書籍・雑誌

2017年5月11日 (木)

「POP1年生」から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本日発売の書籍。

  「POP1年生」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785505192/tetu0358-22

山口茂先生の本格的なPOP作成の為の本である。

  そして、5月11日、本日が発売日。

2年前に発売された「コトPOP書いたら、あれっ、売れちゃった!」の本はページ数も今回ほどではなく手軽な本であったが、今回の本はずっしり重い。

  “これは山口先生の想いの重さか(笑)”

オールカラーで見やすく、そして紙質にも拘った出版といえるだろう。
本日発売ではあるが、実は山口先生から発売前に製本を送付していただいた。

  本当に感謝である。

山口先生とは数回お会いしており、その人柄や考え方、そして売場や店舗を見る目も素晴らしいものがある。

  当然、人を見る目も鋭いのだろうなぁ〜と思っている(笑)。

知る人ぞ知る「ラーメン通」でもあり、ご当地ラーメン店で知らないお店は無いと思えるほど食べ歩きをされているのだろうが、最近のFacebookを見るとめっきりラーメン食べ歩きの場面がアップされていないのは、多忙を極めるからなのであろう。

そんな山口先生を一度当地のラーメン屋にお連れしたことがあった。

  上河内「ラーメンみうら」。

白河ラーメンに学んだその醤油ラーメンは個人的には一番大好きなラーメン店である。

せっかくのラーメン通であるから、是非ともと思いお連れしたのだが、以降、「醤油の東の横綱」と評して頂いているのは嬉しい限りである。

そんな気さくな山口先生が力を入れたと言うだけあって、その内容は

  POPの考え方。
  POPの伝え方。
  POPの作り方。
  POP2年生へ。

そんな段階を追って、まとめられていた。
更に、その流れであるが、本当にPOPの世界に入り込んだPOP書きの一年生が次のステージの二年生に昇級していくステップをその本人の主観から表示されまとめられているというスタイル。

  自分じゃない生徒さんが主役。

私は、そこに山口先生らしさを強く感じたのである。

  “そこが山口先生なんだよなぁ〜(笑)”

だから、「コトPOP」の世界に入り込んだ人達を大いに魅了するのであろう。
Facebookてっちゃん会のアップにも、山口先生から学んだメンバー達や既にコトPOPの達人達が数多く商品紹介や売場紹介の売場やコトPOPが数多く日々アップされている。

  “このPOPは凄い!”

他のメンバー達を驚愕させるほどのコトPOPを作られる方がどんどん増えているのも、いろいろな機会を利用して商品の良さを知って欲しい、購入して喜んで欲しいと願う想いの強さなのであろう。

  一応私も筆POPを書いて商品紹介をしている(笑)。

私の場合は、単品量販する商品、特に自分が想い入れを持って大量に単品を売り込む時には必ず筆POPを書いて商品の良さや美味しさ、希少性をお客様にコメントして売り場に設置する。

  常に自分がそこに立てない代役を筆POPが果たしてくれる。

要は、そこを通ったお客様はその汚い(笑)筆POPを見て、“何か汚い筆がきが書いてあるぞ?”と立ち止まってもらうことが最大の目的である。

  立ち止まってもらえたらこちらのもの。

じっくり読んでもらって、商品を手にしてもらって、そこに書いてある美味しいグレープフルーツの見分け方を見てもらって、自分で選別する楽しみ、それを食べる楽しみ、そしてまた次に美味しいものを見つけてみようとするリピートの楽しみも含めて書き込んだ筆POPが、お客様と我々との架け橋になって欲しいとの願いが込められている。

  「商品の良さを伝えたい」

それが伝わり、お客様の購買行動を変え、結果として家族の食卓にそんな会話が実り、豊かなひと時を持ってもらえる商売の醍醐味。

  これが我々の喜びである。

その一助となる「コトPOP」。

  この本は全ての商売人が対象となろう。

難しい商売の哲学ではなく、現場で必要とされる具体的な販売技術。
そして、単に商品を並べるだけでなく、お客様に喜んでいただける情報を手作り感たっぷりに作成してお客様の目を引く手書きのPOP。

  これは女性のパートさんでも作成できるコト。

むしろ、その楽しみでこの業界にはまっている方も多いだろう。
そして、そんな方に書いてもらった「コトPOPが、自分の部門の商品動向を大きく左右させてくれるという関係。

