店長の仕事

2019年11月12日 (火)

採用面接

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規出店。

  その最初の一歩がスタートした。

当社が来春に新規出店する店舗の立地が当店に一番近いため、当店の事務所を採用面接の会場として使用している。
その地域は、ここ数年で続々と新規競合店が出店している競合激化の地域であるが、当社の店舗は線路を挟んで対岸にあり、以前存在していた小型の食品スーパーが閉店したため、地域の方々から望まれての今回の出店となったのである。

  新規出店。

そこに至るまでにはいろいろな社内の担当者の手により開発が進められていくのであろうが、いよいよ店長が赴任し採用活動が始まった段階で、新店が産声を上げるのであろう。

  まさにここに新店が生まれようとしている現段階。

それが新店の採用活動であることは間違いないだろう。
店長というたった一人の人間が採用活動をコツコツと初めていき、1人2人、そして10人、20人とパートさん等が採用され、そして新店のチーフが赴任し、教育店舗で新店開店の為に教育活動が始まっていく。

  その起点になるのが新規採用活動。

それが11月よりスタートした。
競合店が四店舗も並び立つ地域が線路を挟んで対岸に存在する地域である為、採用も厳しいのではないかと思われたが、予想外に採用面接には続々と応募者が面接に来ている。

  やはり応募には自分の生活のタイミングがあるらしい。

以前にこの店舗がオープンする際にも応募しようとしたのだが、どうしても子供の年齢等が壁となり応募を断念したという話もあったらしい。

  それぞれの人生。

その人生には紆余曲折があり、就業する為のタイミングもあるのであろう。
そのタイミングには微妙な時間の差があり、そのジャストタイミングに合った時に就業するという気持ちが湧いてくるのであろう。

  そのタイミングに今回の採用のチラシが目の前に現れた。

そして縁あって今この場で新店の店長と面接をしているのである。
そう考えると、面接する方もより真剣にそれぞれの応募者の人生とそのタイミングまで含めて検討していく必要はあろう。

  また今回の採用活動での特徴的なことは。

それは、当社にとっての競合店に勤務している方の応募が目立つということであろうか。
長年その店舗で勤務しているのだが、上述したように自分の人生においての就業条件と現在の条件との差が生まれてきており、その差を現状の企業では埋められないということによる転職。

更には、現在の就業店舗では時間短縮により本来就業したい時間をカットされてしまっているという現状。
よって、新規出店店舗にて本来希望する就業時間で働きたいという希望による応募も多いという。

  そして新店という新たな場での就業。

真新しい職場で、皆が同じ条件で新規に顔を揃えて自分の職場が生まれ、そこに就業するという条件。

  この条件は就業する者にとっては魅力であろう。

現状の職場が自分にとって居心地が良く、新規出店とは言えそのような同僚を今後とも得られるかというと不安であるという方は現状の店舗や企業に残るであろうが、心機一転新たな環境で働いてみたいという方はその可能性に賭けるであろう。

  そのような空気に触れることはこちらも初心を思い出すものである。








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2019年11月 4日 (月)

