商売

2017年9月19日 (火)

そこでしか体験できないもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  旅館や宿泊施設のリニューアル業界が話題。

そこで主として取り上げていたのが、天城荘。

  バブル期には10億の売り上げを誇った老舗旅館。

しかし、ネット上での情報発信の遅れなどが響き低迷。ここ最近は3期連続で最終赤字を計上、約3億2000万円の負債を抱え倒産した。

  そこを買収して経営再建を担う「リバティ」。

今回はそのリバティの経営再建をメインに放映されていた。
リバティは、地方の個人経営の老舗旅館をメインに経営再建を行なってきたという。

  主にネットを通じた誘客のテコ入れに力を発揮する。

ここの社長は全国各地を飛び回り、老舗の個人経営の旅館や宿泊所をネットからの集客を切り札に経営の立て直しを行なっている手法である。

  よって、全国の老舗の強みを把握しているのであろう。

この番組の終盤にこんなことを言っていた。

「小規模旅館は一軒一軒全部違う。漁師のお父っちゃんもいれば海女さんのお母さんもいる。そこでしか味わえないものがあったり、そこでしか聞けない話があったり。だから日本の伝統文化を守るのに小規模旅館は絶対に継続していかないといけない。」

  そこでしか聞けない話。

この言葉になぜか綾(アヤ)を感じたのである。

  あのお店でしか聞けない話。
  あの人間でしか聞けない話。
  あの男からでしか聴けない話。

そんなものを語れる人間になりたいものである。

  自分でしか話せない話を聞きたいと思ってくれる人たち。

そんな存在になりたいものである。

  その為には何が必要か?

人一倍の好奇心と人一倍の行動と経験であろう。
そして、自らの手で得た成功体験を発信する能力。

  説得力のある発信能力。

この人の言うことだから信頼できるだろう。
そう言わせる人間的な信頼感が備わっていることが前提である。

  そのような前提があっての発信能力。

そして、我々のような中小のスーパーや店舗での強みは、まさにこの部分ではないだろうか。

  あのお店、あの店長、あの従業員からしか聴けない話。

そんな存在になれれば、固定客というリピーターがついてくれるのであろう。






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2017年9月13日 (水)

キリンvsアサヒ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のガイアの夜明け。

  「キリンVSアサヒ」。

この夏のビール戦争を報道していた。

  キリンVSアサヒ。

この報道体と、1987年にスーパードライが発売されて以来、ビール業界では圧倒的王者だったキリンビールが、アサヒビールと拮抗する関係になっていったようだ。

  1987年といえば私が業界に入社した数年後。

私の記憶では、入社当時からスーパードライを飲んでいたような記憶であるが、厳密には、学生時代から入社当初は飲み屋ではキリン、自宅や寮ではサッポロを主として飲んでいたのだろう。

  自宅飲みはサッポロのダッチョ瓶。

スーパードライが発売される以前は自宅で飲むビールはコストパフォーマンスの高いサッポロの2リッター。

  当時は皆んな「ダッチョ瓶」と呼んでいた。

そして企業に入社して直ぐに、アサヒのスーパードライが発売された。

  “なんて飲みやすいビールなんだ!”

