商売

2022年6月24日 (金)

入口の重要性

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


店舗の入り口。

  別名「お店の顔」。

このブログでも頻繁に出てくるワードである。
しかし、それは単なる比喩の一例として運用されており、そこまでの重要性は無いと認識されている方が多いようにも思えるのである。

  店舗入り口正面はお店の顔。

お店の顔という表現であるから、それを人間に例えると、その顔に多くの要素が含まれていると考えなければならない。

  しかしそれを具現化しているい企業は店舗はごく一部である。

何故か?。

  店舗運営者の意識の差であろうか。

要は、店舗の店長の意識の差であろうと思う。

  それは、店長という職位と仕事の企業間格差でもあろう。

食品スーパーの店長に対する企業側の役割期待が、どちらかと言えば部門の縦割りによる平均的な力の入れ方であり、関わり方を期待されているからではないかと思われる。

  生鮮強化。

表向きはそのような表現で生鮮に対する競争力を説いてはいるが、だからといって本当にその部門に対する関わりの時間に力を割いている企業や店長がどれだけ存在するのか、という課題であろうか。

  現実はグロサリー兼務のような存在ではないだろうか。

それでは、店舗入り口はお店の顔、という前向きの表題はあるが、その本当の意味を店舗運営の面から理解する機会が少ない、もしくはほぼゼロなのではないだろうか。

  逆にグロサリーへの関わりが一日の7割。

更に、レジ部門その他に関わる時間に費やされ、青果部門をはじめとする生鮮部門への関わりが遠ざかっている現実ではないだろうか。

  一日に一回も店舗入り口に立ったことがない。

まさかそんな店舗リーダーはいないだろうが、常にその入り口から自分のお店の顔はお客様にとってどのように映っているのか、そしてどのような評価を得ているのかを自分に問いている店長が全体の何割ほどであろうか。

  その評価を正確に認識できることが販売力なのかもしれない。

店舗入り口から得られた顧客評価を正確に理解し、そこから今現在の入り口をどうすべきか、そしてどう顧客認識を高めていくのか、それを明確に表現できる能力があれば、そのお店はぐんぐんと業績を伸ばしていくだろう。

  そこに着目して客数と点数を高める実践。

しかし実際には、店舗入り口の青果の始まりからお店全体を開店前に見る習慣はほとんどない。
私が勤務していた企業は、店長が開店前に青果の鮮度チェックをするという店長の作業スケジュールがマニュアル化されていたため、否応なく午前9時前には青果入り口に立つ習慣が身に付いた。

  そこから見える景色。

これが、まずもってお客様視点の始まりである。

  そして客動線に沿って、店内を一周する。

それを見ながら各部門の売場から今日の部門の意図を感じるのである。

  それが開店からのタイムサービスの店内放送へと連動していく。

そんな毎日の経験から、52週のMDと連動したその時期、その季節の各部の打ち出しが体に染みついていくのである。

  そのような一日の積み重ねから販売力の実践していきたいものである。  



PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。

  全3回が終了致しました。

そして、競合対策セミナーの特別編を設けました。

  競合対策セミナー④「私の実践法」(7月21日開催)。

新店開店以来42勝3敗の成績を残した店舗で取り組んだ、競合対策の内容とその効果を公開したいと思います。
新店開店、そしてその直後から競合店の改装や、更に近隣エリアにオープンした競合店対策、その過程で毎年策定してきたストアコンセプトからの52週MDへの実践を通しての数値効果等を、実践してきた過程からの具体的な数値効果も合わせての90分のセミナーとなります。

  店舗運営責任者、店舗運営統括責任者の方に視聴して頂きたいものです。

  6月22日開催「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  5月18日開催「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

6月8日(水)開催の「52週MDセミナー」(7月編)の一部を公開致します。

  52週MDマネジメントセミナー(7月編)ダイジェストの視聴はこちら

以下のような内容で毎回翌月のMDセミナーを開催しております。
次回は8月編を7月5日(火)に開催予定。

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。


今後のセミナーのご案内

①52週MDマネジメントセミナー(8月編)
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1.8月月間の52週MDの提案
・8月1週~お盆前哨戦
・8月2週~お盆商戦本番
・8月3週~秋の味覚
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・8月5週~秋刀魚と葡萄
*年度前半戦のヤマ場、顧客の上半期の通信簿となる月

2.販売のポイント
・訴求ポイントや売場展開の仕方

3.売場事例
・売場写真で売り方の事例を紹介

4.質疑応答

5.フリートーク
・当日参加された方同士の情報交換会

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2022年6月16日 (木)

今年のボーナス

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日のテレビのニュースで早くも予想されていたもの。

  今年のボーナス状況。

特に夏と冬のボーナス事情を予想していたのには驚いた。

  “えっ!冬のボーナスも分かるの?”

