店長の仕事

2018年1月16日 (火)

センター試験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年恒例のセンター試験。

  今年も大寒波に見舞われた。

思えば、昨年のセンター試験の日曜日も大寒波により、東海や山陰でも積雪に見舞われたという昨年の記録が残っていた。

  これは昨年の時間帯別売上に残された記録。

日々、開店から2時間おきに部門別の売上を記録しているのだが、備考欄に昨年の一昨日の日曜日の記録に載っていた反省。

  私の記憶ではセンター試験時に大寒波が到来する。

一年で一番大寒波が到来する時期とセンター試験の時期が重なる。

  それが受験生を強くしていくのだろう。

リスク回避の為に、もっと別の時期にセンター試験を行うべきとの指摘もあろう。
しかし、このような不測の事態のリスクが高い時期だからこそ、人間はそれに備えて最大のリスク回避という行動を取る。

  人生で最初の難関。

センター試験を受ける学生によっては、そのような試練の場がこのセンター試験という方もいるだろう。

  私もセンター試験経験者。

それも、センター試験第1期生。
当時は共通一次試験と言っていた。

  私の世代から始まったセンター試験。

前例の無い試練が待っていたのである。

  今までの過去問が全く通用しなくなる。

試験といえば、どんな国家試験でも、また大学の入試でも過去問が最大の情報であったのだが、センター試験初年度はそれが通用しない。

  そして苦い思い出(笑)。

その苦い思い出から想ったこと。

  一つは、変化に強くなるということ。
  二つは、本番に強くなるということ。

センター試験の第1期生として、苦い経験から強い信念を持つことができた。
そしてそれは、その後の人生の中でも有効に発揮されることになる。

今回のデイリー平台では、センター試験の開催に合わせてある企画が組まれていた。

  記憶力アップ大作戦?。

記憶力に良いとされる成分を含んだ商品をセレクトして集合展開。

  “私の時代にこんな商品があったら苦い経験をせずに済んだかも(笑)”

そう思いながら、当時の環境を思い出したのである。

  何れにしても、これからが彼らの正念場。

センター試験の後には、個別の大学入試が控えている。
そして、親御さん達にとっても正念場であろうか。
だから、絶対に風邪やインフルからは遠ざけたいと願うのである。

  大学受験とは人生の試練の場でもある。

私の記憶でも、部活の大会と入試は今でも記憶に残る試練の場であった。

  そしてこれらの場の経験から人間は強くなっていくのである。

そのことに関して、我々スーパーは商品で支援をして行きたいと思うのである。






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2018年1月13日 (土)

方針作成の季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年末商戦後の1月後半。

  何かと忙しい時期となる。

“そんなに売上が高まるの?”

  そうではない(笑)。

新年度へ向けての準備が着々と目白押しで到来するのである。

  まずは企業方針の作成。

トップからの方針が出され、それを受けて順々に幹部達の方針が打ち出され、それを受けて店舗では店舗運営方針の作成に取り掛かる。

当社も既にトップからの方針が打ち出された。

  今年の重点取り組み方針。

早々と打ち出された。
常々トップが前年の後半から言い続けてきた内容である。

  それが単純明快なフレーズとして企業方針となる。

その単純明快な方針を、下に行くにつれて具体化されて行く。

  店舗の店長段階ではより具体的に行動しやすい方針となる。

そうでなければ、我々の部下達やパートさん達が具体的行動を起こせないからだ。

  そんな具体策をある程度頭で整理してくこと。

そうして準備しておかないと、矢継ぎ早に今年の方針に沿った具体的な実行計画と数値検証が待っているのである。

そして、店舗としては昨年の方針に沿って今年度具体化した手法で、成功した手法に関しては継続しながら新たな取り組みを重ねて行くことになる。

  成功事例を完全に捨て去り新たな取り組みを取り入れる。

新たな新年度の具体策を作成した段階で、前年度の取り組みを一切捨て去り、新たな具体策のみを再度店舗運営に組み込む店長もいるだろう。

  しかしそれでは前年度に積み上げた技術が積み上がらない。

やはり店舗運営に於いても、積み上げていきながら新たな方針を構築すべきであろう。

  そうでなければ、現場の戸惑いはハンパではない。

“どうせまた一年限りだろう”

