商売

2020年4月 2日 (木)

タイミング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ただのバイトさんから3Tのコメントがあった。

  Time・Timing・Thema

Timeはタイム、Timingはタイミング、そしてThemaはテーマ。

  この3つが揃った時にその効果は一気に爆発する。

その3つが揃った場面を先日私も経験した(笑)。

  自社の新店。

その新店が当店と同じ市内に出店の為、当店も新店の開店チラシに合同で協賛するということになっていた。
そんな新店開店の時期ではあるが、コロナショックが世を賑わす時代でもある。

  “この時期に新店開店でも濃厚接触を恐れて来店しないのでは”

そんな不安はあった。

  しかし東京都知事の記者会見での外出自粛要請。

まさにTimingが家中巣篭もり状態を外部から固められた状況。
更にはその夜のテレビ放映では都内のスーパーの棚がガラガラの報道。

  Timeであるコロナショックの時代。
  Timingとしての都知事の記者会見。
  Themaである新店の開店という時。

この3つが揃って、新店だけではなく当店も同じチラシに乗っかった影響で翌日からの新規開店の協賛チラシの投入により、特に開店時からのお客様のラッシュは自店の開店のお客様の来店時以上の集中が見られたのである。

  それは第一弾のチラシ期間である土曜日まで続いた。

特に開店時から午前中いっぱいは日替わり商品目的のお客様の買いだめ需要が集中することになる。

  コロナショックの時代背景からの都知事の記者会見。

その翌日に見事なタイミングで新店開店による協賛でのチラシの投入。

  前日の都知事の記者会見から、嫌な予感はしていた(笑)。

そのタイミングが完璧に合致しての翌日からのお客様の来店。
もっとも、当店だけではなくこれは全店でもあり首都圏近隣の店舗でも同様の週末前の買いだめ需要の高まりになったようである。

  やはり週末の外出自粛要請は一気に食材の需要への集中に向かうということだろう。

そして天気予報での日曜日の午前中の降雪予報も重なり、木、金、土の買いだめ需要を更に高めた感はある。

  しかし、日曜日の午後からは閑散たるものであった。

買いだめ疲れと外出自粛と降雪による巣篭もりが一気に加速したものであろう。
しかし、この外出自粛要請はこの週末だけのことではない。

  4月12日までは要請されている。

更に直近では国民的芸能人である志村けんのコロナウィルスによる死が、コロナに感染することが身近により恐怖感を持って受け入れざるを得ない環境になってきたということだろう。

  そして緊急事態宣言。

いつ発令されてもおかしくない状況になってきたといことか。

  それを想定した時に我々業界には何が起こるのだろうか。








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2020年3月31日 (火)

特需の月

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


2020年の3月が終わろうとしている。

  2月中旬頃から始まった内食化の特需。

そしてそれは3月月間において更に加速されて内食化が進んだ。

  新型コロナウィルスの拡大に伴う各家庭の内食化。

そして東京都知事の記者会見による「ロックダウン」の表現によって内食化の進行は決定的となった。

  内食化が刻一刻と進行していった3月。

その3月が終わろうとしている。
よって、その余波をモロに受けた3月は後半になればなるほどお客様の需要が高まっていった月である。

  それは感染者の加速度的な増加と比例している。

まさに有事の状況になっていく過程での動向。
昨日も記したが、この業界の特性としての有事の際の世の中の動向がこの3月に集約されていたと言ってもいいだろう。

  これもまた私にとっては初めての経験。

3・11の大震災、大雨水害、相場高等、世の環境の激変による小売りの場面は常に変化しているものであるが、今回のようにウィルス禍による環境の変化は初めての経験である。