辛口とは言え、私からすればダッチョ瓶のような苦味が少なく非常に飲みやすいビールに感じた。

  それが人気の根源であったような気がする。

それ以来のキリンVSアサヒの戦い。

  2001年からはアサヒが王者に君臨し続けることになる。

ガイアの夜明けでは、このキリンVSアサヒの今年のビール戦争の模様を伝えていた。

  主役はキリンの営業マン。

今年の夏はキリンの主砲である「一番搾り」がリニューアルされた。

  主砲を変えるという冒険。

しかし、最大の主力品に手を付けることによって、失敗のリスクもあるが支持を得れば再び主役に躍り出ることも可能であろう。

  キリンの挑戦。

それがこの夏のキーワードだったようだ。
この映像の中で放映されていたのが、キリンの営業マン達の懐かしい飲み会での映像だった。

  会議終了後に本当の会議が始まる。

先ほどの会議の延長線としてのアルコールを交えての飲み会。

  そこで先輩社員から叱咤激励される中堅社員。

20年以前はごくありふれた光景。
先日も記したが、モーレツ社員がゴロゴロいた時代でもあろう。

  そこで感情をぶつけながらストレスを発散できた。

このような環境が今も続いているのが逆に羨ましくも思えた。
そんな時代を振り返りながら、今年のキリンの挑戦とスーパーを相手に奮闘するビール業界の営業マンの姿を見た。

  スーパー側から見たメーカー業界。

それが、このブログの視点である。

  メーカー側から見たスーパー業界。

今回はこの視点でメーカー側から見たときの我々の業界はどのように写っているのかが垣間見れた。

  “こんな緊張感を持ってバイヤーと交渉するんだ”

彼らからすると、我々スーパーの売場の状態を見て一喜一憂しているのがわかった。
大阪のスーパーではアサヒスーパードライが圧倒的なナンバーワン。

  おそらく単品で言えばどこも同じ状況であろう。

特に大阪では特設コーナーでのスペース割りはスーパードライが6フェイスに対して一番搾りはなんと1フェイス。

  その姿に唖然とするキリンの営業マン。

この劣勢を如何に挽回するか。

  販売数量の奪還はスーパーのスペース割りから。

まずはそこがメーカーサイドの取り組みなのだろう。
本部バイヤーの経験はないが、この一気一憂を考慮して、メーカーの方々と関わっていきたいと思ってしまう内容だった。








  

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2017年9月11日 (月)

備品を活かす

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


備品・什器。

  商品を陳列する台や器具。

第三者への説明としてはこのような表現となろうか。
しかし、この購入にあたっては本部開発のメンバーは相当いろいろなメーカーの備品を見て検討し、この備品の導入によって売り上げを拡大させたいとの想いで購入を決定しているのである。

  この想いが伝わっているのだろうか。

そう思ってしまうような店舗側の備品の扱い。

  本部から見たときの店舗側の備品の扱い。

上記の流れを経て備品購入を決定した側から見たときの我々店舗側はどう写っているのだろうか(笑)。

  “なんで効果的に活用しないんだ!”
  “なんで備品庫に眠っているんだ!”
  “なんでこの場所で使用するんだ!”

多分、そう思っている備品購入担当者は多いのではないだろうか。

  備品を効果的に活用してくれない現場。

しかし、逆に言えば、

  備品の効果的使用法を伝えていない本部。

そう言えるかもしれない。

  どっちがどっちの問題ではない。

しかし、原則的には使用する現場が、販売する場面やレイアウト、そして商品を含めてトータルで想定したときの備品の効果的な使用法を追求していくことが大切だと思う。

  決して本部のいう通りの使用法だけではない。

販売とは、最終的には商品の販売数量が売上金額に直結するから、商品だけをボリュームたっぷりに陳列することを念頭に置く担当者が多いが、これは時代錯誤もいいところだろう。

  モノ不足の時代ならモノを出すことが優先。

しかし豊かな暮らしを享受したいと思うお客様にとっては、より自分のライフスタイルをいう観点から自分の暮らしを豊かにしてくれるであろう商品をイメージして購入する時代である。

  そのイメージを掻き立てる備品什器と陳列。

更に、そこに説明POPがついて初めて購入気運を高めてくれるというものだ。

  その一環としての陳列什器の活かし方。

その活かし方は販売する側の責務であろう。

  更に什器・備品は資産である。

資産を有効に活かせないのであれば、今後はその資産を店舗に与えないという発想になっていくだろう。

  売場から什器備品が無くなっていく。

これでは、商品を絞り込んで迷路にハマっていく削り込みと同じ。

  什器備品に対しての豊かな発想。

これも店舗側の販売技術であり、従業員の教育の一環である。

  そしてそれを管理するのも店長の仕事だろうか。

什器・備品が有効に効率よく無駄なく活かされているか。

  もう一度、備品庫をチェックしたいものである。






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2017年9月 8日 (金)