夏のボーナスは昨年の12月~3月の業績で決定する企業が多いという。
しかし冬のボーナスは、今年の5月以降の企業業績からの判断。

  冬は現在のウクライナ情勢により異なる結果となる。

しかし、そのウクライナ情勢から見えてくる結果としては、相場高、原料高、そして営業利益の縮小からの企業利益の圧迫。

  よって相当数の企業の業績悪化が見込まれる。

夏よりも相当厳しい業績予測からのボーナスの動向。
しかし、夏のボーナスは、意外に好調業界と不振業界に分かれるようが。

  好調業界とは「製造業」
  不振業界とは「飲食業」
  低迷業界とは「水産小売業」

なんと水産をはじめとする生鮮小売業界が最悪のボーナス環境であるという。

  それだけ今期の利益悪化が懸念されるのであろう。

もっとも株価も小売業界は低迷しているようだ。
株価ほど、今後の各業界の天気図を予想した評価として反映されるであろうから、現在の環境が今後の小売業界の業績であり企業利益でありを先読みした数値となるはず。

  この業界はここ数年未曽有の好業績であった。

そして、その反動がこの一年で間違いなく潮が引いていくことになる。

  そして世間のボーナス指標がお盆後の業績を左右していくことになる。

そして話は変わるが、コンサル業界にボーナスは無い。

  特に個人事業主にボーナスはまず無い(笑)。

そう考えると、ボーナスが支給される方々が羨ましい限りである。

  “夏のボーナスで旅行に行こうか” 
  “冬のボーナスで単車を買おうか”
  “期末決算出たから外食しようか”

そんな世界には無縁の個人事業主。

  是非、ボーナスや決算期には私を誘って欲しいものである(笑)。




PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。
 次回は6月22日(水)の開催となります。
 競合対策セミナーの予告編が出来ましたのでご視聴してみてください。
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①第3回競合対策セミナー
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日時:2022年6月22日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人30,000円(30名まで) 個人10,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり

※流通小売業様以外のご参加はお断りさせていただく場合がございます。
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2022年6月14日 (火)

