マネジメントが繋がる
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
コンサル先の企業。
一年後二年後三年後。
初年度は当方のスケジュールを重視しながら全体的な講義をする。どちらかといえば一方通行型がメイン。
メインは店長及びバイヤー。
そして二年目からはリアルな店舗クリニックからの改善報告を求める相互通行型のコンサルスタイルに移行していく。
三年目以降は店舗スタッフメインのスタイル。
そこでは、一年目二年目で店長やバイヤーが学んだことの伝達でありコミュニケオーションを受けてきた店舗スタッフの部門チーフや担当者が、店長と同じ講義をリアルに学ぶスタイルの企業が多い。
そこでは初年度と同等の内容を再び店舗スタッフに講義する。
そこに集う店舗スタッフは、流石に目の輝きが違う。真剣に私の話に聴き入ろうとするスタンスがはっきりと見えてくるのである。
“こちらも気合を入れねば!”
逆にそんな緊張感が生まれてくる。そして口火を切る。
「現場の強みとは・・・ !。」
今まで現場の強みなどというスタンスで講義を聞いた経験の無い現場スタッフ等の目の輝きが更に増していく。
“俺たちに強みがあったんだ!”
そこから、何を学び、何を実践しなければならないかが見えてくるのであろう。
現場の担当者に話す内容はマネジメントの繋がり。
現場担当者ほど、いろいろな分野からいろいろなマネジメントを伝えられ、全体の繋がりよりも具体的な実践項目を日々実践しているのである。
なんの繋がりかも理解せずに。
だから、今目の前の実践項目がどのような意味でどのような効果をもたらすのかがよく見えないままに、半ば組織の強制力によって実践させられているのである。
ある意味「やらされ感」満載で。
しかし、改めて店長と共にてっちゃん塾の講義を受けた現場スタッフは、最後の受講の感想で出てくる言葉を発する。
「てっちゃん、ようやく全体が繋がりました(笑)」
従来から実践しているマネジメントが全体的に繋がったのである。
繋がるから具体策の意味が理解される。
具体策の意味が理解されるから、より確実に継続的に実践していくことに意志が入り、それが精度の高い売場作りに繋がり、結果としてお客様に伝わるのである。
だからスピードある結果に繋がるのである。
要は、全体が繋がることでスピードある結果に繋がるということである。
それが結果をもたらす要因でもある。
結果とは、あくまでも現場がもたらすものなのである。
店舗運営力強化セミナーのご案内
JOFリンク様との共同開催となる「店舗運営力強化セミナー」
日程 ー 2025年4月9日(水)
時間 ー AM10:30~PM16:30
会場 ー 東京都立産業貿易センター浜松町館
このセミナーに参加された方には、当方執筆の「勝てる!店長塾 ファイブマネジメント編」をもれなく無料配布したいと考えております。
是非、参加のご検討をしていただければと思います。
セミナー紹介動画の視聴はこちらから←
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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←
是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。
食品商業2025年4月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 〜 「ファイブマネジメント」
二時限目 〜 「52週MDマネジメント」
YouTube公開動画
食品商業2025年3月号ファイブマネジメント「店内レイアウトを活かした販売力強化(売場の役割を活かす編)」の動画を公開致しましたので、ご視聴ください。
「売場の役割を活かす編」動画のご視聴はこちら←
月別52週MD
52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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コメント
老害老兵殿、コメントありがとうございます。
個性を強みにするのも単なる性格で終わらせるのも自分次第。他人がどうのこうのと評価するものではないでしょうか。だからこそ自分自身をじっくりと観察して自分自身を知ることがまず持って重要だと思うのです。そこから強み弱みを判断し、そして強みとしていければ個性として自分自身で評価し、弱みのままであればそれは単なる性格として諦めればいい。
そして我々人間はあくまでも地球上で生かされている存在。よって自然の天変地異を承知の上でそこに住まう存在であることを認識する必要はあるでしょうか。そしてそれでも天変地異の一つである桜に癒され、自然発火的な山火事に逃げ惑う。それでもその山火事を誰も恨むことはできないもの。それが自然の本来の姿であるからでしょうか。
そして自分自身を論破するのも自分自身。そうやって自分自身が飽くなき成長をし続けていくのかと思うのです。
結局は自分で自分を磨き続けていけるかという原点に戻っていくのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2025年3月25日 (火) 21時39分
今日はしつこく(笑)。
個性は強みと仰いますが誰が判断されるのでしょうか?自然にも強みと弱みが有ります。桜を愛でたり紅葉を楽しむのは良いが地震や豪雨も自然の成せる技。個性もメンバーから是と認められるものばかりではないのでは?だからこそ仕事とは楽しいばかりではないと言う事です。
そこを乗り越えてこそ新たな世界が見える。
てかこの様に議論や老害爺を論破する読書出てきてくれないですかねー(笑)。
投稿: 老害老兵 | 2025年3月25日 (火) 18時56分
老害老兵殿、本日も返しコメントありがたく頂戴いたします(笑)。
→アルバイトに成り下がってよく見えるようになりました
視点が変わると、従来とは異なる世界がみえてくるもの。それも大切な視点ですから。
個性。
私は、個性とは強みだと信じています。よって個々人が自分の個性を語ろうとも、それが周囲に強みとして認識されていないのであれば、それは単なるわがままであり異端扱いとなる。
だから個性を磨くという意識があるかどうかが問われるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2025年3月25日 (火) 15時29分
今日も返しコメントで(笑)。
やらされ感や素直に真似る事は大切ですよ。
一例を上げれば茶道や花道、歌舞伎等師匠を真似る事に徹せねばどうなりますかね?個性尊重だと言って師匠と違った事したら破門ですよ。
完璧に真似ようとしても人間はそれぞれ遺伝子が異なるのですからロボットのように全く同じ動きは出来ない。これが個性ですよ。つまり個性は自然発生的=意識では変えれないものです。そこを理解せずに個性尊重とか男女平等とか言うから社会がおかしくなっていく。今のZ世代と昭和の老害爺のギャップのおそらくこの辺りに病巣が有るのだと思いますね。
マスコミはスポンサーから💰貰って視聴率を稼がねばならないのですからZ世代受けする番組を必死に作るでしょう。NHKも公正中立と言いますがかなり怪しい(笑)。だから私はドラマを含めテレビを敢えて遠ざけております。
何れにせよZ世代の働き甲斐の価値観はかなり変化してきています。アルバイトに成り下がってよく見えるようになりました(笑)。
投稿: 老害老兵 | 2025年3月25日 (火) 14時56分
老害老兵殿、コメントありがとうございます。
今日もモーニングショー各社が取り上げていたお土産代10万問題。
“もっと重要な問題がたくさんあると思うんだがぁ〜”
メディアにとって視聴率が命なのはわかるけど。
先週の日曜日に最終回を迎えた「御上先生」のような問題提起をして欲しいものです。
投稿: てっちゃん | 2025年3月25日 (火) 10時04分
家族であれ、店舗であれ、企業であれ、国であれ、人の共同体なのですから繋がらなければ生きていけない。偶に異端児や私のような害虫も存在しますがそれはそれで共同体には必要だそうです。最近は個人尊重や個性尊重と声高に言われてますが個人が勝手に動いたらどうなるか?自ずと結果は見えますよね(笑)。然し乍らそれが今日本が突っ走ってる社会観念ですよ。
投稿: 老害老兵 | 2025年3月25日 (火) 07時56分