そして上記の環境の激変によって一番影響を受ける仕事も食品小売という商売なのかもしれない。

  その都度その都度この業界の存在の意義を改めて考えさせられるのである。

そして、ウィルスの感染は加速度的に増加している。

  都知事の自粛要請は4月の12日までということである。

この期間とは、大勢の人が新生活の為のスタート時期でもある。

  新入学、新入社、転勤赴任等々。

そして引っ越しがあり、整理があり、そして食事がある。
本来であれば外食等で済ませたいところであろうが、この状況。

  よって内食もしくはお弁当。

食品スーパー等でのお弁当やおかずといった商材の動きが爆発するであろうことは容易に予想出来る。

  4月、新生活。

そして桜は地域によっては散り、そして満開へと北上していく。
しかし今年はそんな桜を愛でる優雅な映像は見えてこない。

  逆に桜を愛でることが悪のような映像。

しかし、ここがまさに価値観の変化であり、ここが堪えどきなのであろう。

  そんな4月が明日からスタートしていく。

入社式も各企業とも明日は実施されるのであろうか。

  そして別の意味で緊張感のある新生活の始まりとなろう。




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2020年3月30日 (月)

業界の特性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この週末。

  欧米の買いだめを連想させる動き。

都知事の記者会見によって都民だけではなくその周辺各県の特に食材への買い物行動が一気に加速した。
スーパーマーケット団体やテレビ放映される店舗スタッフも、食材は十分にあるし入荷の予定通りであるから、慌てずに冷静に買い物行動をして欲しいとのテレビ映像も流れていた。

  しかしテレビ報道は前回のトイレットペーパーの時と何も変わらない。

ガラガラになった売場の棚を写し、テレビを見た人たちを結果的には煽るだけの報道。
今回のコロナショックから考えさせられるのは、マスメディアとして事実の報道はその自由を約束されているとはいえ、不安を煽るという逆効果も十分にあり得るということである。

しかしお客様の買い占めや買いだめもわからないではない。

  続々と休業を宣言する外食や商業施設。

これでは自宅で過ごさざるを得ず、必然的に数日間の3食の食材が人数分必要になる。
やはり冷蔵庫を満タンにしておく必要はあろう。

そしてつくづく思うのは、この業界(食品スーパー)の特性。

  食べることは生きること。

その根幹を握る使命が我々業界には課せられているということである。

  だからこのような状況下ほど逃げられない。

それが普段からお店を利用してくださるお客様への最大の使命であろう。
値段でもない、サービスでもない、とにかくあるべき商品がしっかりと棚にあるという基本の原則。

  そしてその基本の原則にお客様の期待値が集中する。

そして以前にも記したが、このような有事の時ほどこの業界は競争の世界から解放され、存在価値を高めていく。

  有事の時。

それはこのような外出したくてもできない状況に陥った時。

  更には地震、水害等の天災の時。

このような状況になればなるほど、お客様は生きるために食材を我々業界から購入する頻度が高まる。
それは、有事が深刻になればなるほどその頻度は異常なほどに高まっていくのである。

  平時には考えられないような異常な買い周り。

それは人間の本能である「生きる」ための行為でもある。

  有事になればなるほどお客様は本能に基づいて行動する。

それが食材の購入である。
それも安価かどうかは問題ではない。

  問題なのはあるかないか。

確実に品揃えしているお店ほど期待値が高まりお客様集中する。

  逆に平時の平和な時ほどこの業界は競争の世界に巻き込まれる。

平時においては、人々も安心して食材の購入が出来る環境になり、食材の買いだめ心理のない時代になると、豊富に存在する我々食品小売業は一気に競争の時代に変貌し、お客様の獲得競争が競合店との間で急速に発展していくことになる。

  更にお客様もその豊富な食品小売業を冷静に選択できる環境になる。

とにかく近くで食料品があるという店舗の選択基準から、より自分の生活スタイルにあった商品や価格面でも日々のチラシからどのお店を選択しようか、更には清潔感のあるお店、接客面の良いお店から自分のお気に入りのお店が近隣の豊富にある店舗から選択できるのである。