10年に一度の猛暑

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は「20年に一度の梅雨寒」

  今日は10年に一度の物語(笑)。

そう、今年の夏は猛暑の予想。

  まさに10年に一度の猛暑の予想である。

6月前半は20年に一度の梅雨寒。そして7月は梅雨明けが例年よりも早めで、その後は20年に一度の猛暑の到来。

  いやいや今年も例年にも増して異常気象となる模様。

世界的にはラニーニャ現象が今夏まで続く。
よって、今夏の日本が猛暑となる予報は上記のラニーニャの影響から来ているものだと言える。

  梅雨明けが早く猛暑の見込み。

その予想から、政府では今夏の国内での電力不足を予想し、今月当初からの節電の呼びかけが始まった。

  猛暑。
  早い梅雨明け
  節電による冷房温度の上昇。

どう見ても、今夏の生活環境は悪化するであろう。
ましてや、マスク生活もある程度は継続されることになろう。

  熱中症。

人々の関心はその部分に集中するに違いない。

  熱中症対策用品の需要。

我々食品小売業では、今夏の大きな課題として熱中症対策用品をどれだけ前倒しで確保し、前倒しでダイナミックに展開できるかが7月からの課題となるはずである。

  バイヤーの商品手配と店舗での売場計画。

これが今月の店長会やチーフ会で話題としなければならない。

  もしかするとマスク着用の有無が問われる夏となるかもしれない。

コロナ感染と熱中症のどちらのリスクを優先するのかという議論が生まれるかもしれない。

  特に外出しての高温状態でどこまでマスク着用を優先するのか。

最近ではようやく運動公園等でランニングをする方などを中心にマスクを外す空気が広がっているが、とは言ってもまだまだ野外でも多くの方はマスクを着用している。

  政府の方針とは言え・・・ 。

という日本人のリスク回避意識は高い。
そのような国民性であるから、自分の体調は自分で守るという意識であり、熱中症対応商品への関心も必然的に高まってくるであろう。

  同時に店舗内での節電対応も相当な勢いで実践しなければならない。

店内の冷房の温度設定や店内照明の節電対策もダイナミックに実施せざるを得ない。

  日中の照明も相当数、落とされるのではないだろうか。

しかしそれも致し方ないであろう。
2・11当時を思い出すような、店内の売場環境になるであろうか。

  当然日中の来店も減少し朝と夜型に集中した来店時間。

夜のリスクを避けて、朝市等を中心とした来店動機を如何に高められるかが、今夏の販促手段となるのではないだろうか。




PS
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2022年6月11日 (土)

アフターコロナの世界

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


2年前のコロナ禍という環境。

  ここで大きな環境の変化が起こった。

そして、当初はこの業界の動向も不透明であったが、徐々にコロナ禍における人々の暮らしが定着するに従い、新たな生活環境に合わせた店舗レイアウトやカテゴリーの強弱、そして商品化の提案や人員配置の変更がもたらされた。

  内食化という大きなフォローをより有効に活かした対応。

それが企業の優劣を決定してきたように思う。

  そして今、アフターコロナの環境下へ戻りつつある。

この環境の変化にどう乗っていくか。

  これが今年の最大の課題ではないだろうか。

当然、それに加えて、経費の高騰と原価の高騰の波が押し寄せている。

  如何に売上と利益を同時並行的に安定させられるか。

それが結果として企業の利益獲得を安定させることが出来るのである。

  そのほとんどは生鮮と惣菜に利益獲得に掛かっていると言っていいだろう。

従来からこの業界は「生鮮強化」とは謳われてきたが、ここぞの本番が今年なのである。

  本当に生鮮強化されたのか否か。

それが今年一年の業績にお客様の評価として如実に現れることになるのである。

  それでは、利益獲得策とは。

それは単品量販力だ。

  従来から単品量販のワードは頻繁に使用されてきた。

それが評価されるのが今年であり、従来の低値入商品の単品量販ではなく、荒利ミックスとしての単品量販を徹底して追及しない限り、今年は黙ってても荒利は低下する年。

  値入がしっかり取れる単品量販力が最大の課題であろう。

その事をしっかりと積み重ねてきた企業が、その力を遺憾なく発揮して、荒利安定への道を歩めるのが今年なのではないだろうか。
そう考えると、従来から単品量販とか荒利ミックスとかという課題に対して、どれだけ本気で販売面での取り組みを、商売という視点で捉え、学び、進化してきたかが問われるのである。

  歴史は繰り返すわけではない。

しかし、その歴史の渦中で、その時の課題に対して実践して学び成長したかが、その後の環境の変化というサイクルに対して、巡り巡ってその効果が問われていくということ。

  歴史は繰り返さないが学びは繰り返される。

そういうことなのだと思うのである。

  よって環境の変化はチャンスと捉えるべきことなのである。

そしてその環境に対して地道に学び習得してきたことだけが、次の環境に適応できる実力として身に付き、それが競争力となって地域で勝ち抜いていけるのである。

  アフターコロナを如何にチャンスとして次へ残せるか。

それが今年の最大の課題であろうか。



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2022年6月 9日 (木)

牛肉というカテゴリー

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牛肉のカテゴリー。

  企業によってこれほど異なる売場もないのではないだろうか。

なぜか?。

  商売として難しいカテゴリーだからである。

部門として経営的に厳しいカテゴリーほど、その格差がはっきりと売場作りに現れてくるものである。

  果実
  生魚
  牛肉
  寿司
  ベーカリー

商品回転が少なく、品揃えと同時にロス対策の対象部門となるカテゴリー。

  よって商品回転の高低でその売場は大きく異なることになる。

売れれば売れるほど、上記のカテゴリーはより充実させられ、攻めの道具として用いられるというメリットが生まれる。

  しかし逆になれば縮小均衡に陥る結果に。

それが利益重視、ロス重視の企業ほど顕著に売場に現れることになる。

  結果としての大きな品揃えのギャップ。

野菜、塩干、豚肉、加工肉、日配、食品のそれぞれの部門ではそれほど大きな違いの無い売場であり品揃えである食品スーパーであるが、上記のカテゴリーは企業によっても店舗によっても大きく異なる結果となっている。

