商売

2020年1月25日 (土)

ポイント還元その後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年の増税。

  業界ではポイント還元事業が話題となった。

5%還元対象企業と除外企業との格差。

  資本金五千万円以下を対象とした還元事業。

そして10月からの増税の幕が切って落とされた。

  その後の業績はどう影響しているのだろうか。

経済産業省の1月10日のこの件に関する発表によると、
 
  効果があった企業  〜 38.7%
  効果の無かった企業 〜 61.3%

という結果であったらしい。

  要は、6割は効果が無かったということ。

この結果をどう見るかだろう。

  軽減税率と5%ポイント還元。

この両方のメリットを考えるならば、5%還元導入企業のほとんどがポイント還元事業の恩恵を受けて当たり前という先入観があるのも事実。

  しかし現実には上記のような結果となっている。

“意外に5%ポイント還元の効果って無いんだ”

  私もそんな印象を持ってしまったのは事実。

しかしそれはポイント還元対象店舗であるという事実であって、それ自体がお客様にとって何が変わったかという視点で見ると、上記のような結果でしか無かったということであろうか。

  ポイント還元対象店舗以前のあるべき姿。

それは、結果として最終の精算段階で購入金額に対してポイント(現金)が返ってくるというというだけの話であって、お客様がそのお店を選択し、魅力ある商品を購入するかどうかという問題とは別物である。

  “当社は5%還元対象企業だからメリット大”

しかし逆にその競合店が5%還元対象外の企業が危機感から、自社や自店での対抗策を講じていたら。

  5%還元対象企業の差別化は相殺されてしまうかもしれない。

ポイントによる販促の怖いところはそこである。

  ポイント還元頼みの企業努力に終始してしまうこと。

売り上げ対策 = ポイント販促。

  この構図から抜け出せなくなってしまうこと。

よって、昨年はポイント5%還元で業績を伸ばせたから、今年は10%還元へ。
そんな安易な企業努力に終始するあまり、現場での実質的なレベルアップには繋がっていないという事実。

  結果として競合店との現場レベルの格差の拡大。

よくあることである。

  我々の業界はあくまでもリアル店舗での評価。

ここを見誤っては本質から乖離していくだけである。





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2020年1月23日 (木)

強みに乗る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


強み・弱み。

  この業界ではよく使われる言葉。

自社の強み・弱み。
競合の強み・弱み。

  特に相手と比較する場合に多く使用されるであろうか。

それは特に現状を分析する上で重要な情報となろう。

  自社と競合を比較して自社のポジションはどこになるのか。

そのような状況把握から、競合に対して自社の強み・弱みをどのようにコントロールして対策を打ち、競合との新たな差別化を図りながら顧客の来店頻度を高めていく。

  当然それは個店での対応にも当てはまるであろう。

そう考えると、企業としても個店としても、正確に自社や自店、そして競合の強み・弱みを把握していることが前提となる。

  しかし本当に把握されているのであろうか。

イベント時などには、よく競合店に出向いてそのイベント対応やお客様の入り方、売り方、売価設定等はチェックしてくるのであるが、その具体的な店舗運営がその企業の強み・弱みとどう関連しているのかを理解しないと、その場限りの状況把握に終始してしまうことになる。

  大切なのは競合企業や競合店舗の強み・弱みの把握。

そしてそれと比較した時の、自社や自店の強み・弱みの把握。

  要は、競争相手と比較した場合の自店の強み・弱みの把握である。

それを個店の店長が正確に把握していることが前提となって、的確な競合対策が創造されていくのである。
そては個店のチーフが、競合店の強み・弱みを正確に把握しているということにもつながっていく事になる。

