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2024年8月 8日 (木)

スポーツ界のAI革命

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


先日放映されていたNHKクローズアップ現代。

  テーマは「スポーツ界のAI活用」

“スポーツ界でもAIが活用される時代になってきたのか?”

  そんな想いで見ていた。

まずはオーストラリアの競泳の事例を紹介していた。

  将来有望な若手の発掘。

その目線で一人一人の及びをAIが評価した結果、現時点ではまだまだ結果(タイム)が伴わない若手が評価されたのである。

  これが所謂「AI評価」である。

特に若手の発掘の場合には、同じ10歳や15歳でも早生まれとなると一年近い成長ギャップが生じるものである。

  従来は早生まれに不利な環境があった。

これを是正して同年齢での評価の見直しを、AIを活用することで生まれた月に関係なく将来の成長を見越した再評価が為されるようになった。このことによって、若い世代の人材をより的確に、18歳以降で活躍できる素材として評価できるかの判断基準となってきたのである。

  将来の成長度の見通し。

これは難しい判断であるが、AI活用により有効に人材選定を可能にしたことは大きいであろう。

  また「AI審判」なる活用も台頭。

近年、益々「技」が高度化し、人間の判断だけでは評価しきれない体操競技にもAIが導入され、審判の補助役として活用され始めているという。これなども、パリオリンピックの柔道で話題となっている「誤審」の課題解決にもつながっていくのではないだろうか。

  人間の「目視」の限界。

その人間の主観の限界をAIがフォローするという活用のされ方である。人間の主観とビデオ判定という客観的な事実。この二つを組み合わせながら正しい評価による公正な評価によって、誰もが納得性のある審判が下されることは、なによりもそこに向かって人生を掛けてきた競技者にとっては嬉しいことではあろう。

  更に「チーム貢献度」の評価もAI導入され始めた。

バスケットボールの事例。

  従来であれば各人の得点数が評価基準であった。

PIPMという評価。これはこの値が高いほどチームの勝利に貢献しているという評価である。しかし実際の試合では、陰ながらチームの勝利に貢献している「ブルー・ガイ」(影の立役者)と呼ばれる選手もいる。自分ではゴールを決めなくても見方を上手くアシストする選手。その他にもリーダーシップを発揮して味方を積極的に鼓舞し、それを勝利に繋げている選手。
 
  このような視点での評価をAIに委ねたのである。

それをAIが個人の得失点による判断によって、個人の勝利への貢献度を算出するのである。

  このような評価は全て人間の主観だけであった。

しかし、ある一部分のプレーにおける人間の主観的な評価ではなく、桁違いの数多くの情報からの評価を下せるという部分では、人間はAIには敵わない。

  同時にチームの補強にも活用されている。

そこにも、チーム貢献度の高さから外部に選手を評価して自チームの補強要員としてピックアップしていくというものだ。

  “ここまで来たか!”

まさにそんな感想を持った。

  しかし「課題」もある。

AIはあくまでも人間が使いこなすものであって、逆に人間が使われるものではない、と言うことである。

  AIは時にハイパフォーマンス的になることがある。

ハイパフォーマンスとは、人間の能力を超えた要求を人間に課す、ということである。

  そこをリアルな人間が修正するのである。

そこには、あくまでも人間の主観が主役となる。

  AIを使いこなすマネジメント。

これがリーダーシップと連動する時代が迫ってきているのである。

番組では最後にまとめていた。

  AI活用への期待
  AI活用への懸念

この二つをまとめていた。

AI活用への期とは

  ・選手の能力開発
  ・チーム戦術の進化
  ・新たな才能の発掘
  ・スポーツ観戦がより臨場感

AI活用への懸念とは

  ・技術力で格差
  ・意思決定がAI頼みに
  ・倫理観が崩れる

このような特性を踏まえた、AI活用を図るべきであると結んでいたのである。






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リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ

  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

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そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

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食品商業2024年8月号が発売されました。
20248

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
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2.無用オンラインセミナーのご案内
  
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上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内しております。

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食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。

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食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」を動画にまとめましたのでご覧ください。

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

これからのAIはPOSシステム同様に大きな貢献度を我々に与えてくれるのではないでしょうか。
しかしその貢献度を引き出すのが心あるリアルな人間。その関係性はどこまで行っても不変だと思います。
最後はAIを活用する人間力。その人間力があれば、むしろAI力の劣る中小SMでも対等に渡り合えるのではないかと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2024年8月 9日 (金) 08時08分

昨日も場を乱し大変失礼致しました。
人間とAIの相互依頼は益々進むでしょう。
チャットGPTや自動運転然り。然しながら大前提は人間をより豊かな成長・発展を促進する補佐的従属的関係であるべきと思います。
AIに頼ったり従ったりするほど人間性は失われる。何事も得るもの有れば失うものも有るので共存共栄を意識したいですね。

投稿: dadama | 2024年8月 8日 (木) 10時00分

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