変な意識というのは、“自分は男性”という意識であろう。

  男性と女性は違う。

変に男性を意識するあまり、このような会話を避けようとする意識が強いあまりに、そうでない会話にも敢えて避けてきた経緯がある。

その後遺症がサービスカウンターを避けてきたことに繋がるのである。

  しかし、最近ではこの意識が全く無くなった。

要は、自分自身が「中性化」してきているのではないだろうかと思う。

  自分自身の中から男女の意識が消えてしまったようだ。

男性として女性を意識する。

  物心付いた時からそんな意識を持って育ってきた。

女性という生物には近寄れない、近寄ってはいけない。
そんな過剰な意識がどこかで身に付いてしまったのだろう。

  それがこの業界に入っても持ち続けていた。

だから、仕事以外の私的な会話には絶対に入り込まなかった。
というより、入り込めなかったという表現が正解であろう。

  歳のせいもあろうが、最近はそんな緊張感が消えたのである。

これは男としては寂しいことであるのだろうが、肩の荷が下りたような気がしてならない。

  “何を今まで固執していたのだろう”

あまりにも強く「男」を意識しすぎてきた結果、本来であれば自然に会話できた事柄を遠ざけていたのではないだろうか。

結局はそれがサービスカウンターに行かない理由としていたのかもしれない。

  これを中性化と呼べるのかどうかはわからない。

それでも、この歳になってようなく自然に接するゆとりが生まれたような気がするのである。


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2017年4月 4日 (火)

3つの目

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、通勤途中でラジオを聞いていたら、興味深い話題を放送していた。

  リーダーが身につけておきたい目。

リーダーや組織の長として、いろいろな目線を必要とするのは以前から言われてきたことである。

  「虫の目」「鳥の目」「歴史の目」。

そのような表現だったような気がする。

  「虫の目」 〜 現場に入って現場を見ること。

現場の最先端で起こっていることを現実に直視して、現場から変えていくという目線。

  現場を知らずに苦労している大手。

大手のスーパーであったダイエーが崩れていった本質はそこにある。

  本業は何なのか?。

その問いに対して傲慢になってしまうと、トップも現場も目の前が見えなくなる。

  あくまで、謙虚に現場で問題解決していく姿勢。

その姿勢を忘れない為にも、虫の目は絶対に忘れていはいけないのだろう。

  「鳥の目」 〜 現場から引いて空から現場を見ること。

現場で突然甘酒が売れ出した。

  何事か?。

現場でデータだけを見ていても見えないもの。

  一歩外に出て世の中の情報を得ること。

その世の変化や流行に注目して、自社や自店の商売に活かすこと。
それが、鳥の目ということだろう。

  そして「歴史の目」。

それを外部的には、「魚の目」とも言う。

  歴史は繰り返す。

よく言われる言葉である。
昔から、歴史は繰り返し、人類は同じ失敗を繰り返す。

  成功の法則は無いが失敗の法則は歴史が教えてくれる。

私はそう思う。

  だから、歴史上の物語には人気が絶えない。

特に、戦国時代の歴史や中国の春秋戦国時代の歴史に登場する人物を学ぶだけでも、いろいろな気づきがあり、今後の自分の生き方に大きな影響を与えるものだ。

  そして自分の人生を振り返っても学ぶことは多い。

自分の人生と言う「歴史」から何を学び、何を今後の活かすか。

  それも歴史の目であろう。

逆に言うと、自分の歴史をしっかり見る目をまずは養うべきか。

  3つの目。

物事は、正面だけ眺めていても何も見えないと言うことであろう。




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