食品商業12月号の発売
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は11月8日。
食品商業の発売日。
今月号でも、当方は二時限を頂いた。
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
ファイブマネジメントのテーマは「販売力の強化」。販売力強化も4つのポイントがあるが、今月号では
「レイアウトを活かした販売力強化」
このテーマで執筆した。
店舗レイアウト。
このテーマは店長になって数年経過してから気づいたポイントである。
部門チーフ時代には理解できないテーマ(笑)。
特に鮮魚チーフ時代には考えも及ばない視点であったと思う。鮮魚部門とは日々入荷商品が異なり、定番もあるがフリーで展開する商品の仕入れと商品化に部門チーフの腕た試される特性がある。
常にその狭いスペースに注力する日々。
視点は狭いが、そこに掛ける集中力は高かったと思うし、そこに深掘りした販売力と利益獲得術は他部門の比ではないと思う。
逆にデメリットも多い(笑)。
その一つが今回のテーマである「店舗レイアウト」である。
店舗レイアウトを考察する志向など無かった。
だから、このテーマがもたらす効果に気づくまでには相当の時間を要したのである(笑)。
しかし店舗は広い。
その広い売場とレイアウトの中でお客様は買い回りをするのである。それに気づかせてくれたのはグロサリーチーフである。彼の話しを聞いていると、お客様の動きをよく観て仕事をしているなぁ~と思った。
“俺の発想には無いなぁ”
そこからであろうか、彼の話しからお客様の買い物行動をよ~く見るようになったのである。
そこから見えてくる真実。
これは店舗という現場でしか見ることの出来ない強みでもある。
“この強みを獲得したら自分の強みになるぞ”
自分の強みは単品量販、そして関連販売。そこに店舗レイアウトという客動線に発想を強みとして獲得出来れば、販売力を高めることが出来ると信じたのである。
それが今回のテーマ。
是非、そんな視点を購読してほしいと思うのである。
そして52週MDは1月編。
年間最大の12月商戦を終え、1月商戦が今月号のテーマ。
一年で一番寒い季節。
そこでの各部もの展開と、1月後半からは恵方巻への布石の時。2025年節分は2月2日となる。そこを頭に入れながらの1月商戦となろう。
食品商業12月号の発売案内
食品商業2024年12月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.無用オンラインセミナーのご案内
第7回無料セミナー ~12月3日(火)
上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の「勝てる!店長塾」の一時限目のファイブマネジメント内に案内しております。
ご確認の上セミナーの参加もご検討ください。
著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←
是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。
PS
食品商業11月号(10月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「販売力強化単品量販編」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業11月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「販売力強化単品量販編」の動画
食品商業10月号(9月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「販売力強化の4つの視点」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業10月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「販売力強化の4つの視点」の動画
月別52週MD
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(11月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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コメント
老害老兵様、コメントありがとうございます。
業績を支える根拠にマニュアルはあまり登場しませんが、とは言っても7割はマニュアルの存在とその実践でもありますから、まだまだこの業界は数値化されない要因が残されていますね。
業績という完全に数値化された結果に対して、数値化されていない要因を露わにすること。
これも企業としての考え方が見えますね。
投稿: てっちゃん | 2024年11月 8日 (金) 12時26分
レイアウトも店舗レイアウトと部門レイアウトは視点が変わりますね。店長なら店舗、担当者なら部門。だから部門担当者は部門に拘らねばならない。部門客数、部門買上点数、部門一品単価、部門支持率・・・
大概の店長や担当者は部門売上と利益率、ロス率、在庫金額程度しか意識してないのでは?
新たな伸び代を見出すには根拠が必要ですから根拠となる数値を虫の目を使って探って頂きたいですね。マニュアルに無い根拠を見出すのも仕事を楽しめる一因になると思いますよ。
投稿: 老害老兵 | 2024年11月 8日 (金) 08時21分