禁句

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



ロス対策。

  重要ではある。

この業界では、最終的には売上よりも荒利額。

  売ってナンボの前に儲けてナンボ。

その儲けから自分の給与が与えられるわけであるから、最後は儲けてナンボの世界ではある。

  しかし、それと同時にこの業界は日々生きているのも事実。

生きているということは、日々製造される商品群に日々来店されるお客様が購入するという行為が、その日の売場の状態で刻一刻と変化していくということである。

  一度確立したお客様の信頼などすぐ吹っ飛んでしまうということだ。

よって、過去の売上などなんの保証も無く、いつ何時お客様がぱったりと来店しなくなり、いつ何時売上がバッサリ落ちていくかもしれないということである。

  売場も売上も生き物と同じ。

だから、気を抜くことは出来ないし、気を抜けば客数も売上も落ち込み、気を抜かずにコツコツと維持継続していけば必ずお客様も売上もついてきてくれるものである。

  そこで需要になってくるのは強気な売場を維持し続けるということ。

決して弱気になってはいけない。

  弱気になるということはロスを最重要課題とすること。

売上よりもロスを最重要課題として捉えてしまうと、それは毎日来店されるお客様に必ず見透かされてしまうもの。

  見透かされたら最後お客様はいつの間にか現象していくもの。

これが、売場は生き物という意味である。

  日々、刻一刻と売場は生き物のように変化していくものだ。

だから、ロスを最大の課題として行動してしまえば、必ずそれは客数に連動し買い上げ点数に連動し、結果として売上に必ず連動して減少していくものである。

  「ロスを口に出すのは禁句」

私はそう思っている。

  口に出さざるを得ない場面もあるだろう。

しかしそれは最優先でロス対策をするということではなく、本当に無駄なロスを詰めるという意味で部下に話をするようにしている。

  そこを捉え違えると売場は死に体となっていく。

そしてロスという言葉ではなく、単品でロスを語らなければならない。
単品でロスの改善という話には、具体性があり、対策が絞られるから大きなダメージには至らない。

  しかし単にロスを減らせというと売上減に直結する場合が多い。

それは、ロス対策が最優先の解決事項になってしまうからである。

  ロスを減らせ。

これは禁句であると捉えるべきであろう。







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2019年10月30日 (水)

人材不足の現実

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の研修会。

  私もグループ討議に参加してみた。

二日間の研修会で、夜の参加者が6組に別れてグループを作りフリーなトークを行なったのであるが、そのあるグループに参加して私も彼らのフリートークに参加してみた。

  そこでのテーマは「現在の私の悩み改善」。

参加者が今現実に向き合っている悩みを後悔し、他メンバーの改善策を意見交換するというもの。

  そこでも人材不足の話題が出てきた。

そこで多く出た現実の悩み。

  それは社員がチーフ1名体制を確立しなければならないという現実。

その研修会は青果部門である。
当社では青果部門は未だに2名体制を組んでいる店舗がほとんどである。

  それはいろいろな意味があっての2名体制。

やはり青果部門は相場もあり発注精度が問われる部門であり、また高い点数を誇る為どうしても作業量が膨大になる。

  要は頭数が必要となる部門。

その頭数によってどの時間帯でもあるべき売場を維持することが相場安時には重要となってくるのだ。
その為にも他部門以上に社員の数もしっかり配置させ、集客部門としての地位を確立させなければならないと考えているからである。

  しかし他社ではそれを許さない現実を迎えているという。

グループ討議に参加して初めて知ったのであるが、ほとんどの企業は現在1名体制の確立に四苦八苦しているという。

  それだけ人材不足が進行しているということであろう。

いよいよ最終的に青果部門にまで人材不足が及んできたという現実なのである。
おそらく、他企業でも青果部門は上記の理由の通り最後の最後まで人材は揃えていたであろうが、とは言ってもこのまま複数の社員を投入し続ければいずれは店舗閉鎖も余儀なくされてしまうという現実に直面し、いよいよ青果部門も1名体制を推し進めていかざるえを得ないということなのであろう。

  よって従来からの環境変化に直面しているのが青果部門であると言えるのではないか。

青果部門が社員1名体制を採るということは、チーフ不在時の発注や売場作り、入荷商品の整理整頓から商品ピッキングまで全てパートさん達でこなすということである。

  更には翌日の発注業務。

ここが一番の難関ではないだろうか。

  相場や販売計画に応じた発注数量の決定。

ここはどうしてもチーフクラスの力量を要する部分。

  この部分に関してはチーフが連絡を入れる。

そんな報告が意見交換会では大半を占めた。
チーフと直に打ち合わせをしながら発注数量を決定する。

  そしてそれを覚悟でチーフ職を全うする。

それがチーフ一人体制の当面の解決策であるようだ。
そしてそれを維持しながら徐々にパートさん達の実力も向上していくのであろう。






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2019年10月25日 (金)