  これによって店内のチームワークが強化されていく。

コトPOP一つから、組織が強くなっていく。
そんな道具が、山口先生から発信されたのである。

  よろしくお願い致します(笑)。







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2016年2月13日 (土)

自分との対話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近読んだ本。

  田坂広志著書 「仕事の技法」 講談社

正確には、現在読んでいる最中ではあるが(笑)。

田坂さんの本はこれまでもたくさん読んできた。
現場で仕事をしている人間にとって田坂さんの著書は非常にわかりやすい。

  特に、現場のリーダーにとっては何よりのバイブルである。

そして今回のテーマは、「言葉以外のメッセージ」。

  この世は人間社会。

この人間社会で、人はまったくの一人では生きてはいけない。
必ず、どこかで、他人と関わりながら自分も生きていく。

  ほとんどの人間はこのような原理でこの世を生きていく。

そして、人間社会の中で学校で学び、社会に出て仕事に就き、組織の中でリーダーとなりながら家族を持ち子供を育てながら老いていく。

  生まれた時から人と関わりながら生きていく。

そのような環境の中で、他者との関りを現在は言葉というツールでほとんど通じてしまうのであるが、それは氷山の一角であり、自分と他人との関りは言葉以外のメッセージや表現で自分の内面や相手の心理を読みながら組織の中で自分の存在を維持していくのである。

  言葉以外のメッセージを理解しない限り生きていけない。

極端な話、このような世界がこの世の実態であり、特に日本人は、言葉以外のメッセージを大切にする人種である。

そんな環境を踏まえて、この本は、田坂氏が企業の組織人として学んできた言葉以外のメッセージを如何に理解して自分のコミュニーケーションに役立ていくかが記載されている。

  特に、営業面の事例が数多く記載されている。

よって、場面想定がしやすく、その状況を自分で想定することができるからわかりやすい。

  そこで著者が強調するのは「振り返り」。

その日の会議やプレゼン、営業面での場面を、その後の早い時間で振り返り反省すること。

  自分一人だけではなく出席者全員で振り返ること。

そこで大切なのは、自分たちのプレゼンの出来栄えや自分の発言ではなく、相手の出席者の表情や言葉、その強弱を最初から最後まで振り返り、周囲の人間達の深層心理を憶測することである。

  それを全員で思う所を全て出していくことである。

そのことで自分が見落とした周囲の表情や行動が時系列で明らかになる。
そして、その周囲の行動や言葉の裏に隠された相手の深層心理を推測するのである。

  “あの言葉の裏側には何が隠されているのか?”
  “あの好意的な表情の裏に隠れているものは?”
  “あの二人の会話に隠されているものは何か?”

等々の時系列での場面を議題のテーブルに乗せて、その一つ一つの相手の心理を皆で推測してみる。

当初は、何も出てこなくても、この行為を繰り返すことにより徐々に、時系列の中でもストーリーが見えてくるという。

  “これは使えるな(笑)”

率直にそう思った。
ほとんどの方がそうだと思うが、会議は重要なプレゼンの後に自分のチームでこのような振り返りをしたり反省をしたりはなかった。

  特に、周囲の人間達の心理面についての深層心理の探求は無かった。

この訓練は非常に重要だし、我々小売業に携わる人間達にとってはお客様との会話はあっても同業者同士の会話や取引先を相手にした会話でこのような訓練は無かった。

小売業に囚われずに、人間としての生き方に活かせるであろうと思うのである。





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2015年8月 6日 (木)

新たなバイブル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の心のバイブル。

  田坂広志さんの「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-094d.html

そして、その田坂広志さんが、新著を出した。

  「人生で起こること すべて良きこと」 PHP研究所。

表題を見ただけで、伝わる重み。
この本を読み始めて、まず頭に衝撃が走るのは、比較的書き出しの部分で出現する、ある言葉。

誰も、大声では語らない「人生の真実」と題して、

  人生において「成功」は約束されていない。

どんなに努力したところで、結局、失敗に終わる場面は多々ある、ということだ。

  この言葉に、私は衝撃を受けた。

それは、そんな後ろ向きな事をいうべきでは無いという憤りでは無い。

  “それは密かに恐れていた真実ではないか”