  店長の正確な把握が部下への的確な指示へとつながるもの。

そしてそれは同じ情報を共有しているからこそ、店長の指示の理解度が高まり、部下の行動にスピードが乗るのである。

  特に店長は3Cの把握は必須であると言われる。

3Cとは、

  customer(顧客)。
  competitor(競合)。
  company(自店)。

要は、自店はどんな強み、弱みがあり、自店のお客様は誰なのか?、そして最大の競合店はどこなのか?。

  これらの3つCは最大の情報だということ。

そしてそれら3Cを徹底してマークし、自店の強みを活かして競合の強みを打ち消していけるかどうか。

  それを本部主導から店舗主導に切り替えていけるかどうか。

それは店長のリーダーシップにかかっているということではないだろうか。

  例えばおせちの展開日程。

昨年のクリスマスは久しぶりに23日が祝日でないクリスマスの日程となり、23日に大幅なロスを出し24日も夕方になってようやく集中したクリスマスの買い周りとなった。

  クリスマスの買い周りが変わった瞬間である。

とはいうものの、昭和時代のクリスマスの買い物動向に戻っただけなのであるが、そんなお客様の買い周りの変化に対して更に地域性の出るクリスマス近辺のお客様の動向になっていくであろう。

そこにその地域の店長が自店のクリスマス〜年末の商品展開レイアウトを自店に顧客と競合を考慮した中で答えを出せるかどうかであろう。

  そこに3Cの熟慮が必要になるであろう。

自店の強みに乗る。

  全ては店長のリーダーシップにかかっているのである。





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2020年1月22日 (水)

暖冬

皆さん、こんにちは。
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今年の冬。

  暖冬であることは間違いない。

当地でも未だに積雪は目視されていない。

  スマホの天気予報でも時たま積雪の予報はある。

しかし、直近になってその雪マークが消えるとか、テレビの予報番組でも「平地での降雪の見込みは無くなりました」等のように、当初は雪の予報だったのが直近の予報で覆されて降雪が無くなったという場面が今年は多い。

  更にここ最近では3月中旬並みの気温。

とか、大寒なのに3月並の気温に上がってしまったりする天候が続く。

  どう見ても今年は暖冬であろう。

しかしこの暖冬、いつまで続くのであろうか。
このままで行くと、積雪の多い地域では雪解けの季節以降は水不足に悩まされることになるだろう。

  しかし地球はそんなに簡単にはバランスは崩れない。

当初水不足であった地域が、一転して水害に見舞われることもある。

  必ずどこかで帳尻が合うものである。

そう考えると、この後どこかで帳尻合わせの為に、何かしらの積雪やら降雨やらがどこかのタイミングで訪れるのは間違い無いであろう。

  今はこうやって暖冬を過ごしているが。

必ずどこかで帳尻を合わせられる為に、大雪や大雨が訪れるのでは無いだろうか。

  そんな不安が密かに過ぎるこの頃である。

一番怖いのは「南岸低気圧」。

  通常の冬の気圧配置は「西高東低の冬型の気圧配置」。

しかしその冬型の気圧配置では、関東方面は北風こそ強いものの、冬晴れとなる。
だが2月に入ると、冬型の気圧配置が崩れ、低気圧が日本の太平洋側よりも南部を四国〜東海〜関東と通過する機会が増えてくるのである。

  この時に関東方面に大雪を降らせるのは「南岸低気圧」。

2014年の2月には当地でも30センチを超える積雪となり、交通網は大パニックとなった。
しかし、温かい雪と日中の日差しによりほぼ1日で積雪は解凍してしまうのも特徴か。

これだけ暖冬とは言われているが、逆に言うとこの南岸的気圧が今後猛威を振るう季節に帳尻があってくるのかもしれない。

  災害は忘れたころにやってくるもの。

長期予報でも、関東方面は例年並みの降雪確率であり、2月に入ってからの降雪に関しては例年以上と予測するところもある。

  引き続き積雪には注意が必要であろうか。





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2020年1月15日 (水)

レモンハイにハマる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログで、食パンブームを記した。

  ごく普通の食材の高級化。

普段からありふれた朝食メニューの食パン。

  その食パンが感動の味。

だから、より多くの方の目に留まり、感動を呼び、ブームとなっていくのであろう。

  同様に最近は「レモンチューハイ」のアイテムが急増してきた。

それに火をつけたのが、サントリーの「こだわり酒場レモンサワー」であろうか。
当社も当初から導入したが、あまりの売れ行きに350mlだけの品揃えからついには500mlの品揃えにも拡大したほどである。