  その積み重ねが年度方針を形骸化させて行く。

私はこの一年の店舗運営で「チーフミーティング」をより具体化して実施することの大きな成果が上がったと思っている。

  そのミーティングだけは継続していきたい。

そこに更に現場の販売技術を積み上げて行く。

  そうやって店舗能力を積み上げていきたいものだ。

毎年、一月後半とは、そのような時期なのである。

  そして、それに伴っての組織変更。

具体的には、人事異動が絡んでくる。

  組織全般に浮つく季節。

しっかり、足元を見つめて、固めていきたいものである。






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2018年1月11日 (木)

しもつかれチップス顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで記事にした「しもつかれポテトチップス」。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/part-0d2f.html

てっちゃん会のメンバー達からの多数のコトPOPの援助。
そして、dadamaさんによる陳列の援助。

  これらの支援を受けて、追加分を全て出し切った。

当店に入荷したポテトの数量は110ケース。
他店は最高でも100ケース。

  この110ケースを12月中に売り切れるか。

私が自分自身で決めた全社一位の基準は、発売の11月25日から12月31日までの期間での販売数量である。

  この期間内に110ケースを売り切れば必然的に全社一位。

しかし、売り切れなければ、12月31日の段階での順位で終わる。

  110ケースを売り切ることが全社一位の条件。

そう捉えたのである。

  コトPOPと売場作り。

この二つは完了した。

  後は私の売り方次第。

前回の記事にも載せた通り、当店よりも2倍以上の客数の店舗が本気になられたら厳しい争いになるのは必死。

  しかしPOPと山積みの売り場の強みは何か。

販売数量が落ちないこと。

  他店はある程度のボリュームのある売場のうちは売れていた。

しかし、商品が少なくなっていくと、必然的に販売数量も落ちていく。
発売から一週間が経過すると、当初販売数量で飛ばしていた上位店舗が徐々にその勢いを失っていく。

  早々に上位3位に付けることができた。

しかし、そこからが問題だ。
その時点でも、まだトップとの差は200袋ほど。

  しかも、トップ店舗は当店以上の勢いで売り込んでいる。

“これは、無理かも”

  12月中旬になると、私の気持ちも折れかけた。

しかし、試食だけは出し続けた。

  一番の自信は私自身が美味しいと思っていること。

この自信は必ずお客様に伝わると思っている。

  だから試食だけは出し続けた。

時折、この試食を食べているお客様に出くわすと、サラッとうす味で食べやすいことをお客様との会話に盛り込んだ。

結構、年配の「しもつかれ」に違和感の無いお客様との会話は弾んだ。

  子供の頃からしもつかれ作りを手伝わされた等(笑)。

そして試食をしてみると、結構食べやすいということで購入していってくれる。
またある時には、ある年配のおじいさんが私に言った。

  「これは全然しもつかれの味なんかしね〜べ!」。

当然、本来のしもつかれを知る年配の方だ。

  そしてお互いに興奮して喧嘩になるところまでいった(笑)。

しかし最後には、このお客様も「しもつかれチップス」は食べて美味しいと評価していただいたのは嬉しかった。

  そんなこんなでいつ間にか12月の24日が過ぎた。

やはり現状は3位のまま。
しかし、その差は100袋までに漕ぎ着けてきた。

  よし、最後はあの手で行くか。

あるメンバーのアドバイスで、POP総選挙を行うことにした。

  10個のPOPでどれが感動したか?。

それを別表に正の字で書き込んでいただく総選挙。
この企画は特別書き込んでいただいたお客様に何を差し上げる訳でも無いが、結構なお客様が投票してくださった。

  そして残り3日間はベスト3のPOPで勝負。

そんな遊びも取り入れながら最後の最後まで取り組んだ今回のしもつかれポテトチップスの単品量販。

  そして見事に12月30日の段階でトップに躍り出た。

そして、そのままの逃げ切り。

  色々な智恵が誰も想像できない結果を生む。

また一つ、大きな学びを得た年末商戦の一コマであった。

  最後に、ご協力いただいた会のメンバーの方々に御礼申し上げます。

本当に、ありがとうございました(笑)。







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2018年1月 9日 (火)

