気候の乱高下
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
この記事を書いているリアルタイムが2月5日午後2時。
外は降雪。
しかも本降りとなってきた。
大粒の雪が東北北陸並みに降り続く。
圧倒言う間に庭が真っ白に染まっていく。
“こんな大雪久しぶりだなぁ~”
幸いに、外出予定も無く、まったりとこの降雪を眺めていれたからよかったものの、普段積雪の無い地域にお住まいの方にとって、この雪は大きな負担となっているのだろう。
今年は暖冬。
だからと言って、積雪が全く無いかといえばそうでもない。地球という限られた環境の中では必ず自然は循環するのである。
そうやって少しずつではあるが環境が変わっていく。
これが100年前と比較すると大きな違いとなって現れてくるのであろう。
そうやって毎年52週MDにも差異が生まれていく。
それでも自分自身でも、自分の人生数十年で感じる自然の違いがある。
気候の乱高下である。
気温というよりも気候の乱高下が昔と比べても激しくなってきているように思う。かっては、今よりも気温も寒かったし雪も多かった。
しかし穏やかに季節は流れていった。
しかし昨今はそれが乱高下を繰り返しながら、尖った荒々しい気候の変化をむき出しに地表の襲い掛かってくるようなニュアンスに変わってきたのである。
何かに守られるように気候が変化しなくなってきた。
それが、ここ数十年の大きな変化であろうか。そして、このようなニュアンスが今後は当たり前の毎年の繰り返しになっていくのであろう。
だからいつなんどきどんな気象状況になるかわからない。
自然の脅威が年々増していくような気がするのである。それは過去にも異常気象や自然災害はあったが、それでも穏やかに時が流れ、穏やかに気温も変化し、穏やかに四季が流れていった。
そのような気候は戻らないのかもしれない。
慣れていくしかないのであろう。またはそれに備える気構えが必要なのであろう。
そしてそれに対応する我々の情報網からのリアルな売場対応が求められるのである。
常に気象というアンテナと行動力が求められる。
おそらく、今日の前日の2月4日(日)と5日(月)の午前中は相当な混雑であったに違いない。
節分商戦が終わった直後の大雪。
それにどれだけ対応出来たか。そしてチャンスロスを起こさなかったか。値下げロスは発生しなかったか。
それだけ気象は来店動機を大きく変えるものだ。
常にそのようなアンテナを張り続けたいものである。
研修会やコンサル等のご相談を無料にて承っております。
お気軽にお問合せください。
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株式会社「てっちゃん塾」のホームページはこちらからどうぞ↓
当方の執筆は以下の通りです。
1.特集「売場作りの改善法」
目的買いと衝動買いという顧客購買行動から
将来的な来店動機を高めていく手法を解説
2.連載「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(3月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
*今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
hataboさん、コメントありがとうございます。
ゲリラ豪雨。まさにその命名があの豪雨を物語ってますね。決してしとしとなど振らない梅雨時期の大雨。
そんな季節が目の前に迫ってきているような気がしますね。
そして来週は一気に気温20度の世界が待っています。さて、何を仕掛けますか?。
投稿: てっちゃん | 2024年2月10日 (土) 12時37分
k,kさん、コメントありがとうございます。
→あさりの大不振
なにか問題があると一気に消費をひかえてしまうのが我が国の特性でもあるでしょうか。
特に海産物はその傾向が強いかもしれませんね。
特に昨今は産地偽装には大きな反動があるようです。じっくり回復を待つしかないのでしょうか。そしてこのような経験を通して人工生成された食材に移行していくのでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2024年2月10日 (土) 12時34分
昔は夕立ちって言葉がありましたが今は全く聞かずゲリラ豪雨に変わりましたね。
今まで水没したことなかった地域が水没したり、大雨と聞くと身構えるようになりました。
お客様心理でも千葉県は雪は殆ど降らないので、予報が出れば前日はよく売れますね。
しっかりとウエザーMDしていきたいと思います。
投稿: hatabo | 2024年2月10日 (土) 08時19分
節分が終わり初午に向けてしもつかれ、すみつかれの提案をしています。とはいってもそんなに食べる地域ではないのでこじんまりと(笑) 最近、あさりが大苦戦しています。ひな祭りに向けて蛤もぼちぼち国産置き始めていますが売れませんね~数年前に話題に登った産地偽装からのひきずり。もう海藻を売っていくしかないですね🎵 鍋つゆは値引き開始です(>_<)
投稿: k,k | 2024年2月 9日 (金) 11時40分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
三寒四温ではありますが、週末は4月並みの気温。それが約一週間ほど続きますから、食卓も春の食欲が湧いてくるのではないでしょうか。
鍋つゆは定番のみで店じまいですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2024年2月 9日 (金) 07時34分
はい、暖冬だからこそ南岸低気圧の影響で湿ったドカ雪が降りますよ。暖冬=海水が蒸発=温暖な寒気でも氷点下になれば湿ったドカ雪。
とは言え、今週は春を感じる気温との事。鍋商材はそろそろ定番にご隠居ですね(笑)。
桜のオブジェやひなまつりで彩りたいですね。
某店の入口を彩る吊るし雛良いなー(笑)。
投稿: dadama | 2024年2月 9日 (金) 06時09分