店長の仕事

2017年7月22日 (土)

あるクレーム

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お店に寄せられるクレーム。

  売価が違うのですが。

以前のクレームの大半は上記のような売価違いか又は商品の傷みのクレーム。
しかし最近は、それ以外のクレームの頻度が高まってきている。

  先日、ある本部にクレームが入ったらしい。

ご近所の方からのクレームであるが、早朝3時頃に配送のクルマの音がうるさいという。

  しかし、どう考えてもその時間帯の配送は無い。

本部の担当者との会話の中から、「新聞配達」か、との話になった。
早速、防犯カメラで納品口に向けたカメラを早朝3時に合わせて調査した。

  午前3時半頃に新聞配達がポストに新聞を投函していた。

しかし、新聞配達は自転車であった。

  “いくら何でも自転車はうるさく無いだろう”

しかし、私は一つだけ気になる点があった。

  郵便ポストの投函口の音。

通常の家庭用のポストは、投函口にバネ式の戻りが設置されているが、この戻りの音が意外に響くのである。

  「カ〜〜ン」という乾いた高音。

この音が早朝の周辺の家々に響いたら、その近くで寝ていた人に響くかもしれない。

  “しかしそれもいっときの音だよな”

配送車のように5分も10分も居座っているわけでは無い。
何かとクレームの多いお宅ではあるが、最善のことはしていきたいとは思う。

先日の店長会で話題になったクレーム。

  お一人様3個まで。

チラシの掲載される特売商品に対する制限。

  お一人様◯個まで。

以前であれば、これを一人◯個までと常識的に理解するお客様がほとんどだったが、この店舗では、レジを通る毎に別途制限になると主張するお客様が存在したとのこと。

  原価割れの特別価格であり、より多くのお客様にお分けしたい。

企業や店舗のそのような配慮から数量制限をしているにも関わらず、勝手な解釈。

  顔見知りのお客様の多い店舗では言いづらい。

しかし、滅多に行かないお客様でこのような無理な解釈をされるお客様が増加する傾向にあるようだ。

最近はとみにこのようなクレームが店舗に寄せられる。

  一社会人としてお客様を判断する。

これまでにも増して、このような判断基準を持つ必要があるようだ。







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2017年7月13日 (木)

インターンシップ最終日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前に記した「インターンシップの受け入れ」。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-3d19.html

5名の女子高生が当店にインターンシップを希望してきた。
前回の記事では、その子達が挨拶に来店して、具体的な研修部門や内容、研修中の注意事項などを説明したことをブログにしたが、今回、4日間のインターンシップを体験した。

  事前打ち合わせで研修部門は決定していた。

鮮魚1名、精肉1名、グロサリー2名、レジ1名。

  鮮魚!、精肉!。

そう思われた方も多いだろう。
しかし、それも本人達の希望である。

  「どうして鮮魚?。」

    「アジが大好きなんです(笑)。」

ということで、魚を捌いてみたい、イワシを開いてみたい、豚肉を部位ごとに分けてみたい、焼肉用に切ってみたい、レジでお客様を通してみたい等々。

結構、深く突っ込んだ研修の要望が本人達から出されたのだ。

  “こんなの初めてだけどやらせてみるか”

通常のインターンシップであれば、品出しや人気のベーカリーの仕事のサワリを数日間経験して終了となるが、今回は本人達から具体的な調理加工の研修要望があったため、各チーフにお願いして要望を叶えさせるように対応した。

  よって、研修用に長靴やシューズやエプロンも揃えた。

受け入れ態勢を万全にして受け入れた彼女たちは、初日こそ疲れた顔を見せていたが、翌日からは元気ハツラツに研修を受けてくれた。

  特に、包丁を握らせたりレジを打たせた後からの変化。

本当に活き活きし始めたのである。

当初から、具体的な目的を持って研修に来ていたということは、その目的に合わせて受け入れ態勢を整えたことと、受け入れる現場の理解と協力もあり、それが本人たちに通じたのだろう。