秋深し

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


早いもので9月も一週間が過ぎた。

  秋の深まりを感じるこの頃。

今年は、7月下旬から8月いっぱい、とても夏とは思えないほどの冷夏であった。

よって、今年の夏は夜の寝苦しさは皆無であり、本当に過ごしやすい盛夏を過ごすことができたのである。

  そして、9月。

当初予測していた9月の天候は、盛夏の復活であったが、やはり過ごしやすい日々が続く。

  逆に「秋深し」の様相を呈してきた。

このまま秋が深まっていくのだろうか。
しかし、これからまた厳しい残暑がぶり返すとは思えない。

  午後6時過ぎはまさに「秋の夜長」である。

今年は、本当に夏の寝苦しさを経験せずに済むことができた珍しい夏である。

  夏の寝苦しさ。

私が生まれ育った地は、盆地である。

  特に、梅雨時期からお盆までの寝苦しさは半端無い。

更に、梅雨明けからは決まって午後からの雷雨である。

  如何に湿気の多い盆地特有の気候だったか。

だから、夜の寝苦しさも半端なかった。
夜に二階の窓を全開にしても風の動きを感じることは無かった。

人事異動によって、地域を転々とした社会人になってから初めて、同じ日本でも気候の違いでこれだけ生活条件が変わるのだと知ったのである。

  それでも最近は夏の寝苦しさが増してきたように思っていた。

現在の地に住み始めてからも、ずっとそう思っていた。

  かっては夏の寝苦しさといってもせいぜい一週間程度。

しかし、今はその地獄の夜が何週間も続く。

気温だって、30度を超える真夏日など年に何度もなかったような記憶であるが、最近では35度と聞いても何ら感動を覚えないほどだ。

  逆に、積雪も大幅に減ってきたように感じる。

全般に温暖化が進んでいるのは間違い無いと肌で感じることができるのである。

  しかし、今年の冷夏。

この冷夏は、9月とい季節では、昔はごく当たり前の9月の気候であったような気がするが、最近の流れからいえば今年は異常気象なのだろうか(笑)。

  それほど今年の夏はいつもの夏とはえらい違いである。

ということは、必ずこのしっぺ返しはやってくる。

  どのようなしっぺ返しであろうか。

果実、新米、野菜、食生活その他諸々であろう。

  特に、新米に関しては報道その他で伝わっている。

1993年の米不足からくる輸入米の販売は、我々世代には記憶に新しい。

  24年前も昔のことであるが(笑)。

あの時に食べたタイ産の米の味は一生忘れないだろう。
当然、当時とは比較できないほどに、我々日本人の食生活は変化している。

  米が無くても困らない日本人の生活習慣。

おそらく今回の米不足では、輸入米に頼らずとも甚大な米不足には陥らないだろう
逆に、果実の味の落ち込みや野菜類の高値安定が続くのでは無いだろうか。

  こちらの方が食生活には甚大か。

そいえば、今年は梨のクレームがやたら多い。

  中身の痛み。

それも日照不足が要因であろうか。

  冷夏によるしっぺ返し。

逆に過ごしやすさが不安を煽るのである。




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2017年8月25日 (金)