  レモンチューハイ。

最近缶チューハイの品揃えと売上が拡大してきているが、特にここ最近ではレモンチューハイの品揃えが飛び抜けて拡大してきているように思える。

上記のサントリーのレモンサワーは品名通りに昔若かりし頃に大衆居酒屋で飲んだ多少苦味にあるレモンチューハイに似たようなスッキリ感のある飲みやすさである。

アルコール度数も7%とアルコール感も決して強くは無いが、その分レモンを味わうには丁度いいアルコール度数なのかもしれない。
このようなど真ん中のレモンチューハイもあれば、老舗の宝酒造では「瀬戸内レモン」「丸おろしレモン」「つけ込み塩レモン」「熟成つけ込みレモン」とレモンだけにこだわった4アイテムを追加している。

上記の宝酒造の4アイテムもそれぞれに特性の違うレモンの味わいを微妙に表現していて、単にアルコールを飲むというよりもレモンを味わいながら飲むという志向になってきているのであろう。

レモンチューハイというと、どうしてもチューハイを一番安い価格で飲めるというイメージであったが、最近では同じレモンでもメーカーのこだわり仕様にてレモンを味わっていただきながらアルコールとして飲んで頂くというコンセプトに広がりを持ち、そこに多くの方の共感を呼んでいるのかもしれない。

  そして一番ありふれたアイテムだからこそのこだわりであろうか。

食パン然り
、レモンハイ然り。

  従来であれば軽視されてきた大衆素材の見直し。

そこにこそ、背伸びしても手の届かない雲の上の存在と言う諦め感を払拭し、ちょっと贅沢にこだわり感の強い味わいを経験してみるかと言う共感がブームを呼ぶのであろう。

そんなこんなで、レモンサワーをネットで検索してみると、こんなネタがあった。

  https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=8&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwi5_MH6jYLnAhWFbN4KHf1vDZUQFjAHegQIBxAB&url=https%3A%2F%2Fnews.livedoor.com%2Farticle%2Fdetail%2F17513946%2F&usg=AOvVaw1u45SQe5vfuxKO1gKby3-f

昨年の12月の記事であるから、レモンチューハイの新商品も登場しているので参照して欲しい。

  その記事を読むと、レモンチューハイは今まで2回のブームがあったと言う。

1回目は1980年代のチューハイブーム時で、安く飲めると全国の居酒屋で爆発的な人気になった時代。
2回目は8、9年前の、横丁文化が注目された頃で、実はヘルシーで飲みやすいと浸透していったのだという

  そして第3次ブームが到来。

あのコカ・コーラ社が専門ブランドを立ち上げたのを筆頭に、各社もこぞって新作を投入した。

  ではなぜ今、レモンサワーが人気なのか。

「現在のレモンサワーは製法や原材料にこだわり、本当に飲みやすくてクオリティの高いものが増えました。価格帯も350~で150円前後が中心とリーズナブル。さらに、レモンは栄養豊富で抗酸化作用もあり、カロリー的にもヘルシー。そのあたりが受けているのだと思います」

  とこの記事の中では解説している。

この流れには乗らないわけにはいかないだろう。

  そして自分でも試飲?して検証してみたいものである(笑)。







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2020年1月11日 (土)

食パンブーム

皆さん、こんにちは。
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2019年は空前の食パンブームであった。

  今年も続くのであろうか?。

昨年度はこちらの地域にも数店舗新店が開店した。
その都度、チラシが入り、当店のパートさんも購入して皆に分けてくださっていた。

  やはりその食べるのが一番美味しいようだ。

特に昨年の食パンのブームを引き起こしたのは単純な食パン。
そして、特別にマーガリンやジャムをつけなくても、そして焼かなくてもそのまま食べて、甘みと旨味がパン生地に練りこまれ、更にはフワフワの食感がメーカー製造の食パンとは別物であり、そのおいしさは感動ものであるという所以から人気が沸騰したと思われる。