本格始動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ成人式も終わり、本格始動の時期であろうか。

  年始商戦は如何でしたか?。

年末商戦が終わり、年始商戦と言っても元旦は年末商戦の延長であり、年始は刺身と寿司に集中するお客様の買い回りであり、数値面でも年末商戦の盛り上がりとは全く異なる売り上げに終始するから、年始商戦と言ってもピンと来ない方がほとんどではないだろうか。

  当然、私も同様です(笑)。

年末商戦が終わり、元旦の休業を経ての1月2日からの年始商戦。

  しかし、刺身と寿司は売れるが午後6時にはお客様は居ない。

これが毎年の2日〜3日にかけての店内の状態。
よって、通常は午後5時から行うチーフ昼礼も午後3時から開催して、お客様の引けの速さを伝えて、年始に関しては早々に帰宅させることを重点に行動してきた。

  私はと言えば、年末商戦の反省に取り組むのが通例。

数値面、そしてオペレーション面、さらには商品面に関しての部下からの反省を基に全般的な反省は具体的な反省を作成していく。

  更に、年末に撮りためた売場の写真を整理して反省へ。

やはり、写真の有無がより詳細な反省を残せるかどうかを分けるものだ。
また、部下達が一生懸命に作ってくれた売場を最高の状態で残したいから、売場の写真撮りには気を使う(笑)。

  そんな写真一枚一枚を吟味して反省書に載せる。

そんな年末反省が終了すると、成人式も終了し、いよいよ普段への第一歩としての1月9日となる。

  いよいよ本日から普段の始まりである。

そして、商売としてもこのお店の強みである普段が本格的に始動する。

  イベントは終わった。

これからは、我々が一番得意とする「普段」が戻ってくる。

  これからは我々スーパーが主役の生活が戻ってくる。

年始はこの普段からが実質的なスタートであると思われる。

  普段の野菜やおかずとしての魚や豚鶏類。

これらが、普段通りの品揃えに戻り、普段通りに曜日サービスでお客様の買い回りが左右され、普段通りの時間帯に普段通りの賑わいがあり、普段通りの引けと売り切り。

  この普段の商売の競争が再び始まるのである。

そして、その普段の中にも、進化の連続を見せていかねばならない。
その普段にこそ、お客様を獲得するヒントが隠れているのだから。

そんな目線で、年末商戦でおかしくなった感覚を元に戻していきたいものである。






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2018年1月 3日 (水)

ある友人との会話から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


クリスマス商戦のピークである24日。

  古巣のある友人が来店した。

お盆商戦やクリスマス・年末商戦の折に結構来店してくれている。
都度都度店内で顔をあわせるからそれ以上に来店しているのかもしれない(笑)。

  今回は鮮魚の品出しをしている最中のことだった。

売場の縦割りをどう整えようかと、品出ししながら迷っていて、商品を横から縦にしてフェイス合わせをして完了した途端に、後ろから私に声をかけてきた。

  「俺だったら値付けし直すけどなぁ〜(笑)。」

私の古巣の企業は、このような売場つくりの中でも縦割りには厳しい企業であった。
よって、どう売場の縦割りをきちっと合わせるかという場面では妥協しない部分がある。

  その原理原則は企業によって大きな開きがある。

それは転職して企業の背景を経験しなければわからないことであろう。
彼はある部門を統括する責任者であるが、今回も来年度のネタ探しに来たという。

  「それなら、ここに来るのは無駄足でしょう(笑)。」

と返したが、どこにネタが転がっているかもわからない。
そういう意味では、おそらく話題のお店や企業には平常からチェックしているだろうが、このようなイベント時には自社のチェックと同時に競合各社の状況も見ておく必要はあるのだろう。

