本音の意見交換
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
昨日は、セミナー受講生同士の意見交換を期した。
本日は企業内の意見交換がテーマ。
企業内や自組織内の意見交換ほど難しいものはないかもしれない。
忖度、遠慮が取り巻く雰囲気。
逆に他企業の方との会話の方が、上記のような思惑の無い意見交換が可能となる場合が多い(笑)。
企業内部での意見交換。
上司と部下の意見交換であれば、特段意識することはない。
上司から部下への一方通行(笑)。
それは意見交換という表現ではなく、指示命令という表現に置き換えてもいいかもしれない。しかし幹部同士が集い、各人に関わる内容に関して一つの方針を決定しなければならない場合の意見交換は疲れるものがある。
なかなか本音が出てこないのが実態。
そのような環境の中で、自由闊達なお互いの意見が出てくるような環境とは?。
外部の人間の存在である。
その組織内に何の損得勘定も無い人間が存在し、意見効果を主導した場合に、周囲の内部の人間達の自由な発想と意見交換の場が生まれていくのである。
コンサルを交えた本音の意見交換の場。
そんな場になると、上司と部下という関係や役職の違いによる関係性とは異なる、明るい未来の組織作りに対する率直な意見がその場で発信されていくのではないだろうか。
そんな場になると皆が冷静に熱い意見が続々と出てくるものだ。
その後の意見交換の場が高い満足感とともに参加者に浸透し、その後の自らの行動を促進し、そこから組織内のスピードが加速していくのである。
雨降って地固まる。
地が固まる過程の中に、必ず上記のようなストーリーが隠されているのである。
よって「雨」は重要な要素となる。
そこで、誰が敢えて「雨」を降らすのか。組織内には必ずそんな役割を担う人間が必要なのである。
自らそんな役割を担える存在。
トップもそのような存在に期待するのである。
著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←
是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。
食品商業2025年5月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 〜 「ファイブマネジメント」
二時限目 〜 「52週MDマネジメント」
YouTube公開動画
食品商業2025年4月号ファイブマネジメント「店内レイアウトを活かした販売力強化(動線の前半を活かす編)」の動画を公開致しましたので、ご視聴ください。
「動線の前半を活かす編」動画のご視聴はこちら←
月別52週MD
52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。
株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
てっちゃん塾のコンサル活動紹介動画はこちらから←
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
| 固定リンク
「心のあるべき姿」カテゴリの記事
- 嫌っていた上司(2025.06.23)
- 下積みの意味(2025.05.26)
- ファミリーヒストリーから(2025.05.10)
- カスハラ防止条例(2025.05.02)
- 本音の意見交換(2025.04.16)
コメント
花咲爺様、コメント遅くなり申し訳ありませんでした。
カリスマトップがトップダウンで決定されている現場。しかし全てが全てそれが個店毎に的確な選択なのかと言えば、更に良い選択が他にある場合が多いのではないでしょうか。
同時に、全てが全てトップダウンによって現場の考える力、そして意思決定する力が失われるのであれば、どこかで誰かが問題提起できる環境の整備も片方で推し進めていかねばならない。そんなふうに思いますねぇ〜。
投稿: てっちゃん | 2025年4月20日 (日) 11時12分
現場視点や顧客視点、客観的視点で見れば顧客の期待や不満が現場から離れた本部より肌で感じるのは自然の摂理。一時は万事で偶にトップが店舗巡回されて数々の指摘をされますがこれらも殆どは顧客目線。然し乍ら「現場の実情を知らないで」とボヤく方々が多いのではないでしょうか。顧客には社内の実情なんか知った事じゃない。ひとりでも多くのファンを獲得するのか?その目的に対して率直な意見交換が出来柔軟な運用をすれば良いだけの事なのですがね。
投稿: 花咲爺 | 2025年4月16日 (水) 07時52分