バイヤー送り込みの後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


バイヤーからの送り込み。

  日常茶飯事。

自分の意思で仕入れた商品ではないため、どうしてもバイヤー送り込みの商品は品出しも後回しになったり、メンテナンスも放置されたり、はたまた売り切れてもそのまま。

  これが現状ではないだろうか(笑)。

しかし、バイヤー送り込みの商品の7割はお客様から見れば価値ある商品が多い。

  よって、放置しておいただけでも他の商品より売れるもの。

まして、定番以外の場所に置くから、結果的にもお客様の目に止まる確率が高い。

  ますます商品回転が早まる。

問題はその後だ。

  邪魔な在庫が売り切れてやれやれ。

リピート買いのお客様が二度と買えない状況になっていないだろうか。

  誰の仕入れだろうが、売れたら更に突っ込む。

これが我々商売の原理原則である。
これが、自ら仕入れた商品であれば、絶対に意思を入れて追加発注をかけるだろう。

  同様のことが、なぜバイヤー送り込み商品では出来ないのか。

バイヤーにしてみても、自分が送り込んだ商品の動向は大いに気になるもの。
本部のデスク上でデータをチェックすれば簡単に把握はできるが、現場の生の声は嬉しいものだ。

  特に、追加発注の電話を受けた時は飛び上がりたいほど(笑)。

しかし、そんな電話は一回の送り込みで一回あるかどうか。

  実は、意外に売れているのに。

一括購入しているわけであるから、原価も抑えられており、店舗としても売上と荒利の両面で美味しい商品にも関わらず、無関心なのである。

  これを企業ロスと言うのであろう。

しかし、どうしても現場のチーフの目には、バイヤー送り込みはゴミにしか見えないのも事実。

  こんな時ほど、店長目線で関わることが大切なのだろうと思う。

もっとも、商品に無関心な方もいるかもしれない。

  “店長はマネージャー”

だから、商品面はバイヤーと部門チーフの領域であり、店長は人と設備の管理者、と認識している店長もいるかもしれない。

  店長はお店の商品の最高責任者。

私はそう思っている。

それ以外にも色々と責任を負わされて守備範囲は広大なのだが、店舗を部門の縦割りではなく、店舗としての横割りで見ることのできる店舗での唯一の存在が店長である。

  この唯一無二の自分の役割をどう認識するか。

私は、店長の唯一無二の役割が3つあると思っている。

  一つは店舗を横割りで見れる商品の最高責任者。
  二つは店舗パートの採用教育面での最高責任者。
  三つは地域を取り巻く環境への対応最高責任者。

この三つはその店舗の店長でしか対応出来ない存在なのである。

  極端な話、普段は居ても居なくても不憫は無い。

しかし、上記三つの場面で店舗がまとまる時には絶対に必要な存在である。

  是非ともそんな目線で商品も見ていきたいものである。




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2017年8月24日 (木)

商業集積の強み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


単独で出店するか、ショッピングセンターに出店するか。

  今後の事を考えると単独店舗では展開力は弱まる。

単独でスーパーマーケットを出店するのが従来のSMの出店パターンであったが、リージョナルチェーンになってくると、大型ショッピングセンター内の一角に食品スーパーを出店するパターンの方が圧倒的に集客力に恵まれる。

ただし、同時にテナント同志がオープンできる場合も少ないだろうから、どこかがまず出店する。

その後グランドオープンと称して続々オープニングしていくことになる。

最終的に全てのテナントがオープンするのだが、そうなった段階でのスーパーへの集客力は今までの単独店舗での集客力とは比べ物にならないほどの強烈なパワーを持って強みとなっていくことが多い。

逆に単独店舗はどんどんショッピングセンターに吸引されていくことになる。
当然、食品スーパーに力がなければならないが、ショッピングセンターの魅力が高ければ高いほど、その中のテナントへの集客力は相乗効果が働いて高まることになる。

そう考えるとどうしてもショッピングセンターへの出店を目指すべきであろう。
しかし、そのテナント同志の相乗効果もしっかり把握しておかねばならない。

  本当に相乗効果が生まれるテナント同志なのか?。

むしろ、お互いに食い合いになりかねない、そんなテナント同志が同居するショッピングセンターでは意味が無い。

  先日、あるテナントが挨拶に来た。

当店の敷地内にあるテナントに出店すると言う。

  「テナントでパン屋さんをやらせていただきます(笑)」

そう言って、挨拶に来た。

  “えっ!、パン屋が出店するの?”

