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2024年8月23日 (金)

POP大賞の審査に参加して

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


食品商業主催のPOP大賞。

  7月31日が締め切りであった。

そして、今年も当方は審査委員を仰せつかったのである。

  今年はリアルな審査とウェブ審査の2回でPOP大賞が決定。

そのリアル審査が先日、食品商業を発刊するアールアイシー本部で開催された。

  山口茂先生と三浦編集長。

そして私の3名での第一次審査であった。

  ちなみに昨年はウェブのみでの審査に参加。

よって今年はリアルに応募作品を拝見して大賞候補作品を選出したのである。

  前日に山口先生から審査基準が示された。

その基準に沿って優秀と思われる作品を、審査委員の3名が個々に選出していく。そしてその中から更に3名で絞り込んで選出していった。

  最後は同じく審査委員の前田さんを加えてのウェブ審査。

それが、今月後半に予定されている。

  やはりリアルに作品を目にすると伝わる感度が高まる。

昨年はパソコンの画面上でそれぞれを比較したのであるが、今年はリアルに印刷されたコトPOPと接する機会を与えられたのであるが、そのPOPがリアルな売場に設定されているような感覚が伝わり、そのPOP自体が訴えかけてくる感度が、自らの五感を通して伝わってくるのである。

  “やはりリアルな審査は重要だな”

山口先生の提案によって、今回のリアル審査の機会を得たのであるが、リアルに現場にセッティングされるコトPOPは、やはりリアルに審査しなければならないものである。

  そして最終段階に入った。

当初は五感に訴えるPOPの選定から入ったが、そこからは山口先生の厳しいチェックが入ってきた。

  要は表示法やコンプラの問題。

そこを食品商業としての万全を期した選択としなければならない。どこに出してもコンプライアンス上問題とならない表現であることが前提となる。

  それだけ表示の問題は重くなってきている。

しかし、そこに触れることなく見る人を引き付けるコトPOPの数々。

  企業毎に集中して応募してくる企業。
  個人毎に集中して応募してくる個人。

コトPOPに対する取り組み方も、企業によっても異なるし、そしてその企業内の個人によっても異なるのである。

  やはり惹かれるのが作成者の体験談。

自分で食べてみて、どんな味だったのか。そこが川下の情報としてお客様に伝わるのではないだろうか。

  川上情報と川下情報。

川上の情報とは産地や生産者、更にはメーカー側の商品情報であり、川下の情報とはその商品の食べ方や味、使い方などの情報である。

  売場でそれを見るのはお客様。

よって、その商品がどんな味なのか、どんなメニューが美味しいのか、そしてどんな利便性のある商品なのか、それをPOP作成者がリアルな自分の体験談として表現されたPOPは、見る人を引き付けるのではないだろうか。

  そこに見る人の共感が生まれる。

その共感が、食べてみたい、作ってみたい、使ってみたい、の感度となって購入の決定に繋がっていくのではないだろうか。

  発表は食品商業10月号の予定となります。

応募された方々は、お楽しみにお待ちください。




リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ

  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

  地域で勝つ抜ける店長の育成。

そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
 リアルセミナー「勝てる!店長塾」紹介動画はこちら

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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←


是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。



食品商業9月号の発売案内
食品商業2024年9月号が発売されました。
20249

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 

2.無用オンラインセミナーのご案内
  
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上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内しております。

 ご確認の上セミナーの参加もご検討ください。


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食品商業8月号(7月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「目的買い化の4つのハードル前半」を動画にまとめましたのでご覧ください。

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食品商業7月号(6月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「置場・売場・買場」を動画にまとめましたのでご覧ください。

  ↓動画はこちら

食品商業7月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「置場・売場・買場」の動画


食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。

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食品商業6月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「総括編」の動画



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

昨年の審査員の経験から、今年はリアルに審査したこともあってか、全体のレベルがアップしていますね。特に、お客様に「食べてみたい」と思わせるコトが掲載されたコトPOPが多かったと思います。

このような川下情報が来店動機に大いに繋がっていくのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2024年8月23日 (金) 07時15分

今日の新聞に7月スーパー売上が猛暑や物価高による節約志向で1.0%減と報じられていました。買上げ点数前年割れからも消費者行動が垣間見れますね。買上げ点数減の対策は?目的買いと衝動買いが理解出来れば衝動買いを如何に上げていくのか?コトPOPが脚光を浴びる時期の到来ですね。

投稿: dadama | 2024年8月23日 (金) 06時30分

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