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2024年6月15日 (土)

子供イベントの是非

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


昨日に続き「てっちゃん会27幕前座」から。

  「Z世代の顧客と従業員の獲得法」

それがテーマの今回の前座の勉強会。

  ①子供イベントの開催。
  ②顧客の名前を覚える。
  ③商品のプロを目指す。

当方の顧客の五感による、親近感の獲得術からの3つのテーマが上記の3項目である。

  特に顧客と従業員の獲得策としての①は重要。

参加者全員がそのような意見で統一はしていた。

  が、なかなか実際には組織内での課題も多い。

今回は、女性の参加者に子供イベントの実践者が多かった。よって彼女達からの実践手法、具体的に事例等が披露されたが、最後に必ず発声される言葉。

  「上司が無関心」

全てが全て無関心ということではないが、彼女たちの熱意に反比例して上司の店長等が無関心であったり、逆に廃止の方向で動いているという。

  その要因は生産性。

子供イベント自体は賛成であるが、そこに取られる人員、人時に対しての抵抗感が強いのである。

  “それって生産性を下げるよね”

そこからスタートすると、子供イベントだけではなく売場作りに要すること以外はすべて無駄な作業であるという認識である。

  それもわかるが・・・ 。

その部分になると、企業間の認識の違い、特にトップ層の認識の違いが大きいのかもしれない。

  特に大手になればなるほど否定的。

それだけ、目指す数値達成に向けての徹底度合いが高いのも大手の特徴か。

  しかし子供イベントの本質とは何か?。

それは、その地域におけるお店の存在意義を問わなければならない。

  子供イベントからの店舗の存在感。

その店舗での子供イベントから、多くの子供たちは学ぶのである。

  その学びはいろいろ。

そしてその意識が高い子供ほど、将来的なその店舗での就労意欲も高まるのである。

  特にZ世代ほど自らの感性を大切にする世代。

だからこそ、将来の従業員獲得、そして地域における自店の存在価値。それはもはやSDGsと同等の位置づけになるのではないだろうか。

  そこからの子供イベントをどう設定するか。

モノ売りだけの存在としての自店及び自社。

  再考すべき課題であろうか。





著書出版のご案内
今回は、製本版(ペーパーバック版)とKindle版(電子書籍)の二つのタイプを出版している。

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製本版はペーパーバックとなります。
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以下に、Amazonに掲載されている紹介文を載せた。

「この書は、スーパーマーケットの次代を担う店長の仕事の教科書となります。
36年の食品スーパーマーケットの経験から、最後に店長として赴任した店舗での5年間で42勝3敗の実績を基にした、現場最前線のリーダーが地域一番店を作り上げる体系的な実務書であり教科書です。

時代はコロナ禍後、食品スーパーマーケット業界も新たなステージを迎え、大小問わずM&Aが頻発している。しかし、この業界で言い継がれてきているフレーズがあります。

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そして、それはある意味事実でもあります。この実務書は長年の経験から導き出された店舗運営手法であり、店長が変われば必ず業績を改善出来る人材育成の教科書として執筆致しました。

時代は効率化の時代となり、生産性優先の時代へ急速に移行しようとしていますが、同時に差別化の時代へと益々二極化しています。そんな時代背景を踏まえて、相反する課題を解決できる人材育成として、この教科書を有効に活用して頂ければ幸いです。」

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リアルセミナー「勝てる!店長塾」開催のお知らせ


  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら
Web

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特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。

  そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

  地域で勝つ抜ける店長の育成。

そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。

  そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
  リアルセミナー「勝てる!店長塾」のご案内はこちら

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食品商業7月号の発売案内
食品商業2024年7月号が発売されました。
20247

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 

2.無用オンラインセミナーのご案内
  
  第3回無料セミナー ~ 7月10日
  第4回無料セミナー ~ 8月7日

上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内。

  そこでは当方の動画視聴が前提となる。

そして今回も、食品商業側のご厚意からこの動画アップに関しては、セミナー参加の有無を問わずに公開させて頂くこととした。

  動画視聴はこちらからどうぞ

動画視聴後、興味のある方は食品商業7月号の最終ページから無料セミナーの参加申し込みをして頂ければと思うのである。

  セミナーはこのテーマに対してのフリートーク。

企業名や役職名は表に出さずに、個人名や愛称のみでzoom画面からの意見交換会を予定しているので、誰でも気軽に参加していただければと思うのである。

  ちなみに今回のテーマは「置場」「売場」「買場」。

よって、動画時間も40分程度とかなり長い動画となっている。

  今月号からファイブマネジメントの次のステージへ。

よって、ファイブマネジメントをベースに販売力の強化へ一段ステージを高めてのテーマとなる。

  しかしフリートークはそこに留まらない(笑)。

おそらく、マネジメント以外の、現状の販売面や作業面、そして競合対策面と、各社各人が抱える課題に対しての意見交換のウェイトの方が高くなるのではないだろうか。

  それだけ現場の抱える課題は広範囲に広がる。

よって、そんなフリートークの雰囲気を味わうだけでも十分に参加した意味はあると思うのである。

是非、ご購読宜しくお願い致します。


PS
食品商業6月号(5月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の「今までの振り返り」を動画にまとめましたのでご覧ください。

  ↓動画はこちら

食品商業6月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「総括編」の動画

  
食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」を動画にまとめましたのでご覧ください。

  ↓動画はこちら

食品商業5月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「親近感」動画


食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。

  ↓動画はこちら

食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」動画


食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。

  ↓動画はこちら

「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』動画


月別52週MD
 52週MDマネジメント(6月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
 52週MDマネジメント(7月編)のダイジェスト版をアップ致しました。



研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。


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イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




 

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

売場作りの効率化を最重視するのか、店舗のコミュニティー要素を最重視るのか。

いずれにしても、企業のコンセプトが明確な企業は相変わらず集客されていますね。
それが答えなのでは。

投稿: てっちゃん | 2024年6月15日 (土) 07時57分

子供は正直ですから大人の事情=「やらせ」は通じない。子供イベントを集客や売上アップを「目的」とするから続かないのですよ。費用対効果が見えないとか頭の硬い店長やトップが喚き出す(笑)。子供の笑顔や感動を目的にしたらどうでしょう?売上より接客応対訓練の絶好の場になりませんかね?最近はセルフレジ化して益々顧客の接点の場は減る一方。蝙蝠目線からは子供に限らず老若男女に対しちょっとした心遣いが顧客から見れば新鮮に映るのでは?但しプライバシーや個を大切にする傾向も高くなって来てるので臨機応変的対応場必要かとは思いますが。スーパーは楽しく無くても良事を是とする顧客もスーパーが増えている現状、その土俵に巻き込まれるか敢えて戦いを避けるのか?何れにせよ顧客に明確に伝わる発信が必要ですしそもそも顧客は売上、客数増に興味はありませんから(笑)。

投稿: dadama | 2024年6月15日 (土) 06時58分

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