経済・政治・国際

2020年11月 9日 (月)

アクセルとブレーキ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「コロナ後の覇権」を期した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-dd7257.html

この時が5月の12日。

  まだまだコロナ禍の真っ只中にある時期。

その記事では、どのタイミングでどの部門からアクセルワークを働かせるか、という記事だった。

  そして当時は急ブレーキを掛けたままの状況。

あれから半年が経過した。

  しかしアクセルは踏めているのだろうか。

いや、未だにアクセルは踏めていない。

  というよりもニュートラル状態とでも言うべきか。

しかし、半年もニュートラルではお盆前にスピードダウンで停止してしまっていたであろう。
だがコロナ禍という環境に陥り、勝手に下り坂に突入してしまい、アクセルを踏まずともスピードダウンもせずに走り続けているのが現在の状況と言うべきであろうか。

  しかしその下り坂もようやく平坦になってきたようだ。

そして見渡せば盆地の底。

  スピードは衰えつつもまだ走れいてはいる。

しかし、下った坂は再び登らねばならない。
このままアクセルを踏んで加速しなければ、この盆地からは抜け出せない。

  これが我々業界が置かれている現実なのだ。

今アクセルを踏まなければ、年末は越せても、来年の2月以降のコロナ特需という巨大山脈は到底越せないのが現実であろう。

  越せないどころか、その山脈は延々と続くのである。

途中で燃料切れする車が多発するのは目に見えている。

  燃料(情報)を得てアクセル(行動)を踏む時期を迎えたようだ。

そして、業績の方もそのアクセルを踏むべき時期の到来を告げているのではないだろうか。

  「大丈夫だよてっちゃん、燃料もアクセルも故障してないから(笑)」。

クルマやアクセルといったハード面はどこにも異常は見られないであろう。

  しかし問題はソフトの部分だ。

特にアクセルを踏むべき従業員にアクセルを踏むべき筋力が残っているのかどうか。
更には、アクセルの踏み方を忘れてはいないのかと言うことだ。

  「大丈夫だよてっちゃん、そう簡単に忘れるわけないでしょ(笑)」。

しかし、一度キレた緊張の糸は、そう簡単には再び繋ぎ合わすことは出来ない。

  いち早くこの盆地を助走をつけて走り抜けなければならないのである。




| | コメント (2)

2013年9月13日 (金)

景況感の回復

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


景況感が向上している、という。

  景況感?。

当然、ネットで調べてみました。

指数は、前期と比べた自社の景況感を「上昇」とした割合から「下降」とした割合を引いたものらしい。

だから、下降から上昇に転じた企業はマイナスからプラスに転じる訳だから、一気に景況感が上昇する可能性は高い。

内閣府と財務省が11日発表した2013年7~9月期の法人企業景気予測調査によると、資本金10億円以上の大企業(全産業)の景況判断指数は12・0だった。

これは、調査を始めた04年4~6月期以来で最も高い数字で、企業の業績改善を受けて景況感は上向いているようである。

更に、先行きについても、10~12月期が9・8、14年1~3月期は8・5と、プラスが続くとみている。

業種別にみると、7~9月期では製造業が15・2。

情報通信機械器具製造業が29・1と高く、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末向けの電子部品の需要が伸びたほか、円安で収益が改善した。
非製造業は10・4で、サービス業や卸売業の景況感が良かった。

やっぱり、情報機器製造業の好調ぶりは止まらないようだ。

そして、我々サービス業もそれなりに景況感が良いようだ。
だから競合各社がこぞって新店ラッシュなのもわかる(笑)。

しかし、まだまだ他業種と比較すると、平均12・0に対して、非製造業は10・4であるから、我々が景況感を強く感じるのはまだ先のようだ(笑)。

景況感がアップしたからといって、突然普段の食生活が変わるかというとそれは無い。

  逆に内食から外食の頻度が高まる可能性だってある。

しかし、一度進化した人間の舌は、絶対に退化しない。

  進化した舌は更に向上しようとして、上を目指す。

そして、普段でもイベント時でも味に納得したら、納得した商品を追い求めようとする。

そう言う意味では、我々店舗も、自社で自信を持って開発した商品を更に積極的に育成していく事を求めれる時期に来ているのだろう。

より、自社の商品部と販売部の信頼関係から、お客様の満足を高めていく時代。
そして、フェイス・トゥ・フェイスで繋がっていく時代。

  SNSが全盛の時代だからこそ顔の見える商売に向かう。

私は、そう信じている。







| | コメント (4) | トラックバック (0)