  特に牛肉はその差が顕著である。

なぜか?。

  ロスが極端に高いから。

特に和牛や国産牛をメインで販売している企業や店舗は尚更そうなっている。

  よって中小クラスの売上店舗の牛肉売場は年々縮小されている。

しかし、世の中は牛肉はもはやご馳走でもなんでもなく、普段の食材なのである。
そして、その販売力を活かして、どんどん攻めの商売に徹して、集客力を高めている。

  もっと言うと牛肉でEDLP化を図り加速させている。

それが、販売力のある企業や店舗で実践し、高い評価を得ているのである。

  それが顧客の口コミで広まっていく。

それがいつしか、チラシとは関係なく牛肉で集客力を高めていく結果となっていく。

  いまや牛肉での集客力は食品スーパーの柱になりつつあるのではないだろうか。

特に、洋のイベントや週末の集客に関しては大きなウェイトを占めている。

  そしてそれは今後もますます高まっていく事であろう。

その強みをアウトパックで創造しようとしている企業もある。
自社でインストアで精肉部門を運営していくことが理想ではあるが、店舗別の商品化の格差を解消するという意味では、センター化にして商品化技術を擁する従業員をセンターに集中して配属し、高いレベルの商品化を全店に同様に商品投入するという商品政策にメリットを追求する企業も増えてはきている。

  牛肉を如何に店舗の強みに出来るか。

その為に企業としてどう対応していくか。

  リアル店舗の今後の存在価値となるであろう。



PS
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2022年6月 4日 (土)

戻る環境・戻らない環境

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しっかりアフターコロナに近づきつつある。

  5月の業績も各社とも厳しい状況であろう。

とは言っても、それは食品小売業界の話であり、百貨店や外食、コンビニ等はこの二年間で最大の売上を誇っているようだ。

  コロナ禍による特需の終焉。

我々小売業界が、この二年間のコロナ禍によってもたらされた内食化に伴う特需も、コロナ感染者の段階的な減少と重症化の低減による安心感の増加が、人々を本来の行動に戻そうとする空気になってきているのがよくわかる。

  その兆候はゴールデンウィーク直前から顕著になってきた。

その結果、ゴールデンウィークに入ると地方の中小スーパーの業績が良くなった。

  帰省による客数と単価のアップ。

そしてゴールデンウィーク後は行楽や帰省による財布の紐の閉まり具合が従来以上に硬くなり、その貯金を使い果たすという結果である。

  思えば昨年の5月は再び緊急事態宣言下であった。

百貨店やGMSは開店時間等の制限をモロにウケていた次期である。
その反動が、この時期の百貨店の業績を極端に改善させているのである。

  当然このようにリアルな店舗のリアルな顧客の買い物行動は元に戻る。

特に食材とは一個一個異なる商品であるというのが生鮮食材の基本である。

  リアルに来店してリアルな商品を吟味する。

この行動はやはり従来に戻っていくであろう。
ここで、もう一度「戻る環境」と「戻らない環境」を整理してみたい。

「戻る環境」

  ・リアルに来店してリアルに商品選別する環境。
  ・リアルに行動してリアルに人間同士会う環境。
  ・リアルに参加してリアルに人間から学ぶ環境。

これらの行動は、人間が本来有する人間同士の接触であり情報共有であり、そこに人間の生きる喜びが生まれていくものであるから、これらのリアルな行動は従来通り元に戻り、途切れることはないであろう。

「戻らない環境」

  ・従来のような買い物頻度はいろいろな意味で低下。
  ・どこで購入しても同じ品質の商品は効率よく購入。
  ・リモートによる就業や会議による非接触的な行動。

これらは、このコロナ禍という環境において進化し、そしてそのメリットの理解による導入企業の増加が挙げられるであろう。

  教育面でもリモートに切り替えてコスト削減に繋がるケースも増加。

わざわざ集まらなくても、それ相応の効果が認められるのであれば、リモートワークしかりリモート会議しかりである。

  しかし逆にリアルな研修会も再発に向かって動き出している。

企業や企業グループの研修会も今年度あたりからリアルに一同に集まって開催すべき研修会は再びリアル開催を増加してきたと言えるであろう。

  “やはりリアルが一番”