更に内食だけでなく、外食や外出により家で食事を作るという選択肢以外にもより自分のその日のスタイルにあった食事の摂り方も選択できるのである。

  そんな環境においては我々の業界は熾烈な競争に晒されるのである。

経営的には上記の有事に方が安定し、利益も高まるであろう。

  しかし私は安定した競争の下で仕事をしたいものだ。

それはそういった環境下の方が今までの経験を生かせるからであろうか、なぜかそちらの環境の方が安心して仕事に取り組めるのであある。

  有事と安定。

現在は有事。

  しかしいずれまた安定期が訪れ、競争が激化していってほしいものである。






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2020年3月20日 (金)

3連休

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


さて、今日から3連休。

  春彼岸と週末の土日の3連休がスタート。

そして今年は温暖な冬の影響により桜の開花も昨年よりも一週間程度昨年よりも早めで推移している。

  外出してお花見等の行楽を楽しみたいところであろう。

しかしこの騒動である。

  さて何割の方が花見に出るのだろうか。

ちょっとしたお花見には出掛けるだろう。
しかし、そこでの宴会や食事はほとんど無いであろうか。

  まだそこまでの安心感は湧いてこないであろう。

そしてこの3連休の動向が、4月後半のゴールデンウィークを予測させる上で大いに参考になるお客様の動向となろう。
ここ数週間で、週末から日曜日のお客様の買い物行動は見えてきた。

  しかし好天の3連休はどうだろうか。

従来であれば3連休の日曜日は普段の日曜日よりも落ちる傾向がある。
特に食品スーパーのような単独店舗となればその傾向は強まる。

  しかし今年は真逆の結果になるのではないだろうか。

それが今日からの金土日で見えてくることになる。

  まして彼岸という絶好の行楽期。

これが通年であれば、本日の春彼岸にお墓参りをし、そのまま行楽に出掛ける行動となろう。

  今年はその行動がどのように変化するのか。

そしてその暮らし方が4月後半のゴールデンウィークへの布石となることは間違い無いだろう。

外出や外泊、そして外食といった行動から、そのコスト分を内食へ向ける傾向となってくるだろうから、家族揃っての御馳走が各家庭の食卓に並ぶことは大いに予測される。

  家族揃ってのご馳走のある食卓。

子供たちも揃うとなれば当然に牛肉がメインとなろうか。
また、大人達が家庭内で揃ってとなれば、刺身類、それも脂の乗ったマグロやブリ、タコ類等も動きを示すであろう。

連日ワイドショーで展開されているコロナショック。

  そして全国民の方は「今が耐えどき」との意識が強い。

その耐えどきでの家庭の食卓。

  そこを支えるのが我々業界の使命。

よってその使命に応えられる店舗として事前にお客様に認知されている必要はあろう。

  小さくても週末にはしっかりとご馳走の並ぶお店。

そんな期待値を如何にこの3連休で確立しておくか。

  そこにこの3連休の意味があるのではないだろうか。







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2020年3月 9日 (月)

雛祭りからの今後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


3月3日の雛祭り商戦。

  1週間遅れで取り上げるこの話題。

それだけ、雛祭り商戦自体もこの騒動であまり話題に上らなくなっているのが今年の今を物語っているのであろう。

  全ての自粛がここに集中しているというこの2週間。

よって、全ての学校もイベントもコンサートもスポーツやその他の観戦も含めて、日本国中が巣篭もり生活を余儀なくされているのがこの数日の現実。

  そこでの雛祭りはどうだったのか?。

私もこのブログで書いたが、刺身類は好調に推移するも外国産はまぐりは厳しく、その反動で動く国産はまぐりも価格面でどうなのかという前提で記事を書いた。

  そして結果は?。

日本国中が巣篭もりなのであるから、外食からの内食化による集客力は相当に高まった。
そして内食化によるちらし寿司材料もそれなりに予定通りの動きを示した。

  問題のはまぐりは?。

これも国内産も外国産も同様に予定通りであった。

  特に国内産はほぼ完売。

やはり国内産にシフトはしたものの、外国産が不振かと言えばそうでもない。

  予定数量はほぼ完売と言って良い動きであった。

そしてそれ相応にお客様の数も多かったが、特に夕方以降のお客様が多く来店されたことだ。

  しかし休みのはずの子供たちは極端に少なかった。

やはりそこに休みを主旨の理解と感染リスクからの親たちが連れてこないという行動の現れであろうか。
そして、比較的強い火曜日という曜日の為か、お買い得品を買いだめする買われ方には比重が置かれていたようにも思える。

