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2024年2月24日 (土)

予告販売

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


今日のテーマは「予約販売」ではない。

  「予告販売」。

一年で、その日の国民的メニューがほぼほぼ一定の場合、小売側は予約販売にてある程度の数量確保をしておく場合がある。

  2月3日の恵方巻の予約販売。
  7月後半の丑の日の予約販売。
  クリスマスケーキの予約販売。

等々、相当の数が予想される場合は、ロス対策と事前の売上確保を目指して予約販売をする。逆に言えば顧客側も予約により確実に当日の食材の購入が約束されることになる為、事前予約をする方も多い。

  しかしそれ以外はどうか。

相変わらず「待ち」の商いを強いられるのが、この小売業界ではないだろうか。

  これが事前にメニューを聞いてからの製造であれば、・・・ 。

外食のように、顧客が事前に購入する商品を聞いてから製造すれば、ロスは無い。

  が、顧客数も限定されるため売り上げは激減。

顧客のが食品スーパーで惣菜を購入する場合は、事前に製造され陳列された商品から購入する商品を購入するという流れが一般的である。

  だからある程度のロスを想定しての売価設定となる。

これが、予約販売のように製造数量と販売数量が一致するような場合は、低値入で価格訴求することも可能なのである。

  だから「予告販売」なのである。

「予告販売」」とは、日時を指定して、惣菜を価格訴求して限定販売することを予告するのである。

  当日のその時間は順番待ちが出来る。

例えば100パックの限定で予告販売したら、100人まで並んだお客様に対して、顧客を確定し、100パック製造後に、並ばれたお客様に対して作りたての限定商品を販売する。

  結果、ロス無く完売できるのである。

従来の「待ち」の商いにて、100パック販売するデリカ商品はそう多くはないであろう。しかし予告販売することで、間違いなくロス無く100p販売できるとすれば、その分低価格で提供することが出来るし、確実にその利益分がその日のデリカの利益に加算されることになる。

  惣菜・寿司での予告販売。

ここに惣菜・寿司・ベーカリーでのチャンスが見えてくるのではないだろうか。もちろん、上記カテゴリー以外にも、生鮮部門でもこのような予告販売は可能であろう。

  これはタイムサービスとは異なる。

タイムサービスは生鮮以外の部門でもその時間に限定数量等を設定して損なうのであるが、予告販売は製造部門に限定して行うものである。

  このような予告販売にて生産性は格段に向上する。

他の商品を絞ってでも、予告販売商品に製造を集中することが出来、それによって効率よく売上と利益を確実に積み上げることが出来るのである。

  顧客も作りたてを購入し食することが出来る。

但し、その時間前に目的買いの為にその売場にリアルに来店し並ばなければならないというリスクが生じる。

  しかし逆に安価で作りたてを購入することが出来る。

このような販売手法を製造部門が強みとして定着出来たなら、口コミで評判になっていくのではないだろうか。







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当方の執筆は以下の通りです。

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今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

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52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
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AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。









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コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

惣菜の方が、むしろロスなく無駄なく売れ筋オンリーで製造可能ですので、この予告販売の数量をどんどん高めていく事が出来ますし、尚更効率的な製造計画に移行できそうな気がしますね。

投稿: てっちゃん | 2024年2月25日 (日) 15時55分

マグロの解体などでは予告販売はしますが、惣菜でも応用が効くのですね。
勉強になります。
新商品などのお披露目でチャレンジしたいと思います。

投稿: hatabo | 2024年2月25日 (日) 08時01分

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