私は、開いた口が塞がらなかった。
それは、出店するその方にではなく、この地を取り仕切るオーナーにである。

  競合するテナントを入れてどうするのか。

お互いに競合し合って、食い合いになるだけではないか。

  お互いの相乗効果など全く発揮されない。

食品スーパーとドラッグストアやDIY、100均、本屋ならわかる。

  しかし、食品スーパーの隣にインストアベーカリー。

我がスーパーにもインストアベーカリーは存在するのだ。

  お客様にとっても、あまり嬉しい出店ではないだろう。

自社物件なら、絶対に有り得ないテナントの導入。
しかし、自社物件ではないのが悲しいところである。

  競合しない品揃え。

相手はそう言うが、品揃えの少ないベーカリーで競合しない品揃えなど有り得ないだろう。

  更に、お互いに切磋琢磨しても限界は近い。

全く、意味の無いテナント導入。
そう思わざるを得ない、今回のテナント入居となるであろう。

それより以前に、毛染めのテナントが入居したが、意外にそのテナントとの相乗効果は多少なりとも認められるレベルの効果があった。

  しかし今回は無理だろうなぁ〜(笑)。

インストアベーカリーを持つ食品スーパーともろインストアベーカリーのテナントの同居。

  さて、どのような結末になるのだろうか。






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2017年8月19日 (土)

サクマの線香

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、自宅の仏壇に手を合わせようとした。

  目の前に「サクマのドロップス」が置かれていた。

何だろうと、中を開けてみた。

  何と中には4色の線香。

Photo

「いちご」、「りんご」、「オレンジ」、「メロン」の各味。

外見はサクマのドロップス缶と全く同じデザインである。

  しかし、中身は線香。

こんな線香、当社では販売していない。
思わず、各種取り混ぜて、4本まとめて火をつけてあげてみた。

  まさにサクマドロップスの匂いがした(笑)。

こんなのが、なぜここに?。

  女房と娘がウケ狙いで購入したらしい。

当地ではどこも販売しておらず、敢え無くネットで購入したという。
生産メーカーの言では、これが8作目だという。

  以前には「いちごみるく」「ミルキー」もあるという。

しかし、このサクマドロップスは出足好調で、このシリーズ最短で1万個を販売したという。

  なぜか?。

故人が「サクマソロップス」を愛用していた方の年代層だからということも大きな要因らしい。

  完全なるウケ狙い。

そればかりではなく、「あなたの好きなサクマドロップスよ」と今はなき故人に話しかける機会が増えたということらしい。

  なるほど。

サクマドロップスは発売以来100年以上を経過するという。

  超長寿商品なのである。

その愛用した飴の味を故人に贈りたい。

  そこから生まれる会話。

これはまさに「コト商品」であると言えるだろう。
また、ミルキー味なども、もう少し若い世代の個人に贈りたい線香の味なのかもしれない。

  “これは通年を通して売れる商品ではないのか”

早速バイヤーの提案してみた(笑)。




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2017年8月18日 (金)