もっと商品を知る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



どの企業にも、自社の一押し商品やお勧め商品、バイヤー太鼓判みたいな商品があろう。

  当店にももちろん存在する。

どちらかというと、生鮮部門よりもグロサリー部門に数多く存在するであろうか。

  バイヤーが選定した当社お勧め商品。

そしてその数が多ければ多いほど、現場では意外に見過ごされがちになってくるものだ。

  バイヤーお勧め商品なのに食べた事が無かった。

そのような商品は五万とあるのではないだろうか。
当社の場合には所謂「お勧め商品」が二通りの表示で定義づけられている。

  一つは他社で販売されていない独自商品。
  二つは他社でも販売されている特選商品。

他社で販売されていないということは、自社で開発したかまたはメーカーとの取り決めで自社のみの取り扱いに限定している商品である。
よって、この商品に関しては自社でしか販売していない為、本来であればバイヤーと店舗が徹底して差別化の意味も込めて販売力を高めていく必要のある商品なのである。

  自社独自の取り扱いというメリットを最大に引き出す為に。

もう一つは、他社でも取り扱っているが、バイヤーがその商品に惚れ込んでどうしてもバイヤーお勧めとして自社でも位置付けたいという想いからの選定である。

  これはもうバイヤーの惚れ込み次第であるから意志が入っている。

そしてそれら二つのお勧め商品は売場に散らばっているのだが、特に自社独自の商品に関しては現場の担当者もしっかりと商品の良し悪しを知っておくべきであろう。

  私自身も数品はお気に入りとして日々愛用している。

一つは納豆。

  これはもうご馳走と言えるほどの美味しさを誇る。

この納豆に長ネギを刻み、添付のタレを入れてしっかりとかき混ぜると、これはこれはご馳走ではないかと言えるほどの美味しさがある。

二つは最近わかった商品なのだが、日本酒である。

  “てっちゃんらしくないんじゃない?”

そう茶化されそうであるが、自社独自の日本酒が存在するのは知っていたが、どうしてもそれ以外に有名な日本酒が多い為、毎回そちらを優先して購入し飲酒してきた経緯がある。

  “たまには騙されたと思って飲んでみるか?”

なぜかそんな気分転換のつもりで購入した自社独自の日本酒。
特に最近は新ラベルが発売されたようで、本来の売場とは別のお酒売り場の催事場的な場所に陳列されていたのである。

  それをめざとく見つけて迷っていたのである。

買おうか買うまいか?。

  結局購入した。

純米吟醸で四合瓶で1200円程度で意外に安価だったので、心を決めて購入した。

  これがまた瑞々しくそしてコクのある旨さであった。

更に、翌日には冷やして飲んでみたが、一晩たった後の角の取れた柔らかさと酸味がバランスよく口内を潤してくれる。

  逆に封を切って一晩冷やしてから飲んだ方が美味しいかも。

そんな印象を受けるほどの逸品であったのだ。

  “まだまだ知らない商品が五万とあるなぁ〜”

現場の担当者として、自社のオリジナル商品を我々現場の人間はどれほど知っているのであろか。

  大いに反省すべき点であろうか。







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2019年10月21日 (月)

店舗利益の最大化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業における店長の役割。

  企業によってもその役割は異なるであろう。

売上、荒利を中心にした数値管理のみの企業。
数値管理よりも人材管理をメインにした企業。
売上以上に最終の経常利益まで追求する企業。

  企業毎に店長に課せられる数値責任は異なるものである。

とは言っても、店舗利益の鍵を握るのはやはり店長次第ということになるだろう。

  最終の店舗利益を左右する数値。

大きくは売上であり、その中の荒利であり、そこから諸経費(人件費等)を差し引いた営業利益が店長責任の数値であると言えよう。

  表面上の売上・荒利操作と人件費等の経費操作。

そう考えると売上拡大、荒利安定だけでは無く、その土台を作る人材教育や人員配置、そしてチラシ配布や設備投資等の経費コントロールのバランス感覚が店長には求められることになろう。