  彼とは色々な話題になった。

まずはグローサラントについて。
古巣でもグローサラントへの取り組みを始めた。

  「グローサラントはどうなんですか?。」

予想通り、それを全店に広めるというような意図ではなく、何かしらのヒントを探ろうという意図だという。

  素材の販売とレストランとのギャップ。

これは、やって見ないとわからないらしい。
素材を販売する延長線に、それらを加工してメニューとして提供するのとは全く別物だという。

  まず安心安全にメニューを提供する基準が全く異なるらしい。

素材の場合は牛肉をレアで食べることを提案するが、レストランの場合は肉芯温度まで上げて提供しなければならず、レアでの提供はできない。

  そのような基準の違いがあらゆる面で出て来るという。

素材の延長線上に位置することのできないオペレーション。

  この壁は意外に高いという。

また、今後の出店計画にも波及した。

当社の出店規模は約600坪で現在開発を進めているが、どうしても空き敷地の問題から、600坪クラスの出店予定地が特定できないという問題。

よって、300坪程度の空きスペースを有効に利用してドラッグストアが続々と出店して来る。

  それはどこでも同様の状況のようだ。

よって、300坪クラスの新店を模索しているという。

  300坪の課題は利益構造。

300坪ではどうしても利益の出せるフォーマットにはならないという。

  しかしドラッグに出店されるのなら出られる前に出る。

自社で300坪スタイルでの勝ちパターンの開発。

  問題はどのカテゴリーで荒利構造を変えていくか。

600坪から300坪へのリダクション。

  品揃えをどう削減するか。

そして、削減した品揃えでそれに見合う売上を確保できるのか。
さらに、売上に応じた人員で売場つくりがができるのかどうか。

  この2点においてのリスクをどう解消していくか。

これからの生き残り戦略。

  どんな方向に進んでいくのだろうか。

そんなことを考えさせられる会話であった。








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2018年1月 2日 (火)

業績を左右していくもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々スーパーマーケットで業績を左右するもの。

  “そんなの色々あって一言では言い表せないだろう!”

その通りである。

  この業界において業績を左右するものは多岐に渡る。

競合店、立地、商品力、企業イメージ、店舗イメージ、個店のサービス面、清潔感、品切れの状況、鮮度や品質の維持継続力、52週の変化、イベント対応力、商品育成力、単品量販力、等々、色々な要素の積み重ねが、昨年と比較した時に来店客数や来店頻度、そして客単価の高低が業績に大いに寄与していくことになる。

  昨年一年間で学んだ業績を左右する要因。

私なりに昨年一年間の間に、実際に実施してきた店舗運営の中で有効だと感じたのは「単品量販」。

  今更「単品量販」?。

そう感じられた方も多いだろう。

  “イマドキ、単品量販だけで業績は変わらないでしょう”

私も、そう思い始めていたのであるが、昨年一年間に特に私が関わってやってきたことは、相変わらず「単品量販」である。

  単品量販と言っても色々ある。

単に本部指示通りの単品量販をやってきたのか、それとも他社で販売していない商品の単品量販だったのか?。

  当然後者の他社には無い単品量販である。

要は、他社には無いが、非常にお客様にとってのメリットの高い商品であり、その単品量販によって自店へのリピート買いが発生し、その積み重ねによってお客様を競合店から奪うことによって業績を改善させられると言うことである。