  食パン。

もちろん、ご飯と並ぶ朝食のメインメニューである。
よって、普段から食す機会の多いパンという特性からブームに火が付きやすいという面はあろう。

  そして何より荒利率の高いカテゴリーである。

その荒利率の高いカテゴリーの中でも、多くの品揃えをすることなくベーシックな売れ筋の食パン1本にこだわり品揃えをして売り切る。

  限定数量に達したら販売終了というシステム。

要は、不要な作業もなければ不要なロスもない。

  完全に、製造数量=販売数量 の構図。

よって、この仕組みで日々の営業を続ければ、ある一定以上の製造数量を維持することにより、より少ないコストでより高い利益を獲得できるという試算が計算しやすいという面も多店舗化が可能なビジネスモデルなのであろう。

  この仕組みは我々の製造部門でも活かしたい部分ではある。

ある程度はどの部門も販売計画という数量を設定して、それが数量限定と言えば言えるであろうか。

  我々の手法はどちらかと言えば多めに製造して欠品を防ぐ手法と言えよう。

そして上記のような数量限定という仕組みがスーパーの製造部門にも定着すれば、もっと少ない人時数で更に高い荒利額を獲得することが可能となろう。

  競合の無い無風地帯であればその手法が通用しよう。

しかし現実には1k以内に競合店が存在するのが我々の業界。
その競合店との戦いの中でも顧客獲得術として、いつ行っても遅くに言ってもある程度の商品が陳列販売されているという前提があって初めてお客様は足をむけて来店してくれるのである。

  “あのお店は午後6時には商品がほとんど無い”

このような前提や口コミが定着してしまったなら、来店客数はガタッと減少し、加速度的にピーク時間帯からのお客様の減少に繋がり今まで獲得できていた利益までもが削ぎ落とされてしまう可能性が高くなる。

  食品スーパーのメリットとは他部門が存在するということ。

ロス増を覚悟で夜までお客様の来店動機を落とさない部門を活かしながら、他の部門で夕方以降の利益獲得を目指す。
それは逆もまた言えることで、開店早々からの来店動機を高める部門にはその役割を、そして夕方以降の来店動機を高めるベーカリーや惣菜と言った部門にはそこでの役割をキチッと果たしてもらうから一つの店舗としての高い競争力が生まれるのである。

そんなことを考えながら、食パンブーム、そしてそのビジネスモデル、そこから比較し食品スーパーのメリットを考察してみた。





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2020年1月 7日 (火)

年始商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年末商戦が終わり年始の商戦も終わった。

  2019年度の年末年始商戦。

ふっと、一息つくまでもなく「節分」やら「バレンタイン」やらの売場作りに追われる今日この頃(笑)。

  クリスマスから年末への大どんでん返し。
  年末から普段への売場への段階的な戻し。

これらが終了し、いよいよ食品スーパーの本来の使命である普段の暮らしが戻ってきた。
我々業界にも徐々に年末休業の流れが浸透してきたようにも思われるし、それは他業界でも同様ではないのだろうか。

  あのセブンイレブンでさえ。

首都圏のスーパーは軒並み元旦〜二日までの休業を取る企業が出てきたりして、それは全国の企業にも波及しつつあるようだ。
先日、ある競合店の店長と会話していた時に、年始商戦の話になった。

その企業は元旦営業を続けてきたが、トップから今年の元旦については休業しようかとの打診があったという。
しかし、従来の元旦の売上は意外に高く、その売上を献上して休業はできないという意見が多かった為、別途全店休業日を設定し直したとの話もある。

  元旦営業の是非。

それはお客様視点というよりも従業員視点で検討され始めたということだろう。

また、元旦営業を続ける別途他競合店の店長との会話では、

  「大晦日よりも元旦の方が疲れるね(笑)」。

それは、大晦日までは売ることが最優先となり、今の在庫を如何に売場に品切れなく出し切るかが最大の課題となるが、元旦に関しては「売り」というよりも元旦当日のイベント対応に追われるからだという。

  特に子供さんが参加するイベント。

このイベントに参加する為に元旦から長い行列が出来るらしい。
従来であれば、このようなお客様の行列が出来るような集客効果の高いイベントであれば是非自社でも取り入れたいという発想になったであろうが、現在ではそれがどれほどの売り上げ効果になるのかという視点と、更にはそのイベントに費やす人件費他のコスト管理からの発想、そしてそのイベント実行にあたり従業員のお客様とのトラブル対応を考慮すると、食品スーパー本来の業務に専念し、イベント対応は他社に任せようとする動きも食品スーパーの選択肢に入ってきているのではないだろうか。

