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2024年8月 9日 (金)

コンサル先での買い物

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日、あるコンサル先での出来事。

  前泊して翌日がコンサル日。

その前泊日が土用丑の日であった。

  “せっかくだから鰻でも食うか?”

そう思って近くのスーパーに足を向けて歩いた途中。

  “どうせならコンサル先の企業で購入するか”

そう思い直して、駅から反対側の店舗へ向かった。私が当初買い物をしようと思ったお店からはだいぶ遠方になるが、どうせならコンサルとは無関係に丑の日の売場を視察しながらうな重でも購入しようと思い立ったのである(笑)。

  流石にこの日は静かに買い物をしようと思った。

よって、マスクを深々とかぶり、買い物カートに買い物かごを載せ、腰を屈めて老人風に店内を闊歩して売場を視察して回ったのである。

  最終目的はうな重。

しかし、惣菜側から鰻の品揃えを見ながら精肉~鮮魚~青果へと向かったのである。

  お互いにコンサル抜きでの視察。

途中で店長や販売部長等と遭遇したのであるが、流石にこちらの化けの皮ははがれずに済んだ(笑)。

  部長も店長もそんな余裕は無かったのである。

時間的にも午後6時近かったせいもあり、鮮魚や惣菜も100%の売場から少しずつ売り減らしを図る時間帯でもあったからだ。よって店内は売場整理の時間帯。特に鮮魚は当初設定した売場から商品を中央の売場に寄せて集めて絞り込んだ売場に設定し直す途中。

  部長も店長も隣にいる私には気づかない(笑)。

よって、私も気兼ねなく売場を自由に見ることが出来たのである。このような視点で売場を視察するということも、意外に少ないのである。

  店舗視察は店舗クリニックの時間のみ。

そのような毎回のコンサルテーションのタイムスケジュールであるから、店舗クリニックの時間は取ってあるが、結局その時間は店長や部門チーフとのコミュニケーションが全てであり、自由に顧客の視点で売場を見るという時間ではないのである。

  よって課題提案の時間に費やされる。

“自分が顧客なら” という視点ではなく、どうしてもコンサルとしてあるべき売場とは?、の視点でのクリニックの時間になってしまう。

  そんな時間から解放されるのもいい経験ではある。

特に、今回のような土用丑の日であれば、前月に提案した52週MDがどのように実践されているかという興味もあった。

  コンサル当日以外の普段の売場。

それが一番重要なのである。今回は土用丑の日でもあり普段とは程遠いが、とはいってもコンサルに入るという特別感の無い売場が本来のお客様が判断する売場である。

  クリニック当日の売場。

どうしてもこのような特別感のある日は、誰もが「構える」売場となるから、普段のお客様が目にする売場とは異なる場合が多いが、そのタガが外れた日が本当の実力を見極めることが出来る売場となるのも事実である。

  前泊で入る日の売場。

その前泊を利用して店舗視察をするエリアも数か所ある。

  こんな時ほど視察本来の発想が浮かぶものである。




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てっちゃん塾のコンサル活動の一例をご紹介いたします。
 
 ①年間スケジュール
 ②当日タイムスケジュール
 ③時間帯別メニュー紹介
 ④クリニック改善提案

等を動画にまとめ、年間計画、日別の流れ等を紹介しております。
ご視聴の上、ご検討頂ければと思います。



リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ

  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

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そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
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今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

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そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

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コメント

dadamaさんコメントありがとうございます。

→どこの企業でも有る有るですね
始めはあるある。そしてそれが常に当たり前の普段へと進化させられるかどうか。ここがポイントでしょうか。

あるべき売場、理想の売場の状態がどのような姿なのかを知る事。それをひとつのステップとして月1回から週1回、そして毎日の継続というストーリーを従業員と共有していくことが重要かと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2024年8月 9日 (金) 08時24分

どこの企業でも有る有るですね。上長やトップの臨店スケジュールが自店と分かると蜂の巣を突いたような騒ぎになる(笑)。一時凌ぎの絵に描いた何ちゃら的売場は如何なものかと。売場は誰の為に存在するのか?日頃の安定した売場で無ければ顧客の信頼は得られませんよね。いつ来てもある程度の売場管理がされていればこそこちらも上長に意見申せるし聞く耳も持たれると思いますよ・・・喧嘩も良く売りましたが(笑)。

投稿: dadama | 2024年8月 9日 (金) 06時31分

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