  強い曜日と雛祭りの一致が好調要因?。

それだけ弱い曜日とのギャップが激しくなっているように思える。

  強い曜日は更に強く弱い曜日は通常通りの安定。

そんな買い物行動が明確になってきたように思える。
そして日本はこの後、いよいよ春本番ともなり、彼岸、花見、そして新入学シーズンへと突入していくのである。

  当然3月月間も巣篭もりは続くであろう。

そして花見も外出も全く見込めない今年の春。

  行楽というキーワードは死語になるのではないか。

そんな中で我々は何をすべきか。

  徹底した旬の提案が必須であろう。

外の景色を食卓に。

  そのようなイメージであろうか。

外出は出来ないが、今の春や食材をせめて家庭内で美味しく味わってください。

  そんな提案で「食」で外出気分を味わっていただく。

それが今年の春の提案であろうか。

  ピンチはチャンス。

普段提案の無い春をどんどんアピールしていくべきであろう。








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2020年3月 3日 (火)

新たな52週MD

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一年52週。

  いわゆる52種のMD。

2月後半で52週目を終えた。

  52週目のテーマは「52週最終週と新型コロナの影響」。

こんなテーマが今年度最終の52週MDの反省書のテーマとなった。

  そしてその新型コロナウィルスの影響のまま52週の第1週へと繋がった。

新型コロナウィルスで終わり、新型コロナウィルスで始まるという今年の52週MDである。
思えば、昨年のこの時期もこのテーマのブログがあった。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/52-e123.html

一年間継続してきた52週をやり終えてホット一息のブログであった。

  そしてまた新たな一年のスタート。

しかし従来は一年間店長として従事できるというある程度の安心感があった為に、今後一年間また継続していこうという強い意志が働いたのだが、今年は任期途中で定年を迎えることになる。

  “いつまで52週を維持できるだろか”

そんな不安もあったり、52週を継続していこうとするモチベーションの問題もあったりするのが本音である。
そんなこともあって、今年の52週の取り組みは少し取り組み形態を変えていこうと思っている。

  思えば本格的に52週MDに取り組んで10年。

2010年から本格的に52週全ての週で販売テーマと写真、そしてそのまとめとしての編集を繰り返し、歯を食いしばって継続してきた。

  その結果としての自信とよく年からの継続。

2年目以降からは、その継続と自信が後押しされて効果的な継続方法を生み出し、それがルーティン化されて精度が高まっていった。

  更には52週MDの継続がもたらす効果も検証できた。

それは、写真をとることによって、妥協しない売場が実現できたことである。

  妥協しないとは縦割り、品揃え、手直し、鮮度、そして撮影意識。

そのことで、逆に部下達も写真に撮られるという意識が働き、私の写真撮影を止めてまでもいい売り場を撮ってもらおうとする意識がついてきたことである。

全員が全員ということではないが、やはり意識のある担当者となると、どうせならもっといい売り場を、という意識が働くものである。

  その継続が売場作りのレベルと徐々に上げていくのであろう。

結果的に、店舗を変えるごとにその意識が部下たちに備わっていくのがわかった。

  私も、妥協のある売場は撮影しないことにしている。

だから、その週に一枚も撮影されていない部門もあったりする(笑)。

  よってその週はその部門は一枚も写真が無い。

しかしそれはそれでいいと思っている。

  妥協の売場など何の反省にもならないからである。

毎週毎週の売場を後々まで残す、という貪欲さが、消えて無くなる売場へのこだわりとなって、その瞬間瞬間にパワーが漲るのである。

  そう、今の売場は消えて無くなる運命にある。

それは、いい売場ほど瞬間的にお客様が商品購入され、品薄になり、いずれボロボロになっていくもの。

  その瞬間の最高の状態を作る。

このことはある意味「刹那」の状態となる。
その刹那の瞬間、今がこの売場の最高の瞬間。

  その瞬間に命をかける(大袈裟だが)。

そんな担当者たちの気持ちが伝わる売場を従来は撮り続けてきた。

  そして今年はそこから脱却しようと思っている。

それは、現在検討中であるが、今年はもっと部下育成に立脚した52週への取り組みを実現しようと思うのである。







  

