住まい・インテリア

2020年9月 5日 (土)

採光

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は趣を変えて、家の話。

  当方は約20年前に今の敷地に家を建てた。

当時は、6軒の敷地を道路が囲む敷地に5軒の家が既に建てられており、残り一つの敷地が当方が土地を購入して家を建てたのである。

  6軒の中で一番北西の立地であった。

よって、できるだけ光と風が通るように、敷地の北西側に家を建てたのである。
その為に、意外に風通しが良く、更に窓の多い設計の為か家の内部も明るい状態となっていたのである。

  その状態で20年が経過した。

北側の立地であるから、隣の南側の2階の日陰になり正午過ぎになると太陽が閉ざされて居間に直射日光が入らない時間帯もあるが、午後4時ごろから再び西陽の入る状態ではあった。

そんな環境が続いたが、その南側の家が他人に譲渡され新たな住人が家を建て替えたのである。

  旧家を更地にして新たに建て替えた。

その更地にしていた約1ヶ月の間、南側の敷地には何もない状態となり、その向こう側の家から当家の居間やその他が丸見えの状態となったのである。

  南側に家が無いとここまでプライバシーが露出されるのか。

初めて知る、北側立地のメリットである(笑)。

  しかし南側に家が無い分家に入る光の量もハンパない。

そう考えると、南側、北側、西側、東側の立地によって家中に入る光の量は全く異なるのが分かったのである。
そして1ヶ月後に、南側の敷地に新たな家が建立された。

  従来とは微妙に異なる立地。

今回新たに建立されて家は、従来よりも西側に寄った位置に建立された為、今度は東側の空が明るさを増して当家の居間に入り込み、逆に西陽が入りづらい状態となったのである。

  それが居間に居るだけで室内の趣が変わったように思えるのだ。

不思議なものである。

  それが陽の当たる日と当たらない日でまた異なる趣である。

南側の家の立地や形状が変わることによって、これほど家中に入り込む光が変わるのである。
しかし、今はまだ南側の家に足場が組まれ、養生シートが巻かれている状態である。

  それらが解かれた段階でまた状況は変わるであろう。

南側の家から反射する光が、居間を照らしてくれるに違いない。

  さて今度はどんな光が家中を癒してくれるのか。

楽しみでもあり、不安でもある。







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