« 食品商業主催zoomセミナーのご案内 | トップページ | 月間重点商品への取り組み »

2024年2月20日 (火)

冷凍かつおの特性

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日のテーマは「かつお」。

  刺身のバリバリの主力商品である。

但し、今水揚げされている生のかつおは、赤身が主体である。南方で水揚げされたかつおは、まだ脂の乗りが少ない。よって皮岸も脂の乗りはない。

  赤身の美味しさで食べて頂く時期。

これが、南方から北上して銚子港を越えたあたりから脂の乗りがよくなっていくると思われる。これがいわきから三陸に北上するにしたがって、更に脂が乗っていき、戻ってくると一気に脂がつおとして位置付けられる。その段階では魚体も大きくなり、価格も高騰してくるのであるが。

  よって4月ぐらいまでは赤身主体であろうか。

だからこそ、冷凍とろかつおとの併売が重要な政策となる。先日コンサル先の企業が今月2月の商品政策にて「冷凍かつお」の重点販売の報告をバイヤーがしていた。

  皮付きの冷凍かつおの重点販売。

夏場のかつおの売上の高いエリアであり、今からのかつおの売り込みを図る目的があったのだろう。

  “いいところに目を付けたなぁ~”

思わず、関心してしまった。冷凍とはいえ、今から脂の乗ったとろかつおの販売は顧客の来店動機を高めてくれるに違いない。それだけかつおの脂とはわかる人にはわかるのである。

  特に腹身の部分の脂は最高に美味い(笑)。

昨今はなかなか生かつおの水揚げも厳しい時代が続いている。よって冷凍でもとろかつおの定番化は必須ではないだろうか。

  “でも皮付きは面倒だなぁ”

しかし、皮つきだからこそ脂がしっかり残るのである。これが皮無しのかつおであれば、商品化は楽だが皮岸の部分に一番脂が乗っているのであるから、メーカー側がその脂も削ぎ落して出荷するのである。よって入荷時には赤身だけの冷凍かつおとなる。

  食べてどっちが美味いか?。

明白である。だからこそ皮付きにこだわって仕入れ販売すべきではないだろうか。

  皮付きだと自分でたたきにも出来る。

それを好むお客様も意外といるのが、かつおの強い地域の特性でもある。私も時折皮付きの脂の乗った冷凍かつおを購入して自分でたたきにして、薬味をたっぷりかけて、夏場の暑さしのぎをすることがあるが、どんどん胃袋に入っていくのがわかるのである(笑)。

  やはりかつおは夏の風物詩ではないだろうか。


  





研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
株式会社「てっちゃん塾」へのお問い合わせはこちらからお入りください。



株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
Img_2245



食品商業2024年3月号が発売されました。

20243

当方の執筆は以下の通りです。

1.特集「売場作りの改善法」
    目的買いと衝動買いという顧客購買行動から
    将来的な来店動機を高めていく手法を解説

2.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




|

« 食品商業主催zoomセミナーのご案内 | トップページ | 月間重点商品への取り組み »

商売」カテゴリの記事

コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

→鮮魚の年間売上第1位がカツオです

やはりそうでしたか。水揚げエリアですからね~。やはり食べなれた食材は一年中違和感なく食欲になるのでしょうね。

逆に太刀魚等の南の魚が売れないのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2024年2月20日 (火) 08時58分

鮮魚の年間売上第1位がカツオです(笑)

まさかと思いましたが、冬でもなんでもこの地域はカツオがよく売れます。

なので冷凍はあまり売ったことないですが、美味しくないときもバカでかいときもありますので臨機応変にやってまいります。

投稿: hatabo | 2024年2月20日 (火) 08時28分

通りすがりの業界人さん、コメントありがとうございます。

そちらの地域は、良くも悪くも「まぐろ文化」。そして冷凍文化。

よってかつおに関しては人間が食べるものではないと思っている方も多いかも(笑)。

しかし、脂ののった生かつおの厚切りを、しょうがやにんにくをたっぷりつけて、梅雨時に汗をかきながら🍺と一緒に食べることの快感、幸福感をコトPOPで疑似体験させてやることで、一気に状況は変わっていくのではと思いますよ。

是非、チャレンジを👍。

投稿: てっちゃん | 2024年2月20日 (火) 07時58分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

鮮魚部門ほど、コトPOPの役割を必要としているのではないでしょうか。

それだけ一個一個、1p1pの違いを説明できれば、多くのお客様を立ち止まらせることが出来るし、食べたい、作りたい、と思ってもらえるのではと思います。

だって、骨の多い魚ほど美味しいんですから👍。

投稿: てっちゃん | 2024年2月20日 (火) 07時54分

k,kさん、コメントありがとうございます。

→ベテラン社員の残された生き方。
人材不足のこの世界で、あまりにももったいない生き方ではないでしょうか。
別の組織に行けば引く手数多。

なんとかならないものでしょうかねぇ~😔。

投稿: てっちゃん | 2024年2月20日 (火) 07時52分

何故かかつおが売れない地域なのに、年々数値が上がる。データは嘘をつきません。
ただ、食べ方が…
浜育ちの私にとっては屈辱、お客様から『こんな分厚いかつお食えたもんじゃねぇよ‼️』
かつおをチョーチョー薄く切らないと売れない地域なんですよねぇ😢
とろかつおの分厚く切った美味しさを伝えたい!いや、普通に切った美味しさを伝えたい!
しばらくエリアから出なそうなんで、私の使命は地域にかつおの厚さ改革をすることだと感じました( ´ -`).。oO(厚さ概念変えるぜ!)
あと、生の皮付きも全く売れない😢😢😢
めっちゃ美味いのに‼️

投稿: 通りすがり業界人 | 2024年2月20日 (火) 07時07分

鮮魚は専門外なので(笑)。
オススメの訳をコト化して顧客の買う気スイッチを入れる。並べる→売れる売場を意識したいですね。生鮮は鮮度と時間が命ですからPOPも鉄筆POP如くPOPカラーでなく筆ペンや赤黒マジックのが似合いますよ。🐧POPはギラギラ過ぎて鮮度感やシズル感を感じず付けると売上下がりますから(笑)。

投稿: dadama | 2024年2月20日 (火) 06時33分

魚ネタありがとうございます😊 皮付き冷凍カツオ。五年ほど前から取り扱いあります。剥く手間ありますが脂が残ってうまそうです。粗利も残りますからね〜 世間では盛り合わせ売れてないんですか? うちの現場はそんなことありません。地域性でしょうか? 大皿は流石に売れませんが二、三人前は変わらず売れてます。ただし!粗利が残らない。値入が最低限なので作りすぎるとあっと言う間に率が落ちます。鯵やイナダも高値安定なので売り切れる数量限定にして18時には最低限あれば良しになっております。そのぶん、タコスライス、カツオタタキスライスを臨時追加してます。目新しい面白い施策考えてますが本部に目をつけられてるようなので余計な事をせず時間で帰ります。なんか納得いきませんがそれが与えられた任務なので下を育てることをメインに教えていきます。それがベテランに残された生き方なんでしょうね笑

投稿: k,k | 2024年2月20日 (火) 05時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 食品商業主催zoomセミナーのご案内 | トップページ | 月間重点商品への取り組み »