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2024年1月25日 (木)

結果に結び付ける為に

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


競合出店。

  そして業績低迷。

多くの企業は上記のような流れから、迷路にハマっていくのではないだろうか。

  そしていろいろやっては見たが結果が出ない。

そして更に深みにはまっていく。

  何をやっても結果が出ないという迷路。

そのような店舗は、残念ながら競合出店1年経過後も、業績は戻ってこないことが多い。

  一年回ったら業績は戻る。

そう思っている方が多いと思うが、実は一年経過後に業績が戻るという保証はどこにもない。でも一周回ったのだから業績回復してくるはずという願望だけが先走りするのである。

  一年周っても更に低迷する店舗。
  一年周って100に戻せた店舗。
  一年周って一昨年に戻せた店舗。

このように、競合出店においても、更に低下する店舗もあれば、なんと競合出店以前に戻す店舗も存在する。

  何が違うのか。

一言で言えば「継続」である。競合が出店に際して事前情報、事後情報を合わせて明確な対策を立案し実践する。

  ただその継続をするだけ。

しかし、それは即効性のある対策とはならない時がある。全ての価格を合わせるという対策でなければ、概ねはそう簡単には結果は出ないものである。

  だって何も無いところに競合が出来たのだから。

必ず自店のお客様の何割かはそこを起点として買い回りをしているハズである。そこから再び自店を起点にしてくれるかどうかは、長い時間を要するし、長い時間を要するからこそお客様からすれば、その安定した継続が、安心して再び固定客として利用しようと気持ちが転換するのである。

  コンサル先の企業も昨年競合出店された店舗が数店。

一年経過後。途中の数値は厳しいものがあった。しかしファイブマネジメントによって店舗運営力が高まった。そして52週MDマネジメント及び販売力強化セミナーにより販売力が高まった。

  しかし早々に昨年売上には戻らい。

現場の店舗や店長にはツライ日々が続く。

  “今の政策は正しいのだろうか?”

結果が出ないと、人間は必ず立ち止まり振り返り、迷うのである。

  そして途中で放棄してしまう。

継続してきた施策を放棄し、新たな情報を基に別の施策を実施する。しかしそれも効果が無く、また別の施策に移っていく。

  結果として何も残らずに一年が経過する。

逆に、周囲からいろいろとヤジが入ったが、自分を信じて施策を信じて継続してきた店舗は一年経過後に確実にその結果が伴ってくるのである。

  この違いは明らかに継続力だ。

地道に取り組んで継続してきたことは、時間がかかるが顧客には地道にではあるが確実に認識され地道に固定客が移動しているのであるが、それは100を超すかどうかという線にはなかなか届かない。

  この業界は昨年100が一つの基準。

だから、その基準に届いたか届かなかったかで、全てが評価されるのである。

  微妙な結果は視線に入らないのである。

だからこそ、我慢できずに放棄してしまうのである。

  継続は力なり。

よく言われる言葉ではあるが、それは競合対策にも必ず通ずる名言であると信じている。

  今年も継続力を信じて前を向いていきたいと思うのである。


 




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食品商業2024年2月号が発売されました。

20242

当方の執筆は以下の通りです。

1.「店舗視察の方法と学ぶべきポイント」
    前半 ~ 事前準備としての五感の認識
    後半 ~ 写真で解説する最新ポイント

2.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



PS
部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


競合対策セミナーのダイジェスト版をご視聴頂けます。

  「競合対策セミナー④」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー②」ダイジェスト版の視聴はこちら
  「競合対策セミナー①」ダイジェスト版の視聴はこちら
 

52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(2月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。





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リーダーシップ」カテゴリの記事

コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。

本当に残念な環境ですね。
とは言っても、必ずどこかに見てくれている人がいるものです。

今はそんな慰めの言葉しか見当たりません😢。

投稿: てっちゃん | 2024年1月25日 (木) 20時45分

Hataboさんの人間力。良い言葉です(^∇^)うちはそれを潰しにかかる。全店統一を目指す。創意工夫は余計な作業らしいです。全くやる気を削がれます。店長もいつ降格されるかびくびくしながら長時間労働してます。良いことないです。会社が施策変更で業績悪化なのに(笑)

投稿: k,k | 2024年1月25日 (木) 19時00分

hataboさん、コメントありがとうございます。

継続するということは、内部での循環があって初めて可能となりますから、
 PLAN~DO~CHECK~ACTION
の循環は必須かと思います。

特に大手が苦手な人間力は大小企業関係なく同じ一人の人間としての能力の引き出され方ですから、意外に強いかもしれませんよ。

投稿: てっちゃん | 2024年1月25日 (木) 13時17分

企業力では勝てませんので、店舗力と人間力で頑張っていきたいと思います。
今までのコトPOPの継続ができましたのでほかもできると思います。
継続力もPDCAを回しながらでないとだめですね。

投稿: hatabo | 2024年1月25日 (木) 12時07分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

新規競合店の出店で間違いやすいのは、新店競合対策なのか、あくまでも自店の業績対策なのか、という区別でしょうか。

そして今までの経験から、あくまでの自店の業績対策を思考することで、業績に対しての最短距離が図れるといことでしょうか。自店の業績に影響を与える最大競合がどこか?、を絞ることで得られる集中度。そこから得られるコスパの高い施策。その積み重ねが一年後に大きな数値回復にむかうのかと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2024年1月25日 (木) 07時54分

自店より大規模な競合店が現れても売上が半分以下になる事はなく大体20%程度の影響度が多いのではないでしょうか。相手は自店の2倍以上売っている(笑)。商圏シェア率100%の地域なら一気に閉店に追い込まれるでしょうがそこまで追い込まれないのは元々自店のシェア率が低いから(笑)。競合の進出前と後で商圏シェア率はどう変化したのか?客数(レジ客数、部門客数)買上点数の変化や部門バラツキは?時間帯変化は?などなど分析すると本当の競合は新店なのか?と気がつく事もあるのでは。競合新店対策はその店舗だけでなく既存の競合店からのシェアを奪う事も対策せねばですね。但しあれもこれもと欲張ると二兎を追うもの一兎も得ず(鳥でも良いですが、笑)になりかねませんから対策はシンプルイズベスト=基本の徹底が1番ですしそれは新店、既存どちらの競合店対策となりますから既存の競合店からのシェアを奪う事に通じますね。

投稿: dadama | 2024年1月25日 (木) 07時00分

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