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2024年11月 4日 (月)

本部方針を自分事として

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


本部と店舗の関係。

  チェーン化が進むほど遠い存在になっていく。

店舗からすると、自店と本部の関係は1対1の関係だが、本部からすると店舗と本部の関係は10店舗の企業であれば10対1、100店舗の企業であれば100対1となる。

  圧倒的に店舗の方が多い存在。

よって、本部側からの対応がそっけないとか寄り添ってくれないとかのクレームが多くなるのである。

  それを前提として店舗は行動すべきである。

細部の個店対応すべき売場計画であったり52週MDに関しては、店長がリーダーシップを発揮して部門を牽引すべきであるが、本部方針であったり企業コンセプトに対しては、店舗のリーダー自身の受け止め方次第で、現場スタッフの実践力にも大きなギャップが生まれるものである。

  「本部方針を自分事として受け止めます。」

ある企業のある店舗での店長の言葉である。本部方針ではっても、個店や自店に置き換えた時に“これは受け入れられないな!”と判断せざるを得ない内容もあるかもしれない。しかしその店長はとにかく全ての発信を自分事として受け止め、部下に自分の言葉で伝え、店舗として実践していくことにしているという。

  だから部下が安心して付いていけるのである。

上司である店長が二の足を踏んだり、反発したりしていては部下も二の足を踏み、取り組みが全く前進しない状況となろう。

  まずは実践。

そこから成功、失敗が生まれていくのである。

  自分事として受け止めるから成功要因が高くなのだ。

これが他人事として受け止めれば、現場が全く取り組まず、本部方針が組織にマッチした方針なのかそうではないのかが見極められないことになる。

  現場からのフィードバックが無い。

それは組織として「絵に描いた餅」同然だ。それが蔓延していくと、いずれ組織は崩壊していく。

  特に本部と距離のある現場の店長がどう行動するか。

ここは大きな課題ではないだろうか。

  「とりあえずやっている振りだけしておこう」
  「どうせ本部は来ないからやんなくていいよ」

そんなリーダーの下に就いた部下が逆に可哀そうである。

リーダーの使命とは、

  部下を成功に導くこと
  組織を明るい未来に導くこと

共にリーダーの使命であり、特にリーダーは部下の人生を背負う存在でもある。

  それ以前に組織に潰されてはいけない。

地方SMにとっては、逆境の時代でもある。

  是非、負けない「心」を有してほしいものである。





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コメント

老害老兵様、コメントありがとうございます。

まさに「神」の言葉ですね。
それを意識して実践していくと、今自分が実践している内容と一致していくことが徐々にみえてくるもの。

本気で取り組むから繋がる世界観でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2024年11月 4日 (月) 18時11分

やらねばならない事は同じ。不平不満を吐きながらするから、相手を受け入れてポジティブに行動するか。結論言えば自分を変えて好きになるしかないのですよ。自分を変えずに相手を変えようとするのは僭越ですし自分を変えた方が楽ですからね。変えると行っても性格や個性を帰る事は出来ません。人間の業は普遍ですから。
但し、愚痴や弱音や言い訳けをやめるのは意識次第で変えれますよ。先ずは口にしないように意識する。すると脳みそは必ず解決策を無意識に考えだしそれが閃きとなり新たな思考が生まれて来ます。自分が正しいとか偉いとか歪曲されたプライドに気がつけば仕事感は大きく変わり新たな世界が開ける事でしょう。

投稿: 老害老兵 | 2024年11月 4日 (月) 07時55分

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