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2023年12月13日 (水)

事実を貫く

皆さん、こんにちは。
 小売業界でコンサルをしている「てっちゃん」です。


生きていく上での「事実」とは何か?。

  急にシリアスなテーマとなってしまったが(笑)。

人間は、生きていく上で「事実」に基づき生活をしていく。特に衣食住に関しては「事実」が全てである。

  寒ければ「衣類を着る」。
  腹が減ったら「食べる」。
  一定の場所で「暮らす」。

全ては生きていくために、現実に応じてそれに対応しながら生活をするのである。

  生活インフラには事実しかあり得ない。

が、人間同士の付き合いや社会の中でのやり取りとなると、そこには事実以外の部分も合わせて入り込むことがままある。

  事実を曲げる場面。

もしくは、事実を曖昧にして未来への希望を語ったり、事実に対して自らの仮説を立てて実践することもある。ましてや事実の解釈の仕方次第で、自分の都合の良い解釈によって認識のズレが生まれることは大いにあろう。

  しかし、あくまでも事実を貫く姿勢が重要なのである。

そこがブレてくると、人間は必ずボロが出てくるものだ。

  俺はウソをついている。
  俺は事実を隠している。
  俺はやましい事がある。

等々、自分に対しての負い目が生まれていくのである。要は自分の行動に自信を失い、徐々に内向的になっていくのである。

  だから事実を貫く姿勢が大切なのだ。

事実を貫こうとするから、その事実に基づいて明確な回答を得て、明確な方針を打ち出し、明確なリーダーシップが発揮できるのである。

  全ては事実を貫く姿勢の強さから生まれていく。

組織の中で、よくある話としては、事実を曲げて報告したり、事実に沿わない報告を受けたり、事実を無視した情報を信じたり。要は自分に都合の良い仮説に合わせて事実を歪曲させて受け入れようとすることがある。

  しかし全ては架空に終わってしまうものだ。

要は、そこからは何も生まれないし、何も進化していかない。その場限りの逃げとなっていくのである。

  事実を貫く時だけが生を生むのである。

そこからが起点となって、いろいろなものが生まれていくのである。

  事実を貫く。

大切な生き方の指針ではないだろうか。


  



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食品商業2024年1月号が発売されました。

20241

当方の執筆は以下の通りです。

1.「てっちゃん流 勝てる!店長塾」
    一時限目 ~ ファイブマネジメント
    二時限目 ~ 52週MDマネジメント

今回は上記の項目を執筆致しております。お楽しみください。



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部門別顧客の五感のダイジェストをYouTubeにアップ致しました。

  「部門別顧客の五感」概略編の視聴はこちらから


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  「競合対策セミナー③」ダイジェスト版の視聴はこちら
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52週MDマネジメント(1月編)のダイジェスト版をアップ致しました。
52週MDマネジメント(12月編)のダイジェスト版をアップ致しました。


AJSオール日本スーパーマーケット協会主催「第12期店長塾」(2023年9月13日~14日にて講演を行いました。
 
 昨年に引き続き、第12期店長塾の第三回目の講師を担当
  講演テーマ「組織マネジメントにおけるストアコンセプトの効果と実践」
  *今年は組織マネジメントの根幹を為す「ストアコンセプト」の重要性を学び、
        自店におけるストアコンセプトの作成と実践手法を学び、店舗として52週MD
        のPDCAを回すことをテーマとして研修を実施


農協流通研究所主催「全国部門主任サミット」(2023年7月27日~28日)にて基調講演を行いました。

基調講演の内容
 ①ファイブマネジメントの概略
 ②4つのハードルを越えて安定成長を目指す
 ③競合対策としての顧客の五感の実践
 ④部門特性を活かした販売力の強化
将来的に店長を目指す部門サミット故に、上記の内容で目の前の実践と同時に、店長候補としての店舗運営者としてのマネジメント力向上の二つのテーマでの講演。


AJS(オール日本スーパーマーケット協会)主催の店長研修会(2023年2月7日~8日)にて講演を行いました。

40名近い参加者により、6つのグループワークにて活発な意見交換が交わされる
  講演テーマ「競合対策の視点」
各社の現役店長が数名ずつ参加し、大阪堺地区の店舗を視察後、自分が店長だったらという仮定の基に「自分だったらこう対策を打つ」を、グループ討議を経て発表


農協流通研究所主催「全国店長サミット」(2023年1月26日~27日)にて基調講演を行いました。

第13回を迎える全国店長サミット。コロナ禍で順延していたが今回3年ぶりのリアル開催
   一時限目 ~ ファイブマネジメントの概略
   二時限目 ~ 52週MDマネジメントの継続
   三時限目 ~ 果実での52週MDの継続効果
   四時限目 ~ お客様の五感による競合対策
参加された店長が、42勝3敗の具体的実践手法を現場で即実践できる内容をメインに講義


イプロス「都市まちづくり」に、てっちゃん塾が載りましたのでご覧ください。




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コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。

誰もが自分のリーダーの行動をみているものですから、結局はそこからいろいろな不都合が生まれていくもの。

やはりリーダーとして事実と自らの仮説に基づいた報告を貫きたいですね。

投稿: てっちゃん | 2023年12月14日 (木) 07時25分

dadamaさん、コメントありがとうございます。

思わぬ同調ですね。
ということは、自分がウソをついているという意識が、ネガティブな縁を引き寄せてしまうし、健全な心の時は健全な縁が開いていく。

これは詳細な講和をお聞きしたいものです😎。

投稿: てっちゃん | 2023年12月14日 (木) 07時21分

その場限りの嘘の報告をしても結局は自分に返ってきますし、見てればわかっちゃいますね。
リーダーとして、自分の信念を貫き自身を持って(仮説立てまくりで精度を上げる)邁進し行きたいですね。
自分が不安になってしまったらみんな不安になってしまうので。

投稿: hatabo | 2023年12月14日 (木) 06時40分

いやー、量子力学の話題と重なりますねー(笑)。事実とは量子力学的には物事が粒子となり五感で感じられる状態であり、それまでは波動関数と呼ばれる確率波の状態である。確率波ですからどのタイミングで五感が捉え事実として認識するのか?
一期一会、ご縁、引き寄せの法則(笑)。
ネガティブな気持ちでいるとネガティブなご縁に同調する。ポジティブならポジティブなご縁を引き寄せる。そんな事あるかい!と一蹴される方が多いでしょうが客観的?蝙蝠目線的?に我身を振り返ると否定も出来ないのではないでしょうか。

投稿: dadama | 2023年12月13日 (水) 15時03分

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