旧友との再会
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
先日、旧友と再会した。
ある大手食品SMでの偶然の会合である(笑)。
独立する前の企業の店長仲間。
“相変わらずの人相だなぁ〜(笑)”
もともと年上に見える彼であった。
「どうも、お久しぶりです(礼)」
一瞬戸惑ったが、その笑顔と白髪ぶりに思い出した。
「お久しぶりですぅ〜(笑)。」
一つ年上の彼は、私と同様に当時の店長仲間である。ほぼ同時に店長に昇格し、その後は店長会等でも顔を合わせてきた仲間。
彼は今でも同じ企業に勤務している。
とは言っても、店長を降り今は副店長として悠々自適の就業(笑)。
彼と私は真逆のマネジメントスタイルだった。
最も、彼も私も転職組だから、かっての企業でのマネジメントが身についていたのかもしれない。
方や管理力重視。
方や販売力重視。
管理力といっても、マニュアルだけではなく人材マネジメントにおいても部下を成長させる手法からのマネジメントであり、それが管理力の高い店長であった。
方や私は売りを最大の軸としていた。
お互いに相対する場面もあったかもしれないが、逆に言えば相手の強みを知り相手へのリスペクトも間違いなく持ち合わせていたと思う。
だからこそいい思い出として記憶しているのである。
“あの部分では彼には敵わないなぁ”
だからこそ、逆に自らの強みを磨く意志となっていたのかもしれない。
お互いの砥石となるライバル。
同じ組織内に、そんな人材がいることはむしろ幸せなことではないだろうか。
そんな鏡があるからこそ自らの位置付けが見えるのである。
そんなライバル視できる人間が同じ組織内にいなかったらどうだろうか。
張りの無い日々であったかもしれない。
だからこそ、張りを与えてくれる仲間は重要な存在なのである。
それを仲間と見るか敵と見るか。
そこは重要だ。
全ては相手へのリスペクトで決まるのではないだろうか。
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コメント
花咲爺様、温泉疲れに染みるコメントありがとうございます(笑)。
中小SMほど、昭和的コミュニケーションが未だ通用するもの。そこでのコンサル活動も当方の得意とするところ(笑)。
そんな企業の個店の担当者ほど、意志次第でなんでも解決してしまう。これを良し悪しで判断してしまうと中小SMの強みを抹消してしまいかねない大きな問題ではないでしょうか。
そこを起点に地域で勝ち抜いていける店舗力を身に付けていくことは十二分に可能だと思っております。
投稿: てっちゃん | 2025年5月16日 (金) 14時17分
温泉疲れに返しコメント失礼します(笑)。
(温かみのある組織運営と業務の仕組み作り。
これは相反するようにイメージされますが、逆です。)
トップが心底そう心得てる企業は継続的成長が可能でしょうね。主語と述語を使い間違えてるトップ連中も多いですから。生産性を主語にしたら人間はモダンタイムス如くマシンに徹するしかありません。
投稿: 花咲爺 | 2025年5月16日 (金) 13時06分
花咲爺様、コメントありがとうございます。
温かみのある組織運営と業務の仕組み作り。
これは相反するようにイメージされますが、逆です。
温かみがあるからこそ、個人の意志で仕組みに乗ろうとする。その熱い意志が仕組み作りを支えているという現場の現実が理解できれば、マニュアルとか仕組みとかを個別に分けることなく、熱い集団心理がすべてを解決していくのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2025年5月16日 (金) 12時16分
何事も知行合一(笑)。自分から壁を作ってしまったら情報は入ってきませんよ。仕事のスキルを上げるには学びは大切。その学びを如何に行動に移すか。学ぶだけならコンピュータの記憶容量が増えるのと同じ事ですが意外と学びだけで満足してしまう方は多い。でも学ぶ姿勢が有るだけマシとも言えますが。見猿言わ猿聞か猿=自己や自社以外の情報はノイズと割切る風潮が高まってきたと感じます。これも生産性重視の現社会ではやむを得ない事でしょうね。てっちゃんには人間の温かみを重んじるスーパーを大切にして頂きたいですね。
投稿: 花咲爺 | 2025年5月15日 (木) 17時54分