という事だ。
それは、学生時代にボートを漕いでいた時から抱いていた疑念。

  努力しても報われない結果に嘆いていた時代でもある。

そして、それで後輩と飲みながら議論した思い出も蘇った。

  「いくら努力しても報われない時もある。」

    「それを言ったらおわりじゃないですかぁ〜!。」

  「しかし、努力しなければ可能性もゼロのままだ。」

厳しい言葉を発する私に、後輩が食ってかかる。
しかし、そうは言っても、それは当時から思っていた私なりの真実だった。
そして、その後の言葉で濁してきたのが、今までの人生でもあった。

  努力しなければ、一分の可能性すらなくなる。

しかし、あくまでもそれは結果を見据えた場合の考えかたである。
今回、この著書は私に明快な答えを与えてくれた。

  人生において「成功」は約束されていない。

それに続く言葉として、

  しかし、人生において「成長」は約束されている。

この言葉を聞いて、正直、涙が出てきた。

  “いままで悩んでいた答えにようやく出会えた”

人生、結果が全てではない。
特に、一時の失敗は不成功は、長い道のりの人生においては成功のきっかけや前提であることも多い。

その観点から言うと、努力は目先の結果で見た場合は成功に結びつかなくても、そのことによって自分の成長を必ず促し、その失敗とそれによる成長の継続から、いずれ大成する前提となるという見解。

冒頭から、そんな衝撃的な「努力」に対する認識と見解。
そして、人生において起こる「不幸」、嫌な人との出会い。

  如何にして、その壁を乗り越えるか。

そこには、自分の心の持ちようが記載されている。
そこには、自分の素直な気持ちを、包み隠さずに自分の意識上に表し、それに対して正対する覚悟の大切さを説く。

  要は、逃げない、という心の持ちよう。

だから、あっという間に読み終えた。
そして、最後の最後は、何故か涙が。

  “逆境を受け入れよう”

素直に、そう思える読後の感想でした。

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2015年7月23日 (木)

ビジョナリー・プロフェッショナル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本を読む。

  目的があるから、本を読む

知識を得たい、仕事に役立てたい、将来へ備えたい、考えを整理したい等々。

  直接的に自分の未来に役立てたいから本を読む。

先日、フェイスブック仲間の方から紹介された本を読んだ。

  山本真司著 「実力派たちの成長戦略」
  
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569824331/tetu0358-22

その方の紹介でも、

  「本書は、評論家が示す仕事論ではない。
   著者の実体験が為す、先にあげた読者層への応援歌である。」

とあった。
なにやら、難しそうな本かなぁ〜と思ったが、アマゾンで購入した。
翌日に送付されたので、早速読み始めた。

  “結構、話題が飛ぶかなぁ〜”

読み始め、そんな感想だった。
がしかし、読み込んでいくと、徐々にある気持ちの変化に気がついた。

  “はやく、アウトプットしたい”

要は、この本に買いてある内容の中の、「アウトプット志向」の考え方。
本を読む目的は、最終的には、インプットした内容を自分で噛み砕き、自分の体内で消化し、最終的には有効に行動して結果を導き出すことである。

  アウトプット志向。

このことを強く勧める本であることだ。

  「ミドル世代よ、行動しなければ始まりませんよ。」

そんなメッセージが強烈にインプットされた本である。

  “じゃぁ〜、何をアウトプッとするのか?”

それが、ビジョンである。
自分の企業や店舗が目指す「あるべき姿」。

  ミドルエイジに必要なのはビジョン創造力。

ビジョンを創造し、それに向かって自ら主体的に行動し、あるべき姿(ビジョン)に到達する。

  それがビジョナリー・リーダー。

我々ミドルがいつまでも中間管理職ではなく、ビジョナリー・リーダーとして企業や店舗のビジョンを創造し、自店のメンバーを巻き込んで目指す頂(いただき)に到達する姿勢。

  更に、自分の人生にもビジョンを持つことのススメ。

企業も店舗も個人も同様に、未来がある。

  自分の人生のビジョン。

それを 「まだ人気のないもの」×「好きなこと・やりたいこと」のキーワードで方向性を導く。

この方向に自分を導くことによって、明るい未来が開けてくる。

  自分の未来。
  人気のないもの。
  好きなこと・やりたいこと。

このような言葉を聞いていると、なんだかワクワクしてくるものだ。

  “自分の人生のビジョンを描いてみるか”