  教える側と教えられる側の歯車がしっかり噛み合った瞬間。

教える側も本人達がしっかりと理解して研修を受け入れるために本気になっていく。

  アジが捌けたから次はイワシだ。

イワシの開きも当初は10尾程度だったものが、いつしか2ケース(約60尾)にまで増えてきた。

  レジ打ちも初日からお客様を通せるレベル。

品出しもいつしか、お酒等の重いものまで品出しに加わるようになった。

  お客様への売場案内も高いレベルでこなせるようになった。

インターンシップの研修生の意欲と受け入れる側の対応が噛み合うと、ほんの短時間の中でもここまでこなせるのか、とこちらが逆に教えられる立場となってしまったようだ。

  最終日は挨拶訓練のリーダーをやってもらうぞ。

初日にそう言って彼女達に要求したリーダーも、当日の朝に指名した子が元気よくリーダーをこなして終了すると、参加したパートさん達から拍手が湧いて出た。

  「凄い凄い!」

笑顔、発声、そしてキビキビした動作。

  私も含めて感動してしまった。

ここまでやってくれると、こちらも彼女達に恩返しがしたいと考えてしまう。

  “写真集でもプレゼントするか”

彼女達の活躍する姿と商品化したイワシの開きや手ごねハンバーグ、更にはレジ打ちシーンや品出しシーンの個別写真を編集して本人にプレゼント。

  更には、5人の集合写真。

これには、本人達も喜んでくれた。

  こちらも清々しい気持ちになれた瞬間であった。







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2017年7月 7日 (金)

開店一周年

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年の7月2日。

  当店がオープンした。

あれから一年。

  早いものである。

それ以前に、新規パートさん達が入社してからは更に経過している。

  早いとは言え人員的には大きく変化してきた。

当初のチーフ達で残っているのは4名。

  生鮮の3名は入れ替わっている。

担当者も一人抜け二人抜け、現在では当初から比べて4名減の状況で店舗運営している状態だ。

  それでも売場を維持しなければならない。

当然、現存のメンバーへの負担は大きいが、パートさん達の成長も大きい。

  逆にいうとパートさんの成長が担当者不在を可能に出来たのである。

新店が一年経過するということは、昨年の数値が出るということである。

  売上咋比。

既存店では当たり前の評価である売上昨年比。

  この現実に向き合うということ。

理想と現実の狭間で実績を残すことが今後の課題となろう。

  理想だけで売場は作れない。

対競合という名の下に、天下無敵な売場作りが可能であった過去とは決別し、理想の売場を目指しながらも現実の数値と格闘するという既存店の苦しみを追いながらの日々の売場作り。

  いよいよこちらの世界へ立ち入るのである。

しかし、それが本当の仕事だろうと思う。
数値に向き合うから、より真剣に現実の売場や人材、そして自分の腕が磨かれていく。

  理想の売場も大切である。

しかし、理想の売場が本当に数値を作れる売場とは限らない。

  数値を追うから理想に近づくこともある。

そこは意外に難しいところではある。

  ロスが減って売場に商品がなくなるから買い急ぐ。

それもまた現実。

そう考えると、昨年の数値と格闘するということは、意外にも真実への近道になるのかもしれない。

  しかし数値にだけ追われるとあるべき姿を見失う。

あるべき姿にあるべき客様が来店され、あるべき時間帯にあるべき買い物行動が為されて、あるべき売上を達成することが理想中の理想である(笑)。

  あるべきお客様が来店されるからあるべき売場が達成できる。

あるべき姿を追求すればあるべきお客様の来店動機に繋がるし、あるべき数値を追求すれば縮小均衡的にお客様が離れていく。

  昨年は、当店のオープン前日に競合店が改装オープンした。
  当店のオープン5日後に別の競合店が改装の為に休業した。
  そして、二週間の休業の後に再び改装オープンを果たした。

なんとも落ち着かない一ヶ月が経過したのである。
よって、当店のあるべき姿に落ち着いたのは、7月の後半から。

  そこからが本当の戦いであろう。

その後、昨年の12月には別の競合店が新規オープンを果たすのであるから、本来であれば今年の12月まで待って、本当の戦いの数値になっていくのだろうが、それを言ったらいつまでたっても終わらない。

