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2024年2月23日 (金)

バレンタインデーの成功事例

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


バレンタインデー。

  過去に幾度か記事にした。

先日も「バレンタインの変遷」を記事にした。

  “もう終わコンでしょ”

確かに、バレンタインのチョコの展開をしない中小スーパーも出現し始めているのが現実。

  しかしそれはチョコの世界の話。

重要なのは、この業界はなにもデパートのチョコ売場だけではない。生鮮もあれば惣菜もあり、そしてグロサリー全般の品揃えをしている食品スーパーである。

  食を全般を通したバレンタインの提案。

これが重要なのではないだろうか。そして更に重要なのは、この世から「バレンタイン」という言葉は永遠に消えないということである。消えないというよりも、バレンタインデーという日は永遠に無くならないということである。

  だからこそチャンスをどこに見出すか。

それが重要なのである。

  バレンタインのチャンスの有りどころ。

そう考えると、いろいろな案が出てくるし、それをチャンレジしている企業や店舗も数多いのではないだろうか。

  当方のコンサル先の情報。

そこでは当日のみ、手切りの和牛ステーキを販売したという。その店舗の精肉はアウトパックのみの品揃え。よって手切りという商品化は普段は行っていない。

  しかし店長が精肉出身。

だから、やる気になればインストアでの商品化は可能なのである。よって自ら切ることで、バレンタインデーのみ和牛をブロックで仕入れ、手切りでさもご馳走風にカッティングして売場に陳列したという。

  18p製造して15pの販売実績。

素晴らしい!、と思う。このようなインストアでの手切りの販売というイベントは、数日前から事前告知しておかねばならない。でなければ当日、誰もそれを目当てに目的買いで来店することは無い。だから事前告知をしていたそうだ。

  バレンタインデー。

奥さんが旦那さんに、彼女が彼氏に、独身男性が自分へのご褒美に(笑)。いろいろとその用途は考えられるが、事前告知でこのようなインストアで3,000前後のステーキが、告知によって来店動機が生まれるということである。

  告知販売。

予約販売はあるが、告知販売は初めて聞く言葉。それでもその告知をすることで、当日の来店動機が生まれ、目的買い化される。

  これは新しい発見ではないだろうか。







研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
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食品商業2024年3月号が発売されました。

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当方の執筆は以下の通りです。

1.特集「売場作りの改善法」
    目的買いと衝動買いという顧客購買行動から
    将来的な来店動機を高めていく手法を解説

2.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

→こじつけ
これ重要ですよね。最もhataboさんの得意分かも😎。

そしてそれを得意の筆POPでお願い致します!

投稿: てっちゃん | 2024年2月25日 (日) 15時54分

どのイベントでもうちは関係ないではなく、どうやったら絡めるか、を考えられるかですね。
なんでもこじつけてしまえば売るチャンスがありますのでそこら辺を頑張っていきます。

投稿: hatabo | 2024年2月25日 (日) 07時58分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

こんなメニューをいつかは食べてみたい、それを実現すべき時が、バレンタイン、ホワイトデー、ひな祭り等へと繋がっていければ、普段から品揃えしているご馳走メニューの提案の仕方も変わっていくのではと、蝙蝠の視点で見えてきますね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2024年2月24日 (土) 08時46分

バレンタイデー、ホワイトデー、ひな祭り、子供の日・・・どれも縮小マーケットですが切口を変えれば「あの頃は」となりこの日ばかりは子供や恋多き年頃にフラッシュバックさせる仕掛けは大有りと思う蝙蝠男🦇

投稿: dadama | 2024年2月23日 (金) 18時09分

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