今回は、この本によって、自分の未来のビジョンを描いてみようと思うのであった。
このブログの「おすすめ」にも加わりましたのでご案内いたします。









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2015年6月10日 (水)

多重人格

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃんのおすすめ本でも何冊化推薦している「田坂広志」さん。

  新たな新刊を出されました。

「人は誰もが『多重人格』」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038565/tetu0358-22

田坂広志さんの著書では、何と言っても「なぜ我々はマネジメントの道を歩むのか」が忘れられない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569692311/tetu0358-22

その本を読んだ感想もこのブログで記事にもした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2bdd.html

  そして、今回は多重人格。

精神の病のことではない(笑)。

  誰もが持っている「複数の人格」のことである。

一人の人間が有する人格は、ひとつではない。
いろいろな面を持っているのである。

  それを抑圧するから多彩な才能が発揮されないのである。

その抑圧とは、いろいろな人格を無意識の中で否定してしまうこと。

  “俺は店長としてこうあるべきである”

この意識が強すぎると、本来有している多彩な人格を抑圧し、その人格から発揮される意識や行動も抑圧してしまい、結果として成長の伸びしろを失ってしまうデメリットを強めてしまうこととなる。

この本に出会って初めて意識が変わった。

  店長として、こうあるべきだ。
  チーフとして、こうあるべきだ。
  男として、こうあるべきだ。

等々の、あるべき論が自分を支配していたのは確か。
そして、そのあるべき姿から逸脱することを許さない。
特に、店長になりたての頃は、そのような意識が強かった。

  なぜか?。

店長としてのスタンス(立ち位置)がわからなかったから。
部下として、何人もの店長を見てきたつもりではあったが、いざ自分が店長になってみると、部下時代の苦い思い出をすっかり忘れて、今現在放り投げられた状況に必死にもがこうとする自分しかそこには見えなくなってしまう。

これは、どんな店長でも経験があるだろう。

  いま、自分は何者なんだろう。

そんな自問自答だ。
そして、この本は、明確にその回答をしてくれた。
それは、私にとっての受け取り方であって、読まれ方全てがそう思っていないかもしれない。

それはそれでいいのであろう。
それがこの本の意図するところであるだろうからだ。

  状況に合わせて、いろいろな人格を登場させればいい。

店舗が暗い時には道化師になり、数値的に危機的状況であれば科学者として状況を分析し、リーダーとして人の心を一つにまとめ、熱血漢として率先垂範し、父親として結果にこだわり、母親として相手をねぎらう。

  いろいろな人格を磨きながら状況に合わせて登場させる。

時には、部下の前で涙を見せることも大切だ。
そこで、組織は必ず一つになれるからだ。

  それが許される。

この本を読んで、そんな安心感を得たのである。

  リーダーになられた方に読んでほしい本である。






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2013年1月21日 (月)

新常識②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


水元均さんの「スーパーマーケットの新常識②」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785504382/tetu0358-22

 Amazonから購入。

彼のブログをチェックしても、この本に関してのPRは無い。
だから、出版されたことすら分からなかった。
年末年始あたりの記事で見て初めて気づき、購入したのだ。

 “今回はあまり積極的にアピールしないのか”

とは言いながら、どんな内容か。
食品スーパーの営業面での著書が少ない中、著者の本は本当に貴重である。

 特に、中小に目を当てた今後の戦略は貴重だ。

大手が、その資本力と仕入れ力を活かして「ディスカウント」に大きく舵を切っていく中、地方の中小スーパーはどう運営していくべきか。

更に、その運営を支える考え方と具体策。

 相変わらず、その分野の内容では群を抜いている。

今後の世の中の動向、人口問題や高齢化問題を取り上げその方向性を示す。

 それを説く本は数多い。

それを延々と述べただけで終わってしまう内容の本が多い中で、やはり水元氏は豊富な内容でその肉付けされた具体策、そしてそれを支える末端の従業員の内面まで深く掘り下げた教育論まで述べられている。

