学ぶとは実践
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
この業界に入社すると同時に学ぶ機会が増えていく。
社内や社外での研修会等。
特に社内ではいろいろな研修がスケジューリングされ、その都度研修の終了と共に次のステップが待っているという状況であろうか。
しかし学ぶだけならどこでも出来る。
今やzoomやSNS、YouTubeでも学べる時代である。そしてそこで学んで後日企業内でテストを実施して、それにクリアすると職能級が一つ上がる、というような制度を導入している企業もあるだろう。
しかし学ぶだけならだれでも出来る。
何度も繰り返すが、学ぶだけならだれでもいつでも出来るのである。そして企業側もそれを一つのきっかけとして本人には、その学びを実践へと連動して欲しいとの願いが込められているのである。
学びを実践して体験すること。
それが知識から知恵へと昇華していくのである。
知識と知恵は大きく異なる。
知識はあくまでも机上の論理であるが、知恵は実体験を通して自らの実践力となって自分自身の勝ちパターンとして蓄積されていくのである。
勝ちパターンとしての蓄積。
この一人一人の勝ちパターンの蓄積が、組織力なのである。
よって知識のテストなど意味が無い。
いや、意味が無いと切り捨てれば実践している側に気の毒であろうか。どうせなら意味のあるテストに転換して欲しいものである。
意味のあるテストとは実践させることである。
学びをどう実践し、そこから結果がどう変わり、そこからどう勝ちパターンを自ら見いだせたか。
そんなテストを実践したら現場は大きく進化するであろう。
とにかく実践あるのみ。そしてそれがテストであり、学びだけの知識からそれをどう自分自身が現場でじっせん出来るか。
その為にはいろいろなコミュニケーションが求められる。
それもまた重要な実践的の為のアプローチである。学びをテストで確認することは自分自身だけで完結するが、この業界で重要なこと、そして組織運営で重要なことは、チーム内でのコミュニケーションから自らの学びを共有して実践することであり、これが本当の意味での知恵として体得できたことになるのである。
ぜひ学びを実践にまで到達させて欲しいものである。
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コメント
花咲爺様、返しのコメントありがとうございます。
Plan
Do
Check
Action
いわゆるPDCAは実践を前提にした課題解決手法ですから、頭(Plan)と筋肉(Do、Check、Action)の連動をどう精度アップさせ続けられるか。
筋肉とは自分のPlanをいかにチーム内に波及させてチームで運営できるかと言う筋力。
全ては実践でしか学べない現実ですね。
投稿: てっちゃん | 2025年5月 6日 (火) 12時50分
今日も朝酒に興じております(笑)。
出力は筋肉しか出来ない。いくら頭が良くても筋肉が同期せねばPDCAは回せない。外科医然り。医学も商売も同じ。何事も相通じますね。
投稿: 花咲爺 | 2025年5月 6日 (火) 09時52分
花咲爺様、優雅な飲酒タイムを台無しにして申し訳ありませんでした。
たまたま昨日優雅なティータイムに読んでいた指南書にも似たような内容が記してありましたね。
別にこの指南書から引用したわけではありませんが、
学び=実践
だと思っております。
先日のセミナーの内容も、ぜひ参加者の方の実践を期待したいものです。
投稿: てっちゃん | 2025年5月 6日 (火) 09時22分
はい。極悪指南書88頁にも記述されております。優雅なティータイムが台無しになりましたかね(笑)。
投稿: 花咲爺 | 2025年5月 6日 (火) 06時36分