死球への対応
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
昨今のプロ野球。
完全にメジャーリーグメインと変わってしまった。
メジャーリーグメインというよりも、大谷翔平選手メインと言ってもいいであろう。
大谷選手には常に話題が尽きない。
先日は、死球を受けたが、その後の彼の敵陣への対応が話題となっていた。この試合は死球の報復合戦のような試合であったが、9回に彼が受けたデッドボールは明らかにその前に相手チームの主砲が受けた死球の報復であったという。
ネット検索すると死球には不文律があるという。
「報復死球をぶつける場所は下半身、特に体へのダメージが少ない臀部(でんぶ)近辺を狙え。ただし上半身、特に顔近辺はご法度」という『不文律』
更に投手にも不文律があるという。
「自軍の主軸が死球を受ければ、相手チームの中心打者にぶつけ返さなければならない」という不文律もあり、投手がこれを拒否すると、重いペナルティーをチームから科される。
なんともUSAらしい不文律ではあるが、今回の死球に関しては大谷選手の上半身への死球であり、解説者も「これはあり得ない」とのコメントを残していたらしい(笑)。
しかしその後の彼の対応が賞賛を浴びている。
大谷選手は一塁へ向かう際、右手を上げ、荒ぶるチームメートを抑えるようなしぐさを見せた。一塁上ではパドレス・アラエスと握手をかわすなど、パドレスの選手たちとも会話を交わし、笑顔を見せながら騒動の沈静化に努めたのである。
この騒動に対して相手側のマイクシルト監督はこう言った。
「野球というのはただの点取りゲームじゃない。魂と魂がぶつかり合う、“命のやり取り”に近いものだと思っています。だからこそ、感情が入りすぎることもあるし、時に、線を超えてしまうこともある。
だが今夜、それを超えて一人の男が教えてくれたんだ。怒りよりも静けさの中にこそ、本当の勇気があるということを。161キロのボールが身体を襲ったその瞬間、我々が見たのは、苦悶にうずくまる姿ではなかった。ベンチから飛び出そうとする仲間に手をさし述べ、”ここで終わらせよう”と静かに伝える姿でした。あの行動には、どんな名将の戦術よりも深く、尊く、大きな意味がありました。敵味方を超えて、あの瞬間野球の空気が変わったんです。観客も、審判も、我々も……何を大切にすべきかを思い出させられたんです。魂が静かに揺さぶられるような感覚でした。
あんな選手には今まで会ったことがありません。ショウヘイ・オオタニという存在は、日本の誇りである以前に、野球というスポーツが世界に贈った奇跡です。
私が敵チームの監督としてここにいても、彼への敬意は隠せません。今夜、彼が見せたあの行動は、どんな乱闘よりも激しく、どんなホームランよりも力強かった」そして最後に「ショウヘイ、君のあの勇気ある手のひらに、私は心から拍手を贈りたい。ありがとう。
どうかそのままの君でいてほしい。野球がもっと美しくなれるように」と結んだのである。
彼がもし現役を終えたなら。
是非、アメリカ合衆国の大統領になって、世界平和に貢献して欲しい、と今の世界情勢を鑑みて思うのである。
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コメント
花咲爺様、コメントありがとうございます。
個人とチームは別もの。
私なら、メジャーリーグの不文律通りやり返すかも(笑)。
でも、以前の競合店とは死球ごっこはやっていたかも😎。
投稿: てっちゃん | 2025年6月25日 (水) 12時38分
競合に死球を当てられたらどうしましょう(笑)。私なら1回は大谷さんを見習い寛容しますね。シカトされたらトラ●プさんに豹変です(笑)。君主豹変するのは良い事の習わしですから(笑)。
投稿: 花咲爺 | 2025年6月25日 (水) 12時28分