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2020年2月28日 (金)

進む内食化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新型コロナウィルスの影響。

  その影響度が深刻化しつつある。

その影響からの主たるインバウンドであった中国からの旅行者の激減。
それに伴う外食産業、宿泊業、旅行業、小売業等の売上激減。

  今までは感染者の数や客船の話題で見えてこなかった数値。

この数値が今後顕在化してくるであろう。

  そして我々小売業の動向。

ひとひと感染、そして飛沫感染、濃厚接触等々と、その実態が少しずつ明らかになってきているとは言え、まだその実態は不明である。

  先日は政府からの指針も発表された。

ここ一週間が勝負とのこと。
そして、大きなイベントやコンサート等も軒並み中止の方向で動いている。

  不要不急の外出を控えるという心理。

よって、外食しない、外出しない、外泊しない、等々の行動がエスカレートしていくであろう。

  逆に言うと、内食化が更に進んでいくことになる。

先週の3連休。

  絶好に行楽日和。

通常であれば、あのような好天に恵まれた3連級であれば、中日の日曜日の売上は激減するはずであるが、今回は通常の日曜日以上に来店客数が増加し、更に客単価は更に上がった。

  要は、買い溜めである。

それだけ、できるだけ買い物回数も減らし、外出しない為に一度の買い物で買い溜めする、と言う行動。

  この状況と情報では当然の行動か。

とは言っても、大型ショッピングセンターへの買い物は慎む傾向にあろうか。

  あまり賑わいの少ない、そして清潔で鮮度の良い中小スーパー。

要は、基本がしっかり出来ていて安心して買い物ができる単独の食品スーパーへの買い出しという選択肢なのであろう。

  そしてその傾向は当面続くであろう。

しかし社会的に見たそれらの行動が継続され続ければ、我々業界だけの問題では済まされないであろう。

  経済は回っているのである。

巡り巡って自分のところに戻ってくるもの。

  特にご馳走という視点は相当薄れていくであろうか。

3月3日の雛祭り。

  さてどうなるのであろうか。

中国産のハマグリ。

  想像を絶する事態に陥るような気がするのである。

その販売自体にクレームを頂くことを想像しなければならないかもしれない。

  “てっちゃん、それは考え過ぎだし言い過ぎだよ”

そうかもしれない。
しかし、予想しておくに越した事はない。

  逆に国産にシフトするかハマグリ自体食卓にのぼらないか。

内食化という傾向と、お祝いというムード。

  いずれにしても普段の信頼が雛祭りを左右するであろう。






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2020年2月25日 (火)

見えない恐怖

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新型コロナウィルス。

  連日ワイドショーを賑わせている。

そして社会的な支障も出始めていると言っていいだろう。
以前は武漢というキーワードに集約されていたが、2月に入るとその範囲を徐々に広げ、この2週間では市中感染というキーワードに移ってきた。

  ウィイルスという目に見えない恐怖。

その恐怖が今日本を襲っている。

  誰がキャリアか分からないという恐怖。
  何が原因で移るのかが分からない恐怖。

そのウィルスがはっきりと見える化されているのであれば防ぎようもあろう。
しかし、目に見えない、要因も分からない、そしてその症状や病状もよく理解されておらず、更には自分にその自覚症状が出たときにどう行動していいのかすら良く分からないのが、最大の恐怖であろうか。

  そのよく分からない部分に左右されて商売も縮小均衡に陥り始めている。

まずは客数のダウンだろうか。
特に大型ショッピングセンター等の人混みは避ける傾向にあろうか。

  更には惣菜やベーカリーのバラ販売の自粛。

本当にそれが妥当な選択なのかどうかも理解されないまま、見えない恐怖と戦いながらのバラ販売の自粛という選択であろうか。
しかし、我々の業界は食材の提供という使命を持つ。

