音楽

2010年5月19日 (水)

「また君に恋してる」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店内で流す有線放送(A-26)を聞いていたら、ビリーバンバンが歌う
 「また君に恋してる」が流れていた。

 “これが、オリジナルの詩と歌か”

 “でも、やっぱり、坂本冬美がいいなぁ~”

 昨年末の「紅白」の録画を見て、いい歌だとは思っていた(ブログ、紅白から)。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/nhk-8337.html

 そして、先日のテレビ放映の中で、

  『坂本冬美の「また恋」を越えたシャンソン歌手』

 と題して、坂本冬美が続けていたヒットチャートの首位を久しぶりに更新した歌が
 話題になっていたが、その時初めて、「また恋」がヒットを続けていたことを知った。

  “いい歌だ”

 心から、そう思う。

  それは、歌い手の問題だけではなく、「詩」も「メロディー」も、更には「編曲」も
  そして、それを奏でる伴奏者も、舞台を演出する裏方の存在も見逃せない。

 たまに、歌番組で、坂本冬美の「また恋」を見るが、紅白ほどの盛り上がりや
 音質には巡り逢わない。

  “やっぱり、紅白は、日本の最高の音楽シーンなんだなぁ~”

 最高の舞台を用意し、最高の歌手が、歌を歌う。

 そんな中で、坂本冬美は、プロフェッショナルだと思う。
 最高の演出に負けない「歌唱力」を以って、「表現」する。

  昭和の歌姫、「美空ひばり」

 国民的スターだった彼女とは違う、プロフェッショナルな「深み」と「ドス」。
 いずれ、美空ひばりのような存在になっていくのだろう。

そして、同じ歌でも、歌手によって、まったく違った詩に生まれ変わるように、
同じ商品でも、販売するお店(人)によって、まったく違った商品に変わる。

 良く見れば、同じ商品なのに、お店の雰囲気、陳列技術、提案力の違いから
 まったく違った単品として販売されている場面がある。

  同じ歌でも、どう歌うか。
  同じ品でも、どう売るか。

 そこに、人の違い、店の違い、プロとしての意識を込めた売り方で、別物になる。

  「単品を押す力」

 誰にも負けない、そんな力を付けていきたいものだ。



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2009年4月 4日 (土)

音楽発表会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、久しぶりに日曜の休日を頂いた。

 息子の音楽発表会を見に行くためだ。
 音楽をやっている息子は、付いている先生の、年に一度の発表会に
 参加している。

  中学最後の発表会でもあり、日曜の休日を頂いて見に行ってきた。

 中学高校で野球、大学でボート部に所属し、
 趣味ではスキーを愛していた私にとって、
 音楽の世界は、また異次元の世界だと思っていた。

  以前、息子の楽器店の主人との会話をした時に、

  「良い楽器ほど、弾き手を選ぶのですよ。そして、良い楽器ほど、音を出す
   ポイントが狭くなる。だから、正確な演奏が要求される。そしてその正確な
   演奏が出来る奏者の手にかかれば、すばらしい“音”が奏でられる。」

  なるほど、扱いづらい道具ほど、正確な技術が要求され、それに応えれば
  応えるほど道具も応えてくれる。

  そういえば、スキーの板も、良い板ほど扱いづらい。
  そして、扱いづらい板ほど、正確な技術で臨めば臨むほど、
  スキーは切れのある動きをし、加速も増す。

   良い道具と扱う技術。

  昔から、良い職人は道具を大切にしたと言う。
  自分の体の一部として、自分の技術に応えてくれる道具があるから、
  自らの技術が、圧倒的な差となって、具現化される。

  しかし、そこまでいくには、遠い道のりが待っている。
  そして、いくつもの「壁」があり、「谷」がある。
  今、息子はそのいくつもの「壁」「谷」を乗り越えている途中だ。

  強い想いを持ち続ければ、それが5年、10年と続き、
  追随できない技術と精神を身につけ、人生を泳ぎだすのだろう。

 そんな事を思いながら、発表会を聞いてきた。

  やはり、そうだった。
  上級者ほど、軽い力で引いた弓から奏でる響きは際立っていた。

  「良い楽器と良い奏者」
  それは、音楽の世界での“車の両輪”なのだろう。

  そして、我々の世界での“車の両輪”
  それは「商品」と「販売」。
  良い商品と、その良い商品を売り切る販売力。
  バランスが大切だ。
  そして、お互いに負けまいとする競争心。

 そんな事を思いながら、発表会を聞いていた。




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