  一度単品量販した商品は、その後も定番の主役となる。

我々の仕事の一つには定番の強化がある。

  定番の強化によって考えなくても売上が高まる構造。

そして、その売上は安定した利益も供与してくれるものだ。

  だから、定番を強化するメリットがある。

その定番に戻した時に主役になれる他社には無い商品を、徹底した単品量販によって育成していくこと。

  その継続で徐々に定番が強くなっていく。

その延長上にクリスマスや年末が位置してくる。
  
  ローストビーフがクリスマスに伸びた。

それは、クリスマスに突然ローストビーフを仕掛けても反応は少ない。

  普段からの強化から導き出される原理原則。

単品量販とはある程度強引に色々な手段を使って単品を売り込む販売技術である。

  このことによって単品の販売技術が身につく。

しかし、販売技術という販売者の技術はこのことによって高まっていくが、その付随効果として、この単品が強引にでもお客様の口から胃袋に入る回数は格段に増加したことになる。

  その印象が後々イベント時に爆発するのである。

最終的には、定番商品を常々如何に育成して、如何に定番強化に結びつけているかという頻度の問題になってくる。

  その頻度を如何に高めて、意図的に定番強化を図れるか。

これが、業績を左右させる一つの大きな要因ではないだろうか。

  それは売上と共に安定した利益も供与する。

商品部も上記の意図を持った単品量販を月別に如何に計画できるか。
そして、販売部はその意図を理解して、単品販売技術を色々な経験から身に付け、更に定番に戻した後の検証にて定番底上げを以って単品量販の効果測定まで出来ればその効果の共有にもなるだろう。

  今年も事あるごとに単品量販を図って行きたいと考えている。











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2017年12月29日 (金)

年末商戦を直前にして

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


12月の29日。

  本格的に年末商戦がスタートする時か。

毎年記載している事がある。

  12月30日は一年で一番長い日。
  12月31日はお客様から通信簿を頂く日。

しかし、12月29日を特別比喩した言葉がない。

  “12月29日はどんな日だっけ?”

鏡餅やしめ縄は比較的28日に購入される比率が高い。

  12月29日は「苦」に繋がるから敬遠される。

現実に売上は高まっていくのも事実。

  しかしまだ普段の動き。

惣菜でも弁当の需要は高い。
そう考えると、29日とは普段と年末の境目の日という事であろうか。

  翌日からは年末商材に完全に移行する日。
  29日までは普段をメインにした買いまわりの日。

売場は28日から概ねのレイアウトが決まってしまう。
しかし、28日〜29日はスペースが広がった分、各部門とも力が入っているから、特に生鮮部門は作りすぎや出しすぎに陥ってしまう事が多い。

  ある意味、29日はロス注意の日とでも命名しようか(笑)。

それほど、この日のロスには厳重注意だ。
本人達も、そうは思っていなくても出しすぎてしまう。

  それはスペースが条件反射的に我々を奮い立たせてしまうのだろう。

結果的にまだ需要に結びつかない生鮮部門や惣菜部門ロスが半端なく増大するのが12月29日の最大の特徴であろうか。

  思えば、今年はロスとの戦いだった(笑)。

特に鮮魚部門の業績改善において、刺身のスペースレイアウトの変更により、売上一定でロスが倍になったり半分になったりするのである。

  一度決めたレイアウトが如何に影響が大きいか。

しかし、明日からの為にも事前に見せなければならない。
そう考えると、12月29日とは、見せる日ではあっても決して売れる日ではないという事か。

こうやって、自分でブログを書いていても、徐々に考えがまとまっていくのがわかる。

  29日の答えを見出してから書いている訳ではない。

しかし、こうやってブログに書き表しながら、12月29日を整理していくと答えが見えてくるのも面白い。

  12月29日は見せる日。

しかし、これも店舗によって違うだろう。
量販店の場合は、そんな悠長なことを言っていられない現実でもあろう。

  しかし中小のスーパーはどうか。

特に首都圏に近い中小スーパーは普段の商材の需要も高い。

先日のクリスマスでさえ普段のトンカツをおいて欲しいとの惣菜への要望が何件かあったほどだ。

  普段と年末の境目の日。

個店個店での対応が如何に業績を左右するか。
これも12月29日の対応次第で、利益が飛ぶか確保されるかの瀬戸際なのである。





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2017年12月25日 (月)