  しかしやはり元旦の売上は意外に高いらしい。

それはそうだ。

  数店舗の競合他社は休業しているのだから。

更に、元旦営業の時間を昨年から前後に短縮したのだそうだが、その短縮した時間分だけ売上が下がったとの情報もある。
自店も元旦以降に全店休業する企業が増えてきており、その休業日の売上は競合店の位置関係に影響されるがやはり競合店休業による影響度は高い。

そう考えると、元旦営業如何に関わらず、自社や自店の役割であったり使命は何かを自らに問わなければならない時代なのであろう。
そして、自社の使命である業務に関しては競争の世界でありそこで勝ち抜く努力を惜しんではならないが、使命から離れるに従っては逆にそこを使命とする企業に任せるという選択をする必要があるということであろうか。

  当社は従来から元旦は休業としていた。

しかしそれ以外の営業日は一切時間短縮等もしていない。

  31日も年始も全くの通常営業。

特に年始の閉店間際などは営業するほどのお客様もいないのであるが、それでも開いているという使命は普遍である。

  年末年始に見る業界の使命。

そこから見えてくるものはたくさんあろう。








  

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2019年12月31日 (火)

審判の日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は12月31日。

  大晦日。

しかし我々業界では、通信簿を頂く日として認識されている。

  通信簿?。

そう売上という通信簿。
一年365日、日々商売の連続であり、一ヶ月ごとに売上を締めて売上昨年比、予算比、荒利額昨年比、予算比、荒利率昨年比、予算費等が計上され、その都度業績という通信簿をいただくという捉え方もあろうが、この業界では何故か、12月31日の売上を以ってお客様からの通信簿という捉え方が定着しているようだ(笑)。

  それだけ12月31日の売上は重要であろう。

何せ、一年で一番売上の高い日であることは間違いない。
そしてその売上は普段のお客様からの評価としてこの日に集約されるという認識に至っている。

  よって12月31日の売上にてお客様からの一年の評価が下される。

そんな認識に至っているのであろう。

  そしてその認識に問題は、無い。

と私も思っているのである。

  何故か?。

その企業毎に強い曜日やイベントは多々あろう。

  しかし12月31日だけは何ものにも左右されない純粋な売上である。

チラシも入ろう、ポイントも使う、抽選会等もあろう。

  しかし何があろうともお客様はどこか1店舗で買い物を済ませる。

それが12月31日なのである。
だから、どんな販促をしようが、12月31日だけはお客様はそんな販促以上に12月31日の買い廻りにて大切な正月と年越しの食材を調達するのである。

  一番信頼の置けるお店で食材を揃える。

それが、店舗への評価であり、売上の評価となる。

  だから、売場と商品の販売力が問われる日なのである。

我々の販売力が競合他社と比較して今年一年のお客様からの通信簿という売上で評価される日。
これは誰も異論の余地はないであろう。

  そして我々業界人も素直に受け入れざるを得ない評価なのである。

そしてその評価を以って、明日の元旦を迎えるのである。

  明日は、営業の方も休日の方もおられるであろう。

私は毎年、明日は休業日となる。
それは企業として、元旦は休業という方針であるから。

  この日は一年の計であり自分に感謝の日。

そして1月2日からまた新たな一年の始まりを皆と共に始める日となる。
元旦に営業する方は、12月31日は一通過点となるかもしれないが、やはり今日だけは通信簿を頂く特別日であり売上であることは間違いない。

  いろいろな環境にあろうとも今日一日は商売を楽しむ日。

そう考えて、今日という日を楽しんで参りましょう。

  そして、良いお年をお迎えください。







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2019年12月28日 (土)

マスク問題

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、朝のテレビ番組で興味深い話題を放映していた。

  イオンでのマスク着用原則禁止の通達。

理由は「お客さまとの円滑なコミュニケーションの妨げになる」 との理由らしい。
もっとも、マスク着用については、接客業であるという理由から多くの小売業では原則禁止にしている企業が多いのではないだろうか。

