気温の落差
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日が9月の最終日。
とは言ってもまだまだ残暑は続く。
先日、大阪出張だったが、最高気温34度の大阪の街を徘徊した。
関東の8月後半の日差しを久々に味わった。
関東では9月中旬ごろからようやく朝晩の涼しさを感じ始め、夜の就寝時も窓を開けて夜風を感じなくてもぐっすり眠れる気候になってきたと感じていたのだが、大阪の街は未だ猛暑の真っただ中であった。
この時期は秋雨前線の上下での気温格差が大きいらしい。
以前の天気予報の報道で、秋雨前線の上の秋田では最高気温15度、秋雨前線の下の福岡では最高気温が34度、との報道があったが、それが事実だとすれば、秋雨前線の存在は日本の暮らしを分断するほどの影響力があるのだろうと思う。
しかしつくづく思うのは気温の落差。
7月から9月前半までは、ここ数年は真夏の様相を呈している。
よって気温の落差は少ない。
常に真夏日から猛暑日の往復の気温で安定しているように思う。そんな安定した30度以上の気温に慣れてくると、ちょっとでも20度台に下がった時の肌寒さを感じるようになるものである。
それがここ1,2週間の体感であろうか。
そしてここから日々、気温の低下を感じながら、また真夏日に戻りながらそこからの落差から一気に20度前後に急降下し、10度前後は平気で落差が生まれながら、5月と真逆の10月の気温急降下が生じていくのであろう。
その気温の落差をどんな売場で迎えるのか。
それが今後の店舗の課題であろう。
その時の指針が52週MD継続からの学びである。
確かに52週MDで昨年と同じことをしているだけでは新たなお客様の獲得は不可能であろう。しかし気温が大きく変動する時期やイベントが立て込む時期には、昨年の52週MDであり、その継続からの売場展開は大いに参考になろうし、それをベースに今後の売場計画に進化させることが出来るのである。
重要なのは今日の天候ではなく明日の天候である。
そして一週間後の気温であり、そこを見越した店舗トータルでの売場提案が今後のお客様の五感による支持をたかめていくことになる。
それが明日からの取り組み項目となろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
いずれにしても、両極端な気候と気温の落差。
そして冷房慣れした体には、ちょっとした外気温の変化も敏感に感じる体質になってしまったのかもしれませんね。
そして鍋つゆのアイテム豊富な打ち出し。メーカー主導的な働きもあるでしょうが、それだけメーカー各社も毎年のトレンド作りに必死だと思います。
それに乗るのか、企業独自の特色を打ち出すのか。それも商品部次第であり、店舗はその打ち出しを、どうお客様に伝えるのか。
使え方という視点が店舗力となって集客力につながる時代ですね。
投稿: てっちゃん | 2024年9月30日 (月) 12時49分
もう鍋一択でしょう。鍋つゆ制する物スーパーを制するです(笑)。鍋は他部門とリンクしますし単価も取れる。材料を切るだけで手間要らず&片付けも簡単と購買権限を握る鬼●様にも優しい(笑)。今は味のバリエーションも増え洋風鍋や安価な素材で美味しく頂けるつゆも多く、鍋材料ならあの店と顧客に摺り込みが出来る売場や仕掛け。価格帯のメリハリ・・・過去の経験上業績の良いスーパーはこの展開に長けています。集客の為の価格訴求アイテム、味のバリエーションを楽しむ品揃えの幅。鍋つゆはシーズンに耐えうる賞味期限が有りますから今年のトレンドを把握し計画販売を立てて徹底的に売込む。鍋商材に殺気力を持たせれば勝ちですよ(笑)。
既に長けてる企業は100%の売場を構築させてます。今年の経済環境を鑑みても鍋提案は有りだと感じますね。
投稿: dadama | 2024年9月30日 (月) 07時00分