変化するお盆商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


皆さま、お盆商戦ご苦労様でした。

  今年はどんな商戦でしたでしょうか?。

昨年から導入された「山の日」。

  8月11日という日付が肯定の祝日に。

従来のお盆休みは、13日から16日。
13日がお盆の迎え火であるから、13日を中心に前後1日がお盆のピークという固定の日あわせで計画すればよかった。

  しかし8月11日の祝日でこの流れが大きく変わろうとしている。

今年は11日が金曜日。

  11日〜16日の5連休。

これが今年の一般的なお盆休み。

  そうするとどんな変化が起こるのか。

10日から11日が帰省のピークとなった。

  従来の帰省のピークはほぼ12日。

帰省が早まり、11日夜から12日をゆっくりと実家で過ごす。
そして、13日は早々にお墓参りをして、その夜にUターンして帰宅する。

  残りの休日は各家族毎にそれぞれの行動へ。

お盆準備用品は10日から動き始めた。

  11日からの本格的な売り場作りでは遅かったのだ。

それが如実に現れたのが果実のお供えセット。
そして、生花の動きも先取りで消費された。

  お墓参り関連の商材は前半戦で勝負があった感だ。

逆に、15日〜16日の送り火の需要は大幅に減少してしまった。
今年の天候も、12日〜13日が比較的雨の少ない天候だったことも、前半に集中した要因であろうか。

  お盆商戦前半の12日〜13日。

ここで好調な売上を記録できれば、お盆商戦はほぼ成功と言えたかもしれない。

  しかしそれ以降に落とし穴が。

雨という悪天候もあったろう。
しかし、11日からの帰省のラッシュという先取りの買い物行動は、14日〜15日のご馳走という刺身や寿司という消費動向の減退を生んだ。

  ここが稼ぎどころの鮮魚精肉惣菜にダメージを与えた。

お盆期間の数値評価をどこからどこで切るかで評価も違うだろうが、私は毎年11日〜15日でお盆期間の数値評価をしている。

  この期間だと微妙な数値だ。

特に都市部の店舗での後半の数値は厳しかったようだ。
それだけ、割り切りの早い今年のお盆商戦だったのであろう。

昨年の反省から、今年は青果に更に力を入れて臨んだお盆商戦。

  果実と野菜、そして生花は大いにチャンスあり。

今年の流れや昨年の反応から、今年は更に伸び率が高まるだろうと思っていた。

  生花は入口を入って正面の特設売場で展開。
  正面の果実は桃からぶどうへ変更して展開。
  野菜では地場野菜のレイアウト変更で展開。

それぞれに効果を発揮していたが、前半から好調に推移した生花はテナントさんが製造が間に合わなくなってしまうほどの需要拡大。

  12日も13日も欠品してしまうほどの好調ぶり。

いかにお墓参りが前半に集中したかがわかる。
このタイミングで品揃えし続けられたお店は、相当に花の売り上げを伸ばしただろう。

  しかし、ご馳走の刺身や寿司類はどうか。

やはりこちらも今年のトレンドなのだろうか。

  完全に牛肉に食われた格好だ。

今年は刺身の需要が極端に減退したのではないだろうか。

  その分、精肉は絶好調。

刺身や寿司中心のチラシ構成も今後見直していかなければならないと感じる、今年のお盆商戦であった。







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2017年8月17日 (木)

数値へのこだわり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日の予算は?。

  3年目研修会での一コマ。

講師である本部スタッフが3年目に従業員に聞いた。

  15人中、答えられたのは1人。

この現状をなんとかしろ、と檄が飛ぶ。

  色々な意味でこの現実は重い。

入社3年目といえば、本来であれば仕事を一番習得している時期であり、本人たちも自らの仕事への興味が湧き始めて習得スピードも高まっている時期である。

  仕事への脂が乗りかかる時期。

この時期を境に、自分の仕事への思い入れも入りこみ、更にチーフという部門責任者の背中も見え始め、迷いの無い仕事人生へ邁進する時期。

  当然、数値目標も意識しなければならない時期。

だから、今日の予算や売り上げ目標を知らないという現実を前に、企業としての教育であり店舗での教育でありという姿勢が問われるのである。

  従来はそんなことをいちいち教育などしなかった。

当然、その日の売り上げ目標をチーフから月間予算として預かり、日々の目標金額をベースに販売計画を立案して日々実践していくという仕事の流れが先輩社員から踏襲され、その歴史の繰り返しによって先輩社員の姿から若手社員が数値把握をしてこれたのだろう。