  私はどちらかというと売上志向ではあるが(笑)。

しかし、そういう部分でのアプローチの仕方と言うのは店長毎に違うのではないだろうか。

  売上荒利は部門に任せ店長は経費コントロールを操作する店長。
  経費コントロールは本部に任せ店長は売上の最大化を図る店長。
  売上に対して荒利率、人件費率等の比率でバランスを取る店長。

そしてそのコントロール手法に関しては、売上や荒利の議論はしてきたが、営業利益の創出における議論はてっちゃん会でも深い議論はされてこなかった。

  それだけ店長視点でもあまり重要視されてこなかったのかもしれない。

特に私は、やはり営業利益の概ねを左右するのはやはり売上金額だと思っている為、そちらの努力以上に売上を最大化させる為の努力に全力を注いできた経緯がある。

  そしてそれはある意味私の手法には合っていたとも思われる。

売上最大化の為には、どうしても人員もそれなりに活用するし、荒利もある程度下げながら集客力を付ける必要もあろう。

  売上最大化の為に経費も嵩む傾向にはなる。

しかし、そのアプローチ手法に対して別のアプローチをする店長がいて、そのアプローチもポイントを得て実行すれば必ず営業利益が確実に拡大できるフォーマットを持つ企業や店長が存在しているであろう。

  そんな視点の方々との議論をしてみたいとは思う。

そんなテーマでの意見交換会。

  どこかの場面では取り入れていきたいものである。









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2019年10月17日 (木)

時間よ止まるな

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


台風19号。

  その爪痕は日を追うごとに甚大さを増してくる。

この台風で多くの方が命を失った。

  心よりご冥福をお祈り致します。

この台風に関しては数日前から気象庁も注意を喚起していた。
よって、その台風の通過予定地の方は、今回の台風通過に関しては相当高い関心を持って準備されていたに違いない。

  事前の買いだめは木曜日ごろから急速に高まってきた。

自分の休日にも、女房と連れ立って養生テープや乾電池等を準備し台風通過に備えた。
話に聞けば、前々日には豊富に在庫があった養生テープも前日にはどこも在庫切れだったとか。

  如何にこの台風への事前準備の意識の高さが伺える。

そして女房に言われた。

  「あなた、13日は泊まってきて」

自宅から職場までの約30kの道のり。
どこでどうアクシデントが発生するかわからない。

  雨、風、洪水その他。

今回の台風は風も凄いが、雨も凄いらしい。
よって、帰宅途中の車での移動中にどんなアクシデントがあるかもわからない。

  “宿泊するまででもないだろう”

とは思ったが、台風情報を見ればみるほど万が一を想定した方がいいのかも、と思うようになり、結局は職場近くのホテルを予約したのである。

  そして当日は本部指示で17時に閉店とした。

当然、午前中に集中したお客様は午後を回ると急激に少なくなり、閉店間際には雨風も強くなってきたので来店されるお客様もほとんどいなくなった状態であった。

  閉店準備も早々に終えて閉店を迎えた。

全従業員が退店した段階で本部に閉店の連絡をしてからホテルへ向かった。

  午後6時近くではあったが周囲は既に真っ暗の状態。

チェックインして風呂に入り、テレビを見入った。

  箱根では過去最高の降水量を超えたと言う。

気象庁が緊急会見を行うなど、従来に無い深刻な状況が近づいている様子であった。
そんなテレビ放映とホテル周辺を襲う台風の接近に私は思った。

  「時間を止まるな!」

永ちゃんの歌ではないが、今日だけは時間が止まって欲しくないと思った。

  何事も無く早々に時間だけが過ぎ去って欲しい。

そう思いたくなるほどの雨と風の接近。

  更にはスマホには緊急警報が何度も鳴り響いた。

この時のテレビ報道でも風よりもむしろ雨による河川の氾濫のリスクを頻繁に報道していたと思われる。

  それもかなり広い範囲での河川の氾濫。

そして遅くなればなるほどにそのリスクは東北地方へ移動していった。

  そんなテレビ報道を見ながら夜を越したのである。










  

