効率化への道
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
今週のテーマ。
「作業効率」
そんなテーマが多かったかと思う。
7月4日~作業のムダ
7月5日~作業割当表
7月6日~効率化の道
いずれも作業改善であり作業の効率化であり、結果として、より少ない人員でより効率的に、よりあるべき売場に近づける店舗マネジメントである。
人材が豊富な時代なら無駄な手法。
だったかもしれない。豊富な人員をより低い賃金で使い倒せた時代が続いたかもしれない。
しかし今や人口減による人材難の時代。
効率化の進化は避けて通れない道である。
昨日の作業割当表もAI化が進んでいる。
都内のある企業では、AIされた作業割当表の活用し、従来であれば30分程度費やしていた作業割当表の作成時間を約10分弱に短縮されてきたという。
更にAI化により作業割当表の精度も高まった。
作業効率化を図るツール自体もAI化により、更に効率的に、そして精度アップを図りながら進化していくのである。
先日のテレビ報道では、九州のある企業が店内でのカメラ設置により、売場を通る顧客や立ち止まる顧客、そして売場の商品自体をカメラが察知し、高い判断機能を導入して、値下げ判断をしてデジタルプライスカードを値下げ価格に下げて値下げを実行したり、客動線を考慮してより頻度の高い売場をカメラが察知して売場作りを提案したり、と本来なら防犯のみが目的だった防犯カメラが、店内オペレーションの判断機能を有するまでになってきているのである。
他にも、大手GMSでは、接客マニュアルをAI化して、表情などをスコア化して接客向上に役立てるという。
それは資本力のある企業ほど導入が速い。
よって、地方の中小SMほど、その導入も遅れ、効率化の波から遠のいていくのである。
それではどう対応するのか?。
一つは、使えるAI
二つは、人間力で独自化を図る
この視点であろうか。
人間力と言っても個人差は少ない。
個人差は少ないが、その個人が積極的に意志を以って行動するか、やらされ感で行動するかでは、その効率化であり売場作りの精度は圧倒的に異なるのである。
如何に前者の意志を身に付けるか。
それだけ、能力差の無い個人が強い意志を持つかどうかが、今後の中小SMの大きな分岐点になっていくであろう。
そんな強い意志を以下のセミナーで養ってほしいのである。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ
「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。
計5回のセミナー。
初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。
対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。
内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら
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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。
要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。
それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。
いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。
実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。
そこには企業の大小はあまり関係ない。
地域で勝つ抜ける店長の育成。
そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。
是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。
リアルセミナー「勝てる!店長塾」紹介動画はこちら
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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。
「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。
時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。
「店長が変わると業績も変わる」。
そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。
時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」
また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。
「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←
是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。
食品商業7月号の発売案内
食品商業2024年7月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.無用オンラインセミナーのご案内
第3回無料セミナー ~ 7月10日
第4回無料セミナー ~ 8月7日
上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内。
そこでは当方の動画視聴が前提となる。
そして今回も、食品商業側のご厚意からこの動画アップに関しては、セミナー参加の有無を問わずに公開させて頂くこととした。
動画視聴はこちらからどうぞ
動画視聴後、興味のある方は食品商業7月号の最終ページから無料セミナーの参加申し込みをして頂ければと思うのである。
セミナーはこのテーマに対してのフリートーク。
企業名や役職名は表に出さずに、個人名や愛称のみでzoom画面からの意見交換会を予定しているので、誰でも気軽に参加していただければと思うのである。
ちなみに今回のテーマは「置場」「売場」「買場」。
よって、動画時間も40分程度とかなり長い動画となっている。
今月号からファイブマネジメントの次のステージへ。
よって、ファイブマネジメントをベースに販売力の強化へ一段ステージを高めてのテーマとなる。
しかしフリートークはそこに留まらない(笑)。
おそらく、マネジメント以外の、現状の販売面や作業面、そして競合対策面と、各社各人が抱える課題に対しての意見交換のウェイトの方が高くなるのではないだろうか。
それだけ現場の抱える課題は広範囲に広がる。
よって、そんなフリートークの雰囲気を味わうだけでも十分に参加した意味はあると思うのである。
是非、ご購読宜しくお願い致します。
PS
食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業6月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「総括編」の動画
食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」を動画にまとめましたのでご覧ください。
↓動画はこちら
食品商業5月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「親近感」動画
食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。
↓動画はこちら
食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」動画
食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。
↓動画はこちら
「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』動画
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→無駄を省く手法は何れ限界点が表れ気をつけないとモチベーション低下から負のスパイラルに陥る
まさにその通りですね。
効率化と同時に、その労働力を、どのようにポテンシャルを高める為の時間に費やすのか。
戦略的な思想が店舗内に浸透しない限りは、店舗一丸にはなれないでしょうから、やはり店舗のリーダーシップは重要かと。
投稿: てっちゃん | 2024年7月 5日 (金) 07時18分
効率化も無駄を省く手法とポテンシャルを上げる手法が有ると思いますが、無駄を省く手法は何れ限界点が表れ気をつけないとモチベーション低下から負のスパイラルに陥る。時代毎のブームは有りますが今元気の良い企業は従業員のポテンシャル向上による相対的生産性向上を図っている。
ポテンシャルが高ければ自らが作業性向上を図りますから結果もついて来ますね。ヤラセ、シラケ、他責持たれの職場は何れ淘汰されますよ・・・お客様は見ていますから(笑)。
投稿: dadama | 2024年7月 5日 (金) 07時00分