そのような思惑からの、リアル開催の増加であろうか。

  やはり私もリアルのメリットは大きいと思う。

たかだか数回のリアルセミナーであるが、やはり参加者達がしっかり私を見つめながら話を聞いているという、その事自体からもリアルのメリットは大きいと考えるのである。

  お互いのリアルな会話。

それは何も言葉を交わすだけではない。しっかりと相手の目を見て話をする、話を聞くという行為自体が言葉を交わしながらの会話となんら変わらないのである。

  相手のリアルな動作を見るだけで異なる情報伝達。

そこに、その文言の本当に意味が隠されている場合が多いからである。

  そんな環境に戻ってきたこのコンサル業界。

そんな想いも乗せながら、私自身二期目のスタートとなった。




PS
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2022年6月 1日 (水)

6月商戦

皆さん、こんにちは。
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今日から6月。

  6月21日が夏至。

一年で一番日が長い日。

  一年は1月から12月で区切れば半分が過ぎた。

6月という月は特段のイベントも無く、梅雨時で一年で一番外出したくもなく気候的にもストレスの溜まる時期でもある。

  唯一「父の日」があるだけであろうか。

しかし、意外に知られていないのは、月間30日しかないので月間売上は多少下がるものの、平均日販では7月を上回る月なのである。

  梅雨時の買い溜め。

それが6月の特徴でもある。
梅雨時期であるから、自転車や徒歩での買い物は少なくなるが、その分来店したときの買い溜め需要が高まり、一日平均の客単価は上昇する。

  まとめ売りのチャンスではある。

しかし、気候的にも高温多湿の日が続き、商品の痛みも増加する。

  鮮度管理も難しい時期となる。

そんな大きなイベントや祝日も無い6月であるから、6月19日(日)の「父の日」は大いに盛り上がる?のである。

  他の日曜日と全く異なる商品の動き。

父の日当日だけは、ご馳走メインの単品の動向が顕著である。

  高額の果実(国産マンゴ―やメロン)
  天然の本まぐろ(この時期旬である)
  国産牛のステーキ(売上上位占める)
  中トロ鮪の握り寿司(一人前が人気)

このように、父の日は年末31日の様相を示すのがデータでも検証されている。

  思い切って攻める父の日商戦。

それが、6月で唯一のイベントである父の日の商品動向となる。
そして、その買い物の経験値がお盆商戦へと繋がることになる。

  よって何としても父の日商戦は成功させたい。

しかし母の日商戦のデータを見ると、宮崎産マンゴーは上位8位。
方や、父の日商戦のデーたを見ると、宮崎産マンゴーは上位20位。

  この差が父と母の家庭内でのランクの差か(笑)。

それでも、上記データの様に、この日ばかりは父の日の為に一人前の本まぐろや中とろまぐろ、更には和牛ステーキや握り寿司が父の為だけに購入されて夕食のテーブルに乗るのである。

  その為にどこで買い物をするか。

その目的地となる為には、ゴールデンウィークでの子供の日や母の日での経験値が大きく左右するのである。

  そう考えると父に日商戦は既に決着が付いているのかも知れない。

しかし、上記に示した通り、父の日の経験値がお盆商戦へと繋がることを考えると、52週のMDは一年先ではなく一か月先へ繋がるということを理解して販売計画の立案と実践をしなければならないのである。

  その継続が進化し続けるお店となれるかどうかなのである。




PS
4月20日(水)より開催の「競合対策セミナー」。
 次回は6月22日(水)の開催となります。
 競合対策セミナーの予告編が出来ましたのでご視聴してみてください。
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 次回は7月編を6月8日(水)に開催予定。