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2019年10月14日 (月)

発注ミスの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前に発注ミスからの「なめ茸」の単品量販について記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-041e.html

そしてそれはいつしか、毎年恒例の夏場の風物詩となってしまった。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-568d.html

単に発注ミスとはいえ、そこから意外な展開に広がっていくことはよくあることだ。

  要はキッカケ。

単品量販をする場合は、事前に何を売るか、どこで売るか、そして概ねは賞味期限等を考慮してそれまでに売り切れるという計算の元に発注数量を決定するものである。

  そして商品が入荷し陳列し売場を作る。

よって、事前にそれらを考慮して心の余裕を持って入荷を待つのであるが、発注ミスにより5ケースの発注が50ケース入荷してしまった場合は、事前の単品量販の思考機関が極端に短く、発注ミスと認定された瞬間から一気にそれまでの思考回路を急速に回さなければ、結局は返品という結末に至ってしまうであろう。

  返品すれば簡単だ。

しかし、自分では何の痛みも伴わないわけであるから、今度は2度と発注ミスはしまいと心につかってもわずか3日も経てばまた忘れて同じ失敗を繰り返すのが関の山であろうか。

だから、特に賞味期限の短い商品でも無い限り、極力自力で売り切ることをお勧めしたいものである。
これが生鮮部門であれば有無を言わさずに売り切る努力を速攻で行動を起こすであろう。

  逆に言うとこの発注ミスをチャンスに変えようとする意志が大切なのではないか。

そして、店舗の販売責任者である店長はこのような部下の発注ミスをどうチャンスに結びつけるかと言う発想が、いずれは自分の強みとなることを学びたいものである。

  発注ミスにより、ある部門の単品が大量に入荷。

そこで店長がいち早くバイヤーに泣きを入れるのか、自らの腕で売り切るのか。

  そこに部下との信頼関係が築かれるのは言うまでもない。

しかし、それ以外にも単品を売る技術を発注ミスした担当者とともに学ぶことができるからだ。

  一つは突然訪れたアクシデントへの対応力。
  二つは高回転思考による売場作りの対応力。
  三つは普段からの販売計画作りへの応用力。

これら三つの技術がいつしか身につき、それは発注ミスと言う枠組みだけではなく、その他全般への対応力へと繋がっていくからである。

  発注ミス。

逆に、ミスにより未入荷の場合は追加対応にスピーディーに行動しなければならないが、発注ミスにより単品が大量に入荷してしまったら。

  まずは自店で売ることを前向きに思考していきたいものである。







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2019年10月12日 (土)

立ち位置

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗の店長という存在。

  どの位置に立って存在するか。

誰もがもがきながら模索しているのではないだろうか。

  店長としての立ち位置。

そう言われてもわからない人も多いだろう。
しかし店長という存在になったことのある人ならたいていは理解してくれると思う。

  日々の店舗内での課題に対してどう判断しどう行動するか。

そしてそこに至るまでには、個人でも部門でも判断出来ない、マニュアルにも載っていそうで載っていない難題が持ち込まれることがほとんどであろう。

  “こんなつまんねぇ〜ことをいちいち俺に持ってくるなよ!”

そう言いたくなるくだらない課題もあるかもしれないが、部下からすれば自分では判断できない難題であると判断したから店長に相談しに来たのである。

  そして経験豊富な店長だからこそそれを冷静にかつ明解に決断できるのである。

しかし、そのような細部の判断業務は日々の店長の業務の中でも頻繁に下さなければならないことであるから、経験によって徐々に克服はしていくものである。

  しかしそれとは別にリーダーが組織内でどう行動するかという立ち位置もあろう。

例えば、自店と競合する競合店の存在に対して、どう手を打ち、どう対抗し、どう業績を安定させていくかという課題。

  どんな店舗でも競合店に左右されて業績はブレるもの。

それは大型店でも同様であり、小型店ともなると大型の競合店の動向で自店の業績は大きく左右されるものである。

  だから小型店ほど競合出店に際して閉店を余儀なくされるのである。

よって、店舗の店長は日々のルーティン業務を確実に実施していくことは当然の業務としても、自店の業績に影響を与える外部与件に対してどう手を打ち、どう自分の立ち位置を変えて、その影響を最小限に食い止めるかを施策しなければならない。