  よってライフラインでもある為その影響はまだ少ない。

しかしこれが旅行やレクリエーション等の産業界では甚大は影響を受けていると思われる。

  先日の天皇誕生日を含めた3連休。

絶好の好天に恵まれた日月の後半の連休。

  都内の集客スポットは閑散としていたという。

逆に郊外の山間部は意外に行楽客が多かった。
そして我々の食品小売業界の動向は?。

  内食化が益々進んでいるのであろうか。

昨年10月からの消費増税と同時に施行された軽減税率の導入。
この導入によって、外食から内食へと移行してきているという実感があったが、この傾向が今回の新型コロナウィルスの発生に伴い、更に加速してきているように思える。

  それが今回の3連休に現れた。

通常であれば、好天に恵まれた3連休ともなれば、外食や大型ショッピングセンターの賑わいとは裏腹に我々食品スーパーの来店客は減少し、逆に3連休明けの火曜日以降からの買い出しに集中するのであるが、今回は天皇誕生日とも重なった日曜日は開店から来店するお客様が多かった。

  そしてそれは一日を通して客数の減少が無かったという現実。

人混みを避け、外食を避け、家中で食事を楽しむ?3連休となったのではないだろうか。
そしてその傾向は今後益々顕著になっていくのだろうと思われる。

  この混乱と陽性反応者は確実の増加していくであろうから。

極端な話、キャリアとなっている方々がもしかすると多くの客数の中に紛れ込んで店内買い物をされているかもしれない、という恐怖。

  それだけのことが実際は起こっているのかもしれない。

しかし、それは単に見えていないだけのことかもしれない。
そして、それでもそこからコロナウィルスから肺炎を発症する人もほとんどいないということかもしれない。

  全く、ことの真相が見えないのである。

しかし逆に、見えないことが安心につながることもある。
世の中は、見えないからこそ安心して行動できるという側面もある。

  そしてその先の恐怖もある。

自店の従業員が感染したら、もしかして自分が感染したら、そして感染したお客様が自店を利用されたという事実が明らかになったら。

  そう考えると、恐怖は更に広がっていく。

この業界、そして店舗で働く全従業員は、不特定多数のお客様と接する業界。
そしてお客様の心理としても、清潔で綺麗な店舗や施設、そして前出しされ整理された売場で安心して買い物がしたいというこのタイミングでの欲求を満たしてくれる店舗に足を向けられるであろう。

  よって何よりも基本がこのタイミングでは絶対なのだろうと思われる。

そして常に鮮度の良いお店という期待値がこのタイミングでは絶対的なものとなる。
今までその部分に力を入れてきた企業であり店舗が、このタイミングでは絶対的な支持を得ることであろう。

  そして何れにしても「手洗い」だけは徹底していきたいものである。







  

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2020年2月19日 (水)

売場の役割

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、店舗入口の活用に関しての記事。

  店舗入口という場所。

そして店舗とは入口だけのものではない(笑)。

  入口とは店舗のほんの一端。

入口から入店すると、青果の果実があり野菜があり、そしてデイリー食品の平台があり、鮮魚や精肉の平台や企画コーナー、そして外側には冷蔵ケース内に定番商品が並ぶ。

一歩中に入ると、食品や菓子、冷食やアイス、そして雑貨屋お酒コーナーが次から次へと展開される。

  店舗や企業によっての違いが多少あるだけ。

概ねは上記のようなレイアウトによって構成されていると思われる。

  そのレイアウト毎に役割を与えているだろうか。

売場のレイアウトに役割を与える?。

  それはどういうことだろうか。

売場のレイアウトに役割を与えるとは、

  「集客目的の売場」
  「利益確保の売場」
  「鮮度を売る売場」
  「季節提案の売場」
  「味の提案の売場」
  「単品量販の売場」
  「メニューの売場」