  しかしなぜこのタイミングで。

同じ業界関係者としてそう思うのも当然であろうか。

  原則禁止。

そしてその原則禁止という例外の場面がこの時期ではないのか、と思ってしまうからだ。

  インフルや風邪の流行時期。

理由は簡単。

  空気が非常に乾燥する時期だから。

空気が乾燥する時期にインフルや風邪が大流行するのである。
そして、それはこの時期の湿度の低い環境が大きく影響しているのだという。

  そんな時期に敢えてマスク禁止令とはなんぞや。

そう思ってしまった。

  それではマスクの効果はどうなのだろうか。

はっきり言っていまだに医学界での公の公表は見たことがない。
むしろマスクによるインフルや風邪の予防の効能を否定する見解の方が多いようにも思える。

  しかし。

私は逆に接客業としていろいろなお客様と接する機会の多い業務ほど、予防対策をして欲しいと思っている。

  接客業としてマスクはおかしいだろう!。

そんな街の声もよく聞く。
しかしそれは、ある程度高齢の方が、昔私達の時代は、という過去の経験話であり接客業とはこあるべきだというあるべき論をかざす年配者に多いように思う。

  お客様は神様の時代。

しかし今は働き方改革の時代であり、コンビニが24時間営業を問題視される時代である。
お客様は神という一方的なお客志向の時代から、働く立場の理解という時代に入ってきているのである。

  もっと従業員を大切にする姿勢。

その姿勢が社会的に企業に求められていく時代であろう。
そんな時代へ向かう中で、なぜこのタイミングでイオンという大手が上記のような意思決定を敢えて今この時期に従業員に提示し問題を大きくしているのであろうか。

  確かにマスクの効用は低いかもしれない。

しかし私はその科学的な根拠とは違い、マスクをしているという安心感からの接客への堂々たる対応力に期待したいと思うし、マスク着用により喉の内部の乾燥から守られるとい湿気対策にもなっているのではないかと思っている(根拠はないが)。

  よって堂々と予防の為のマスク着用は必須であると思うのだ。

しかしまだまだ企業側にもお客側にも意見は分かれるところであろうか。
そして外国と比較した時の日本人のマスク着用率の高さも指摘される部分でもあろう。

  欧米人の表情を大切にする文化。

これもわかるが、やはりここは日本でありこの時期の乾燥度合いは半端ではなく、また日本人という文化の中で風邪やウィルスに対する敏感な民族でもある。

  接客業とマスクの問題。

今後も議論の幅は広がっていくのであろう。






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2019年12月27日 (金)

覚悟の時

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



さて、いよいよクリスマスも終わった。

  今年のラストスパートがやってきた。

毎年恒例のクリスマスから年末売場への大どんでん返しも終わった。
今日からは心置きなく年末商戦のスタートである。

  とは言ってもまだ27日。

年末商戦への盛り上がりの中では谷間と言えよう。

  しかし売場作りは着実に進行させなければならない。

まずは青果部門であろうか。

  当然入口はみかんの箱売りが壁となるほどの展開。

みかん箱売りは店舗によっては正面ではなく入口周辺の空きスペースでの展開の店舗もあるだろう。

  そして煮物、雑煮、おせちの材料の展開。

それら際物が動き始めるのも青果部門とグロサリー部門からであろうか。
そして、これからの日々が各部門事に主役を変えながら刻一刻と変化していくのである。

  まさに覚悟の時を迎えたわけだ。

それは、日々やることを妥協せずに徹底してやり尽くしていくことを求められる日々が続くからである。
そう覚悟しなければ、店長としても部門担当者としてもモチベーションを高め、そのモチベーションを大晦日の31日まで維持できないであろう。

  それだけ今日から31日までは日々が戦い。

27日という今日の段階はクリスマスと大晦日の谷間には当たるが、売場作りとい視点でみるとこの谷間に如何に準備を完了できるか、在庫管理を計画通りに進行できているかが問われる時。

