繋ぐという意志
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日。
芸能ネタの日(笑)。
しかし、オリンピックの反動からか、なかなか芸能ネタが見えてこない。
よって先週のドキュメントから取り上げたい。
パリオリンピックが閉幕した。
今回も多くの物語が生まれた。
そして、各テレビ局でもメダリストが集合してのバラエティ番組が目白押しであった。
先週から今週に掛けてははそんな一週間であった。
今日は日曜日の芸能ネタの日ではないが、そんなテレビ放映の一つを取り上げてみたい。
そして流石NHKというドキュメント。
今回のパリオリンピックで印象に残るメダルと言えば何か?。
体操団体の金メダルもその一つであろう。
前半(第一週目)のハイライト的な劇的な金メダルの獲得シーンではなかっただろうか。
何故か日本人は団体に強い。
体操競技であるから基本的には個人競技ではあるが、それを各種目に3人ずつ登場して全6種目を争うのが男子体操の団体競技法である。
体操ニッポン。
そう呼ばれるほど、オリンピックにおける体操競技は日本のお家芸でもあった。
ミュンヘンオリンピックでの体操陣の活躍。
それを懐かしがる世代も多いであろうか(笑)。そんな長い歴史を誇る体操競技であるが、その中でも個人で活躍する日本人というイメージ以上に団体で皆で獲得した金メダルに対して、より多くの感動が生まれるのは日本人特有の国民性ではないだろうか。
団体に対する個人の意識の違い。
それが大きいのではないだろうか。
そんな団体戦を意味をNHKで取り上げていた。
体操ニッポンが団体戦の望む心境。そして究極の相手は中国。中国との団体での戦い方をシミュテーションしながらも、前日のミーティングで皆の団体戦へ臨む心を一つにしたミーティングの存在。
しかし当日の厳しい戦況。
最終の鉄棒を残して、中国との差は3点以上。
逆転不可能な点数差であった。
しかし最後まで自らのチームの力と自分の演技を信じて演技をしようとする3人。そしてここまで、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒と演技を通してチーム内ではある言葉が共有されていた。
繋ぐ。
個人演技を繋いで繋いで繋いで、皆の演技の総和が団体戦の点数として競われるのが体操競技のルール。
だから最高のパフォーマンスで次へ繋ぐ。
それが合言葉となって、チーム一丸となれたのである。
そして奇跡は起きた。
中国の二番目に演技を行ったメンバーが鉄棒からの落下。中国はそこで繋ぐことが出来なかったのである。本人としても集中して演技をしていたであろう。そして最高のパフォーマンスをしようとしたと思われる。しかし結果は二度の落下。
あの場面は何度も放映された。
「繋ぐ」という意識の違いが、両国の演技者以外の行動に明確に現れていたのではないだろうか。
個々の能力の差は明らかに中国選手に軍配があった。
しかし日本は、メンバー皆で繋ぐという強い団結心が、最後の最後まで切れることなく繋ぎ切ったのである。
最後の逆転劇は偶然なのか必然なのか。
繋ぐという意志。
団体競技には必須の心の在り様ではないだろうか。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ
「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。
計5回のセミナー。
初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。
対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。
内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら
リアルセミナー「勝てる!店長塾」のお申し込みはこちら
特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。
要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。
それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。
いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。
実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。
そこには企業の大小はあまり関係ない。
地域で勝つ抜ける店長の育成。
そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。
是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」紹介動画はこちら
リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら
リアルセミナー「勝てる!店長塾」のお申し込みはこちら
著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←
是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。
食品商業9月号の発売案内
食品商業2024年9月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.無用オンラインセミナーのご案内
第5回無料セミナー ~ 9月4日
上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内しております。
ご確認の上セミナーの参加もご検討ください。
PS
食品商業8月号(7月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「目的買い化の4つのハードル前半」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業8月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「目的買い化の4つのハードル前半」の動画
食品商業7月号(6月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「置場・売場・買場」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業7月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「置場・売場・買場」の動画
食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業6月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「総括編」の動画
月別52週MD
52週MDマネジメント(10月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(9月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。
株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
てっちゃん塾のコンサル活動紹介動画はこちらから←
| 固定リンク
コメント
dadamaさん、日曜日のコメントありがとうございます。
今日ぐらいはごゆっくりとおくつろぎいただいけよかったのに(笑)。
繋がるという人間関係。同じ人間でも繋がる人間と繋がらない人間がいるのも事実ですね。そこに「波長」という要因があるのでしょうし、波長も繋がる人間に引き寄せられて同じ波長になっていく場合も多い。
どこで誰に引き寄せられ、同じ波長となっていくのか。こればかりは運もあるでしょうが、その運を引き寄せるのも自分次第。
結局は確立された自分の存在が、未来の自分を作っていくのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2024年8月25日 (日) 09時34分
日曜日ですが(笑)。
人間ひとりで生きていけませんし弱いものですよ。だから波長の合う他人と繋がりお互いを高め合う・・・低め合う事もありますが(笑)。高めるか低めるか自らのポテンシャルが決める事。
繋がるがらお互いを高め合える存在で有りたいですね。先日関西の飲み会で改めて感じました(笑)。
投稿: dadama | 2024年8月25日 (日) 09時15分
kazuさん、コメントありがとうございます。
繋ぐ技術に関しては、日本は世界一ではないでしょうか。そして繋ぐという意識の強さが団体戦での優位性を誇っているのだと思います。
個々の劣勢をつなぐ意識と技術で克服する。それが地球上で劣勢に位置した人間の生き残りの根源ではないでしょうか。それがこの業界でも脈々と続いていくと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2024年8月25日 (日) 08時40分
kazuです。
スポーツでの団体戦は良く取り上げられますね。個人個人のスキルでは太刀打ち出来ない部分を日本人特有?の研究や短所を補う手法が素晴らしいですよね。
前回のオリンピックの時の男子陸上リレーの際も「バトンの繋」を徹底的に研究しメダル獲得をした記憶があります。
他国の選手に比べ個人のタイムは圧倒的に負けているにも関わらず、バトンタッチの部分でコンマ何秒かを縮める戦略でメダル獲得。素晴らしい戦略でした。
又、箱根駅伝でも(青山学園だったかな?)個々のベストタイムを合計しても勝てないレースを走る「区」の入れ替えをして優勝した年もありました。
個人のスキルではかなわなくてもチーム戦になると勝てる方程式があるのでしょうね。我々の業界にもそんな方程式が有る事と思いますが、まだまだ未熟な私には探し出せていません。(泣)
個人記録では大谷さんの40-40が昨日達成され「サヨナラ逆転満塁ホームラン」で達成とは、漫画の筋書き以上のスターですよね。
投稿: kazu | 2024年8月25日 (日) 08時04分