是非、動画(YouTube)をご覧頂き、次回以降のセミナーから学んで頂ければと思います。
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日時:2022年6月8日(水) 13:00~14:30
定員:30名
対象者:地域に密着した店舗を目指す小売業のご担当者様
    店舗運営部長、バイヤー、SVなど店長を育成指導する方全般
参加料:法人15,000円(30名まで) 個人5,000円(1名まで)
参加方法:オンラインセミナー(Zoomにて開催) ※後日アーカイブ配信あり
※流通小売業様以外のご参加はお断りさせていただく場合がございます
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2022年5月30日 (月)

プライスライン

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


プライスライン。

  横文字になると難しく考えてしまう(笑)。

簡単に言えば、値頃帯である。

  このカテゴリーはいくらの値頃で売価設定しようか。

そのような売価ラインをプライスラインという。

  定番品揃えであればほぼ不動のプライスラインが決まってしまう。

しかし、生鮮部門であれば自由にプライスラインを設定して売価をコントロールすることが可能であろう。
とは言っても、単品の売価を自由に高く設定するということではない。

  企画コーナーの中の主力販売品をどれにするか。

まずはこの決定がなければ、プライスラインの設定は意味を持たない。

  何を主力に売り込むのか?。

そこから、その商品のプライスが如何に魅力のある売価設定であるかを、その周辺に陳列された商品群との比較からお客様に感じて頂くか、そこが重要となろう。

  如何にお買い得に感じて頂けるか。

要は、その主力商品がお買い得と感じて頂けなければ、その商品は計画通りの動きをしないということである。

  いわゆる「安さ感」を感じて頂けないということになる。

そして、それを検証しながら売場の動向をチェックし、修正し、最終的にその売場全体を売り切っていくか。

  それが商売の醍醐味であるとも言える。

そして、過去二年間はそのプライスラインがどんどん高くなっていったように思われる。

  特に精肉部門の場合は。

そしてメガパックやジャンボパックという1,000円以上の高単価品であり、牛肉などは3,000円前後までプライスラインが上がってきた。

  そしてプライスラインも戻るカテゴリーと戻らないカテゴリーがあろう。

特に相場高のカテゴリーのプライスラインは戻らないであろう。

  このプライスラインも人間の錯覚に依る部分が大きい。

従来の量目に戻した段階で、慣れ親しんだ量目でのプライスラインはお客様は経験値で体に染みついているもの。
しかし、大容量になればなるほど、その経験値は無くなっていく。

  “これだけ入っていてこの価格はお買い得”

そう感じてしまうという人間の錯覚はある意味怖ろしいものである。

  しかしその錯覚が現実なのであろう。

それを利用した安さ感の演出は重要であろうが、プライスラインも今後は戻るカテゴリーもあるだろうから注意が必要である。

  普段の豚・鶏・生魚等は冷凍保存のデメリットを知ったカテゴリー。

そうなると、それらのカテゴリーでの大容量に関しては、この二年間の単価アップは期待できない。

  安さ感をアフターコロナでどう再構築していくか。

重要な視点ではないだろうか。




PS
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2022年5月27日 (金)

チャンスは待たない

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


苦あれば楽あり。

  そしてチャンスは待ってはくれない。

過去2年間のコロナ禍。

  今から振り返るとそれは「楽」という領域だったのであろう。

特需と言われるほどの需要の高騰。
それは、コロナ禍による内食化がもたらした需要である。

  一億総内食化。

そして人流の抑制も、外食や外泊を避け、内食化が極端なまでに偏った。

  そして今その反動が来て「苦」の局面を迎えようとしている。

楽あれば苦あり、の苦の局面が目の前に迫っている。

  いや5月後半からその局面が一気に表面化しているという表現であろうか。

特に都市部の小売業界が厳しい。

  という一般論であるが個別にはどうであろうか。

それが問われているのであろう。
そしてコロナ過という今世紀最大の食品小売業界のチャンスという場面がこの世から過ぎ去ろうとしている。

  当初はコロナ感染に対する認識も少なく相当苦労しながらの運営であった。

しかしそれとは裏腹に、食品小売業(食品スーパーマーケット)には多くのお客様が来店し、多くの食材を購入して頂いた。
  
  結果としての売上と利益の増大。

そのチャンスという場面で、その後のアフターコロナの時代に向けてチャンスをどう摘み取ろうとしてきたか。

  その行為がこれから問われていくのである。

5月の現状を見ると、相変わらずの客数減という来店頻度。しかし従来の客単価の急減なアップが見込めなくなってきた現実。

  この業界の本来の目的である客数増への行為が再び求められる時代。

客数増への行為に対しての、一番大きなターゲットは何か?。

  それは取りも直さず「競合店」の存在。

特に、一番影響を受ける競合店を明確に絞って対応していくことが重要となる。

  そしてそれをこの二年間で継続実践してきたか。

答えは「否」である。

  “そんな余裕など無かったよてっちゃん”