  当面は7月20日以降からが本当の昨年対比となる。

ここから妥協せずに数値を達成させていきたいものである。




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2017年7月 1日 (土)

鮮魚研修会から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前から予告していた鮮魚の研修会に参加してきた。

  非常に有意義な研修会であった。

今回のテーマは、地域的に海無し県での鮮魚の売上と荒利の安定という業績拡大の為の展開手法というテーマと、そのテーマを実現すべく本部と店舗の役割の明確化と現場が実現すべくモチベーションの向上がもう一つのテーマであった。

  海無し県でマグロが主役の鮮魚部門。

この要件は当社と同様の環境。
同じ環境だから、商品面での課題は同じである。

更に、商品部と販売部が如何にコミュニケーションを図って、課題解決と業績改善を図って行くかというテーマも、店長として参加した私にとっても非常に有効な発表企業の取り組みと店舗見学であったのだ。

  昨今の鮮魚を取り巻く環境は悪化の一途をたどっている。

これは、誰もが感じている課題。
しかしそれでも尚、健康というテーマに視点を置くならば、鮮魚部門の未来を信じている方も多いし、私もその一人である。

  鮮魚を未来を信じる。

それは信じるというよりも「祈り」に近いものである。

  なんとか今の状況を突破したい。

その願望が鮮魚の明るい未来を信じたいという祈りに昇華しているのだろう。

今回の研修会で学ぶべきことは、海産物を如何にして実際の食に結びつけるかというテーマを徹底して追求している取り組みとそれを実現する売場作りにある。

更に、現場の責任者(チーフ、主任)がバイヤー主導の政策を如何にスピーディーに導入して自らの意思で売場作りに結びつけ、実績を上げるかというテーマにも取り組んでいることだ。

  会社政策としての鮮魚の差別化。

それだけではもはや鮮魚部門の業績回復は望めない。

  理想だけでは差別化できない時代。

鮮魚部門の未来はある程度皆が理解していることなのである。

  その理想を如何に現場で売場で実現するか。

それもお客様にしっかり伝えて確実に実績に結びつけられるか。
ここが問われているのである。

  そこには、現場の本質を把握する中間的人材の存在が大きい。

要は、スーパーバイザーやトレーナー、地区バイヤーといった中間的な存在である。
呼び方や多少の役割に違いはあるだろうが、要は本部政策を現場で具現化させるべく如何に具体的な行動を起こして現場をその気にさせるかという人間への関わり方に特化する人材の存在とその手法である。

  しかし現実には彼らは店舗の応援で首が回らない。

トレーナーという理想の役割よりも現場の売場作り。
人員不足という巨大な壁の前に、本来の自分の役割を見失っているトレーナーやスーパーバイザーが如何に多いか。

それを今回の研修会で嫌という程知ることになったのである。

  現場のトレーナーの実態。

今回参加した現実のトレーナー職の方の話からも、同社と同様の課題と現実が見えてくる。

  “どこも同じなんだなぁ〜”

その彼との話の中でも、二ヶ月たっぷり現場への応援という期間もあったという。

  新入社員が現場に配属される4月〜5月。

ようやく新入社員が現場に配属され、店舗応援から解放されたという実話。
しかし、所詮は新入社員である。

  初めから実践で活躍できる筈もない。

当面は、店舗応援というスタンスからは抜け出せないだろう。
その課題を乗り越えて、如何に本部が目指す明るい鮮魚部門の実現により具体的な手法を考案していくか。

  それは企業毎に具体的取り組みは異なるだろう。

しかし、最終的には本部商品部やバイヤーの示す方向性に向けて、より具体的に現場で商品展開や商品説明を実現できるか。

  それも全社同様に同じ方向性を向けるか。

今回の研修会では、その中間的な存在の方に是非参加させたかった研修会である。





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2017年6月30日 (金)

その後の毎朝爽快

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日記した「毎朝爽快」。

  ポイント加算が本日で終了。

前回の記事の追加として、新たに50ケース追加したことを記事に記載した。

  その後どうなったか。

追加後の売れ行きに今後の消化が不安になり、同様に売り込んでいる店長に電話して20ケースほど引き取ってもらった経緯がある。

  “最後まで責任を持って売り切れよ!”

