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2025年6月10日 (火)

長嶋茂雄と松井秀喜

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、長嶋茂雄氏の告別式が行われた。

  松井秀喜氏の弔辞に泣けた。

テレビ各局が放映していたが、流石NHKである。

  日曜日のサンデースポーツで取り上げていた。

そこで、3名の方の弔辞の場面が放映されていた。

  王貞治氏。
  中畑清氏。
  松井秀喜氏。

いずれも長嶋茂雄氏と深い関わりのある人物である。

  そして最後に喪主の長嶋三奈さんからの挨拶。

いずれの方の言葉も、長嶋茂雄氏とのリアルな人間像を知る上での貴重な体験談を語ってくれた。

  王貞治氏は共に戦った思い出。
  中畑清氏はキャップの思い出。
  
そして松井秀喜氏は、長嶋茂雄氏がドラフト会議で自分を引き当ててくれた時から現在までの繋がりを語ってくれたのである。

  松井秀喜氏は弔辞というスタイルではなかった。

しっかりと長嶋茂雄氏の笑顔の遺影を見つめ、彼とのリアルな人間関係の上に立って語りかけるように話してくれたのである。

  “そんな関係だったのかぁ”

そして最後に言った。

  なぜ監督は私に多くの事を授けて下さったのか。
  その意味を自分自身で監督に問いかけ続けます。
  今度は、私が監督を逃しません。

だから今日は「ありがとうございました」とか「さようなら」も言いません。

  「今後も引き続き、よろしくお願いいたします。」

最後の最後まで、彼は文章を読むこともなく、遺影をしっかりと見つけながら語ってくれたのである。

  長島氏との関係は今だに記憶の表紙を飾っているのであろう。

そして、松井氏の心の支えとして、永遠に記憶の表紙を飾り続けるのであろう。

  自分の恩師のことは永遠に忘れない。

それはどういうことかと言うと、自分が悩んだ時に

  “あの人ならどうするだろう”

と言う問いかけを自分自身に常に問うのである。

  “あの人ならきっとこうするだろう”

その答えが出るまで、自分に問い続けるのである。そのために、その人の一挙手一投足を思い出す。それらの言動から自分が今目の前にする現実の壁に対して、自ら答えを引き出すのである。

  松井氏は今後をそう位置付けたのである。

今まで、長嶋茂雄氏と関係のある方々が、彼とのセッションで色々なコミュニケーションをされてきたが、この時の言葉ほど圧倒されるものはない。

  3名の方と長嶋氏との関係性がよくわかる場面であった。





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コメント

花咲爺様、コメントありがとうございます。

そして今回も当方のアップの不備のご指摘ありがとうございました(笑)。

  →言葉の重み

表面上の言葉なのか、その裏側を知るから説得力があるのか。これは言葉以外の発信者の表情や言葉の強弱、そして面構えに表れるから、受信者は言葉以上に言葉の重みを感じるのでしょうね。

コンサルとしても重要な要素だと思っております。

投稿: てっちゃん | 2025年6月11日 (水) 05時58分

朝から失礼しました。ツッコミ入れた以上足跡残さねばですね(笑)。
松井氏は腹の底からの思いだからこそ文面に頼らず弔辞が語れたのでしょう。
言葉の重みから言えば政治家はどうですかね?
腹が座ってない、真剣に考えてないから失言に繋がる。言葉の重みも他人の振り見て我が身を正す。
大切ではないでしょうか。

投稿: 花咲爺 | 2025年6月10日 (火) 15時45分

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