ミッドライフクライシス①
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日のテーマ。
「ミッドライフクライシス」
“なにそれ?” そう思われた方は多いだろう。いずれにしても最近登場してきたワードであると思われる。最近はなんでも横文字にすれば新たな発見みたいに感じてしまうが、どうも最近はなんでも病名を付けて整理しよとする傾向になるのだろうか。
人生には二つの曲がり角があるという。
一つは「思春期」
二つは「中年期」
第一の思春期はわかる(笑)。誰しもが「親をウザく思う」時期があるものだ。そして恋愛もしかり夢を追いながらの部活動もしかり、今までの無邪気な暮らしから、いろいろと経験し悩む時期である。そこに進学や受験といった自分の客観的な能力が刻まれ、比較され、挫折する時でもあろう。
そこを乗り越えると「中年期」待つ。
中年期を第二の思春期とも呼ぶらしい。
この時期になると
体力の低下
更年期
子育てひと段落
自分のキャリアひと段落
自分を取り巻く環境が、上記のようにピークを越して人生の曲がり角的な第三のコーナーを回り始めるのであるという。
中年期とは40歳~50歳
この辺であろうか。確かに私も転職したのは45歳。やはりその転職の理由も、今後の自分の人生を歩むにあたって最善の道を探り、辿り着いた結論が転職であったのは確かである。
当然その後の人生でも挫折は経験した。
しかし、その転職があったからこそ、今の自分であり今後の人生があるとも思っている。
だから後悔は無い。
しかし、途中途中での失敗は語り尽くせない(笑)。但しどの道を歩もうとも、自分の人生に責任を持って歩むという覚悟が、今をカタチ創っているのであろう。
話はそれたがこの番組で小泉今日子が登場した。
小泉今日子と言えば、1980年代のアイドルである。松田聖子のデビューから少し遅れて登場した小泉今日子。またの名を「キョンキョン」。
彼女もまた同じ第二の思春期を過ごしたという。
その経験からの立ち直りも含めて、彼女が示すアドバイスが多くの中年期に悩む方々を救っているという。
番組では、こんな悩み相談があった。
「なんでも本音で話せる友達がいないんですよ。」
50代男性からの悩み相談である。そこで小泉今日は、こう応える。
「私も何でも話せる友達とかはいない気がする。」
だから、一人でいることが孤独だとは思わないでほしい。という感想を述べている。そしてこうも述べている。
「自分が背負ってきたお母さんとか会社の役職とか」
「自分の心の中の入れ物からそれらが消えた時に」
「人生が寂しく感じるのかなぁ~、と思うんです」
なるほどなぁ~、と思った。
母として、
父として、
店長として、
そして、子供が育ち、親元から離れ、定年間際になって役職から解放された段階で、今まで自分を満たしていた心の中の入れ物が空っぽになってしまう。
仕事上でも今までは同年代や同期の人間と競い合ってきた仲が、どこからか競い合うというよりも役職に格差が生まれ、話せる相手からかけ離れてしまっていた、という現実。
人生を駆ける途中で感じる孤独感はあるかもしれない。
そんな時の生きがいとは?。
それが全ての始まりなのかなぁ~と思うのである。
要は「目標」と「行動」
これがある限り、確かに足りない時間を掛け巡るのであるが、それでも空白感は無くなるのではないだろうか。
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コメント
dadamaさんコメントありがとうございます。
人間誰しもサラリーマンであれば、今の職から離れる時がくるもの。そしてそこから再び自分の人生を航海していく。
しかし再びの航海は過去の経験と限りある未来と現在の体力に左右されるかもしれない。
常に「その場全力」の思考と行動が未来の自分を支えてくれるという事実が大きな支えになるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2024年9月25日 (水) 08時04分
どのような経歴を送ってきても「今」が全て。
過去は戻らないし未来も現実に何が起きるか分からない。但し過去の「記憶」は脳内に存在するし未来を予測する「意識」も脳内に存在する。
要は自分の気持ちひとつで過去を是とするのか非とするのか決める事が出来る。後悔を反省に変える事は出来るのです。先日もとある方が人間は半分生きていて半分死んでいる。不治の病でも人生を全力で生きて全うした少女もいれば通勤電車から吐き出され生気を失ったサラリーマン達、彼等は人間として生きていると言えますねと仰っていました。私もいよいよスーパーマン人生残り僅かとなりましたが人間らしく生きる事は失いたく無いですね。
投稿: dadama | 2024年9月25日 (水) 06時39分