2月度のスタート
皆さん、こんにちは。
小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。
さて、今日から2月がスタート。
本格的な52週MDの始まりである。
以前にも記したと思うが、52週MDとは毎週を52回繰り返すと一年が経過し、また再び同じ52週が巡ってくるのであるが、1月は52週の繰り返しを実践するのと同時に、昨年度を振り返り、今年の方針を構築する月でもあり、その後のスタートを2月から本格的に実践する時が、2月だと考えているのである。
その始まりが今週からという認識。
そして今週週末には節分商戦が控えている。
節分商戦。
節分商戦にはいろいろと重要な商売の要素が潜んでいると私は考える。
節分という謂れへの取り組み。
全国民が巻き寿司を食べる日。
店長主導の寿司部門支援体制。
よって、店舗内が一つにまとまり、寿司部門への支援体制を構築し、一年で一番寿司の売れる日をどう数量計画し、製造計画し、人員計画をして臨むか。それも店長主導で一致団結できるか。
とても重要な一年の始まりが節分商戦である。
それは、今この瞬間に行動するのではなく、勤務スケジュールを作成する段階から、全部門からの援助体制を組むという段階からのスタートである。
よって1月中旬はある程度の計画が練られている筈なのだ。
そして、そこからバレンタインデーでの売場作り、更に3月3日のひな祭りへと流れていくのである。いろいろなイベントがここからスタートすることになる。
更に今年はうるう年。
だから29日まであり、昨年よりも営業日数が1日多くなるということである。
この一日増をどう捉えるか。
一日多くてラッキーだった、と単純に喜ぶのか、この売上増を更にチャンス拡大へと繋げていくのか。それは組織のリーダー次第である。
この一日を売上拡大へ繋げるられるかどうか。
当然、一日営業日数が増えるのであるから売上増は当然の話だが、荒利額を固定して、29日分の荒利額を月間での売上増に更に投資すれば、より多くの売上と客数、そして加速を付けながら3月に迎えるのである。
そのような意図を持って3月商戦へむかうかどうか。
そこで、弾みをつけて新年度へ迎えるかどうかは、その後の一年間に大きなプラスとなって跳ね返ってくるのではないだろうか。
そんな重要な2月がスタートした。
店舗一丸となって節分商戦に取り組み、そのチームワークを一日多い営業日数を武器に価格訴求による集客力アップへ繋げ、衝動買いからの次への目的買いを増加を生み、上昇スパイラルを回していく。
そんな月にしたいものである。
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当方の執筆は以下の通りです。
1.「店舗視察の方法と学ぶべきポイント」
前半 ~ 事前準備としての五感の認識
後半 ~ 写真で解説する最新ポイント
2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
一時限目 ~ ファイブマネジメント
二時限目 ~ 52週MDマネジメント
今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。
PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。
「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから
競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。
「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
*今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施
農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。
基調講演の内容
①ファイブマネジメントの概略
②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
③競合対策としての顧客の五感の実践
④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。
AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。
40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表
農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。
第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義
イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。
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コメント
hataboさん、コメントありがとうございます。
いよいよ情け無用のスピードある年を迎えようとしていますね。
攻めの年、スピードある実践の年、そして勝ち残りを宣言する年。
応戦しております。
そしていつでも駆けつけたいと思っております😎。
投稿: てっちゃん | 2024年2月 2日 (金) 09時57分
来季に向けて、自分たちの弱みが見えてきましたのでそちらを徹底的に変えていきます。
今まではみんなを同じように、各部門に課題を出し、やってもらうスタイルでしたが、スピード感が足りないので、やらない、やれないところは代わりの人間がやるという方向に変えようと思います。
生き残らなきゃいけないので情は無用です(笑)
投稿: hatabo | 2024年2月 2日 (金) 07時39分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
この業界、特にここ10年は競争激化による競争と同時にM&Aが激化の時代。よって攻めることが最大の防御であることは明白になりましたね。
コロナ禍という先の見えない時代から、再び競争の世界へ。それも更に激化してしまったように思います。
そんな時代のスタートが切られましたね。
投稿: てっちゃん | 2024年2月 1日 (木) 09時17分
ご存知のように(笑)当社も今日が来期経営方針発表会です。今年のキーワードは攻めへの転換。
やはり喧嘩する時はしなきゃですよ(笑)。
お客様に近い現場が元気になりひいてはお客様の笑顔と支持が増える一年にしたいですね。
投稿: dadama | 2024年2月 1日 (木) 08時54分