  今の組織のどの位置に立つか?。

それは店長やリーダーにしか与えられない権利というか役割であろう。

  リーダーにしか与えられない役割。

それは、自店と競合店を冷静に見て、お互いの強み、弱みから、自店をどのように導けば対競合や対外部与件に対して自店に有利にお客様を獲得し業績をブラさずに維持できるかという役割である。

  その為に、組織のどの位置に立つか?。

マネジメントという位置寄りに立って基本を磨くのか、販売という位置に立って販売力を身につけるのか。
更には、もっと突っ込んだ細部に絞り込んで、そこを徹底して強化して少しでも顧客流出を図るのか。

  状況に応じてその手は何通りもあろう。

しかし、まず初めにリーダーがどの位置に立つかで概ねの概略は決まるのである。

  そこが的確であれば外部与件に対しても大きなブレは無い。

そしてその店長の立ち位置を部下と共有しなければ何の効果も無いということである。

  店長の構想だけでは何も変わらないからだ。

それを部門チーフや社員、そしてパートさん達と共有することで店長の構想がより明確に現実的に売場に表現されるのである。

  そこからその仮説が有効に検証されていくのであろう。





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2019年9月21日 (土)

準備

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


増税への準備。

  今までは軽減税率におけるチャンスの在りどころを中心に記事を書いてきた。

しかし、理屈はさておき、現場の店舗ではいよいよ待った無しの増税対策を進めていく時期に来ている。

  要はプライスカード等の入れ替え準備等々。

特に、軽減税率により食品スーパー内部では8%据え置きの商品と10%増税商品とが混在する事態となるため、その案内POPの設置は必須であろう。

  今更だが、まだ理解していないお客様もいるだろう。

特にお年寄りはこのような話題には付いていけない可能性が高い。
また、それに関連して、惣菜類やベーカリー他のパンやカップ麺等の購入に際して、持ち帰る場合は8%の税率だが店内で飲食する場合には10%の税率になることの旨も表示しなければならない。

  これらの表示は所属団体にてと統一のポスターを作成してくれた。

よって、10月1日からはこれらのポスターを、レジ、惣菜・ベーカリーの売場、そしてイートインコーナーに設置することになる。
また、これらの内容を従業員全員が理解する必要もあろう。

  特にレジ担当者は十分な理解を求めらるだろう。

そして何より、プライスカードの付け替え作業が最大の山場となろうか。
食品をメインにしたスーパーであれば、雑貨等は必要最小限に留められているため、アイテムの品揃えも少なく、付け替えるプライスカードも少なくて済むが、大型店ともなるとこの数も膨大となろう。

  特に衣料住居部門の大きい店舗はそれ相応の時間を要するであろうか。

特に、30日と1日での切り替え時の作業量は膨大となる。
自店でも、事前に税率8%と10%のプライスカードを同時に売場に設置しておくことが現段階での準備作業となっている。

  そして10月1日の開店前に一気に8%税率のプライスカードを抜き取る作業。

また当日には、雑貨と酒の売価チェックをバーコードをスキャンして適正な売価に変更されているかのチェックを各店毎に実施しなければならない。

  これらは全て10月1日の開店前に完了しなければならない。

特に月初の1日というのは大きな売り出しを実施する企業が多いため、そちらの売場作りも普段以上に実施しなければならない。

  まぁ、やるときはやる、ということではあるが。

しかし、我々業界は雑貨とお酒が概ねの付け替え作業であるから、前回の全品が8%の変更とは違って比較的作業は軽減されてはいるが。

  衣料や医療、そして雑貨の構成比の高い店舗はしんどいだろう。

もっとも、本部よりの応援も当然にはあるだろうが、それでも本部要員が1名でも入れる企業は店舗はいいだろう。
店舗数が少なく、食品に特化した店舗はそれほど極端な負担は少ないのかもしれない。

