第二回コトPOP大賞
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
食品商業5月号が発売された。
それは昨日も記した内容ではあるが(笑)。
そして今日のテーマは「コトPOP大賞」について。
今月発売の食品商業にて、第二回コトPOP大賞の募集がスタートした。
締め切りは7月31日。日はまだあるが、それでもこれから準備をして設置、ある程度の数値データも抽出して結果を出すにはあっという間に7月の声を聞くことになってしまう。是非、今までの準備してきたコトPOPも含めて応募をしてほしいと思うのである。
今年は統一されたフォーマットにての応募となっているので、このシートでの応募をしていただければと思うのである。
この業界でのコトPOPの存在。
山口茂先生の言葉を借りると、コトPOPは「もう一人の販売員」。
その通りだと私も思う。
そして、そのもう一人の販売員には是非とも、商品のプロとしての役割を果たしてほしいと思うのである。
商品のプロとしての役割。
我々は、お客様に食品という商品を販売するプロである。プロだからその商品で商売をして儲けを得るのが生業(なりわい)である。
だからこそ商品のプロとならなければならない。
商品のプロというと、川上の情報をしっかりと習得し、産地や旬、そして漁場による違いを知り、それによって、より良い商品を入荷販売することをイメージしてしまう。
しかし商品のプロとはそれだけではない。
もう一つ重要な商品のプロとしての役割が存在するのである。
それは川下の情報によるプロ化である。
川上の産地やメーカー側の情報ではなく、川下の情報とは食卓の上に載せる為の情報である。
要は食べ方や料理法、保存法等の顧客に有益な情報である。
これが川下情報であり、それを現場サイドでお客様に提供することで、食事による豊かな生活を楽しめる情報が川下の情報であると私は考える。
その為のプロ化。
そして、そのプロ化の為に「コトPOP」の存在が大きなウェイトを占めていると思うのだ。
これは現場サイドが一番の強みではないだろうか。
この現場に商品を購入してお客様サイドに立ったパートタイマーの従業員が数多く就業しているからである。
顧客サイドの最大の理解者であるパート従業員。
もっとも、男性社員も同様にその役割を果たせる方もいるだろう。いずれにしても、その情報提供レベルでのプロ化によって、店舗にプロの集団が終結している環境を如何に構築していけるか。
その最大の武器が「コトPOP」だと思うのだ。
是非、そのような意図を込めて、コトPOP大賞にどしどし応募してほしいと思うのである。
食品商業2024年5月号が発売されました。
当方の執筆は以下の通りです。
1.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
2.POP大賞応募ページ
是非、ご購読宜しくお願い致します。
食品商業4月号で執筆した「勝てる!店長塾」の一時限目「ファイブマネジメント」の特集の「安定感」の記事について、その詳細を深掘りして動画にアップしましたので、ご視聴ください。
↓動画はこちら
食品商業4月号「勝てる!店長塾」ファイブマネジメント「安定感」(動画)
食品商業3月号(2月8日発売)で特集された「売場作りの改善法」の記事を動画でYouTubeにアップしましたので視聴ください。
↓動画はこちら
「食品商業3月号特集『売場作りの改善法』(動画)
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
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PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(4月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(5月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
*今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
売場とは商品以外の場が重要。
商品の陳列だけで魅力ある売場作りも可能でしょうが、そこにもやはり限界がある。
そのように、どの販促ツールにもどこか限界があるわけですが、それらが組み合わされることで起こる相乗効果もまた、我々の想像を絶する結果を導きだすもの。
それは本人のみが知りえることであり、やはりいろいろ挑戦してみることは重要ですね。
投稿: てっちゃん | 2024年4月 9日 (火) 08時59分
コトPOPはお客様に伝わってナンボ。手間暇掛けて芸術的に描くよりもマジックで10秒で書き殴った殺気的気配のPOPが琴線に触れる事も多いですよ(笑)。費用(人件費)対効果(売上利益)の視点も折り込むと更に説得性も有りますし動きや変化するコトPOP等新たな視点も生まれて来るとまた楽しでしょうか。審査員が大いに悩む参加がある事を楽しみにしています。後は参加しやすくする為に企業を壁をどうするかでしょうか。
投稿: dadama | 2024年4月 9日 (火) 06時32分