  その背中を示すチーフがいなくなってしまった。

数値をベースに、その数値から導き出された図面での販売計画や数量計画、そしてそれを製造する人時計画等をワンシートで日々計画されていき、その一部を3年目社員が担っていくという歴史の中に、3年目社員が数値目標を黙っていても把握していた従来の流れ。

  しかしいまや黙っていては踏襲されない。

かといって、店長がいきなり担当者に数値面だけ教育したって、いっときの知恵の注入でしかない。

  重要なのは日々の仕事に組み入れられているかどうか。

数値把握という業務が日々の仕事の中に組み入れられていないのだから、今更数値把握などする必要はない。というのが、現実の実態であろう。

  数値把握を日々の仕事に組み入れていく仕組み。

それを整えない限りは、いくら数値上の教育を机上で論じ教育しても、知識としての習得にはなるだろうが、本人が使いこなせるレベルのは絶対にならないだろう。

  数値管理を使いこなす。

それには、普段からそのような数値管理をしなければ業務上支障をきたすというレベルになっていなければ自分の力には成り得ないであろう。

  日々の仕事から数値管理を使いこなす。

これ以外に数値に強くなる方法は無いであろう。
その数値を使いこなす仕事を、日々の中で部下に要求するのが上司の役割。

  結果として強制的にでも数値を求められる関係。

この関係こそが、ゆくゆくは部下への教育ということになるであろう。

  何も机の上で論理を説くことが教育では無い。

そうやって、部下に仕事を求めることも教育であり、むしろその手法で多くのことを学んできた歴史がある。

  “上司から手取り足取り教育を受けた記憶など無い”

ほとんどの従業員はそうである。
しかし、日々の会話とか仕事上要求される結果を残すための業務報告や販売計画。

残業になろうが、このことを日々ルーチンとして継続するかどうかが、仕事を覚える近道であることは間違いない。








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2017年8月13日 (日)

商戦のピーク

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

とはいえ、こんな日に本当に芸能ネタを書いたのでは、いつもコメントを頂くkazuさんに失礼にあたる(笑)。

  今日はお盆商戦の最大ピークなのだから。

皆様、お盆商本当にご苦労様です。

  今日が商戦のピークでしょうか。

今年は、今日13日が日曜日。

  最大のピークになることは間違いないだろう。

今年は11日(金)から16日(水)までが基本的なお盆休み。

年々後半は家でゆっくりと言う過ごし方に変化している昨今、昨日と本日がお盆商戦のピーク、特に今日は日曜日でもありお墓参りは今日に集中するだろうとは思われる。

  帰省のピークは11日。
  Uターンピークは15日。

特に、11日から13日はお盆がらみの過ごし方になり、後半の13日から15日は行楽がらみの過ごし方になるのではないか。

  何れにしても、今日が最大ピーク。

昨年は、店舗での初めてのお盆商戦。

  徹底してお盆商材やご馳走を展開してみよう。

そうのような戦略から初年度の動向をチェックした。

  結果は撃沈(笑)。

やりすぎであった。
やはり、街中の店舗であり、田舎と違って帰省する人も多くはない。

  しかし生花だけは売れた。

それが昨年の結果。
今年は、その反省を踏まえてあるべき姿を追求すると言うスタンスで臨んだ。

  生花は徹底して展開する。
  お供え様果実は適量にて。
  ご馳走類も集中と分散で。
  惣菜はタイムリーに集中。

そんな方針で臨むお盆商戦。

  しかし、今日こそは最大のピーク。

今まで絞り込んでいたアイテムも今日こそは動きのある1日となる。

  今日こそは恐れずに攻めるべき時となる。

お盆の13日と年末の31日。

  この二日間だけは恐れてはいけない日。

そう考えると、まだまだ我々にとっても「特別」な日は残されている。

  今まで不順だった天候も順調そうだ。

来てくれたお客様が後悔しないよう、タイムリーな売り場作りを心がけて行きたいものである。

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