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2024年5月 9日 (木)

円安効果

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


円安の進行が止まらない。

  小売業にとっては値上げラッシュが止まらない。

これだけの値上げが続くと、どうしても顧客心理としての安さ感への要望が高まる気配となっていくであろう。

  逆に今インバウンドがハンパでない。

当方もコンサル先での宿泊がほとんどであるが、いつもの宿が取れなかったという報告が多い。

  それだけ宿泊客が多いということだ。

そして、朝食会場に出向いて見ると、いるわいるわ外国人が。

  “これじゃ直前での宿泊予約は無理だなぁ~”

逆に、一か月前からの予約を入れておくとなんとか予約可能だという。是非、そんな対応をいて頂ければと思うのである。

  が、今日のテーマをそんなことではない(笑)。

インバウンドに湧く、ホテル業界や観光地。

  コロナ禍ではどうだったのか?。

そう、皆さんも思い出すであろう、つい先日の事として記憶されていると思うが、コロナ禍にあってのホテルや観光地は閑古鳥が鳴いていた。

  そして廃業の多い業界でもあった。

それが今、その反動としての賑わいを獲得しているのである。

  “当然の報いであろうか”

そんな風に想うのである。その当時廃業に追い込まれた方々に対しては残念の一念であるが、なんとか踏ん張ってこられた方々は、ようやくのこの期間の苦労が報われたということである。

  逆にコロナ禍での内食化に潤った我が業界。

そして今、安さ感を求める巷の声が聞こえてくる。

  とは言っても単価アップによる売上増。

皆んなが値上げすれば怖くない、という発想で現在は顧客の同意を得ているとは思うが。

  今後はМ&Aは進行する時代。

中小SMの残された道を開拓していく時代でもあろうか。

  とは言いながらの円安という現実。

国力という視点で言えば、間違いなく低下していくと思われる。

  日本人が海外に行けない現実。

それは何を意味するのであろうか。

  世界から埋没していく日本。

そんな道筋が、この円安に現れているのかなぁ~と思うのである。

  それがインバウンドの異常とも言える増加。

もはや日本は世界で買い易い国となっているのであろう。

  “日本に行けば2,000円で食事出来る”

2,000円という価格は、海外から見ればリーズナブルな価格なのである。

  リーズナブルな価格のギャップ。

日本でリーズナブルというイメージは500円以下であろう。それが海外だと2,000円となる。

  このギャップが国力なのかと思ってしまう。

はやく2,000円をリーズナブルな時代にしていかねば、と思うのである。





食品商業2024年6月号が発売されました。
20246

当方の執筆は以下の通りです。

1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント 

2.無用オンラインセミナーのご案内
  
  第2回無料セミナー ~ 6月5日
  第3回無料セミナー ~ 7月10日
  第4回無料セミナー ~ 8月7日

上記日程にて、開催予定予定。前回同様に食品商業「勝てる!店長塾」のファイブマネジメントに執筆した内容を動画にてアップし、記事と動画を視聴した後で、そのテーマ+アルファの自由な意見交換会を予定。
*参加申し込みは食品商業の最終ぺージに「食品商業かわら版」として案内。

是非、ご購読宜しくお願い致します。




「勝てる!店長育成」セミナー開催のお知らせ

  「勝てる!店長塾」有料セミナーの開催決定。

計5回のセミナー。

  初回スタートは今秋の10月2日(水)~3日(木)。

対象は小売業の店長及び運営部長他。開催形式は、リアルに集合するセミナーとウェブセミナーを組み合わせての開催。

  内容は当方のファイブマネジメント及び販売力強化。

「勝てる!店長塾」セミナーのご案内はこちら
Web

「勝てる!店長塾」セミナーのお申し込みはこちら

 
特に昨今、この業界も業界内のМ&Aが頻繁になってきた。

  要は中小が飲み込まれる形で吸収されていく流れ。

それは中小SMにも意図はあるだろう。しかし意図せずともそうなっていく企業も少なくはない。

  そんな企業の幹部や店長を対象にしたセミナーとしていきたいと考える。

いかに、自社の店舗力を高め、人間力+仮説検証力にて、地域で勝ち抜いていける高い店舗力を発揮し、競合マネジメントによる競争力の向上が図れる実力店長育成の実務型セミナーとなるであろう。

  実務でありリアルな部分に当方の強みを活かしたセミナー。

そこには企業の大小はあまり関係ない。

  地域で勝つ抜ける店長の育成。

そこに重点を置いたセミナー内容とセミナー実践、そしてセミナー受講生同士の交流からの人間的な成長期待。

  そんなセミナーとしてスタートさせたいと思うのである。

是非、セミナーご参加をご検討頂ければと思うのである。

  
  「勝てる!店長塾」セミナーのご案内はこちら

  「勝てる!店長塾」セミナーのお申し込みはこちら



食品商業5月号(4月8日発売)の当方の執筆記事、「勝てる!店長塾」の一時限目

  「ファイブマネジメント」の顧客の五感の「親近感」

をを動画にまとめましたのでご覧ください。食品商業の記事だけでなく、動画視聴により更に理解度が深まるかと思います。

  ⇩動画はこちら

「食品商業5月号執筆 親近感動画」



食品商業4月号(3月8日発売)で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。

  ↓動画はこちら

食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」(動画)

 


食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。

  ↓動画はこちら

「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』(動画)



  
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。


株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(6月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

本当に、いつの間にか?、といった感じで国際競争力が消えていったこの数十年。このギャップをどう取り戻してくのか。

そしてわれわれがどう行動していけばいいのか。悩みますね。

投稿: てっちゃん | 2024年5月 9日 (木) 07時33分

おっしゃる通り、円安以上に30年の低金利政策によるインフレ抑制&所得アップをしなかった反動が一気に顕著化しましたね。1ドル160円が120円=25%円高になっても海外の物価は高く感じるかと。アメリカはスーパーのパートで時給25ドル=120円レートで3000円前後ですからインフレと取得増が30年をかけて安定して推移した差でしょうね。高度成長時代やベビーブームでエコノミックアニマル日本が若く力強かった時期で有れば円安による貿易収支的な国力の増大も可能でしたがゆとり世代、高齢化、政治腐敗・・・さてさて日本丸はどこへ向かいますか。

投稿: dadama | 2024年5月 9日 (木) 07時21分

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