そんな叱咤が飛んできそうな気配ではある(笑)。
その後研修会に出張していたため、商品の動向に関しては見ることが出来なかったが、昨日副店長に確認したところ、ケース売りの残が残り3ケース、バラで50本とのこと。

  今日を残して品切れしてしまうな。

再びバイヤーへ追加発注をかける羽目になってしまった。

  ポイント加算に期限が近づくにつれて加速度的に売れていく。

更に、この商品の効果を体感したお客様が、その効果を納得して、この期限を有効に活かして買いだめをする傾向が強まったのだろう。

何れにしても、商品の効能とそれを体得したお客様のポイント還元の期限と連動して買いだめに繋がったのである。

  何れにしても、この商品はリピーターが全て。

商品の効能に魅力を感じて、毎日、毎朝の爽快感を維持継続していきたいお客様がリピーターになっていただくことが最終的な目的である。

  期間中の単品量販だけが目的ではない。

その後、何人のお客様が、この商品のファンとしてリピーターとして残ってくれるかが最大のポイントである。

  先月まではたった一人のお客様が購買者。

それがこの商品の買われ方だった。
一人のお客様が週2回のペースで3本づつの購入。

  他店も同様のデータが残っていた。

この商品のファンのお客様がリピーターとして定期的に購入されていた経緯。
だから、商品をどれだけ売り込んだかという評価ではなく、この単品を何人のお客様が購入したかが重要なのである。

  そして今後の課題は何人の方がリピーターとして残るのか。

10人のファンが継続購買してくれるだけで、一週間で70本の販売数量が確保できる計算となる。

  たった10人?。

そう、たった10人で週販70本。
  
  今月で約900本の販売。

10人のお客様が毎日継続して飲んでいただけるだけで、月間300本の販売。
定番だけで今回の三分の一だけの現象で収まるのである。

  非常に高いリピート率。

それでも、今回の販売活動を通じて、10人のお客様がリピーターとして残ってくれるという感触はある。

ただし、当面は買いだめによる買い控えはあるだろう。
しかし、これを機に健康という切り口での飲料をコーナー化していきたいと思っている。

  そのコーナーにこの商品も残していく。

その他に、ここ最近での手応えのある健康飲料は残して集中展開してみたらどうなのだろうか。

  7月からはそんなテーマを持って見続けて行く。

そんな予定で急に露出が定番だけに戻すには勿体無い。

  健康は維持継続してリピーターを如何に育成するか。

新たな課題を背負って明日からの商売を楽しんでいきたいものである。





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2017年6月29日 (木)

インターンシップの受け入れ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


高校生のインターンシップの受け入れ時期となった。

  今回は5名の女子高生。

事前に高校の先生が来店して簡単な質疑応答を受けた。

  明るそうな高校だな。

その先生を見る限り、そんな印象を受ける人がらだった。
そして、実際に女子高生がインターンシップの打ち合わせで来店した。

  「店長、インターンシップの子が来ています。」

呼び出されてサービスカンターへ行ってみると、総勢5名の女子高生がカウンター前に並んでいる。

  なかなかの人数である。

今まで、3名程度のインターンシップの受け入れはあったが、5名は初めて。

  流石に5名ともなると大賑わいである。

早速、休憩室で打ち合わせをした。

  まずは研修部門の割り振り。

事前に自分の希望する部門を明記した用紙を先生との打ち合わせで頂いていたので、それを目安に部門の割り振りを実施した。

  鮮魚    〜 1名。
  精肉    〜 1名。
  グロサリー 〜 2名。
  レジ    〜 1名。

そんな割り振りである。

  鮮魚、精肉にも配属するの!。

それはひどい!、というような印象をもたれる方もいるだろう。

  しかし、これはあくまでも本人の希望である(笑)。

「どうして鮮魚を選択下の?。」

  「魚が大好きなんです(笑)。」

「どんな魚が好き?。」

  「特にアジが大好きです。」

「アジを捌けるようになるといいね。」

  「はい、捌いてみたいです。」

目を爛々と輝かせて、その子は私を見た。

  “出来れば、包丁を握らせてやりたいな”