 「コトPOP」を通じた従業員教育。
 
コト人間としての人材教育。

 それ所謂、今後の中小を支える人財力の育成。

単にモノを並べて値段を出して売るという小売り業から、購買者がその物を通して如何にその人生が豊かになれるかを熱望してお役に立ちたいという人財の育成。

コト人間とは、お客様の食卓やら生き方やらに関わろうと、見えない部分を探ろうとする姿勢を持った人間のこと。

そんな人財を豊富に店舗に配置出来たら、どんな競合店が出現されようとも、負けない店舗が出来るだろう。

結局、こんな状況でのスーパーマーケットの成功事例など、それを真似たからといって全てが回復する訳ではない。

同じ成功事例を同じように実施したからといって、同様の成果など生まれない。

 そこには、必ず人が介在するからだ。

その人が、コト力を発揮して商品に魂を投入するから、お客様に伝わる。

 それが、単品を爆発させる根源。

それを繰り返し挑戦しながら成功体験を繰り返し、モノ売りからコト売りへと販売の本質を高めていくことなのだろう。

 お客様は、モノを手に入れて満足などしない。
 それによって巡り来る未来を購入したいのだ。

その夢や期待を、裏切らないで実現してほしい。
そして、おのお客様に感謝されたい。
更に、それを通して何度もこのお店を利用してほしい。

そんな考え方に舵を切らせてくれる本である。

著者 水元均
出版 商業界
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785504382/tetu0358-22


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2012年4月 3日 (火)

50代からの選択

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、「50代からの選択」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-7422.html

 先日、読み終えた。

書物の内容と合わせて、意外にすらすら読み終える事が出来た。

 一言で言うと、「肩の力を抜け」。

50代からは、そんな生き方をしていけ、と言うメッセージであった。

五十代に入ったら、ファイティングポーズを取って戦う姿勢を示したいところだろうが、それはまだまだ成仏し切れていない証拠であり、体力その他もろもろを考えると今後の二十年をいかに人間らしく生きていくかを考えるべきだと言う。

   “なるほど、その通りだなぁ~”

思わず納得してしまった。

五十代に入り、俺はいつまでファイティングポーズを取り続けるのだろうか。
これからも相手と戦い続けて何が残るのだろうか。
そのことによって、いっときの心の爽快感を得ることはあろうとも、自分にとって実になることは何もないのではないか。

そう考えると、会社にとっての自分、組織にとっての自分、上司にとって同僚にとって部下にとっての自分の存在とは何か。
どんな存在であるべきなのか。そしてどんな存在になることが自分に幸福を呼ぶことなのか。
肩ひじ張らずにそんなことを考えてみたくなる本の内容であった。

そしてこの本で私が一番心に残ったのは、

 「やりたいことは、先送りせずにやれ」

というフレーズ。
これはプライベートな部分で、遊びたい時に定年後まで先延ばしせずに今から始めよという意味で使っているのだ。

確かに、遊びを定年後に先延ばしして現在を我慢の時としていては、定年後には本当に遊べない身体になってしまう可能性の方が高い。
であれば、体力のある今から始めておいた方が定年後にスムーズに継続できるということになるだろう。

 しかし私は、このことを仕事に引用したい。

今現在やりたい仕事。 もっと上位職になってから携わる仕事。 それらを先送りせずに、今やれることはやってみよう。 そんな勇気が湧いてくるフレーズである。

そしてそれは、残り少ない企業人として、新たなチャレンジと意欲を掻き立ててくれる言葉であり、更に今後20年の生き方も示唆してくれる言葉でもある。

なんか、先ほどの「ファイティング・ポーズ」とは逆の話のようだが、なにもそれは戦う事だけがやりたい事ではない。

店長としての仕事に携わりながら、更に広い視野で店舗運営を捉えた場合の、自分の役割を広げて見る。
そして、見えてきた課題に対して、自ら行動してフォローしてみる。

それが、上記の問いのように、
 上司にとって、どうなのか?。
 同僚にとって、どうなのか?。
 部下にとって、どうなのか?。

そして、自分にとっては、どうなのか?。
そして、それが組織にとってどうなのか?。となる。
その360度からの視点から、自分をどう活かすか。

これが、定年後の自分の姿になるのではないか、と思われる。
そんなスタンスで自分を捉える事が出来る本であった。

大前研一著 「50代からの選択」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087462668/tetu0358-22