等々である。

  そしてそのバランスが店舗の業績を決めるのである。

上記のバランスが崩れていくと、ディスカウンたーのような低荒利に終始するだろうし、安物買いのお客様のみになってしまうだろうし、逆に価格的に魅力の無い集客力の無いお店になっていくだろうし、季節感や鮮度感を感じない売場になっていくだろうし、単に素材だけを並べている売場になって行ったりもする。

  そこにもお客様の期待値が影響していくのである。

お客様の期待値は何も入口のお店の顔だけの問題ではない。

  そこはウェイトは高いが店舗全体のレイアウトが影響を与えてもいるのである。

お店は一個の商品である。

  このことを実現する上で非常に重要な部分である。

店舗を如何にコンパクトに捉えて、お客様の客動線を考慮した上で、上記のような役割を試行錯誤の上に確立し、その役割に沿って商品展開をすることである一定の業績が安定的に残せるようになっていくのである。

  このことを把握するのが店舗リーダーの仕事であろうか。

店舗は一個の商品であろうとすると、どうしても各部門の責任者が自分の売場で役割を与えて、売りを作る場、鮮度を見せる場、旬や季節感を見せる場、利益を作る場であり商品でありを販売計画に配置して売上と荒利をバランスよく残すのと同様に、上記の考え方を店舗レイアウト上で配置できることが重要となる。

  この売場は店舗として集客を図る場。
  この売場は店舗として利益を生む場。
  この売場は店舗としてもう一品の場。
  この売場は店舗として話題を売る場。
  この売場は店舗として新商品展開場。

等々、売場の役割を明確にし、理想としてはある程度固定化して仕組みとしてその売場を役割に沿った商品特性で展開することが継続していく鍵となろうか。

  そうなると、お客様の客動線も複雑化していくことであろう。





  

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2020年2月15日 (土)

暖冬から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


なんだかんだと言っても今年は暖冬。

  この時期の北関東は日本一の晴天率。

2月に入り、透き通るような青空が続く。
そして比較的気温も高めであろうか。

  よって商品動向にも少なからずの影響がある。

更に、野菜の相場も安定しており相場安の様相を呈している。

  生食、果実、サラダ系の伸びが顕著な2月の途中経過。

野菜の相場が安定しているということは、野菜の売上は厳しい状況が続く。

  こんな時ほど果実を如何に売り込むか。

そして今年は国内柑橘は順調に入荷していると思われる。

  デコポン、せとか、きんかん等々。

そして今年は「はるみ」の生育が順調であり、味も良い。
また、インフルが猛威をふるう季節でもあり、新型コロナウィルスも脅威であろう。

  この時期は国内柑橘を徹底量販すべき時か。

ということで入口の特設で国内柑橘のコーナー化が好評である。

  また鮮魚部門では刺身類が数値を押し上げている。

まぐろ類、冷凍カツオ類、養殖ぶり、お造り類が暖冬の影響もあろうか、順調に伸びている。

  逆に厳しいのは野菜類。

ホットメニューがそれほどの需要増とならずに相場だけが安く推移しているため、野菜類の点数がなかなか伸びてこない。

  野菜の相場安の時ほど果実を売り込むべし。

そして今年の「はるみ」は温暖が気候もあってか「味」もそこそこに良い。

  要は食べやすい甘さ。

よって、それなりの大玉が2個で300円程度で購入できるから、食べ応えのある「はるみ」が食べられるのである。
よって、きんかんやデコポンに混じって、はるみの売上も乗っかってきているのだ。

  そして意外に他企業では「はるみ」を仕掛けてこない。

こんな時ほど、先に徹底して仕掛けて「はるみ」なら当社というイメージ作りをするタイミングであろうか。
それも、野菜の相場、温暖な気候が国内柑橘を売り込むタイミングとして用意されたということだろうか。

  そんなタイミングに如何に乗るか。

それはどの部門にも言えることではないだろか。

  今このタイミングで売るべき単品やカテゴリーが必ずある。

そう信じて如何にその単品を見出すか。

  そこに商売の本質があり醍醐味があるのであろう。






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