方や、精肉を希望した子。

「どうして、精肉をやりたいと思った?。」

  「同じくお肉が好きなんです(笑)。」

なるほど、そういうことらしい。
是非、魚や肉の調理実習もさせてやりたいものだ。

そして、この子たちを見ていて思ったこと。

  “挨拶がしっかり出来ているなぁ〜”

と感心してしまった。
そういえば、当店でアルバイをしている女子高生は全員が挨拶がしっかりしている。

  「みんな挨拶がしっかりしているけど、どうして?。」

    「中学校で厳しく指導されるんです。」

なるほど、そうだったのか。
この地域の中学校がどこも挨拶が徹底されているようなのだ。
だから、この店舗でアルバイトをする高校生は挨拶がキチッと出来ているようなのだ。

だから、高校生のアルバイトが店内でも元気に笑顔で挨拶ができる子が多い。

  これは喜ばしいことである。

こんな子たちが、将来この地域で一緒に仕事をしたり生活をしたりしていくということは、この地域の未来は明るいと思う。

そして、例によって「アルバイトの心構え」を渡して、挨拶の大切さを語った。

  目と目での挨拶。

そんな話から、彼女らの話を聞く姿勢がさらに真剣になったのである。

  楽しみなインターンシップになりそうだ。








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2017年6月22日 (木)

父の日商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日。

  父の日商戦。

母の日と父の日。

  共に売上の跳ね上がる日曜日。

しかし、その内容は大きく異なる。

  母の日に関しては色々と仕掛けて見た。

売場を仕掛けるといことは、企画コーナーや冷蔵平台を使用してテーマを持って販売計画を立てること。

  当然、その部分はヤリすぎる傾向にある。

しかし、それがお客様にしてみれば購入するかどうかは別にして、強烈な印象を持って受け入れられるだろう。

  しかし苦労の割には実が少ないもの現実(笑)。

今回の父の日は、敢えてそのような仕掛けをしなかった。
仕掛けをしないとはいえ、当然本部のバイヤーからの部門別への情報は流れている。
更に、特売のそのようなご馳走やおつまみといった従来型の提案が情報として流れて入る。

  私はある仮説を立てていた。

普段は買い物に来ない男性のお客様が、父の日に自分のお酒やおつまみ、そして今日ばかりは許されたご馳走を自らの目でチェックして購入しに来店されるだろうという仮説。

  “今日は男性客が多いぞ”

以前にも記したが、この地域は男性社会が色濃く残る街。

  男性中心の催事は流されない街。

そんな仮説を立てていたから、特別に父の日の仕掛けとしてのテーマを持った特設の売場を作らなくても、それぞれの定番での強化策を事前からコミュニケーションをとってはいた。

  当日は朝から曇り空。

外出の気運よりも今晩のご馳走探し。
そんな天候の後押しもあったのだろう、母の日ほどではなかったが開店からのお客様は多かった。

  午前中はお酒とステーキ。

やはり、年齢を問わず男性客は多かった。
その男性客が、自らの目線で本鮪や和牛のステーキ、そして自ら味わうお酒を物色する姿はなんとも微笑ましいものがある。

  “その気持ちわかるなぁ〜(笑)”

見ていて、思わず声をかけたくなるほどの親近感を覚えてしまう。

  特にお酒は高級志向。

今回は高級ウィスキーが突出して動きが良かったようだ。

  お酒の志向で年代がわかる(笑)。

更に、鮮魚と精肉は母の日よりも好調。

  前半の和牛と後半の刺身。

明確に時間帯で購入されるカテゴリーが変わった。
これも初めてのことである。

  やはり一年やってみないと見えない部分である。

青果やデイリーの涼味メニューも特売等で提案したが、それほどの動きでもなかった。

  普段から購買されているのだろうなぁ〜。

デイリーでは、父の日に毎年提案する高級はプリンやロールケーキは人気であったが、ワイン提案のチーズ類はさほどでもない。

  これもこの街の地域性であろうか。

母の日との比較で明確に特徴が出た父の日商戦であった。








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2017年6月19日 (月)