  当然、生花の展開もスタートしよう。

そう考えると、年末商戦の序盤戦は青果部門とグロサリー部門が主役となるところからスタートする。

  クリスマスイブの24日。

日配の平台は夜に毎年恒例の大どんでん返しを行った。

  クリスマス商材からおせち商材への大転換。

更にはクリスマスの空気漂う店舗全般を、一気に年末バージョンに切り替えていく。
私はこの段階から「覚悟」という言葉が頭をもたげてくる。

  その言葉を念頭に置かねば乗り切れないから(笑)。

今まで飾りに飾ったクリスマスの媒体関連。
その媒体は11月から飾り始めたところもあるだろう。

  それら渾身の作を覚悟を持って取り払う。

そしてたかだか一週間程度の年末媒体に一気に切り替えていく。

  それらの行為も覚悟が必要であろうか(笑)。

いろいろな意味合いを持つこの時期。

  感情に振り回されずに淡々とこなしていくこの時期であろうか。







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2019年12月26日 (木)

今年のクリスマス商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


クリスマス商戦。

  最大ピークは12月24日。

これは毎年変わりの無い不変の定理。

しかしそこに日曜日や祝日が重なると微妙にその前後の動向や24日のピークの盛り上がりが左右される。

  令和以前の平成の時代は、天皇誕生日が12月23日。

よってクリスマスの最大ピークである12月24日の前日は毎年祝日によりクリスマスというイベントにおける23日〜25日という日程には必ず祝日がありそこに日曜日が重なったりして家族団欒の機会がそれなりに集中してきた経緯がある。

  そこにここ30年のクリスマス商戦が位置付けられてきた。

そして今年から令和。

  12月23日は単なる平日。

そして今年は12月24日も単なる火曜日として独立したイベント日となった。
この平成から令和にかけてのクリスマスというイベントの変化がどう現実に現れていくのか。

  そこが今年のクリスマス商戦の最大の注目点であっただろうか。

昨年は、23日日曜日、24日月曜日、そして25日が火曜日。
今年は、23日月曜日、24日火曜日、そして25日が水曜日。

  通常の年であればクリスマス商戦は23日〜25日。

その日合わせを昨年と今年で比較すると日曜日に強い企業の場合は非常にリスクが大きいだろう。
よって、今年のクリスマス商戦を期間で捉えると、22日(日)〜25日(水)の4日間で比較する企業が多いであろうか。

  その4日間計であれば比較妥当な曜日周りと言える。

そして今年のクリスマス商戦はどうだったのか。

  やはり24日集中。

それも、24日の午後5時を過ぎてからの集中。
しかしそれは私にとっては懐かしいクリスマス商戦の動向でもあった。

  まさに昭和のクリスマス商戦。

昭和という時代は天皇誕生日は、4月29日。
そしてその日は国民の祝日として今尚ゴールデンウィークにしっかりと存在している。

  しかし平成の天皇の誕生日である12月23日は祝日とはならない。

よって、昭和の時代のクリスマス商戦と同様にクリスマスイブの24日とクリスマスの25日が名実ともにクリスマスであり商戦となるであろう。

  そして22日の日曜日はクリスマス商戦としては大きな変動は無かった。

尚更、24日に御馳走集中かと思って臨んだ。
しかし、午前中は好天にも恵まれて好調な出足であったが、昨年のピーク時間帯の3時〜4時、4時〜5時、のお客様の集中が見られない。

  そしてようやく、5時〜6時でピークが始まる。

そこからお客様が一気に来店し始め、だらだらと午後8時まで続くのである。

  そしてそれは紛れもなく昭和のクリスマスイブの時間帯別動向そのもの。

クリスマスが平日の場合のピークは午後6時。

  そして午後8時ごろまでだらだらと続くのである。

開店からのお客様の来店と単価も良好だったため、このまま好調さをキープして閉店まで突っ走って欲しい、そう願いながらの午後からの動き。

  昨年のピークは午後3時〜午後5時。

その前提があったから、今年のピーク時間帯での失速はダメージが大きかった。

  “このままクリスマス商戦は空振りに終わるのか?”

半分そう諦めていた。

  が、しかし。

そこからが昭和のクリスマスの流れそのもの(笑)。

  何とか帳尻を合わせることができたろうか。

なんとももどかしいクリスマス商戦となった。






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