« 教育と共有 | トップページ | 精肉部門の進化 »

2025年1月24日 (金)

部門チーフが欲するもの

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


部門チーフと言う存在。

  担当者からのキャリアアップ。

部門内で販売力を積み上げ、その評価が部門チーフへと昇格していく。

  販売力は評価されたが・・・ 。

とは言っても、販売力と管理力は異なる。

  管理力と運営力。

同義語として認識される企業もあれば、まったく異なる意味で用いられる企業もある。

  管理=指示命令

そう捉えれば、それは30年前の組織マネジメントであり、現代では到底通用しない概念である。

  運営=リーダーシップ

そう捉えれば、リーダーが自ら率いる組織を目標に向かって一致団結させる能力であり、今求められるリーダー像でもある。

  そんな部門のリーダーが求めるマネジメントとは?。

私は、それが、

  「自分マネジメント」あると思っている。

そして現実に、自分マネジメントの講義を受けた部門ちーふは、その後の部門運営に対して従来の商品や販売面だけのリーダーシップから脱して、自分マネジメントによる自分自身の考え方と組織内での行動の変化から、受信者である部下やパートさん達からの発信を受け、情報を共有するスタンスでリーダーシップを発揮し、そこから部門運営力を高め、結果的にそれが売場に反映され、顧客に伝わり、業績が激変していくのである。

  部門チーフが持ちめるものとは?。

それが「自分マネジメント」であったことは明らかだ。

  思えば部門チーフとはマネジメント一年生。

特に部門チーフになりたての世代は、入社して部門担当となり、一心不乱に上司の指示を受けて売場作りに専念してきた存在。

  パートさんへのマネジメントも経験不足。

そんな存在で数年仕事をしてきていきなり部門チーフに昇格。そんな環境の人材が一気に10人程度の人間をマネジメントしていくのである。

  販売面よりもマネジメント面での経験不足に異論は無い。

よって、彼らが一番欲しがる自分マネジメントを販売力強化の講義と同時並行的に共有していくことが、彼らの能力を最大限に部門内で引き出す育成法なのである。

  そんな内容をも盛り込んだ「店舗運営力強化セミナー」

多くの方の参加を期待しております。

店舗運営力強化セミナーのご案内
Pdf
JOFリンク様との共同開催となる「店舗運営力強化セミナー」

  日程 ー 2025年4月9日(水)
  時間 ー AM10:30~PM16:30
  会場 ー 東京都立産業貿易センター浜松町館

このセミナーに参加された方には、当方執筆の「勝てる!店長塾 ファイブマネジメント編」をもれなく無料配布したいと考えております。

  是非、参加のご検討をしていただければと思います。


セミナー紹介動画の視聴はこちらから←

参加申し込みはこちらから←

  是非、ご検討いただければと思います。



著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
Photo_20240530100301

以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←


是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。



食品商業2月号の発売案内
食品商業2025年2月号が発売されました。

20252

当方の執筆は以下の通りです。

1.首都圏視察ガイド
    店舗視察の方法と学ぶべきポイント

2.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 



月別52週MD

 52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
 52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。




YouTube公開動画
食品商業2025年1月号ファイブマネジメント「販売力強化の4つのポイント(部門特性編)」の動画を公開致しましたので、ご視聴ください。

「販売力強化部門特性編」動画
のご視聴はこちら←



研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。

株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。



株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
Img_2245


てっちゃん塾のコンサル活動紹介動画はこちらから←




イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。



 

|

« 教育と共有 | トップページ | 精肉部門の進化 »

部下育成」カテゴリの記事

コメント

老害老兵殿、コメントありがとうございます。

新人チーフ時代ほど、組織を牽引する本質が見えずにいたと思います。

よってチーフ時代に学び、そして気付き、そして
体得した事実は大きかったですね。

だからこそ、人材マネジメントに対する目力が増していくのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2025年1月24日 (金) 08時17分

時代が違うから老害の戯言と一蹴されるかも知れませんが、新人チーフ時代は上司からもメンバーからも不安視されてたと思います。郷にいれば郷に従え。先ずは自分とはどう言う奴かを知って認めて貰う事に専念したでしょうか。職位は相手が認めてこその職位。「俺はチーフだ」とイキがっても実績がないのですから周りは冷やかですよ。メンバーを引き寄せ纏める力。私は「謙虚さと信念」が大切かと思いますね。自信過剰は禁物ですよ(笑)。仕事はひとりでは成し得ない。逆説的には私がイキがらなくてもメンバーがポジティブに自律的に動けば結果は自ずとついてきます。AIだ人時生産性だの環境化、モチベーションはリスクと考えロボット化の動きは続くでしょうが蝙蝠目線の思考も特に中小企業には働き側からは魅力となる可能性を秘めていると感じます。

投稿: 老害老兵 | 2025年1月24日 (金) 07時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 教育と共有 | トップページ | 精肉部門の進化 »