鮮魚の研修会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業グループの研修会。

  今までも色々と参加してきた。

どちらかといえば、研修会に参加する立場よりも研修会の当事者になる方が多かった様な気がする。

  販促研修会。
  海産バイヤー研修会。
  精肉バイヤー研修会。
  惣菜チーフ研修会。
  
等の当事者としてその店舗の店長としての参加もあり、また他企業への研修会では、店長研修会に数回参加した程度だから、自分の店舗で受け入れる立場での研修会の方が多かったことになる。

  そして今月に行われる研修会への参加依頼があった。

海産バイヤー研修会。

  海産の担当者を目的とした研修会。

“なぜ、てっちゃん?”

  チーム海産に所属しているから(笑)。

それに先立ち、本部で上司と海産バイヤーが打ち合わせしていた場面に遭遇したのである。

  「あと誰かいないか?。」

海産バイヤーから名前が出てこなかった瞬間に私は言った。

  「チーム海産を代表して私が行きますか(笑)?。」

ほぼ100%冗談のウケ狙いのつもりで言ってみた。

  「ハハハッ!。」

上司には大ウケのその言葉が、後になって本当になるとは(汗)。

と言うことで、なぜか海産バイヤー研修会へ参加することになってしまった。

  チーム海産。

特に昨今の鮮魚部門の低迷は著しい。

  何か突破口はないか。

鮮魚出身の私としても、切にそう願うばかり。

  しかし状況はますます悪化していく。

特に主力のマグロの相場高は商品面ではダメージが大きい。
そこに加えて「アニサキス騒動」でますます魚の生食離れも加速している。

  魚離れが加速。

そう、どうみても現状は魚離れの加速。

  負の現実からどうリターンさせていくか。

そのきっかけを今回の研修会で学べれば良いと思っている。
それは、どの企業の鮮魚部門の現実でもあろう。

  鮮魚部門と精肉部門との逆転。

健康志向の世の中の流れから考えると、上記の関係はその逆ではないかと思われるが、それ以上に日本人の食生活の実態は精肉中心に推移しているのだろう。

  魚の負の部分が健康志向と結びつかないのだ。

結論から言うと、「価格」と「食べやすさ」。

  相場高からの価格上昇の課題。
  アラ処理と匂いの台所の課題。
  骨抜という食べづらさの課題。

課題は多い。

  “でもてっちゃん、骨の無い魚なんで不味いよ”

そう強調される方もいるだろう。
私もそう思っている。

しかし、世間は負の部分の不便さから、食生活から魚を排除している。

  その世の中の加速をどんな工夫で食い止めるか。

その課題を企業としてどう組織を動かしていくのか。

  その使命を負っての参加となる。

是非とも、一つでも学んで自社に持ち帰りたいものである。






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2017年5月 9日 (火)

