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2024年2月16日 (金)

アウトハイ

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


NHKBS、毎週月曜夜9時~。

  「球辞苑」。

なぜか最近ハマッているスポーツドキュメントである。ドキュメントというより、野球というスポーツ、特にプロ野球界におけるデータを基にした、場面場面を掘り下げて追及する番組と言ってもいいだろう。過去には、

  「セーフティバント」
  「投球間隔」
  「併殺」
  「ロジンバック」
  「デーゲーム」
  「コンバート」

等々、野球のプレー中に起こりえる様々場面を掘り下げて追及していくのが、野球経験者なら尚更ハマってしまうのであろう。

  前回は「アウトハイ」を特集していた。

アウトハイ。要はピッチャーが投げるコースの事。ストライクゾーンをそれぞれ9つのゾーンに分けた時に、ど真ん中を中心に、上から時計回りに、

  ハイ
  インハイ
  イン
  インロー
  ロー
  アウトロー
  アウト
  アウトハイ

と区分けされる。この中でよく耳にする言葉が「アウトロー」である(笑)。

  はみ出し
者、厄介者、無法者という意味。

皆さんも自企業でこのようなアウトローをご存知であろう。私の仲間にもアウトローが多い。いや、多いというよりもほぼほぼアウトローではないだろうか(笑)。

  しかし今日の話題はあくまでもアウトハイ。

アウトハイという枠の中を、意図的にめがけて投げることである。

  私の現役時代にはあり得ないコースであった。

たまたまアウトハイに行ってしまった場合を除いては、絶対にアウトハイには投げないようにしていたのである。

  なぜなら必ず打たれるから。

アウトハイとは、バッターから見ると高めの遠い場所へ投げ込まれた球である。よって一番見やすいコースとなるのである。

  当時の私は「針の穴を通すコントロール」と言われていた。

それは、コントロール以外強みが無かったからであり、球の遅さからコントロールを良くして、低めに突くボール以外は打たれたからである。

  球が遅いということはバッター手前で落ちるということ。

よって低めの球ほどストレートなのにバッターに近づくにしたがって落ちていくのである。

  だから打たれない(笑)。

それをわざわざアウトハイに投げようものなら、トスバッティングさながら面白いように打たれてしまうのである。だからアウトハイには絶対に投げないことがコントロールの良さとも言えたのである、が、逆に球の伸びに自身のあるピッチャーだったら、積極的に投げていたかもしれないのもアウトハイだ。

  アウトハイを狙えるピッチャー。

逆に言うと、私の憧れのピッチャーでもあった。それがアウトハイというコースなのである。

  アウトローがはみ出し者ならアウトハイは?。

アウトハイ、もはみ出し者かもしれない。そして自分に自信があるからこそアウトローになれるのであり、それはアウトハイでも十分通用するのが、組織内でのアウトロー、アウトハイの存在なのではないだろうか。

  ここから急に組織論に転換したが(笑)。

球が遅いから、アウトローで逃げたが、球が早かったらアウトハイで勝負出来る実力。しかし、組織内では自分に自信がある人ほどアウトローとしてやりたい放題で結果を出すことが出来る。

  アウトローとアウトハイ。

さて、皆さんはどちらを目指すのでしょうか(笑)。
  



  



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食品商業2024年3月号が発売されました。

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当方の執筆は以下の通りです。

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今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

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52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。

なるほど、
 outlaw と
 outlow の違い。

私の仲間達は、皆outlaw。
これからは、dadamaさんの事も

 アウトロー ではなく
 アウトロウ と呼ばせて頂きます😎。

投稿: てっちゃん | 2024年2月17日 (土) 12時00分

hataboさん、コメントありがとうございます。

私が高校二年の時に、隣の高校に甲子園に行ってその後阪急に入団した三浦さんという方がいました。

バントしようとしましたが、かすりもせずに三振を取られました。

手前で伸びてくるので怖かったです🤧。

投稿: てっちゃん | 2024年2月17日 (土) 11時56分

低めキリキリのアウトローでストライクを狙うのがアウトローですかね。
カタカナでは同意語になってしまいますが、野球はoutlow.私はoutlaw。lawは法律ですからoutlawで無法者となります。

投稿: dadama | 2024年2月16日 (金) 19時28分

アウトハイは速球派のピッチャーの特権ですね。
松坂がイチローとの初対決のときにアウトハイをうまく使っていたような印象です。
私も会長と同じようにをたまは遅いは球種はカーブのみ(笑)
スライダーは投げてみたことあるんですが曲がりすぎで使えず(笑)
カーブは大きく曲がったのでそれを活かすためにインコースのコントロールが生命線でした。インコースのコントロール次第では一試合10個以上の三振取れましたので(笑)
アウトコース一本では打たれる、速い球投げたかったなぁ(笑)

投稿: hatabo | 2024年2月16日 (金) 08時24分

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