そのような回答であろう。

  しかしそれも企業差は大きいし個人差も大きい。

地道に実践しながら、毎月のPDCAのサイクルを回し続けた企業もあり、個人もあるであろう。

  今年はそのギャップが大きく分かれる年となるのである。

チャンスとはそのように、後から思い出すと

  “あの時のあのチャンスをモノにしておくべきだった”

と後悔するのであるが、過ぎ去った後にはそのチャンスという尻尾だけがみえるのが関の山だ。

  今目の前の変化がチャンスなのである。



PS
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2022年5月26日 (木)

アフターコロナの到来

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


いよいよ、アフターコロナの時代が到来か。

  そう思わざるを得ない状況になってきたろうか。

感染者数が極端に減少した訳ではない。
またワクチンや飲み薬が急速に出回ったわけではない。

  しかし世の中の空気がその方向へ向かっているのは間違いない。

特に、政府や行政の指導が、このGWから明確にその方向へ動き出してきたと思われる。

  世界の動向と連動した国内の空気とその動き。

マスク着用の見直しが政府から示されたところが大きな変化であろうか。

  そして都市部からそのような行動が為されていくであろう。

それに伴い、外出、外食、旅行等の行動が増加し、2019年以前の週末の行動、イベント時の行動、そしてお盆時の行動が大きく変化していくのは明らかである。

  GWの動きから今年のお盆商戦は大きな変化がもたらされるであろう。

従来からの客数減、客単価大幅増による、食品小売業界の特需が全般的に終焉し、再び厳しい競争の世界へと突入していくのは明らかである。

  更に追い打ち掛けるようなコスト高。

商品原価であり光熱費であり運送費の大幅増。

  この二年間の利益が一気に吹っ飛ぶリスク。

それがお盆商戦以降から我々業界を津波のように襲ってくるに違いない。
それが、今年度スタートの3月、4月の業績に思いっきり反映されているのではないだろうか。

  そこに客単価の減少。

従来の買い溜めは大幅に減少し、冷凍可能な商品と不可能な商品の選別が進み、肉類や魚類の冷凍化は減少し、やはり生で美味しく食するという食材の餞別が進むのではないだろうか。

  それもこの二年間で学んだ消費者の経験値。

“やっぱりこの食材は冷凍してはいけないなぁ~”

  そうやって冷凍化される商品とされない商品が分かれていくのである。

そして、そこにガソリン高という減少が長引き、客数減は以前として継続されていく。
昨今の精肉部門の不振は、まさに買い溜め需要の減少に他ならない。

  再び適量が見直されている現実。

3月4月の業績を振り返ると、原価高騰による荒利率の低下。そして売上不振による荒利額の低下が現実となり、そこが今後の大きな課題として降りかかってきている。

  それも全国的な波として。

客数という基盤を安定させ、そして点数、単価を如何に維持させていくか。
そして、そこに利益の安定という攻めと守りのバランスを保った商品計画が求められるのである。

  とは言っても守っていては縮小均衡に落下するだけ。

この業界は昔から、「攻めながら守る」企業だけが生き残ってきた。

  よって販売力が最後までついて回るのである。

販売力が無ければ、利益の取れる商品や高荒利の商品を売りこなすことは出来ない。

  その販売力があって初めて、利益ミックスが可能なのである。

しかし、過去の二年間は黙っていても売れた時代。
それも大型商品が売上をたかめてくれた。

  その成功事例が通じなくなる今年後半。

まとめて売れる商品と適量で回転される商品。
それを如何に区別して、商品の鮮度や味、そして特性を理解した中での生鮮の販売計画が求められるであろう。

  そこに利益額を高めていく販売力を駆使した単品量販術。

それが今年のお盆商戦で問われるのである。



PS
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