元気な70代

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新たに、70代の男性を採用した。

  70代!。

そう思う方も多いだろうが、実際に面接してみると、確かに70代の貫禄と落ち着きはあるが、体力的にも、60代男性に負けない屈強な体格をしている。

  運転手とい職業を長らくやってきた。

そのような経緯である。
特に、企業の役員の運転手として活躍してきた方らしいので、接客という面でも問題はないだろう。

  「なんでもやりますよ(笑)。」

その笑顔となんでもやれるという自信は頼もしい。

以前にも記したと思うが、ある企業でも70代の方も大歓迎と新店出店時にメッセージをチラシに入れた途端に、多くの方の応募があったとのこと。

  そして店内で一番元気なのが70代の方らしい。

戦中・戦後の混乱期に生まれた世代。

  生きるという意味が現代とはかけ離れた時代。

そんな方が店内で一緒に働いてくれるだけで、周囲の従業員が何かを得られればいいと思っている。

  核家族化で3世代同居が激減している。

祖父や祖母と共に暮らすことの意味。
職場でそのような体験を通して、お互いに触れ合うことでお互いがいい経験を積めればいいのではと思っている。

もっとも、スーパー業界の定年年齢も年々上昇しているのも事実。

  特に都内のスーパーは75歳まで再雇用を引き上げているという。

要は、現在働いてくれているパートさんや従業員の年齢が高齢化して、60歳を超えても同様に働いてもらわなければ店舗運営が成り立たないのが現実だからであろうが、これによって、働きたいけど従来は定年によって強制的に退職させられたことを考えると、働く側にとっても嬉しい制度ではある。

  更に、70歳でも元気な方がまだまだ沢山存在している。

今回採用した方も、毎朝散歩がてらに小高い階段1000段を上り下りしているという。

  本人からすれば健康維持と小遣い稼ぎの一挙両得なのであろう。

そして我々も、ゆくゆくはそのような存在になっていきたいものである。

  “あのお爺ちゃん元気だね(笑)”

そんな風に歳をとれたら幸せなのであろう。
今回採用した方から、色々と人生を学んでみたいものである。






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2017年4月29日 (土)

健康診断から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年恒例の健康診断。

  嬉々交々(ききこもごも)の診断結果。

以前は、オールAの時期もあったが、最近ではその下のランクが続いている。

  “まぁそれでも大きな不安の無い結果か”

毎年、総コレステロールの指数は基準値をオーバーしているものの、ここ数年の傾向としては低下している。これは人間の体質にも影響を受ける数値でもあろうから、特段の心配はいらないのだろう。

  普段の生活に対しての警鐘を鳴らされた。

そう認識しておく必要はあろうが、とは言っても店舗勤務になってからは、健康上の大きな問題は皆無となった。

  本部勤務になると健康診断の結果が悪化する。

これも概ね当たっているようだ。
それだけ、本部勤務者の健康診断の結果は良好とは言い難い。

  店舗勤務から本部勤務に異動になる。

一番の違いは「歩かなくなること」。
この生活習慣の変化は、体内の機能に影響を与えるのであろうか。

  本部勤務の方々にも健康上の配慮をして頂きたいものである。

しかし、人間の健康とは不思議なものである。

  他人から見たら不健康そのものでも本人は至って健康。

誰とは言わないが、Facebook仲間達の投稿を見ていると、休日は昼からどころか朝から日本酒とぐい呑みのコップで飲っている方々もいるが、彼らほどこのような健康診断になると良好な結果となっているようだ。

  不健康な飲料。

それだけで不健康と片付けるのは早計なのであろうか。
その不健康な飲料を摂取すると言う解放感が、その人間を健康に至らしめていると言う事実もあるのだろう。

  「酒は百薬の長」とは昔から言い伝わる諺。

その諺をヨシとしてその気にならないで欲しいものではある(笑)。

  さて、当店でも健康診断の結果が配布された。

意外に結果が良くない従業員が多いように思えた。

  店長ほどいい結果ではないか。

中には、最悪の結果だった方もいる。

  「治療継続」

現状の症状に対して、今後とも治療を継続していきなさい、と言う結果。
これに対して本人に聞いて見た。

  「何か、心当たりはあるのか?。」

   「いいえ、全然分かりません💦。」

通常であれば、このような結果に対して、従来から治療している状況やら最近体調不良を認識していると言うようなコメントがあるはずだが、当人は至ってケロッとしているのである。

流石に私は言った。

  「有給休暇を使っていいから診察してこい。」

再審査とは言っても、なかなか思い切れないであろうから、こちらから有給を利用して言ってこいと言わなければなかなかその気になれないのも事実。

  有給休暇とはこのような場面で活用するのだろうと思う。

自分の健康を管理する。

  高齢化が進むこの業界。

健康診断で発見される兆候。

  敏感になりたい時期である(笑)。








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