今年の夏
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
あるネットの情報を記載する↓
「2024年の夏は「観測史上1位の暑さ」になる可能性があるという。2023年の6月~8月の平均気温は、平年より1.76℃も高く、観測史上1位の暑さだった。2024年は、それを上回る暑さになる可能性がある。2023年、東京都心では7月に最高37.7℃を記録し、最高気温35度を超える猛暑日を22回、最高気温30度を超える真夏日を90日も観測するなど、記録的な暑さとなった。2024年は、この暑さを上回るかもしれないという。その前兆はすでに4月からあり、統計開始以降、この120年間あまりで最も暑い4月になった。平年より2.76℃も高く、真夏日も多く観測された。」
ということだ。
今年は更に猛暑の様相。4月に出された3カ月予報(5月~7月)を見てみると、気温は全国的に平年より高い予想となっている。その要因は「ラニーニャ現象」である。
ラニーニャとは、南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より低くなる現象で、この辺りで強い東風が吹くことで、温かい水がアジア側に追いやられ、太平洋高気圧の勢力が強まるため、日本では猛暑になる傾向があるという。
前回のラニーニャ現象は2022年8月だったが、都心で9日間連続猛暑日を記録するなど、記録的な暑さになった。
それを上回る今年の夏。
そこで我々業界が意識しなければならないのが、作物の異変であろう。特に6月に集荷が増加する生梅やさくらんぼ。そしてメロン等の果実類。
生梅の不作
サクランボの変異
メロンの高騰
いずれも、異常気温からくる本来の収穫量からは程遠い収穫状況である。
先日もさくらんぼの不良が報道されていた。
昨年の夏場の猛暑で作付けに異変が生じ、双子のような実が今年は多いという。そのような実は商品化されずに廃棄されてしまうという。
よって今年のさくらんぼは更に高騰が予想。
このように、異常な高温による不作もあれば、列島の高温化による収穫地域の北上化も現実化してきているようだ。
さくらんぼの北上化。
それはさくらんぼ以外の果実にも言えるだろうし、果実だけではなく漁獲エリアの北上化も現実問題化している。
天然ぶりの北上化
こちらも、本来であれば日本海の北陸が漁場の時期に、北上して北海道あたりで漁獲されていたり。
これも漁師にとっては大問題である。
5月月間を通して感じるのは、昨年よりも過ごしやすい気候であるということ。
特に朝晩の涼しさは従来の5月らしい。
しかし、それが今後の6月~8月にどのように関係してくるのか。
梅雨明け後のアイドルタイムが長時間化。
それを見越して、作りたてや夕市等の販促の強化を今から検討しておくべきではないだろうか。
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食品商業2024年6月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.無用オンラインセミナーのご案内
第2回無料セミナー ~ 6月5日
第3回無料セミナー ~ 7月10日
第4回無料セミナー ~ 8月7日
上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内。
5月8日当日は、上記のような案内にて発売をお知らせしたと思う。そして、今月号から再び当方と食品商業とのコラボによる無料ウェブセミナーが開催されることとなった(上記日程通り)。
そこでは当方の動画視聴が前提となる。
そして今回は、食品商業側のご厚意からこの動画アップに関しては、セミナー参加の有無を問わずに公開させて頂くこととした。
動画視聴はこちらからどうぞ
動画視聴後、興味のある方は食品商業6月号の最終ページから無料セミナーの参加申し込みをして頂ければと思うのである。
セミナーはこのテーマに対してのフリートーク。
企業名や役職名は表に出さずに、個人名や愛称のみでzoom画面からの意見交換会を予定しているので、誰でも気軽に参加していただければと思うのである。
ちなみに今回のテーマはファイブマネジメントの振り返り。
よって、動画時間も70分程度とかなり長い動画となっている。
今までのファイブマネジメントの総括。
よって、全体像と自分・商品・人材・組織・競合、の各項目に対してのマネジメント手法を一気にまとめて動画にアップした内容となる。
しかしフリートークはそこに留まらない(笑)。
おそらく、マネジメント以外の、現状の販売面や作業面、そして競合対策面と、各社各人が抱える課題に対しての意見交換のウェイトの方が高くなるのではないだろうか。
それだけ現場の抱える課題は広範囲に広がる。
よって、そんなフリートークの雰囲気を味わうだけでも十分に参加した意味はあると思うのである。
是非、ご購読宜しくお願い致します。
PS
食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目
「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」
をを動画にまとめましたのでご覧ください。食品商業の記事だけでなく、動画視聴により更に理解度が深まるかと思います。
↓動画はこちら
食品商業5月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「親近感」動画
食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。
↓動画はこちら
食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」動画
食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。
↓動画はこちら
「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』動画
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52週MDマネジメント(6月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
中小SMの生き残り戦略
今日のテーマをじっくりアルコール抜きで話し合いましょう😎
投稿: てっちゃん | 2024年6月 6日 (木) 08時55分
昨日も話しましたが、どのような環境下でも捉え方でプラスにもマイナスにもなる。今の環境をいかにチャンスとして行動するか。外部要因に柔軟に対応する「変化対応業」が我々の業界の根幹ですから。本部が如何に敏感でスピード感を持って動けるか?大規模病に対すして小回りが効く中小スーパーに利は有るのではないでしょうか。
投稿: dadama | 2024年6月 6日 (木) 07時34分