  そして前回の8%への増税時の反省が活かされているのも心強い。

前回反省から全品の商品をスキャニングするのではなく、プライスカードの束をそのままコピーしてそれをスキャニングして売価チェックをする手法に今回改めたため、非常に効率よくスキャニングチェックができる体制が整った。

  前回はこれを前提にしたため開店時間をも遅らせたのである。

よって、今回は前日の閉店時間も翌日の開店時間も変更なく、前日は棚卸しをし翌日は通常時間にて開店し、1日からの売り出しに備えることになったのである。

  あとは当日の1日に大きなシステム障害が無いように願うばかりである。






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2019年9月12日 (木)

小学生の店舗見学から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


近隣小学校の店舗見学。

  どこの企業や店舗でも要請を受けているのではないだろうか。

当店も毎年9月に近隣の小学校から授業の一環としての見学会を毎年引き受けている。
私はこの店舗で今年4年目になるが、過去に一度だけ小学生相手に店舗案内やバックヤードの案内をしたが、残り2回はどうしても出社の日程が合わずに副店長に任せてきた。

  そして4年目の今年は日程調整が出来た。。

初年度は自ら見学会の案内をしたがそれ以来である。
初年度も副店長にお願いした時も同様であるが、入り口正面から入店し、青果、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーと一通りのコンコースの案内からバックヤードでの各作業場での案内という流れと、最後に質疑応答を数人からもらって回答するというスタイルで進めてきた。

  さて今年はどんな流れにしようか?。

そんなことを考えている時が一番楽しい時間でもある(笑)。
そして9時40分頃に引率の先生が来店して児童たちと挨拶を交わした。

  徒歩5分の地元の小学校の3年生。

その児童の中には、当店で働くパートさんの子供さんも居たりして、その児童とお母さんが笑顔で挨拶したりと、終始和やかな雰囲気の中で店舗見学会が開催された。

  店内の説明で約20分を要したか。

なぜ、青果部門から始まるのか?。
なぜ、鮮魚部門は品揃えが遅いのか?。
なぜ、お肉部門の前に焼肉のタレが陳列されているのか?。
なぜ、ウィンナーと牛乳とパンがまとまって陳列されているのか?。
なぜ、ベーカリー売場は離れたところに売場があるのか。

  等々、普段は考えたこともない部分を説明した。

まぁ、売場に関しては普段からこのお店を利用しているお客様でもあるわけであるから、児童たちも言わずと知れた売場である。

  特にお菓子売場には詳しい(笑)。

そして、普段は滅多に入ることの無い、バックヤードや作業場の案内となった。

  ここからがメインイベントとなる。

なにせ、児童たちもスーパーの内部見学は初めての経験であるから。

  まずは防犯カメラ。

そこで今まで説明を聞いていた自分たちの姿が巻き戻されて自分で自分の姿を見るという経験をする。

  これが大いにウケるのである。

防犯カメラで店内での自分の姿を見るという経験。

  そしてこれで万引き犯を探しているという事実を伝えたかった。

店内で悪いことは出来ないよ。

  そんなメッセージを送りたかったのである。

次は各バックヤードでの作業。

  特に鮮魚作業場で裁く姿は新鮮であったろう。

最後は冷蔵庫、冷凍庫の内部への案内。

  ここは必ずウケる場所である(笑)。

この日の外は台風一過で35度の猛暑日。
そこに、温度5度の冷蔵庫とマイナス20度の冷凍庫に入ると凍えそうな温度を体感することができる。

  「ギェー寒いー‼️」

となるわけである(笑)。
そして、そんな体験を通しながら、バックヤード内の未知のエリアを初めて見学し、一生懸命に働く姿を見ることができたであろう。

  またバックヤード案内では男子と女子で分けた。

男子は各バックヤードで働く男性を見せたかった。
女子はレジ部門で働く女性を見せたかったのである。

  そこに自分の未来を見つけてくれれば幸いである。






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