今後の店長像

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーにおける店長の存在。

  企業によっても個人によってもその価値観は異なる。

スーパーの店長とはどうあるべきなのか?。

  店舗の全ての責任は店長にある。

これは紛れも無い事実。
しかし、それを言ったら、店長の理想像はほとんど全般的な分野に割り振られ、全てが均等に関与しなければならないことになっていく。

  その結果として当たり障りのない店長像が出来上がってしまう。

その中でも、どこに強みを持つのか。

  その明確な強みを発揮してこそのリーダー像。

特に、今後ますます競合が激化していくことは明白であろう。
それも、同業他社との競合関係だけではなく、ドラッグ、コンビニ、その他諸々。

  競合に強い店長。

全般的なマネジメントでは対応できない存在と化してしくだろう。
そして、企業の強みは店舗を取り巻く従来の環境が変化しなければ継続維持されていくだろう。

  しかし競合店対しての強みは店長次第。

これは、店舗によって違う競合店が存在するから、その対策も個店によって最適な対策は変わってくる。

  この最適な対策を個店毎に実施して継続して結果を出すこと。

これが、個店の店長が個店毎に実施していくことになる。

  企業の強みは常に全員が意識する項目である。

だから、店長が行動しなくても企業全般にそう働いていく特性がある。

  これが企業が持つ強みの強みたるところだろう。

しかし、個店で実施される個店毎の競合対策は、個店の店長の行動に委ねられる。
よって、全ての店長が適切な競合対策を実行しているかどうかという視点になると、そこには個人差が大いに出てくるだろう。

  店長の格差が一番出るのが競合対策。

従来は企業の強みをしっかり明確に打ち出して行けば、それなりに業績も伴ってきた。

  あまり個店の店長の行動に重点をおかずとも目立たなかった。

しかし、これだけ競合店が業態を問わずに周囲に存在し始めると、個店の店長の采配次第で明確な業績格差が現れてくる時代になってきたということだ。

  一つは企業としてのスタンダードの実行。
  二つは個店としての地域最適化策の実行。

この二つをより明確に打ち出し、自店を競争優位に導く店舗運営を自信を持って継続維持していき、結果に導く強力なリーダーシップを発揮できる店長の存在が企業業績をさせる時代となろう。

  この競合対策に同じ手法は無い。

必ず個店によって条件は異なる為、その店舗を一番よく知る店長以外には最適な競合対策を見出せない。

  若しくはそれに長けた知恵を有する人材の育成が鍵となる。

それは、何も今更始まったことでは無いかもしれないが、今後益々その傾向は強くなっていくだろう。

  ここで競合対策を本気で学んでおく。

このことが将来に向けて大きなリーダーの武器になることは間違いないだろう。









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2017年12月19日 (火)

外国人実習生

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のガイアの夜明け。

  外国人実習生を取り上げていた。

具体的には、ベトナムからきた実習生。
実は、先日当店でもベトナム人を新規アルバイトで採用したのである。

  このお店で初めての外国人。

日本に来て約2年という。
それなりに日本語は上手であり、グロサリーでの品出しで十分活躍してくれると判断し採用した。

  その彼の母国であるベトナムでの実習生を取り巻く実態。

それを今回のガイアの夜明けでは取り上げていた。

  ベトナム人が日本に来るまでには約100万の借金を抱えて来るという。

その制度を利用しているベトナム人だけの話なのか、今回採用した彼も同様なのかは定かでないが、ベトナムを出国する際に引き渡し企業への手数料やら、日本語教育費用や制服等でそれだけの借金となる。

