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2024年5月22日 (水)

出身部門毎の課題

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


店舗の店長。

  それぞれに出身部門がある。

私なら「鮮魚」部門からキャリアを積んで店長に至った。それ以外にも、

  青果部門から
  精肉部門から
  惣菜部門から
  グロサリーから
  ベーカリーから

中にはレジ部門から店長になられた方もいるだろう。そして、それぞれのキャリアに応じて個人的な特性や強み弱みを抱えながら店舗のリーダーとなっていくのである。

  店長キャリアの長い方
  店長キャリアの短い方

そこにも、その店長の特性が生まれ、店舗の雰囲気も異なっていくものである。

  店長に成りたての頃は不安だった。

確かに副店長として数年の経験から店長へと昇格していくのであるが、その数年でどれほどの自信を身に付けて店長となるのか。

  自信を身に付けてもすぐに崩壊してしまうもの。

それは、副店長から見た店長の存在と、店長となった自分の存在とがあまりにもギャップがあり、自分が想像していた店長像を自分で達成できないもどかしさからくるものである。

  そうやって店長としての自分の在り方を固めていくのである。

鮮魚出身の私は、単品量販とかその時のSKU作りとか、値頃作りとか、荒利ミックスという分野は得意だった。だから部下にもそんな自分の経験からの成功体験を語る場面が多かった。

  逆にグロサリーに関わる時間は少なかった。

要は、未経験だから現場のチーフにお任せの部分が多かったのである。

  その結果益々グロサリーから遠ざかっていった。

そうなると、どのような結果になるのか?。

  店舗レイアウトの考え方が弱みとなっていったのである。

店舗レイアウト上での、売場の役割とか客動線とか、そこからもたらされる買上点数や売上金額との因果関係が見えてこなかったのである。

  だから益々無関心になっていった。

転職して、グロサリー部門にオペレーションから関わるようになって初めて、オペレーション上からみた店舗レイアウトの存在、そして店舗全体の販売計画に関わるようになって初めて見えてきた、レイアウトの重要性。

  同様の経験を鮮魚や精肉出身の店長は経験しているであろう。

逆にグロサリー出身やレジ出身の店長は何が強みで何が弱みなのであろうか。

  生鮮出身部門とは逆の強み弱みを持つのであろうか。

いずれにしても、初めから万能な店長など存在しない。それでもそんな店長が存在するのであれば、はやりその方は天才なのであろう(笑)。

  稀にそんな方も存在するようだが。

しかし、それは出身部門の責任者時代から、そのような視点で自らの業務を理解していたのではないだろうか。

  だから次期店長候補には店舗全体を観させた。

特に、開店直後に店舗入口の青果売場から店内を一周させて、今日の各部門の売場作り、商品化、そしてエンド展開を顧客視点で見させて、経験を積ませたのである。

  それが後々に必ず繋がっていくのである。



「勝てる!店長育成」セミナー開催のお知らせ


  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

「勝てる!店長塾」セミナーのご案内はこちら
Web

「勝てる!店長塾」セミナーのお申し込みはこちら

 
特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。

  そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

  地域で勝つ抜ける店長の育成。

そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。

  そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
  「勝てる!店長塾」セミナーのご案内はこちら

  「勝てる!店長塾」セミナーのお申し込みはこちら



食品商業2024年6月号が発売されました。
20246

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 

2.無用オンラインセミナーのご案内
  
  第2回無料セミナー ~ 6月5日
  第3回無料セミナー ~ 7月10日
  第4回無料セミナー ~ 8月7日

上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内。

5月8日当日は、上記のような案内にて発売をお知らせしたと思う。そして、今月号から再び当方と食品商業とのコラボによる無料ウェブセミナーが開催されることとなった(上記日程通り)。