PS
今回のブログは、日頃から戦いに明けくれる(失礼)、dadamaさんに捧げたいと思います。
決して「今すぐ成仏しろ」と言っているのではありません(笑)。
ファイティングポーズの取り方にも、いろいろあるのではないか、と。
そして、それは自分への反面教師でもあるのです。



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2012年3月23日 (金)

50才からのシリーズ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある書店に立ち寄ったら、こんなコーナーがあった。

 「年代別シリーズ」。

30代で学ぶべき事。
40代にしておくべき事。
50代からの選択。

 等々。

年代別の自己啓発本とでも言うべきか。
その年代毎の、考え方であり行動規範であり、生き方の指南である。

思えば、私が30代の頃にもこんな本があったような気がする。
そして、40代でもこんな本が数冊存在していたと思う。

気にはなっていたが、なぜか買ってまで読みたいとは思わなかった。
それは、まだ自分には、これらの類の本はまだ早いと思っていたからだ。

 なぜか?

もっと読みたい本があったからだ。
そんな年代別の本をぺラペレめくってみると、それ以外に、内容の濃い本がたくさんあり、もっと突っ込んだ踏み込み方をしている本が他にたくさんあったため、そちらにのめり込んでいたように思う。

だいたい、内容を見ると、「この年代はこうあるべき」とか「この年代にこれをしておくべき」等の内容がほとんどのようだった。

たしかに、30代で自分の仕事の守備範囲の概ねの仕事をこなす事になるため、そのノウハウを一番身につける時ではある。

そして、40代では、それらのノウハウを元にそれを人と共有しマネジメントしていく事を習得し、一個の組織の運営を任され、経営を学ぶべき時でもある。

更に、50代は。

私には、そのスタートラインに立った今の段階では、50代を語る事は出来ない。
しかしそれらの本を少しめくってみると、これからの50代という長いようで短い期間を、どう生きていくか、そんな内容の事が記してあった。
それは、残りの会社の組織人の人生と、子供達も大人になり離れていく中で、家庭内の夫婦の関係の在り方や価値観も変わってくる時期であり、家族の考え方の変化も含めて、定年後の人生をより身近に考えられるようになってきた昨今としては、読んでみようかと思わせる内容なのである。

それだけ、20代~40代とは意味合いが違う50代という、会社人生としての最後の10年を如何に生きるかという問いに対して、他者の考えを聞いてみたいと思ったのである。

 そして購入した
 大前研一氏の「50代からの選択」。

気軽に読んでみようと思って購入した。
文庫本だから安価だった。



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2012年1月27日 (金)

覚悟力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私が、良く使い言葉に「覚悟」がある。

 しかし、軽はずみには使いたくない。

ここぞ、の場面で、人を説得したり共感させたりしなければならない場面に限定してこの言葉を吐くようにしている。

自分自身、この言葉を自分に投げかけ、自分の意志を奮い立たせる場面とは、余程の時だ。

 以前は、この心境が分からなかった。

覚悟を持つ。

 “なぜ、そこまで切羽詰まるのか?”