  更には日本へ渡航してからの就業先にも問題が。

それは、正当に働いた労働に対しての不当な給与体系を行なっている企業の実態。
おそらく、スーパー業界では考えられない実態が浮き彫りになっていた。

  日本人と同等の労務環境を敷いている筈なのに。

そう思って見ていたが、アパレルメーカーの孫請け企業の実態はそう出ない劣悪な労務環境のところもあるようだ。

しかし、それでも後を絶たない日本への実習生。

  正直彼らのパワーには圧倒されてしまう。

今回採用した彼も、笑顔もバイタリティーも抜群である。

  むしろ同年代の日本人よりもハツラツとしている。

そんな彼は、現在日本語学校に通いながら、来年からは自動車の専門校に進学するという。

  あと数年は就業が見込まれる。

私も従来から外国人の実習生等を雇用してきたが、非常に真面目に働く外国人とある日突然連絡が途絶えてしまう外国人との二極化であることが多い。

おそらくそれも、彼らの所属する母体との関係もあるのかもしれない。

  この業界でも積極的に外国人を受け入れる企業が増えてきた。

中国人、ベトナム人等を海外へ渡り採用して数十名という規模で社内雇用しているスーパーもちらほら現れている。

  一番の壁は言葉。

言葉の理解=作業スピード この構図はこの業界では犯しがたい基本であるから、まずは言葉を覚えていただくことが先決である。

しかし、彼らが持つ笑顔や気遣いは日本人と同等以上の特性を持つのも事実。

  表情の豊かさは日本人以上。

よって、慣れてくれば接客面でも憎めない存在として活躍してくれるのではないだろうか。

更には、仕事の好き嫌いもあまり表面上は出さない。

  なんでもやります。

そんな印象である。

  その勢いで鮮魚、精肉をやってもらいたいのだが(笑)。

しかし、やはり複雑な作業が多い部門では、その都度言葉の壁を低くしていかないと仕事の手順が理解されない。

  絶対的な人口減になっていく日本。

そんな環境下で現在の店舗数を維持するには、どうしたって現場で働く従業員が絶対的に不足する。

  外国人の就業に慣れておく必要はあろう。






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2017年12月14日 (木)

お客様からのアドバイス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗にはいろいろなお客様が来店されているものだ。

  表面上からは見えない内面。

先日、あるお客様から声を掛けられた。

  「店長、よく写真を撮ってますね(笑)。」

そのお客様は、よく私に声を掛けてくださる男性のお客様。
いつもニコニコして笑顔で話しかけてくれる。

  「店長いつも頑張っているね。」
  「店長はいい声しているね。」

年の頃で、65歳前後であろうか。
いつも奥様と連れ立って買い物の来られる姿が微笑ましいと思っていた。

  先日の日曜日のことだ。

いつものように、そのお昼の時間帯は精肉の牛肉の売場の写真を撮る時間であった。

  「店長、よく写真を撮ってますね(笑)。」

   「はい、部下がいい売場を作ってくれましたので(笑)。」

  「なるほど。」

しかし、その日はそれだけの話に終始しなかった。

  「店長はいつも鮮魚の品出しをしていますよね。」

そこから、そのお客様の私へのアドバイスが始まった。

  要は、それではお店全体の把握は出来ないのでは。

そのようなアドバイスである。

  「鋭いことを仰るお客様だな。」

それは、かなり業界の裏側を知らなければ出てこない言葉である。
全ては私の為に自分が日頃から思っていたことを私に話をしてくれたのだろう。

  店長が現場で作業を始めたら全体が見えなくなる。

まさしく、その通りである。

  「何か、考えがおありだろうとは思いますが(笑)。」

そう付け加えて、店長はもっと一歩引いた立場で全ての売場の是非を問わねばならないことの自分なりの意見を私に話してくれたのである。

  「実は私も店舗のマネージャーをしていたので(笑)。」

やっぱり!。

  関東に本社のあるスーパーのOBの方らしい。

スーパーの店長の実態と理想の姿を語れると言うことは、実際にその任にあたってみなければわからない。

  自分が入って直接やってはダメ。

必ず部下の鮮魚部門のチーフや担当者に話を振って、彼らに考えさせ、彼らにやらせることを命じなければ、部下の成長や店舗の成長には結びつかない。

  ますます仰る通りである。

その後、いろいろな話をお聞きした。

  店長、開発等の仕事を歴任。

いろいろと勉強になるお話しをお聞きできるかもしれないと思うと、またのご来店時が楽しみである。

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