  そこでは当方の動画視聴が前提となる。

そして今回は、食品商業側のご厚意からこの動画アップに関しては、セミナー参加の有無を問わずに公開させて頂くこととした。

  動画視聴はこちらからどうぞ

動画視聴後、興味のある方は食品商業6月号の最終ページから無料セミナーの参加申し込みをして頂ければと思うのである。

  セミナーはこのテーマに対してのフリートーク。

企業名や役職名は表に出さずに、個人名や愛称のみでzoom画面からの意見交換会を予定しているので、誰でも気軽に参加していただければと思うのである。

  ちなみに今回のテーマはファイブマネジメントの振り返り。

よって、動画時間も70分程度とかなり長い動画となっている。

  今までのファイブマネジメントの総括。

よって、全体像と自分・商品・人材・組織・競合、の各項目に対してのマネジメント手法を一気にまとめて動画にアップした内容となる。

  しかしフリートークはそこに留まらない(笑)。

おそらく、マネジメント以外の、現状の販売面や作業面、そして競合対策面と、各社各人が抱える課題に対しての意見交換のウェイトの方が高くなるのではないだろうか。

  それだけ現場の抱える課題は広範囲に広がる。

よって、そんなフリートークの雰囲気を味わうだけでも十分に参加した意味はあると思うのである。

是非、ご購読宜しくお願い致します。


食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目

  「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」

をを動画にまとめましたのでご覧ください。食品商業の記事だけでなく、動画視聴により更に理解度が深まるかと思います。

  ⇩動画はこちら

「食品商業5月号執筆 親近感動画」


食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。

  ↓動画はこちら

食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」(動画)


食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。

  ↓動画はこちら

「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』(動画)



研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。


株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(6月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

思えば店長という存在。
私はどちらかというと、商品面よりも内面の心の持ち様に配慮してくれた店長に対しての信頼度のほうが高かったように思います。

なにせ鮮魚部門という強烈な特性部門は店舗内では我が道を行けたので、そこではなく内面に対して入り込む方に大いに感化されたかなと思います。

投稿: てっちゃん | 2024年5月22日 (水) 11時57分

k,kさん、コメントありがとうございます。

おそらく私もグロサリーやレジ部門にはあまり近づきたくなかったですね(笑)。
しかし、徐々に経験を積みながら、その課題が解消されていった経緯があります。

だからこそ今、こうして立派な事が言えるのかもしれませんが(笑)。

そして今想うのは、どの部門にも特性があり、その特性を強みとするか弱みのままで終わらせるのか。結局それは自分自身の理解と行動なのだということでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2024年5月22日 (水) 11時53分

k.kさんの仰る通りですね。だから鮮魚のチーフには鬱陶しがられる(笑)。餅屋は餅屋ですよ。
知りもしないのに能書だけ垂れてもメンバーは付いて来ませんから。だから素直に客目線、主婦目線で売場を見るように心掛けたでしょうか。素人の自分が食べたいか?買いたいか?その様な目線で素朴な疑問から教えてもらったり主婦?主夫目線からするとこういう売り方のが良くね?と提案しながらコミュニケーションを取ってましたね。
何れにせよ店長はメンバーのモチベーションを最大に発揮出来る環境を整える事が全てですよ。

投稿: dadama | 2024年5月22日 (水) 08時44分

主任から上がれなかった負け犬の遠吠えですが(´;ω;`) やはり出身部門により考え方あるので良し悪しあると思います。様々な店長、副店長の下で仕事してますが鮮魚、精肉、デリカ、ベーカリー出身店長は人が居ない時の加工製造の大変さを解ってくれる。青果、グロサリー出身、又はあまり生鮮を経験していない上司は軽く思っている。そして深いところには口出し出来ない。出てくるアドバイスが軽く意味不明。よく説明とか求められて話しても話が通じない。 相場の話は青果、鮮魚出身の店長とは話合いますが他の部門の方とは合いません。いきなりどんでん返しで売場変更、上に提出した売上計画も場合により変更してもグロサリー、精肉出身の店長には共感得られません。店全体の事を紹介されてる記事と内容が違うと思いますがご考慮いただければ。

投稿: k,k | 2024年5月22日 (水) 05時12分

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