そんな心境に自分を追い込ませることに、ある意味「ダサさ」を抱いていた。

 そのように自分を追い込んでいく事に対する嫌悪感。

仕事とはもっとすっきりと軽やかに進めるべきではないのか?。

バブルを経て、働くと言うことに対しての認識が大きく変化した事は否めない。

 バブル以降、働く事に対する日本人の認識が変わった。

あの時以降、働く事に対する、「覚悟」の認識が変わったように思う。
それ以前は当たり前だった働く事に対する認識が、あの時を境に、大きく変化していったように思う。

 バブル以降の人材を「悪」と言っているのではない。

時代の問題なのだ。そして、それは先輩社員の問題である。

 働く事の常識を「否」と断固として言えなくなった日本。

私は、この事が日本の衰退を招いていると思っている。
ひとりひとりの覚悟の問題なのだとも思っている。

以前の私は、「覚悟」という語句を相当意識して使っていた。
それは、自らを奮い立たせる言葉として。
この言葉を自らに言い聞かせて、自らの行動を促していた。

 今は、それが自らの意識の中に常態化している。

だから、「覚悟」が意識化しなくても、行動が伴ってきた。
ようは、それをコントロール出来るようになったと言う事だ。

それでもそれを意識化しなくてならない場面がある。

 ここぞ、と言う場面。
 前例の無い事を仕掛ける場面。
 自らが先頭に立たなければならない場面。

こんな場面に直面すると、どうしても自分の意識の中に「覚悟」という二文字が浮かび上がってくる。
そして、いつしか自分の体が戦闘態勢に入っていることに気づく。

 思えば、いつからこんな条件反射が身についたのか?。

高校生以前の自分には全く無かった「性格」である。
人は、そうやって、変化していくのだろうか。

そして、今回お勧めしたい「本」がある。

 著者  藤堂 昌恒さん
 著書  「覚悟力」
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569693490/tetu0358-22

非常に読みやすく、いろいろな「覚悟」の場面を紹介している。
新米リーダーさんにお勧めです。





 
 

 

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2011年11月22日 (火)

目から鱗

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、私の仕事観というか、仕事への捉え方がまた変わって来たように自ら自覚している。

それは、以前からその著書を紹介している「小阪裕司」さんの、著書に触れてからである。

ふとしたきっかけで、レジチーフから紹介された著書を読んでから、「目から鱗」が落ち、その後彼のホームページに記されてあった著書を、計4冊購入した。

おもしろいのは、彼のホームページを覗くと、いろいろな著書が紹介されているのだが、その著書を読む順番まで記載されているのである。

それも、タイプ別に、「ノリで読むタイプ」と「理論づけて読むタイプ」に区分けて記載されているのだ。

私は、その中でとりあえず、理論編3冊とノリ編1冊を購入した。

そして、過去の記事に、そのうちの理論編2冊を乗せた。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-4a15.html
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-3474.html

そして今回は、ノリ編で購入した「儲けを生み出す、悦びの方程式」を紹介したい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569628826/tetu0358-22

ノリ編の著書の為、従来の2冊とは趣が多少違っている。
まさに、ノリを本にすると、こういうノリとスピード感になるんだ、という軽快感である。

そして、だからと言って無秩序に羅列されているわけではなく、しっかりとフレームワークに納めているところが分かりやすい。

そして、これだけ同じ作者の著書を読んでいると、やはり仕事観が変わってくるものである。

変わったと言うよりも、「より強い信念を得た」というほうが確かかもしれない。

そ以前は、漠然と描いていた売れる仕組みや仕事に対する姿勢が、今回彼の著書に触れることによって、明確にその流れが掴めてきたという印象である。

この本では、私が思い描いていたイメージを、より先行してグイグイ引っ張っていってくれるのだった。

まずビックリさせられたのは、
 「商品の事を忘れろ」
  と言うことだ。

まずあなたは、自分の取扱商品、品揃えの商品、競合と競争する商品を、ひとまず頭から外せ、と。

そして、普段リピーターとして買物に来てくださるお客様の事だけを考えろ、と。

そこで私は、いつもご夫婦で来店される5組のお客様の事を思い描いた。

そのお客様の事を思い描いたら、そのお客様が喜ぶ場面を思い描け、と言う。

 どんな場面か?。

勧めた商品が美味しくて、喜んでくれた場面。

そう、その喜びが、繰り返し繰り返されるから、お互いに悦びに繋がり、日々繰り返し来てくれるのだ。

それは、一つの商品では無い。
当店に品揃えされている、あらゆる種類の商品である。
決して、安く購入したからといって、喜んではくれない。

あなたに勧められたものを購入して満足したから、悦びになり、また来てくださる。

商品は何だって良かったのだ。
とは言っても、喜んで頂くには、自信を以って勧められる商品でなければならない。
だから、競合店よりも強い商品をセレクトしなければならないのだが、その強い商品でお客様に悦んで頂く事に全力を傾けなければならないのだ。

お客様に悦んで頂く為に、どんな事をしても、その商品をお客様に提案して美味しさを表現して、購入していただく。

その事に対する仕組みを、どう構築していくか。

 それが、この本の軸である。

前記2冊と違い、この本は感情に訴えた説得力がある。
特に現場の年配の担当者や店長、更に、女性の方が読まれても、すぅ~っと心に入っていく書かれ方をしている。

そして、この本によって、前2冊と相まって、商売感がまた少し変わってきた事は確かである。

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