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2024年7月17日 (水)

担当者のPDCA

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日は、現場感度をテーマにした。

  その感度がコンサル活動で活かされる。

それが現場で活かされることによって、現場の行動力を促し、結果的に業績改善の歯車が回り始めていく事になる。

  業績改善の歯車。

それが、とりもなおさず「PDCA」の歯車なのである。

  PDCAは回し続けなければ意味が無い。

回し続けることで、その精度は高まっていくのである。だから初めは低いハードルからでいいので、回し続けられるフォーマットを引用して実践し始めることが重要であろう。

  そして職位によってもレベルは異なる。

店長であれば52週を店舗レベルで捉えて、最後は店舗計の売上、利益、生産性の向上に寄与する取り組みを、虫の目から鳥の目と拡大していくで継続力がついていくであろうし、部門チーフであれば、それを部門計で捉えて継続する。末端の担当者は単品量販の取組み事例の報告までとして、継続を前提にPDCAを回すことの報告が重要となる。

何度も言うが、PDCAとは以下の言葉に置き換えられるのである。

  Plan・Dо     = 売る楽しさ
  Check・Action = 売れる喜び

どちらも商売における「販売計画~売場作り」と「売り切り~仮説立案」とへ連動していく一連の流れである。そして更に以下のように理解しることが出来る。

  Plan・Dо     = 売場作りまでの楽しさ
  Check・Action = 売り切った喜びと仮説

そうやって、楽しさと喜びを交互に経験していくことで、知らず知らずに継続性が生まれ、その継続性から多くを学び、次への仮説の精度を高めていくのである。

  楽しみ喜びながら成長していく仕組み作り。

これが、PDCAの本質である。

  楽しさと喜びをベースにハードルを越える。


この業界は、一人一人にそのハードルが与えられているし、そのハードルを楽しさと喜びに転換しながら越えていく業界特性を有しているのである。

  このメリットを最大限に活用することがPDCAなのである。

このメリットを活かすも殺すも企業次第であり、現場次第である。

  その差が現場力となって業績貢献度を高めるのである。

その現場力の差が店長次第でもあり、店長が変わると業績が変わる所以となるのである。





リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ

  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら
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リアルセミナー「勝てる!店長塾」のお申し込みはこちら

 
特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。
そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

  地域で勝つ抜ける店長の育成。

そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
 リアルセミナー「勝てる!店長塾」紹介動画はこちら

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著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の購入はこちら←
製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

 「店長が変わると業績も変わる」。

そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

また、出版にあたり紹介動画を作成しましたので、ご視聴ください。

「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント編の紹介動画←


是非、ご購読を検討してみては如何でしょうか。



食品商業8月号の発売案内
食品商業2024年8月号が発売されました。
20248

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 

2.無用オンラインセミナーのご案内
  
  第4回無料セミナー ~ 8月7日
  第5回無料セミナー ~ 9月4日

上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内しております。

 ご確認の上セミナーの参加もご検討ください。


PS
食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。

  ↓動画はこちら

食品商業6月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「総括編」の動画

  
食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」を動画にまとめましたのでご覧ください。

  ↓動画はこちら

食品商業5月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「親近感」動画


食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。

  ↓動画はこちら

食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」動画


食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。

  ↓動画はこちら

「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』動画



月別52週MD

 52週MDマネジメント(8
月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
 52週MDマネジメント(7月編)のダイジェスト版をアップ致しました。




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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

最近、独り言が多くなったような(笑)。

もしトラは確実性が高まってきましたね。さて、それが日本にどう影響してくるのか。

それにしても気候変動からの地域での農作物や果実、そして魚介類の収穫も今後不確定だし、世の中の流通が激変してくる予感。

企業としてトップとしての先読みは必須ですね。

投稿: てっちゃん | 2024年7月18日 (木) 07時19分

もしトラが現実となると益々日本はインフレリスクが高まり物価高は更に続く。更には人件費や物流費等経費アップが追い討ちをかけ来年も厳しい年が続くでしょう。所得が物価高に追いつかず、高齢化、増税も重なり消費はよりメリハリ化が進む。つまりは店舗選択に対する顧客の目は益々シビアになっていく。現実、買上点数は戻らない。節約しているのか他社で買っているのか?店舗客数と部門客数、店舗買上点数と部門買上点数に乖離は有るか?有るならどのカテゴリー、品種に乖離が有るのか?乖離が下振れしてるならどのようなアクションを起こせば回復する可能性が有るのか?白旗を上げるなら経費をどこまで下げれば損益分岐を保てるのか?
私が店長ならどのような提案をしメンバーにPDCAのキッカケを作るかの独り言でした(笑)。

投稿: dadama | 2024年7月17日 (水) 06時34分

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