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2024年8月10日 (土)

バックヤードから見える課題

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


コンサルテーション。

  その中に店舗クリニックの時間がある。

コンサルによっては、いろいろなコンサルテーションの入り方があるだろう。私は必ず店舗クリニックの時間を入れている。

  リアルな売場を視察して課題を共有する。

これが私のコンサルテーションの定番である。

  午前のセミナー。
  午後のクリニック。

そこから当方も先方も、セミナーを具現化する売場提案が明確になるのである。
  
  受講生も現場での提案は課題が明確になる。

そして当初は売場のみのクリニックであったが、コンサルテーションも年を重ねるとクリニック内容も異なっていく。

  当面は売場で52週をメインに課題提案。

しかしそれも2年ほど経過すると、52週MDもこちらの意図する売場作りが理解されてくるにしたがって完成度が高くなっていく。そんな時期を見計らって、クリニックの中身を売場からバックヤードへ移すことにしている。

  バックヤードのクリニック。

現場からすると、逆に一番見られたくない部分ではある。

  なぜか?。

この日の為に作った売場の「負」の部分がバックヤードなのであるから。売場はしっかりと提案されているが、その為に見えないバックヤードは在庫の山。

  経験者は皆さんご存知のことと思う(笑)。

それを企業内で他の店舗に在庫を移動したりする企業もあるかもしれないが、ほとんどの場合はクリニック店舗内のバックヤードに放置される場合が多い。

  そこにコンサルが視察。

作業改善を指導しようとしたら、バックヤードのクリニックは必須項目であろう。

  バックヤードに企業オペレーションが集約されている。

そう言っても過言ではない。それだけ、店舗のバックヤードはマネジメントの集大成なのである。

  一つは在庫管理
  二つは備品管理
  三つは清掃管理

そしてそれも売場同様に、いつ誰が来ても乱れの無い管理がされているかどうかで、作業の生産性に影響してくるのである。

  これは間違いの無い真実である。

コンサル当初は、あまりバックヤードに足を運ぶことは無かった。しかし数年経過してくるとバックヤードをクリニックする機会が多くなる。

  なぜなら売場はバックヤードから始まるからである。

そして見えてくるのは、在庫管理の乱れ、備品管理の乱れ、そして清掃管理の不徹底である。そしてそこからホコロビが生じ、いずれ売場に伝染していくものである。




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てっちゃん塾のコンサル活動の一例をご紹介いたします。
 
 ①年間スケジュール
 ②当日タイムスケジュール
 ③時間帯別メニュー紹介
 ④クリニック改善提案

等を動画にまとめ、年間計画、日別の流れ等を紹介しております。
ご視聴の上、ご検討頂ければと思います。



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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

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それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

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そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
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今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
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時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

バックヤードの整理整頓が売場に現れる。
これは人間の一つの躾の部分ではないでしょうか。だから人によってその格差が大きいのですが、組織内の躾によっていずれそれがカバーされていくもの。
結果として販売力と相まって、仕入れたら売り切るという習慣が、自らの販売力を高め、より多くの販売チャレンジ心が身に付いていく。
どんなに在庫を抱えても、いずれ売場に出し切り、出し切れば出し切るほどお客様に伝わる売場となって商品回転が高まっていく。
この法則を身に付けた人材は強いですね。

投稿: てっちゃん | 2024年8月10日 (土) 09時28分

売場とバックヤードの整備度はほぼ比例しますからね。商売意識の高い担当者はバックヤード整備にも長けてますよ。バックヤード在庫も貴重な資産ですから。お客様に接しお買い物して頂いてはじめて価値を生む商品。ランニングストック以上にデットストックを如何にお金、利益に変えるか?担当者の資質が判るのはバックヤード整備だと言えますね。

投稿: dadama | 2024年8月10日 (土) 06時23分

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