酸味に目覚める?
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
最近は炭酸強めの表示が多くなってきたように思う。
特に缶チューハイの表示に多く使用されているような(笑)。
これは、炭酸ガスが胃腸を刺激して整腸作用を促したり、老廃物を排出させてくれるという効能をチューハイにも引用しようとする目的もあるだろうが、この猛暑により爽快感のある飲み口を提供しようとする目的もあるのであろう。
最近はこの猛暑のせいか酸味の強いお酒が好きになってきた。
日本酒もワインも以前はどちらかというと甘めの日本酒やワインが飲みやすいと思っていたが、最近は日本酒もワインも「酸」に舌が敏感に感じるようになってきたように思う。
そんな話題にはてっちゃん会のメンバーの食いつきは早いでしょう(笑)。
以前は私も上述の通り甘めのワインや缶チューハイ一辺倒であり、日本酒も甘口系を好んで飲用していたが、最近は飲み慣れてきたせいもあるのだろうか、日本酒は純米吟醸の無濾過生酒なんて表示を見ると飲んでみたいと思ってしまう。
また、白ワインも「酸味→しっかり」の部分を目安に購入を決定するようになってきた。
特に猛暑日の夜などは酸味の聞いた白ワインは最高である。
あまり冷房の効いていない部屋で、頭がカチ割れる程冷やした酸味のしっかり効いた白ワインを一気に飲み干した時などは、最高に幸福感を感じられるのである(笑)。
これは赤ワインでは感じることが出来ない場面である。
上記のような場面であると、白ワインが持つ酸味の意味がよくわかるのである。
自分の舌をしっかり冷やしてくれる氷のような意味。
そして口内から唾液を奪い取り、清涼感を与えてくれる役割。
それが白ワインの酸味に感じるのである。
また日本酒の酸味については、白ワインと比べると別の意味を持つものであると思っている。
それは、日本酒の鮮度感。
特に、雑味が少なく、とは言っても芳醇なコメの香りのする味わいに新鮮な酸味を感じたりすると、それは極上の幸福感となって口内から喉を通って胃へと流れていくような気がするのだ。
これも当然にそれなりに冷やした冷酒の場合である。
生酒であるから要冷蔵での流通となり、それだけにとてもデリケートな品質なのであろうが、近年の流通過程での安定した温度管理の下ではよりしっかりした流通経路の確保により、これら生酒の品質もより安定してきているのであろう。
それなりの価格ではあるが、日本酒の味も従来とは全く異なる旨味を感じるのである。
その旨味の中に適度な酸味を感じる時に感動するのである。
酸というと、日本ではまず「梅干し」を連想する。
以前は梅干しもあまり好きでは無かった。
よって、梅チューハイや梅割り等のお酒にも興味が無かったが、最近ではサッポロで発売している「男梅サワー」を飲用する機会が増えた。
特にアルコール度数9%の男梅サワー。
こちらも強烈な酸味と梅のしょっぱさを感じる味付けである。
こちらも頭がカチ割れるほどに冷凍庫で冷やしてからの飲用である(笑)。
当然に冷房の緩い部屋で飲むのがコツ。
この熱中症が多発する時代には向いていないのかもしれないが。
そんな部屋で吹き出る汗をぬぐいながら、ギンギンに冷えた男梅サワーを飲み干すと、更に後から後から汗が湧き出てくる。
その汗を拭き取りながら、更に一気に飲み干す男梅サワー。
お酒の酸味が美味しく感じられる最高の季節が今なのであろう。
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