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2025年4月16日 (水)

本音の意見交換

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は、セミナー受講生同士の意見交換を期した。

  本日は企業内の意見交換がテーマ。

企業内や自組織内の意見交換ほど難しいものはないかもしれない。

  忖度、遠慮が取り巻く雰囲気。

逆に他企業の方との会話の方が、上記のような思惑の無い意見交換が可能となる場合が多い(笑)。

  企業内部での意見交換。

上司と部下の意見交換であれば、特段意識することはない。

  上司から部下への一方通行(笑)。

それは意見交換という表現ではなく、指示命令という表現に置き換えてもいいかもしれない。しかし幹部同士が集い、各人に関わる内容に関して一つの方針を決定しなければならない場合の意見交換は疲れるものがある。

  なかなか本音が出てこないのが実態。

そのような環境の中で、自由闊達なお互いの意見が出てくるような環境とは?。

  外部の人間の存在である。

その組織内に何の損得勘定も無い人間が存在し、意見効果を主導した場合に、周囲の内部の人間達の自由な発想と意見交換の場が生まれていくのである。

  コンサルを交えた本音の意見交換の場。

そんな場になると、上司と部下という関係や役職の違いによる関係性とは異なる、明るい未来の組織作りに対する率直な意見がその場で発信されていくのではないだろうか。

  そんな場になると皆が冷静に熱い意見が続々と出てくるものだ。

その後の意見交換の場が高い満足感とともに参加者に浸透し、その後の自らの行動を促進し、そこから組織内のスピードが加速していくのである。

  雨降って地固まる。

地が固まる過程の中に、必ず上記のようなストーリーが隠されているのである。

  よって「雨」は重要な要素となる。

そこで、誰が敢えて「雨」を降らすのか。組織内には必ずそんな役割を担う人間が必要なのである。

  自らそんな役割を担える存在。

トップもそのような存在に期待するのである。




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コメント

花咲爺様、コメント遅くなり申し訳ありませんでした。

カリスマトップがトップダウンで決定されている現場。しかし全てが全てそれが個店毎に的確な選択なのかと言えば、更に良い選択が他にある場合が多いのではないでしょうか。

同時に、全てが全てトップダウンによって現場の考える力、そして意思決定する力が失われるのであれば、どこかで誰かが問題提起できる環境の整備も片方で推し進めていかねばならない。そんなふうに思いますねぇ〜。

投稿: てっちゃん | 2025年4月20日 (日) 11時12分

現場視点や顧客視点、客観的視点で見れば顧客の期待や不満が現場から離れた本部より肌で感じるのは自然の摂理。一時は万事で偶にトップが店舗巡回されて数々の指摘をされますがこれらも殆どは顧客目線。然し乍ら「現場の実情を知らないで」とボヤく方々が多いのではないでしょうか。顧客には社内の実情なんか知った事じゃない。ひとりでも多くのファンを獲得するのか?その目的に対して率直な意見交換が出来柔軟な運用をすれば良いだけの事なのですがね。

投稿: 花咲爺 | 2025年4月16日 (水) 07時52分

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